2025年10月12日日曜日

Finally無銭LIVE『秋、哀愁、黄昏』 (2025-09-06)

Finallyの公式LINEというのがあって、私は購読している。たしかLiVSとの対バンで開演前にフロアでメンバーさんにもらったビラのQRコードから飛んだのだと思う。このアカウントは機能している。毎日のように情報が投稿されている。Finallyのこういうところは感心する。存在を知ってもらうところから継続的に興味を持ってもらい現場に定期的に来てもらうまでの各種仕掛け、仕組みがきちんとデザインされている。LiVSの何歩も先を行っている。おそらくFinallyを真似てだと思う(Finallyとの対バンの直後から始めていたので)けど、LiVSのメンバーも対バンで開演前にビラを配るようになった。他陣営のいい部分をすぐに取り入れるのはナイス。だが、本当に学ぶべきなのは運営側である。と言ってもそんなことを考える余裕もないくらいシンプルに手が足りていないのだろうけど…。定期的に開催される無銭ライブもその仕掛けのひとつだ。11月のLIQUIDROOM公演までに一度は行きたいと思っていた。というのがこの無銭ライブでLIQUIDROOMのチケットを買うとどうやらメンバーさん全員との集合写メを撮ってもらえるらしいからだ。いずれにしてもチケットは買うつもりだった。どうせならお得な特典がついているときに買いたい。8月17日(日)の無銭にも行こうと思えば行けたのだが、その日はLiVSのLIQUIDROOM前日だった。直前に余計な刺激を入れたくなかったのでパスした。

昨日と一昨日の雨で少し涼しくなったかと思いきや、昼間は蒸し暑い。東京の不快な夏そのもの。それはそう。まだ9月も始まったばかり。今日の公演名『秋、哀愁、黄昏』は最低でも一ヶ月は早まっている。今日は11時15分開場、11時45分開演。開場30分前(10時45分)から入場整理券が配布されるらしい。開場はShibuya Milkyway。初めての会場、初めての参加で勝手も分かっていない。早めに行く。10時の開店と同時にIKEA渋谷店。プラント・ベース・ソフト・クリーム。JPY50。その先にあるファミリー・マートでモカ・ブレンド(S)JPY160を飲んでから会場へ。どうやら同じビルヂングでFinallyを含めて同時に三つくらいの現場が開催されるらしい。どの人たちがFinally待ちなのかがパッと見で分からない。この人なら間違いないだろうと思い、Finallyとプリントされたteeをお召しになった紳士に声をかける。親切に教えてくれた。10時45分になったら上の階(Milkywayは3階)に行って整理券をもらう。11時15分になったら番号の呼び出しが始まるのでそれに従って入場する。入場までの間にその紳士と少し歓談させていただいた。(氏とは後日LiVS単独ライブと対バンで再会。お知り合いとなった。知らない人に自分から声をかけると思わぬ縁が生まれる。)

無銭とは思えないくらい充実した公演だった。一時間くらいやってくれたのかな? 秋だからということで(実際には夏だが)、セット・リストはしっとり系でまとめてあった。Finally名物のサークルが発生せず、落ち着いて観ることが出来た。ハーコーなFimilly(ファイミリー。Finally支持者の総称)はもしかすると物足りなかったかもしれないが、私としては快適だった。私の中にあったFinallyの、盛り上げ上手なメンバーさんとお祭りノリのフロアという印象がちょっと変わった。そして、メンバーさんを二つのチームに分けての運動会。ステージからメンバーさんがボールを投げる。各チームを代表する(入場時にどちらのチームかが書かれた紙が配布される)オタクが籠を持ってボールを受け止める。多くボールが入った方が勝ち。Aoiチャンのいる白チーム(私も白チームだった)が勝利を収めたのだが、勝った方のメンバーにもオタクにも何も特典がなく。写メ券でももらえれば嬉しかったけど、よく考えたら無銭でそれを求めるのはさすがに図々しいか。すみません。ステージからジャージ姿が眼福だった。レアらしい。Aoiチャンのメンバー・カラーは白だが割り当てられたジャージは白だった(白だと▒▒が透けちゃうからカナ?)。ジャージ姿のメンバーさんたちと全員写メ。撮るだけで終わりだったので会話らしい会話は出来なかったが、撮る前にAoiチャンを見て「Aoiさん…」と言うと「Aoiさん?(笑)」と言ってしょうがないなあ(笑)という感じで隣に来てくれた。なお、私は未だにAoiチャン以外のメンバーさんのお名前とお顔が一致していない。Aoiチャン以外に関してはまだ『マジ興味ねぇ』(DJ OASIS feat. K DUB SHINE)の域を出ていないのが正直なところだ。特典会でAoiチャンにジャージ似合うよね。北関東って感じで。ドン・キホーテにいそう。と言うと、ヤンキーじゃないよ! と言っていた。会場を出て、目撃者と元目撃者の三人でいんでぃらでメシをご一緒する。お二人と別れてからJUICE STAND BUBBLES渋谷スクランブル・スクエア店へ。国際すいか生絞り(S)JPY680。ミニ・マルコchanが8月7日(木)の投稿でPRONTOのスイカ・ジュースが好きだと書いていたが、8月26日(火)の特典会でスイカの話になったとき、最近はPRONTOのよりもこっちが好きだと言っていた(ちなみに彼女はスクランブル・スクエアのことをスク・スクと言っていた)。帰りに寄ってみてと言われていたのだが、その時は既に閉店時間を過ぎていた。