2026年9月8日火曜日

Talk & Reveal #01 (2026-08-02)

寝苦しい。空調の効きが微妙。気を失って倒れる夢を見た。気が滅入る猛暑。外にいるだけで汗でびしょびしょになる。去年とおととしに比べればマシではあるが。

どうするか迷っていた8月の定期公演だが結局はすべての回のチケットを購入した。トークとミニ・ライブ(和製英語)という変則的な構成。夏バテとストレスと過剰な現場頻度で疲労困憊の私でもなんとかついていけそうな気がする。そしてチケットがJPY1,500なのも大きい。トークにも多少は興味がある。LiVSをもっと深く知ることで自分がこれからどう向き合っていくかのヒントが見つかるかもしれない。たしかに一回ペースを緩めたい願望はある。今がそのときだという気もする。ただ、まあそういった理由からズルズルとチケットを申し込んでいた。もしチケットがJPY3,000だったら8月16日(日)のオシャベリブス公開収録回だけにしていたかもしてない。その日は私の誕生日なので。

先週金曜から体調が微妙で、まだ完全には回復していない。寝汗は基本的に出なくなった。30分のジョギングは苦なく出来るようになった。お腹は空くようになったが食欲はまだ回復途上。胃腸がまだ万全ではない影響か気力も充実していない。軽くメンタル的にしんどい感じ。ChatGPTに聞いていくつかのツボにお灸をしている。足三里、中脘、関元、内関。アイクレイ台座灸1,000粒 マイルドタイプ(温熱:約44度)。

昨日、LiVSとして初めてのオンラインチェキ会が開催された。私にとっても初めて。こういうのは避けていた。お金の使い方として。あとこういうのってメンバーからの確固たる認知とある程度の関係がないと厳しいので。先日、初めてアイドル(ミニ・マルコ)への手紙を書いたのに続き、初めてを解禁した。

最高チケット6番まで。私は人間4番。二列目ならどこでもいけたやや右の位置をとる。コンサート部分はなんだかんだで計40分くらいやってくれた。公演はなかなかいい感触で楽しめた“Don't Look Back”でケチャをして目前に対面するマルコの神々しさ。初めて定期公演でケチャをしたときの感覚を思い出した。12時開演。井口イチロウ氏を迎えてのトークが20分くらい。13時くらいに公演が終わって13:25くらいから特典会。公演中は分からなかったけど、特典会ではマルコの匂いがした。この匂いを嗅ぐと安心する。ここが私のホーム。

井口氏の創作論は興味深かった。氏曰く、曲はサビから作らない。人は新しいものに驚く。サビはサビ以外にない要素で作らないといけない。サビから作るとサビにない要素でそれ以外をつくることになって窮屈。メンバーには関わらないようにしている。メンバー個人にフォーカスした歌詞を書くなら知る必要があるが、LiVSは個人ではなくグループとして音楽を打ち出しているので。トーク中にバックグラウンドで流れる“Reverse”のInstrumental。おお、おーおーおーのコーラスが綺麗だった。Instrumentalをちゃんと聴いてみたい。

ちょっと首を傾げたのが今日のトークがオシャベリブスの動画として公開されることが後出しで(その場になって)発表されたこと。フライヤーには8月16日(日)の回はオシャベリブスの公開収録と明記されていたが他の日のトークにはオシャベリブスのオの字もなかった。これを素直に読むのであれば8月16日(日)の回以外はインターネットに動画が公開されないということになるだろう。最初からすべての回のトークが後からYouTubeに上がると分かっていたなら私は行く数を減らしていたよ。これは商品を売ってから勝手に仕様を変えているようなもので、良くないことだと思う(変えているとまでは言わなくとも、少なくとも説明不足ではある)。モノを売る立場として誠実さに欠ける。凄く細かいことかもしれないけど、信頼って細かいことの積み重ねだと思うんですよね。

公演は楽しめたけど、前後で気分がバッド入る。体調が回復途上というのが大いに関係していそうだ。特典会で笑顔になれない。顔が引き攣っているのを感じる。自分から特典会の列に並んでおいてなんだが喋ることにも気が乗らない。こういうときって1-2枚でサッと済ませるか、いっそのこと特典会はパスして帰った方がよい。

