2026年3月5日木曜日

LiVS全力ツアー (2025-12-21)

AM6前に起床。ファミリー・マート サンシャイン南店。モカ・ブレンド(S)。たんぱく質16.7gグリル・チキン ゆず七味。持参してきたナッツとシュトーレン少々。朝にリアル・フードでたんぱく質を摂ることの重要性。7時50分、サンシャイン発。8時55分、佐野サービス・エリア。ホット・コーヒー(S)JPY330。10時38分、那須高原サービス・エリア。料理の楽園(調味料)購入。JPY772。(その後、卵かけご飯に使っている。)12時21分、国見サービス・エリア。13時41分、仙台駅前。久々。D氏の生誕祭以来かな。2022年4月9日(土)。ロフト。今日はシャンプーとコンディショナーのトライアル・パックを買う。エスカレーターで乗客が左右に立ち止まって乗っているのを見て驚く。東京では一向に根付く兆しのないこの習慣が仙台では(少なくとも駅前のロフトでは)定着している。思わぬところで感じる土地柄。右を向けと上から言われたらピシッと揃って右を向く、言葉は悪いが従順さが、(ジャップ全体がそうだとは言え)東京民に比べて強いのだろう。コヴィッド騒ぎのときもそうだったでしょ。何か号令がかかったときの統率の取れ方よ。マスクとかさ。県外から来るなだとかさ(県外ナンバーの車に嫌がらせをしたりとか。覚えてる?)。私は子どもの頃から、エスカレーターに乗るときは左に立って、急いでいる人のために右を空けるように教え込まれてきた。それがなぜ今になって全然違うことを言い出すのか、納得できるだけの論理と周知努力がなければ行動を変える理由はないと私は思っている。それはこの慣習を変えたい人たちの責任であって私の責任ではない。駅と会場(仙台enn 3rd)の間にあるぼんてん漁港 中央2丁目店にて数名の目撃者先輩諸氏と合流(こうやって公演の前に集まることをこの界隈では「ラ前」と称する)。日本酒を3合飲む。日本酒は私の身体に合う。変な酔い方をしない。残らない。いい感じに仕上がる。16時半開場、17時開演。今日はSSは8人だったかな。私はその後のS-1。最前の端っこにも行けたけど真ん中付近の2列目を選ぶ。今日はそこまで人数がいなさそうなので真ん中でもゴチャッとしすぎないだろうと踏んだ。この選択は正解だった。日本酒による覚醒と相まって私としては過去最高なくらいにぶち上がることが出来た。

この全力ツアーで私が嬉しいことのひとつは“Shall Weeeee Dance???”を確実に観られることである。LiVSの曲を聴き始めた当初からこの曲は私のオキニのひとつ。最初に行った単独公演(渋谷WWWX)でミニ・マルコchanにどの曲が好きかを聴かれて咄嗟に私の口から出たのが“Shall Weeeee Dance???”だというエピソードはあまりにも有名である。この曲でスズカス・テラさんがご担当されている「アヴリル・ラヴィーンみたいな歌姫から殺戮マシーンになって」というラインをちゃんと言えていない。昨日もそうだった。光井愛佳さんに「練習してきたん?」と詰められそうである(Hello! Projectが好きなスズカス・テラさんなら分かってくれるはず)。そしてミニ・マルコchanがリリックを書いた唯一の曲、“End Blue”。普段は披露されることが稀なこの曲を二日連続で聴けたのも嬉しかった。

メンバーさんとフロアが全力でぶつかり合ったと胸を張って言える公演だった。純粋に曲をパフォームしている時間だけで正味約2時間。強度、クオリティ、熱量を最初から最後まで落とさずに走り抜けたメンバーさんに心から拍手を送りたい。それも今日だけではない。先週末には大阪と名古屋。今週末は東京と仙台。遠征をしながら、そして合間にさまざまな現場を挟みながら。全力ツアーという名を真に体現する、千穐楽に相応しい公演だった。たしかにフロアがパンパンに埋まっていた方が絵にはなったかもしれないが、見せかけの「映える」盛況よりも大切なものが今日の仙台enn 3rdにはあった。昨日、今日と、この全力ツアーに入って私はLiVSのことが本当に誇らしくなった。フロアの我々も全力を出し切ったことの証左が、終演してから特典会までの待ち時間におけるフロアの光景である。多くの人たちが放心したような状態でフロアに座り込んでいた。

