The neurological addictiveness of smartphones is real; but our addiction to the desires of others, which smartphones give unfettered access to, is the metaphysical threat. (Luke Burgis, “Wanting”)
たとえばアイドルがこれおいしいだの最近これにはまっているだのと言って何らかの飲食物の画像をソーシャル・メディアに投稿する。待ってましたとばかりにそのアイドルを支持する者たちがその商品を最寄りのコンヴィニエンス・ストアなどで探し出し、自らも口にする。私はその流れを一歩引いて見ている。安易に呑み込まれてはいけない。警戒している。自分の欲求と他人の欲求の区別がつかなくなっている状態だからだ。誰かの欲求がそのまま自分の欲求になっている。それには模倣的欲求(mimetic desire)という名前がついている。アイドルの消費活動を真似するくらいならまだ可愛いものだが、震災時にトイレット・ペーパーに殺到するなどの社会的混乱を招く。本当は自らが望んでいないことを(そうだと自覚できずに)人生の目標にすることにまで波及する。上に引用した“Wanting”は『欲望の見つけ方』という題名で日本語訳が出版されている。読んでみてください。
私はマルコchanのことが好きだが、だかといってマルコchanが好きな何かを私も好きであるとは限らない。そして私が好きな何かをマルコchanが好きであるとも限らない。たとえば音楽の趣味はだいぶ異なる。それでいい。スズカス・テラさんがHello! Projectを好きだからといってそれは私が彼女をオキニにする理由にはならない。SOMSOMOのシャンマイさんが柏レイソルのファンで明治安田Jリーグの話が通じるからと言ってそれを理由に彼女目当てにSOMOSOMOに行くようになるわけではない。マルコchanがヒップホップやジャズを聴かなくても、フットボールに疎くても、それは私が氏を愛するかどうかとは関係がない。そこを無理に合わせようとする必要はない。自分が好きな人が好きな人やモノを好きになろうとしなくていい。自分が好きな人が欲しいものを欲しがらなくていい。
と言いつつ、私も模倣的欲求(mimetic desire)の影響からは逃れられない。昨日のチケット販売会のお見送りで前にいた誰かがファミリー・マートのグリル・チキンの話をメンバーさんとしていた。そこでマルコchanがゆず七味がお好きだと言っているのが聞こえた。私もゆず七味が好きなのでそれを伝えると、ブラック・ペッパーもオススメだと彼女は私に言った。その結果、私のファミリー・マートのモカ・ブレンドとグリル・チキンのブラック・ペッパーが今日の私の朝食となった。昨日マルコchanに勧められていなければグリル・チキンではなく黒豚まんにしていた可能性が高い。
今日もチケット販売会。在宅勤務を切り上げ、渋谷。IKEAでプラント・ベース・ソフト・クリームJPY50。渋谷名物(これすげー普通 こっち賢いから出てこないブツ by K DUB SHINE)。
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17時からスタート!
平日夜限定ディナーメニュー
7階スウェーデンレストラン
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チキンカツ丼
¥690(税込)
キーマカレー丼
¥390(税込)
(ちょっと気になったIKEAのディナー。食欲をそそらない看板の写真)
コンニチハクリニックさんが遅刻(衣装の上下どちらかを忘れたらしい。下だったかな)。彼女が到着して準備が整うまで我々は部屋の外(建物内)で待たされた。エレヴェーターから出てくる彼女を我々はガード・オヴ・オナーで迎え入れた。
私はチケットを二枚買ってコンニチハクリニックさんとミニ・マルコchanの特典を受け取った。ここでポンとJPY6,000を出したくはなかったのだが、コンニチハクリニックさんの特典はどうしても受け取りたかった。そしてもちろんマルコchanは外せない。ということで二枚買わざるを得なかった。
コンニチハクリニックさんは自身の一眼レフで購入者の写真を撮ってくれる。いつもこちらが一方的に写真や動画を撮る立場のアイドルさんに写真を撮っていただくという貴重な経験。撮っている間、マルコchanが近くで付き添ってくれた。ほらもっとマルコへの愛を表現して、みたいなことをコンニチハクリニックさんが言ってくる。あ、マルコへの愛でいいんだ。自分(コンニチハクリニックさん)への愛は諦めたんだ……と私は内心思ったが、口には出さなかった。今だから言うが、LiVSを観始めた初期にちょっとだけコンニチハクリニックさんに流れそうな時期があった。少しの間、マルコchanと彼女が私の中で拮抗していた。危なかった。
ミニ・マルコchanはお勧めのアニメかホラー映画を教えてくれる。ふだん映画は観るの? とマルコchanに聞かれ、LiVS(を観るの)で忙いからほとんど観てないと答えたにもかかわらず、どういうわけか彼女は三部作を勧めてくれた。『パール』、『X』、『マキシーン』。せっかくお勧めしてくれたのだから観なくてはと思いつつこれを書いている今でもまだ観ていない。というかこの日から今に至るまで映画を一本も観ていない。上にも書いたように、私がマルコchanを好きであるのと、マルコchanが好きなモノや人を私も好きになるのはまた別問題だと思っている。たぶん観たら面白いのだろうとは思う。でも今の私は生活の中に映画を観る時間がない。フル・タイムで働きながら月に10回くらいアイドルを観に行って2-3回フットボールを観に行っていたら映画にあてる時間はもう残らない。
他の二人は、スズカス・テラさんがさいきん学んだ難しい熟語で褒めてくれる。ランルウさんがお勧めのレシピを教えてくれる。という特典だった。コンニチハクリニックさん以外の三人はその場で文字を書いたカードを渡してくれる。
いんでいら臨時休業。兆楽で焼肉ライス(生玉子付き)JPY930、餃子JPY300。本来は焼肉にかけることを意図されたであろう卵でTKGにしたもののコメがまったくTKGに合わない。一体なんだこのコメは。出している料理に合うわけでもない。
いつだって忘れない ダウン・ヴェスト 腕が寒い そんなの常識(マルコchanの自己紹介…ではなく、薄手のスウェット・フーディの上にダウン・ヴェストという出で立ちだった今日の私が思ったこと)
さすがに連日オタクのしすぎで頭がおかしくなりそうだ。明日はオタクをお休みして健全な興行(めいめいのミュージカル)に足を運ぶ。