12時半から新宿でBLUEGOATS→新大久保のネパール料理店で会食→渋谷で大規模な飲み会に参加→19時からLiVS。盛りだくさんな一日。私にとってこの年末年始の連休における最大の目玉。前々から楽しみにしていた。昼からずっと社交をしっぱなしになるので充電するかのようにタカセに駆け込む朝(内向型人間には一人で過ごす時間が必要)。モーニング・コーヒーJPY270。ツナ・ポテトのサンドウィッチJPY340。今年で258回目のサテン。サテンは私にとって家の一部のようなもの。たとえばゆっくり本を読んだりブログを書いたりするのに適した空間が私が居住する約30平米の1Kの中にはない。その意味では銭湯も家の延長のようなものだ。風呂は一応あるけどユニット・バス。池袋で家賃JPY65,000。中野区で独り暮らしをしている江頭2:50が家賃がJPY130,000であるのをあたかも貧乏暮らしであるかのように語るのが私は嫌いだ。笑わせんな。Moment Joonの1stアルバムを聴け。彼が住むグリーン・ハウスの家賃はJPY20,000だ。
新宿Marble。私が初めてBLUEGOATSを観た場所。投げ銭方式の公演だった。私はそのときは何も分かっていなかった。私はお金(JPY2,000)を払ってまっすぐ帰った。その後に特典会をやっていたのを後から知った。そんな予定はどこにも書いていなかった。いわゆる地下アイドルを普段から観ている側、やっている側からするとわざわざ告知するまでもないことなのである。商売的にも客のニーズ的にも特典会ありきで成り立っているのが地下アイドル。私はまだそのシステムに慣れていなかった。正直に言うとやや気味の悪さも感じていた。公演が終わって特典会が始まるまでに待たされる時間が苦手だった。チケット代を払って公演を観たらそこで完結していいはずなのに、特典会をやること、参加することが前提となっている。そこまでやらないとフルで体験したことにならない。しかも多くの人がチケット代より高いお金をそこで当たり前のように使う。チェキを一、二枚買うお金でうまいメシを食った方がいいのではないか。その疑問を私はずっと抱き続けてきた。BLUEGOATSを継続的に観るようになってからは特典会に行くようにはなった。それでもチェキは一枚。たまに二枚。LiVSを観るようになってミニ・マルコchanに陥落してからは毎回JPY6,000を使うのが普通になってしまった。そんな今でもこの商慣習への疑問は完全には拭えていない。
The first rule about fight club is you don't talk about fight club.
(Chuck Palahniuk, “Fight Club”)
地下アイドルというシステム。やっていることは怪しい。一枚あたりJPY1,000からJPY2,500を払って女のコと写真を撮って、数十秒から一分程度の交流をする。どっぷり浸かっていると分からなくなるが、これは奇異である。何も知らない人が興味本位で気軽に一人で観に行くようには出来ていない。敷居が高い。これは秘密クラブである。ライブハウス(和製英語)の密室に留めておくに相応しい。小規模の、勝手を分かっている人たちだからこそ成り立つ。一旦クラブの一員になればぞくぞくするような魅惑の世界がそこには待っている。あまり陽の光に当てすぎるものではない。特定少数の信頼関係の上に成り立っている。したがって地下アイドルというシステムは「売れる」ことを構造的に拒んでいる。「売れた」状態ではこれが成り立たない。
The second rule about fight club is you don't talk about fight club.