昨日の東京公演で負傷退場(?)したコンニチハクリニックさんが、今日は抜けることなく完走した。どうなることかと心配していたがとりあえずホッとした。喉の不調を抱えるミニ・マルコchanもなんとかやりきってくれた。歌えなくなるなどの大事には至らなかったことが幸い。

特典会。どういう流れでその話になったかは忘れたが(私が氏の耳が好きだと言ったからかもしれない)、ミニ・マルコchanが猿耳と呼ばれる形状的特徴を持つ自身の耳について話してくれた。曰く、最初は好きじゃなかった。好きだとファンに言われるようになって自分でも好きになれた。ペラペラ。軟骨が少ない。薄い。よく自分で触っている。生まれたときはもっと耳が立っていてしわしわだった。スター・ウォーズのヨーダのようだった。お爺ちゃんが生まれたかと思ったと親には言われた。(ベンジャミン・バトンみたいに若返ったんだねと私はコメントしたが、マルコchanに伝わったかは不明である。)

2026年3月4日水曜日

LiVS全力ツアー (2025-12-20)

金曜日:LiVS(渋谷)
土曜日(今日):LiVS(渋谷)
日曜日:LiVS(仙台)
月曜日:Girls be bad(渋谷)
火曜日:BADKNee(池袋)
水曜日:LiVS(中野)

昨日のイベントから六日連続で何らかのアイドル現場に行くという、常識では考えづらいスケジュールを組んでいる。今日がその二日目。ただでさえ現場に行き過ぎて慢性的に疲弊状態にあるというのにここまで休みなく立て続けとなるとただ楽しみなだけではなく最初から最後まで体調を崩すことなく乗り切れるのかという不安がよぎる。しかも今日と明日の全力ツアーというのがまた非常にインテンシティが高い。現在Spotifyにある32曲、計114分あるLiVSの楽曲をすべてひとつの公演で披露するというのである。通常だと自己紹介や多少のトークも挟みつつ公演時間が70-80分程度。今回は純粋に曲だけの時間で114分。全力ツアーと銘打たれてはいるもののLiVSのパフォーマンスは普段の尺で既にすべてを出し尽くしている。それがイヤというほどに伝わってくる。メンバーさんも(喉を含め)体力的にやれんのかって思うけどそれ以上に私が最後までついていけんのかってのが気掛かり。

超最高チケット(JPY31,500)、最高チケット(JPY10,000)、人間チケット(JPY3,000)の三種類。公演時間が通常よりも長いがチケット代は変わらない。時間が長い分、1分あたりの値段が安い。お得である。だから超最高チケットを購入する人はいつもより多いかと思っていたがそうではなかった。11番まで。通常20人くらいいた記憶。私は最高チケットの2番。2列目。特典があるとはいえ超最高チケットと最高チケットにJPY31,500とJPY10,000の価値の差を感じない。

18曲が終わった時点でトークが挟まれる。もう18曲か。意外とイケそう。20数曲の時点でちょっとしんどさを感じ始めたけど最後まで無理なく楽しめた。もっとしんどいかと思っていた。いやこれはイケるなという感触を掴んでからはひたすら楽しかった。11時半開演で、終演したのが13時45分くらい。昨年末にBLUEGOATSがほぼ全曲ライブと銘打った3時間くらいの公演をやっていた。息が上がってかなりきつかったのを覚えている。それに比べればだいぶ楽だった。

LiVSが2時間強に渡って小細工なしでしっかりと歌とダンスで我々を魅了し続けることが出来る集団であることを確認出来てちょっとした感慨に浸った。アイドル集団によってはたとえば四人組だったら二人だけでやる曲があって、その間は残りの二人は休んでいて、というのをやるのが普通だと思うんだけど、LiVSは全員が出ずっぱり。これは並大抵のことではない。くさすわけではないが先日観に行ったきゃらめるもんすたーずは45分間、休憩なしで歌って踊る公演を『限界突破』と名付けていた。一般的なインディー・アイドルの水準ではこれが普通である。なぜなら彼女たちの活動のほとんどが20-30分のライブと1時間の特典会で占められているからだ。このツアーにおけるLiVSは時間だけでもその倍以上の負荷がかかっているしパフォーマンスの強度もより高い。フロアの強度もより高い。(繰り返すが私はきゃらめるもんすたーずも好きなのでくさす意図はない。長いから、強度が高いからより優れていると言いたいわけではない。)ただコンニチハクリニックさんに途中からなんらかの故障か不調があったようでちょくちょくステージから姿を消していた。特典会も不参加だった。大丈夫だろうか。心配。超最高チケットと最高チケット特典の全員写メ+10秒動画は、コンニチハクリニックさんがいなくてもOKな人は今日撮って、そうではない人は後日に回すという措置がとられることになった。私はコンニチハクリニックさんあってのLiVSだという思いから撮影を見送った。そういえばこれを書いている今でもまだ撮っていない!

