さすがに疲れた。出演者が8組もいるのでイヤな予感はしていのだが、14時開場、14時半開演。すべての出演者たちの出番が終わるのが20時55分。その後に特典会。会場を後にしたのは21時半くらい。LiVSに与えられた30分の出番と終演後の特典会のために7時間半も拘束される。というのを直前になって知った。すっかり慣れっこだがこの手の対バンではタイム・テーブルが事前に公開されないのが普通だ。公開されたとしても直前だし、LiVSの公式アカウントがそれを周知する可能性は低い。主催者(今回なら武蔵野音楽祭)や他の出演者たちのTwitterアカウントを順繰りにあたってみるとそのいずれかに書いてあることが多い。しかしいくらなんでも7時間って。転換(出番と出番の間の時間)に20分も設けられている。出番が30分(最後のユタ州だけ40分)で、転換に20分。これは厳しい戦いになる。気が重い。飴でも舐めていないと耐えられないかも。ファミリー・マートでVC-3000のど飴を購入。飛行機に乗る前の感覚に似ている。
池袋のタカセでNew Balanceの靴底が剥がれ、帰宅を余儀なくされる。20-30年前の古着。スニーカーの加水分解というやつを初めて経験した。もっと新しい別のNew Balanceに履き替えて再出発。昼は新大久保のナングロでサマエボウジを食うもしっくり来ない。しょっぱい。前ほど好きじゃないかも。
吉祥寺Planet K近くのファミリー・マート前でモカ・ブレンド(S)を飲みながらタイム・テーブルを把握。家でフットボールを観ていた方がよかったかもしれない。14時からジェフ千葉対横浜F・マリノス。16時から別のチームの試合もやる。二試合を観て、銭湯に行って、自分でスパゲッティを作って、ステハゲさんの配信でも流してまったりする。最高の休日じゃないか。そうするべきだったんじゃないか。最近ようやく心身の疲れから回復しつつあるというのになんでまた自分から消耗しに行かないといけないんだ。開演してからLiVSがステージに出てくるまで4時間10分。しかも最初の方だったら序盤だけ頑張って残りは後ろの方でまったりしていればいいけどLiVSは6組目。もちろん各アーティストの支持者たちに適宜、譲りつつもLiVSが出てくるまで最前を確保しないといけない。立ち回りが難しい。(結果的には今日はそういうことをしなくても済む感じの客層だったけど、それってそのときにならないと分からないじゃん。)
申し訳ないけど、二組目の輪廻(15:20-15:50)は支持者の方に最前中央を譲って、いちばん後ろに下がってAbema de DAZNでジェフ千葉対横浜F・マリノスを観ていた。ちょうどその時間帯が試合の後半だったので。あとは7組目(LiVSの次)のTHE GOD LIKE CHORDの時間帯(19:35-20:05)は外に出て(再入場が自由でお金がかからなかった)夕飯を食っていた。だから悪いけど彼らのパフォーマンスは一秒も観ていない。また、まなつ(17:00-17:30)とNaNoMoRaL(17:50-18:20)はiPhoneを充電しながら観ていた。これだけ長丁場だと途中で人間としての生活が入り込んでくる。非日常の中に日常を持ち込まざるを得なくなる。
日高屋で、一度やってみたことをやった。豚骨ニラ南蛮 JPY650の中にを白菜キムチ JPY220を入れるのだ。金龍ラーメンという大阪の店の味になるらしい。金龍ラーメンの公式Twitterアカウントが自ら書いている。元ネタを知らないので真偽は判断できないが、悪くなかった。あとイワシフライ JPY290。この食事でだいぶ疲れが癒される感覚があった。直前に観たLiVSも、その前に観た出演者たちも存外に素晴らしく、そのまま帰ってもいいくらい満ち足りた気持ちになった。長くてしんどいかと思ったけど意外と平気で、楽しむことが出来た。中でも未完成少年が気に入った。いわゆる青春パンクなのだが、嫌味のない、押し付けがましくない熱量が心地よかった。ヴォーカルの青年が今日はノリのいいおっさんが多いな! 的なことを言ってから、すみません。後で謝ります。と私の左にいたK氏(目撃者)と、その左にいた白髪の紳士に頭を下げていた。私には頭を下げなかったので、私はおっさんではなく若者であることが確定した。