(Chuck Palahniuk, “Fight Club”)
1曲目の“GOOD LUCK!!”が始まるのを合図に前へ前へと圧縮していくのがいつもの(いつもと断じることが出来るほど通っていないが)BLUEGOATSだが、今日は違った。今日はリクエスト曲を演るのが趣旨。事前にGoogleフォームで受け付けていた投票。一番の問題は初期の曲が省かれていたこと。アンケートで投票の選択肢に入っていなかった。BLUEGOATSは音楽性を途中で大きく変えている。いわゆる青春ロックと呼ばれる今のスタイルになる前は、聴かせる感じの曲が多かった。正確な分岐点がどこかは分からないけど、どうも『東京タワー』以降を“本当の”BLUEGOATSとしてメンバーや運営はみなしているようである。(この公演のアンケートで投票可能だった曲を確認できればその区切りが分かるのだがもう確認が出来ない。)リクエストと銘打っておきながら対象を絞ってあるので、投票結果が我々の真の民意をどこまで反映しているのかが不明。そのモヤモヤが最後まで解消されず。だったらはなからそっちのやりたい曲をやってくれればいいのに。結局、どの曲が何位だったかを公演中に言わなかったし、後から順位表も発表されなかった気がする。盛り上がりに欠ける。企画として中途半端。公演中にそれぞれの曲に対するメンバーの思いや、その曲が〇位になったことへの反応などもなかった。特別感がなかった。
いや、「普通に」熱い、BLUEGOATSならではのコンサートではあった。喉を傷めて歌唱が出来ないほんま・かいなさんが表情、目線、身体全体を使ったフロアへの煽りで懸命にコンサートを作り上げようとしている姿が印象的だった。また、ほんま・かいなさんの歌割の多くがダイナマイト・マリンさんにあてがわれたので、氏の支持者にとっては特別な日になったであろう。ただ、これに関しては自分の精神状態とか、色んなことが関係していると思うんだけど、BLUEGOATSのコンサートを観に行くと壮大なカタルシスを感じるときと、そうでもないときがある。今日は後者だった。楽しくはあったけど、突き抜ける感じはなかった。
BLUEGOATSに関しては、私はメンバー個々の歌割をそこまで把握していない。単純に場数が足りていないから覚えていないというのもあるけど、変な話、歌を聴きに行っていない。自分も歌いに行っている。個人崇拝よりもフロアにいる自分たちも含めた集合体としてのBLUEGOATSを一緒にやりに行っている感覚。それが「あなたと私でBLUEGOATS」のスピリットだと理解している。メンバーへのコールもケチャもないのでいつ誰が歌っているかをそれほど強く意識していない。
最後の短い曲(なんて曲だっけ。いつも最後にやるやつ)。恒例の圧縮。フロアとステージの間の柵が倒れて最前にいた人がステージ上にはみ出してしまったようだ。BLUEGOATSは客が悪ノリでちょっと圧縮をやり過ぎていると感じるときがある。全然他の人のことを考えていないというか。
特典会は回避。JPY2,500という価格は私を冷静にさせてくれる。BLUEGOATSのチェキは高い上に撮るのが下手。
BLUEGOATSを同じフロアで観ていた、DD化に歯止めが効かない目撃者の紳士(LiVSでは某Rメンバー支持)を含む五名で新大久保ソル・マリ。サモサ、サモサ・チャット、マトン・セクワ、チキン・セクワ、モモ。各人が二杯飲んで一人あたりJPY2,390。
渋谷。とりいちず。目撃者の飲み会に好んで使われる店。今日の会場CLUB CRAWLに近い。ハイボール一杯と日本酒3合。
CLUB CRAWL。公演中に全員で108回スクワットをして煩悩を克服するという企画モノ。これが思っていたよりも過酷だった。公演中にオイ! オイ! と言う場面では毎回スクワットをしなければならない。これだけで108回をおそらく超えている。それで終わりかと思ったらなぜか締めでさらに追いスクワットをさせられる。株式会社アトリーベ(LiVSの事務所)の伊藤代表も含めた全員で『業TO HEAVEN』中にスクワット。だから計216回以上はスクワットをしている。ククリ・ラム、ハイ・ボール、日本酒3合を飲んだ後だったのであり得ないほど息が上がって汗だくになった。与えられた企画に対して斜に構えることなくノリノリで応えるフロア。普段のLiVSのフロアとはまた違う一体感が生まれた。過酷だけど笑顔に満ちていて、楽しく平和な空間だった。こういう変わり種でなおかつ我々のコンサートへの参加方法を規定するタイプの企画は今後もどんどんやってほしい。いつもの決まったノリによるマンネリズムを打破するヒントがそこに転がっているかもしれない。フロアのノリ方を増やしていくこと。ケチャという個人崇拝だけではなくもっと音楽で全体がひとつになるようなノリ方を見つけていくこと。それがLiVSに必要なことだと私は思っている。
いつだって忘れない おせちは栗きんとんしか食べれない そんなの常識
(本日のミニ・マルコchanの自己紹介。私がこれまで聞いてきた中では一番おもしろかった。そんなの常識のところでコンニチハクリニックさんが「めっちゃ偏食〜」と被せてきた)
囲み写メでメンバーさんに片足スクワットのポーズをしてもらったら(あれだけスクワットをした後なのに)何させんだよ!と叱責された。
伊藤代表はスクワット108回によるダメージで帰宅後、ソファから動けず、痛みで眠ることも出来なかったらしい。後日、パーソナル・トレーナーの青年にこのことを話すと、普段まったく鍛えていない人は20代でもスクワットですぐに生まれたての小鹿状態になる。鍛えている人でも上半身ばかりやっている人はスクワット耐性の低い人は多いとのことだった。