マルコchanがこういうことを言っていた:今までの人生で頑張ってきたことはあるけど失敗ばかり。過去を否定して生きてきた。でもそんなことがどうでもよくなるくらい今が楽しい。いいときも悪いときもあるけど支えてくれる目撃者やメンバーがいれば乗り越えられる。楽しいこと、今見ている景色、今までにもらった気持ちを未来の私は否定できないだろうと思う。

新春 大阪☆春夏秋冬/LiVS合同イベント (2025-12-19)

詳細が分からない。新春 大阪☆春夏秋冬という集団との合同イベントとのことだが何をやるのかがどこにも書いていない。渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYA 6Fイベントスペースで19時からやるという以外の情報がほとんど公開されていない。ミニ・ライブ(和製英語)をやりますくらいのことは書いてあるだろうと思いきやそれもない。具体的な内容がどこにも書いていない。これがrelease partyだったら言わなくてもミニ・ライブ(和製英語)をやってくれるだろうと確信が持てるけど、LiVSは直近で何かをリリースをしているわけではない。何がどう合同なのかも分からない。新春 大阪☆春夏秋冬と一緒に何かをやるのだろうか? こういうことをやるから来た方がいいですよ、今日だけの特別な何かがありますよ、といった売り込みがない。本当に人を呼ぶ気があるのか甚だ疑問。集まるのはいつもの少数の常連。「大体 毎回 いつも同じメンバーと再会」(RIZE, “Why I'm Me”)

渋谷 大衆酒場 もつ焼き 次世代

お通し    ¥330外
ホッピーセット(黒)    ¥500外
もも串(2本)    ¥198外
(タレ
ポテトフライ    ¥490外
もも串(2本)    ¥396外
(塩

合計    ¥2,535
内消費税    ¥231

二つの考え方がある。こういう食事にJPY2,000-3,000を出している場合ではない。これからチェキや写メに何千円も払うことになるのだから切り詰めないといけない。それがひとつ。もうひとつは、JPY2,000-3,000には本来これだけの価値がある。これだけ飲み食いが出来る。それなのに同じお金をアイドルさんのチェキや写メに払っても1-2枚撮ってちょっと話すだけで消えてしまう。食事にお金を出せば(店や料理の当たりはずれはあるにせよ)確実に食欲を満たすことが出来る。お腹がいっぱいになればそれ以上は食べられない。一方、アイドルさんには会えば会うほど、もっと会いたくなる。終わりがない。アイドルさんとの関係において我々は欲を満たしきって賢者モードになることが出来ない。
一方で欲望を我慢できなくなるまで煽りながら、実現の道をどんどん険しくしていく。西洋社会はこうした特殊な法則の上に立っている。
(ミシェル・ウエルベック、『ある島の可能性』)

それぞれの集団が販売している何かを買うと整理番号付きの入場券が貰える。私は写メを4枚購入。先ほどのメシでJPY2,535を使ってしまったという罪悪感が頭にちらつくのでやや控えめに。私は普段だとJPY6,000分買うことが多いんだけど節約気分のときはJPY4,000にする(効果は知れているが)。整理番号38番。小分けに購入すれば(会計を分ければ)整理番号を多く貰えたようだが、別にいいや。この番号でも二列目には行けた。

