汗臭い山手線。電車に乗ると季節の変化を真っ先に感じ取れる。ちょっと気温と湿度が上がると分かりやすく臭いを発する民衆。まるで常温で放置していた食品が腐敗しているかのよう。私は在宅勤務だったので二回ほどシャワーを浴び、服も着替えている。フレッシュな状態で向かう渋谷駅。長袖を着れるうちは着るようにしていたが、さすがに今日は半袖tee。中央改札を出てCLUB CRAWLに行く途中にあるKEBAB CHEFS。ケバブ・ラップ。エフェス。ここに寄るのが定期公演に来るときの楽しみ。
24時間ライブ以降(というか最中から)ずっと微妙な体調。どうやら皆さんも同様。5月17日(土)深夜帯に行われたライブは迷わず回避。前に書いたように私はサーカディアン・リズムを崩して活動するのに向いていない。ああいうのは24時間ライブで懲りた。それに今は無理をしたら体調を悪化させる恐れがある。夜は寝る必要がある。月曜日に病院に行った。歯医者以外の病院に行くのは三年ぶり。前回は今の勤め先に入社する際に提出する健康診断を受けるためだった。医師に6種類の薬物を処方され、クスリ漬けの状態で何とかこの定期公演に来ている。
いつだって忘れない 木曜日 Thursday そんなの常識(ミニ・マルコさん)
ミニ・マルコさんが自己紹介で歌う『おどるポンポコリン』の替え歌における可変部分は「木曜日 Thursday」。思わず笑った。何だろう、この絶妙に力の抜けた感じ。たしかに今日は木曜日だし、木曜日はThursdayだし、たしかに常識だしっていう。これまで私が観てきた氏の自己紹介の中では最高傑作のひとつだと思った。どこかのタイミングでこれまで私が撮ってきた彼女の自己紹介を繋ぎ合わせたひとつの動画を作りたいと思っている。どのアプリを使って何をどうすればいいのか分からないけど。Grokにでも聞いてみるか。
『RとC』でハイ・タッチをしてくださるミニ・マルコさん。パチン! 弾ける音。肌に残る
心地よい感触。フィジカルな接触。何にも代えがたい。一瞬でも好きな人と肌が触れるということには特別な力がある。遠くから見るだけでは得られない、ましてや画面越しに見るだけでは得られない何かがある。私は自分で自分のツボのようなポイントをトントン押すタッピングというセルフ・ケアをたまにやるんだけど、手で身体に触れる(触れられる)というのは(それが自分に対してであっても)何かしらの大きな意味があるんだと思う。山口創さんの一連の著作(『人は皮膚から癒される』、『皮膚はいつもあなたを守ってる』、『手の治癒力』など)を読みたいと思いつつもamazonのショッピング・カートに入れたまま放置している。
そういえばミニ・マルコさんの特典会で、暑くなってきたという話の流れで、てかマルコのその衣装、これから大変じゃない? もっと暑くなるよ。と言ったら、これやばいでしょ(胸のあたりの汗染みを示しながら)。背中も汗かくし、ワキも汗かくし。だからこれからどうするか相談中。と、衣装変更をほのめかしていた。じゃ水着みたいなのに変わるかもしれないってこと? とはもちろん口に出さなかったが、どうなるんだろうと思いつつ帰途についた。