まなつのヴォーカル紳士がユタ州から可愛い後輩と扱われることに対して、本当はそう思われたくない。自分たちを脅かしてくる厄介でうるさい存在と思われたいんだという旨のことを言っていた。私は思わず頷いた。FinallyがよくLiVSに対して可愛い妹たち的な言及の仕方をするからだ。年齢はそこまで大きく変わらないのに。可愛い後輩とか、可愛い妹たちなんて言い方が出来るのは、根っこの部分で相手のことを舐めているからだ。対等な競争相手とみなしていないからだ。ユタ州とまなつの関係が実際にどうなのかは知らないけど、FinallyのLiVSに対する目線に関しては、私は前から引っ掛かっている。(まなつに関しては公式の女性フォトグラファーの挙動で醒めた。しゃがんでいるとは言え最前中央に割り込み、二台のカメラで代わる代わる撮るわ撮るわ。少なくとも一曲では丸ごと。なんでフロアの最前に割り込むの。そんなに撮ってどうするの。彼女がパシャパシャやっている間はステージに集中できなかった。
バンドが続いた後にすぐLiVSではなくNaNoMoRaLを挟むという順番が良かった。サウンド的に緩衝材になったし、目撃者たちにとってはLiVSの前哨戦になった感じがする。どういうわけか目撃者にはNaNoMoRaLを好きな人たちが複数いる。目撃者たち同士で前方でNaNoMoRaLを楽しむことでその後のLiVSにスムーズに移行できた。
ミニ・マルコが出てきたらすぐに分かった。彼女の匂いが。久しぶりに分かって、嬉しかった。たぶんランルウさんが香水をつけていた(特典会でマルコにそれを言うと首を横に振っていたので他のメンバーあるいはフロア側の誰かだったかもしれない)。そのちょっとヴァニラっぽい匂いを掻い潜って、マルコの匂いが分かった。濃密。目で見て、耳で聴いて、鼻で嗅いで、マルコを堪能できて幸せ。マルコの笑顔、目線。やっぱり今の彼女からは余裕を感じる。マルコに余裕が出てきたから、私にも余裕が出てきた。ここは完全に連動している。もう離れられない。特典会で、何かライブ中に何か言ってた? とマルコが聞いてきた。私が口をパクパクしていたらしい。可愛い…とかは言っていたかも…。出ちゃったやつ? それは嬉しい。
“SUPERNOVA”の左右に移動していくジャンプが楽しい。一体感がたまらない。これはLiVSの定番曲になるね。方向性としては『RとC』的な。こんないい具合に仕上がっていくとは、9月7日(月)に聴いた時点では想像がつかなかった。この曲はフロアで身体を動かしてナンボ。正直、音源として聴くだけでは私はそこまで好きにはならないような気がする。聴くというよりはやるタイプの曲。
LiVSの出番を後方で見守るLiVS初心者の紳士淑女に対し、前で観たかったら遠慮なく来てくれとトーク中に促す流れの中でランルウさんが目撃者を“いい人たち”と紹介してくださった。
ユタ州のヴォーカル紳士が、フェスに出たくてバンドをやってるんじゃない(最近フェスに出たらしい)。高校生の頃にPlanet Kみたいな地元のライブ・ハウスでバンドを見て、俺もこれをやりたいと思った。そこから20年間、夢を叶え続けている(見続けている?)だけ。何も凄くはない。色々とあったけどバンドをやめるほどのことはなかった。だって好きでやってるんだから。的なことを言っていて、カッコよかった。芯がある。
岐阜からお越しになっているK氏が、日帰りのつもりだったが時間的に間に合わないため急遽、宿をお取りになっていた。明日は朝9時に地元で散髪の予約を入れているため、朝6時の新幹線に乗る必要があるらしい。これが今日いちばん可笑しかった。