ふたを開けるとミニ・ライブを交互にやるというよくある内容だった。合同要素はなかった。強いて言えばお互いのライブをメンバーさんが後ろから観ていて友好的な雰囲気があったくらいである。それぞれのファンが整理番号順に入場して、そのときに空いている自分にとってのベスト・ポジションを取る形だった。出番は最初がLiVSだったのだが、それは事前には知らされていなかった。目撃者の数がそもそも少ない中、なんとなくフロアに散った状態だったので団結する感じが生まれなかった。あとなんかこう会場の雰囲気自体が何となくやりづらかった。モッシュ(ケチャ)禁止とかジャンプ禁止とかは特にアナウンスされていなかった(されていたかも? 分からない)と思うけど、なんとなくフロアに自粛ムード、様子見の雰囲気があった。それは間違いなくメンバーさんにも伝わっていた。“Believe”の冒頭、歌が始まる前にランルウさんが「もっと声出して楽しんでいこうぜー!」と煽っていた。お前らおとなしすぎるぞというメッセージが込められているのは明白だった。このままではやばいなという危機感がフロアに生まれ、多少エンジンはかかった。だがミニ・ライブの時間が短かったのもあって、ふわっとした感じが残ったまま終わった。正直なところ私としてはそもそも今日このイベントにLiVSが出る意味があったのかが気になっている。最近マルコchanの喉の調子が悪い。素人目に見てスケジュールが過密すぎる。休ませて回復させる時間は足りていないだろう。マルコchanにはうまく手を抜いてほしいと思っている。

新春 大阪☆春夏秋冬を初めて観た印象としては華やかで明るくさわやか。LiVSとは毛色の異なる健康的なエロさのある集団だった。彼女たちが衣装のミニ・スカから惜しげなく見せつけるおみあしを興味深く拝見した。tsuki<月>チャンがとてもカワイイ。新規無料写メ(チェキ)でもあればご対面してみたかったがそういうのはなさそうだった。アルバムを出したらしく、それを買わないと特典会には参加できなかったので初見が興味本位で行くには障壁が高かった。大阪の集団らしい(合間のトークで端々に訛りが出ていた)が今日が記念すべき初めてのrelease partyだったらしい。 

2026年3月1日日曜日

武蔵野音楽祭 (2025-12-17)

  • 朝のコールド・シャワーが冷たいを通り越して痛い。まだ暖かいうちは水道水もそこまで冷たくなかった。キンキンに冷えている今の水でやるのは厳しいって。
  • 週に3-4回、プッタネスカのスパゲッティを作り続けてだいぶ習熟してきた。この動画を観て覚えた。他の動画だったと思うけどトシさんによるとケーパーは酢漬けではなく塩漬けを使うのが重要。これが自分で作れるのなら外でスパゲッティを食べる必要がない。
  • 吉祥寺に来たら食べておきたいのがバインミー★サンドイッチのバインミー。スペシャル・バインミー JPY880、鳥レバー・ペースト JPY100、青唐辛子 JPY60、甘辛チリ・ソース JPY0、キャロット・ケーキ JPY380。
  • 今日の会場はPlanetK。開演時間の19時直前で目撃者が5-6人。その後から来た人を入れても計7-8人。メンバーの数よりも我々が多いので最低限の面子は保てている(保てているのか?)。少なかったのは目撃者だけではない。昨日チケットを買った人が30番くらい、その2日前で25番だったらしい。
  • 当日券もそう何枚も出てはいなかっただろう。仮に売れたチケットが30枚だったとして、LiVSの動員でもちょうど平均くらいということになる。なかなかに厳しい。しかしながら客の少ない対バンはその時点で忘れられないような楽しさになるのが約束されている。これまでの経験で分かっている。
  • なぜそうなるのかを考えるに、人が少ないということはそれだけ他人に気を遣う必要性が低いということ。極端な話、仮にフロアにいるのが自分ひとりだけならステージだけに集中できる。他の要素がないから。ここにいると後ろが見えづらくないかなとか、このタイミングで後ろからケチャに来るから空けた方がいいかなとか、ここでこのコールは間違えていないかなとか、そういった事柄のいっさいを気にする必要がない。もちろん客が自分ひとりというのはあくまで思考実験だが、少数であればあるほどフロア内のストレスが減りやすいというのは言えるだろう。逆を考えてみる。仮に身動きがとれないほどフロアがパンパンだとしたら。周りの客ばかりが目に飛び込んできて、メンバーがほとんど見えない。ふらっとドリンク・カウンターやトイレに行くのも難しい。フロアが混んでいる方が絵としては盛り上がっている風に見えるかもしれないが実際にはストレスが強いだろう。
  • 少ないからこそ当事者意識が生まれやすいのも要因だろう。不特定多数の群衆の中にいれば自分ひとりがサボっていても大勢に影響はない。しかしこのような特定少数の規模感だと匿名的な存在として埋もれるのが難しくなる。目撃者がせめて数十人いるならまだしも7-8人のうちのひとりとなると自分がやることをやらないとLiVSのライブが成り立たないという危機感が芽生える。さらに他の集団とその支持者たちのことも仲間とみなすようなコミュニタリアンな精神になってくる。向こうも客が少ないんだから遠巻きに見物するだけじゃなくてある程度はちゃんと参加してあげないといけないと、という。
  • 前に観たYouTubeの動画でSOMOSOMOのプロデューサーが言っていた:アイドルは(いわゆる地上と地下のヒエラルキーにおいて)階層が上になればなるほど対バンでファンが他の集団に興味を持ってくれない。階層が下だと応援している集団ではなくても一緒に盛り上げようとしてくれる。ここから先は私の考えだが、この違いを生み出しているのは動員能力の差であろう。自前で十分に集客できる集団であればその既存サークル内だけでフロアは成り立つ。他の集団の支持者たちを巻き込む必要はない。助けてもらう必要はないし、わざわざ興味のない集団を助ける義理もない。何なら対バンに出る意味もそこまでない。一方、我々のような規模でやっていると、親和性の高い他の集団およびその支持者たちと「界隈」と呼ばれる緩い繋がりを作って助け合うことがお互いの生存確率を高めるために必要になってくる。
  • この「界隈」というのを、Hello! Projectは自前でつくっている。というかHello! Project自体がひとつの界隈なのである。最近だとOCHA NORMAやロージークロニクルといった後発集団が一定の人気、動員、売上を担保できるのはHello! Project全体が好きな人がたくさんいるからだ。たとえば普段はモーニング娘。を観ているけどOCHA NORMAが武道館で公演をやるなら観に行くような人たち。Hello! Projectには数千人のファンクラブ会員がいる。そこでデビューする時点で一定の知名度は約束されている。LiVSのように誰も知らないような集団をひとつだけ抱えている小さな事務所だと、他の陣営と交流を持つことで支持者たちもお互いの現場にたまに出入りし合う互助会のような関係を作る必要があるのである。
  • 今日の対バン相手はSu凸ko D凹koi、魔訶不思議変革者 -デスデス-、THE NUGGETS。
  • 髪を髪をリーゼントで固めた、一昔前のヤンキー漫画のような見た目のTHE NUGGETS。千葉の幼馴染たちで作ったバンドらしい。出身地のことを日本のリバプールと言っていたがリバプールがどういうイメージを想起させる場所なのかが分からないのでピンと来なかった(聞いた側がそう思うのも織り込み済みなのだろう)。いかつすぎる見た目で最初は身構えたが音楽も合間のトークも優しさとユーモアに満ちていた。Vocalの紳士が缶ビールをたくさん買ってきて我々に配ってくれた。
  • THE NUGGETSが最後にフロアに舞いた紙吹雪。昔のマリノスのゴール裏を思い出した。外国籍選手がアルゼンチン人で占められていたあの頃。(紙吹雪はすぐにファンの方が掃除していた。)
  • 魔訶不思議変革者 -デスデス-の新規無料特典がちょっと変わっていた。チェキでも写メでもなく、チラシにサインを入れて貰って少しお話をする。依杯おをいさん。いっぱい多いと読むとのこと。一人称がぼくなのが印象的だった。ハスキー・ヴォイスが魅力的だったがたまたま今日だけだったらしい。
  • 最近の中でいちばん楽しかった。2025年を通してもトップ5に入るかも。

COUNTER FES in LINE CUBE SHIBUYA (2025-12-14)

LINE CUBE SHIBUYA。聞いたことのない会場名だと思ったら渋谷公会堂だった。私はHello! Projectで何度か来ているはず。少なくとも一度は来ている。2012年6月16日(土)。真野恵里菜コンサートツアー2012~DATE~東京公演。℃-uteでも来たような気がする。座席付きのいわゆるホールであって、ライブハウスではない。にもかかわらず入り口でドリンク代を徴収される。舐めやがって。LiVSの出演は18時15分~18時40分。特典会が18時55分~19時55分。この対バンというかフェス自体は11時40分開場、終わるのが21時。長丁場。私はアイドル・オタクではないので最初から観る気はさらさらない。知らないアイドル集団を観るよりは昼メシを食う方が大切。池袋の蒙古焼肉で麻辣湯。ベローチェでブレンド・コーヒー(R)。14時40分のAQという集団の途中から入った。会場のこの感じ、懐かしい。Hello! Projectを思い出す。私は知っている。こういう会場では中途半端に前で埋もれるよりは通路を挟んだ後方ブロックの最前にいた方がいい。Hello! Projectだと人気の席。見晴らしがいいのと、メンバーさんがステージから下りてくるのが目当てで。いくつかの集団のパフォーマンスを眺めて感じた。ライブハウスで数十人から100人程度を相手にやるのと、2,000人規模の座席付き会場でやるのとでは別競技。同じことをやっていても輝けるとは限らない。求められるパラメータがちょっと違うというか。この土俵だとHello! Projectに勝つことはできない。いわゆる地下アイドルにとっても地下アイドルの客にとってもこういう会場はアウェイである。某集団の客は目に余った。中央の通路に集まってそこをフロアとして利用して騒いでいる。見るからに酔ってぐったりしうなだれている紳士。後方ブロック最前席の前にある仕切りに座ってステージを観る淑女。なんでもありなのか。リフトまでおっ始める。人力では上げきれず、持ち上げられていた紳士が前ブロックの一番後ろの座席の背もたれの上に立つ始末。あり得ない。座席つき会場でのお作法が身についていない。野放し。やりたい放題。だいぶ後のFinallyの途中からようやく運営が重い腰を上げる。通路に留まっている客に話しかけ、席に座るよう指導する。それで通路はキレイになった。XINXINという集団の名前がちんちんと紛らわしかった(どういうコたちでどういう音楽やパフォーマンスだったかは覚えていない)。Maison de Queenという集団にちょっとももち(嗣永桃子さん)に似たコがいた。声も特徴的で目を引いた。今日観た中でFinallyは格が違った。この会場でも違和感なく持ち味を発揮していた。Aoiチャンの嫌味がない天真爛漫な明るさに無関心層も思わず屈服し、Finally側の要求(手を上げろとかそういう類)を呑んでいた。Finallyは別として概して地下アイドルというカテゴリの集団はこの規模のこのタイプの会場で観るには物足りなさがあるというのが全体的な印象。いわゆるホールと呼ばれる大きな会場でパフォームするLiVSはどう見えるのだろうか。私はそれを知りたくて、今日のチケットを購入した。彼女たちの出番が近づくにつれ少し不安になったが心配は無用だった。ミニ・マルコらの集団のパフォーマンスと立ち振る舞いからは会場の大きさに負けていなかった。安心した。頼もしい。単に大きな声を出すとか動きを大きくするとかの勢い任せだけではなく気持ちが乗りつつも空回りにならない匙加減が出来ているように見えた。もっとも数曲でそれをやるのとフル・サイズのコンサートを見せるのとでは違うけど。今のLiVSの主戦場であるライブハウスとは違う、この規模の会場ならではの感覚を色々と思い出した。自分の声はステージまで届かないけど届かないからこそありったけの声で名前を叫ぶ感じ、ステージから見える自分一人は小さな存在だからこそ必死でジャンプするあの感じ(Hello! Projectではある時期からジャンプ禁止になったが)。愛を伝えたい相手が近くにいないからこそ出せる声とジャンプがある。特典会でミニ・マルコchanがチェキを撮る直前に小さな声でささやくようにアモーレ…って歌っていた。Juice=Juice? と聞く。そう、と頷くマルコchan。

Traces of LiVS_Live (2025-12-13)

理性が働くから万チケには滅多に手を出さないんだけど初代衣装を間近で観たい一心で最高チケットを叩いた。写真や動画でしか見たことがなかった。私がLiVSを初めて観た2024年11月30日(土)には既に二代目衣装だった。独特の雰囲気、世界観があって凄くいいなと思っていた。あれを見たことがないのはLiVS支持者としての負い目と言ってもよかった。だからJPY10,000のチケットを選ぶのに迷いはなかった。私の情報収集不足なのだがランルウさん、スズ・カステラさんの生誕企画を行うと公演の直前まで知らなかった。ちょっとやってしまった感。控えめに端っこに立ったものの最前の枠をひとつ埋めてしまったことにやや罪悪感。もしチケットを申し込む前に分かっていればおとなしく通常のチケットにしていたかもしれない。それでもあの衣装を目に焼き付けたかったという思いは変わらない。初代から四代目(現行)衣装のそれぞれをメンバーの誰かが着用するという変わり種の公演。LiVSがちょうど四人なのでぴったり収まる。蓋を開けてみると初代衣装をスズカス・テラさん、二代目衣装をランルウさん、三代目衣装をコンニチハクリニックさん、四代目衣装をミニ・マルコchanが纏っていた。四代目衣装を着られても普段と一緒だから無意味なのではないかと思っていたがそこにはちゃんと捻りが加えられていた。ミニ・マルコchanが着ているのはコンニチハクリニックさんの衣装だった。コンニチハクリニックさんの三代目衣装もランルウさんのだった。LiVSに限らず多くのインディー・アイドルではひとつの公演で二着以上の衣装が用いられることがほとんどない。活動の多くを対バンが占めるため途中で衣装を替えるほど出演時間が長くない。そして資金的な問題もあるだろう。(ついでに言うとインディー・アイドルは活動歴の割に曲が少ないと感じることがある。曲を作るのはとてもお金がかかるらしい。Hello! Project村に住んでいた時期にSHOCK-EYEの楽曲にブーブー言っていられたのは相当に贅沢だったんだなと今になって思う。その点、LiVSやBLUEGOATSは質と量ともに楽曲に恵まれている。)そして特にLiVSがそうなのだが公演や企画によって衣装を使い分けるということもない。新しい衣装が決まったらずっとそれを着続ける。また次の新しい衣装が出るまでひたすら使い倒す。前のはもうキレイさっぱり着なくなる。LiVSは物凄い頻度で公演をやる。我々は物凄い頻度で観に行く。そうすると視覚的な新鮮味が日に日に薄れていく。もちろんメンバーさんは毎回メイク・アップやヘア・アレンジに工夫を凝らして我々を目で楽しませてくれる。それでも同じ衣装を月に10回とか見ているとどうしても目が慣れていく。たまにでいいから衣装に変化をつけてほしい。私は前からLiVSにそれを望んでいた。今日の企画は私の希望が叶ったと言える。念願の初代衣装を目の前で観ることが出来て嬉しかった。スズカス・テラさんがまた似合うんだ。シンプルだけど身体の線がキレイに出る。正直なところ普段はあまり氏を熱心に見ることはない(失礼)んだけど今日はマルコchanの次くらいに彼女を見てしまった。こうやって私が見るメンバーの序列を変えてしまうほどに衣装は大事。もし衣装の割り振りがいつもこうだったらもっとスズカス・テラさんの特典会に行っていたかもしれない。対バンに出演するときも最初にステージに出てきたときのパッと見の印象で勝負の何割かは決まっていると思う。新規客がどれだけ興味を持って振り向いてくれるかという点において。衣装はその第一印象を左右する大きな要素だと思う。それで言うと四代目衣装は弱いと私は思っている。何も知らない人が見てしばらく目を離せなくなるような華やかさ、独創性に欠ける。三代目衣装との差別化も十分に出来ていない。スズカス・テラさんの前面、腰のあたりに白い跡がいくつかついていた。氏が特典会で言っていたところによるとポスカの跡で、洗っても落ちないらしい。今日の公演で初代衣装をこの目で見たいという願望は部分的に満たされた。ミニ・マルコchanが着ているのも観たかった。メンバー全員が初代衣装を纏って歌い、踊る姿も観てみたい。(その願いは後日、叶うことになる。)公演後に参加させていただいた飲み会で某氏から「ギリギリ理性を保っているサイコパス」「いきなりハムスターを生で食いそう」などの言われなき誹謗を受けた。(後日の特典会でマルコchanがこのトゥイートに触れ「ちょっと笑っちゃった」と言っていた。)

2026年2月26日木曜日

闇雲 5th ONEMAN LIVE 『東京破壊』 (2025-12-08)

月に10回くらい同じ集団を観に行く生活を続けていると次に入る公演を楽しみにして純粋にワクワクする気持ちが消失してしまう。数日おきに現場があるとワクワクしている暇すらない。むしろ次の現場もその次も現場もまたすぐにあるじゃねえかよという呆れに近い感情が生まれてくる。その意味で今日のコンサートに対しては久し振りに新鮮な気持ちで期待を抱き続けてきた。10月27日(月)の対バンで初めて観て面白い音楽をやっているなと思った闇雲という集団。Club asiaで単独公演をやるというので翌日に購入したチケット。Spotifyで曲は何周か聴いたけど、それだけ。メンバーさんのことも知らない。よく分からないけど面白そうな場所にポンと飛び込んでみる。今の私にはそういう気分転換が必要である。会社帰り。渋谷。開場前にサクッとメシを食いたい。こういうメシにいちいちJPY2,000、JPY3,000を出すわけにはいかない。吉野家ではさすがにつまらない。前からちょっと気になっていた兆楽という町中華っぽい店に。ムースーロ定食 JPY920。量があるわけでも特段おいしいわけでもない。思っていたのとちょっと違う。良いとも悪いとも断言できない。どう評価すればよいのかが分からない。近辺のコイン・ロッカーにカバンやスーツのジャケットを預けてclub asiaへ(鍵が刺さったままのロッカーが空いていると思って開けたら中に女物のカバンが入っていて声が出た)。あ長袖シャツ一枚(厳密にはその中に肌着を着ているが)でも寒くない気温。フロアは前からS、暴動A、Bと三つに(柵で物理的に)区分けされている。Sが高額チケット購入者向けのVIPエリア。暴動Aがなんでもありの規制なしエリア。Bがおとなしく観たい人たちのエリア。私はもちろんB。チケット代はJPY1,000。時間通りに会場に行って順番通りに入ったらBエリアの最前に立つことが出来た。前の暴動エリアを埋める、見るからに血気盛んでテストステロンの高そうな紳士たち(一部、淑女たち)。どちらかというとカツアゲをされる側の見た目をした紳士が数名のお仲間にぶっ殺すぞ的な柄にもないことを言いながらフロアを練り歩いていた。何をいきなり言い出すんだと思ったがどうやら闇雲の決まり文句のようなものらしい。公演中にもメンバーさんが殺してくれなぞと絶叫していた。公演が始まると私はその紳士が言っていたぶっ殺すの意味を知ることになる。暴動エリアの激しさには呆気にとられた。その激しさはもはや美しかった。ガンガン動き回るわ、頭を回すわ、公演を通してほぼ常に誰かしらが持ち上げられているわ、サーフしていたオタク同士がぶつかってそのまま二人とも地面に落ちるわ、たまにミックスが入るなど地下アイドルっぽいノリも挟まれるわでとんでもない熱狂の大渋滞だった。それでいて笑顔が溢れていて、思いやりと優しさのある空間だった。海外のフットボールにおけるゴール裏のウルトラズのように、見事な景色で公演を彩っていた。私が入っていくにはあれは激しすぎる。しかし今日のように区分けされたエリアで一歩引いて見る分には感動さえ覚えるほどに仕上がったフロアだった。オタクたちの熱量にメンバーさんも、音楽、演出も、何もかもが負けておらず、すべてがカッコよかった。本当に痺れた。前に対バンで観たときには闇雲のオタクはそこまで来ていなかったのもあって、ここまで強いインパクトは受けなかった。単独公演を観てみて、私が知らないだけで面白くて尖っていてレヴェルの高い集団は(闇雲もそうだし、おそらく他にもたくさん)世の中にあるんだろうなと認識した。コンサートの序盤でメンバーさんの誰かが、私たちは見せかけの数字にこだわらない! チケットが完売するまで会場のキャパを上げない! 的なことを言っていた。今日のclub asiaは完売したという。激アツだった。終盤には次にやる曲についてメンバーさんの誰かが、この曲をやってほしいと言ってくれるファンの方が多くて。でもそれはこの曲が良い曲だからというだけじゃない。この曲が最高な理由、それは私たちが歌うからなんだよ!!! 的なことを叫んで、会場がウワーって盛り上がったときは鳥肌が立ちそうだった。感銘を受けるほどに素晴らしいコンサートだったが、その高揚感で特典会まで残ることはせず、冷静な判断でそのまま帰った。また単独公演があったら後方エリアで観たい。