今日はBLUEGOATSのrelease partyが同じ渋谷で行われていた。LiVSと回せる時間だった。BLUEGOATSを観に行けばよかった。渋谷駅の改札を通ってから後悔した。養生や疲労の管理という点だと刺激を減らして早く帰って休むのは理にはかなっているはずだが、どうもこのやり方では楽にならないと気付き始めている。むしろ逆効果なのかもしれない。一般論として、対象Aに依存している状態からの脱却(あるいは依存の軽減)をはかる場合、単純にその依存対象Aとの接触や利用頻度を減らすことよりも、他の対象BやCに没頭する機会や時間を増やすことで依存対象を分散させるほうが効果的なのではないだろうか? BLUEGOATSがいいのかは別として、LiVS以外の依存先を増やした方がいい。その点、フットボールを早く観たい。開幕が待ち遠しい。

アディクションを学ぶための生ける教材としての自分。これはアディクションではないか、とLiVSを見始めた初期に外側からの視点で私は書いたのだが、まさにそのアディクションの沼に自分自身がはまりこんでいる。

LiVSを夢中で追いかけて、一周回って、ゼロに戻ったような感覚。区切りを見つけてやめたい気持ちはある。でも、たぶん思いとどまったほうがいい。それは極端な道で、解決策ではない。ただのリセット。必要なのは依存先のポートフォリオの見直し。向き合い方の見直し。映画を観るとか、芸人のPodcastをまた聴いてみるとか、色々と試してみた方がいい。

夕方から急に涼しくなってきて命が回復してきた。シンプルに暑さと湿気で参っている面もあったようだ。池袋。タリーズ。風に揺れる植物。こういうのをずっと眺めていたい。

F君を夕食にお誘いしてみると来てくれることに。新大久保、テジョンデ。日中あまりに蒸し暑くて心身がしんどく、あのまま家に帰っていたらしんどい一日のまで終わっていた。一日をいい会食で締めくくれて出来てよかった。

マルコと私の関係について偶然にも共犯者という言葉をF君も使っていた。文脈はマルコが言っていたのとは少し違うが。もしマルコが常識で理解できる範疇の人(堅実に人生を歩んでいて、将来設計が出来ていて、等々)であればであれば私がこんなに夢中になることはなかっただろうだとか、もし私がお金持ちでLiVSを丸ごと買えるくらいだったらこんなに楽しくはないだろう。人間はギリギリだから味わえる楽しさというのがあるといった含蓄のある言葉をかけてくれた。もしコロナとゲイ・バー時間がなければ、今でも私はみーたん支持者、少なくともHello! Projectのオタクではあっただというと言う話もした。だからどうっていうわけじゃないんですが…小野は最近可愛いですよとF君に言われ、思わず私は苦笑した。

SOMOSOMO FES 2026 (2026-07-25)

最初は何が起きたのか分からなかった。頭の痛みと、床に点在する赤い塊ですべてを理解した。昨日の話。パーソナル・トレーニングでスクワットをしながら可変式のダンベルを上に押し上げていたら右手のダンベルの中身(芯の部分というか、重りの部分)が飛び出して宙に浮き、頭に落ちてきた。床の血を見て状況を理解した。助けて、マルコ。これを書いていて思い出した。ニュージーランドに住んでいた小学生の頃、校庭で誰かが打ち上げた野球のボールが頭に直撃したことがあった。驚き。痛み。状況を理解するとともに襲ってくる情けなさ。恥ずかしさ。入り混じる感情。この事故によって、髪の毛って頭を守るために必要なんだなと身を持って感じた(髪が薄くなった紳士たちを馬鹿にする意図はありません)。多くの中高年男性たちが一見ファッションに見せかけて実際には薄毛や白髪を隠すためにキャップを被っているのは頭の保護という点でも合理的なのかもしれない。幸いにも大事には至らなかった。強者男性だから頭皮の出血をものともせずスーッとするタイプのシャンプーで頭を洗った。

ちょっとうんざりしている。そんなに地下アイドル(地下に限らずだが)ばかり観たくない。私は地下アイドルのオタクでありたくない。地下アイドルという枠の中で飼われたくない。自分が本当に良いと思えるものに時間と金を使いたい。現在、LiVSの活動形態は対バンが中心である。足を運んでいくにつれ、よく共演するいくつかの集団と形成するいわゆる“界隈”に自分まで囲い込まれていくような感覚がある。Hello! ProjectのオタクがHello! Project内でDD化するようにアップフロントに仕込まれていくのと同じように視野を狭まれる。自分にとっての選択肢が他にないような錯覚に陥りそうになる。しかし実際には自分が好きなものは他にもあるし、地下アイドルなんかよりも優れた表現は他にある。こんなフェスのフロアに長時間へばりつきたくない。そんな時間の溶かし方をしたくない。そんなことをしているうちにすぐにジジイになって(現在進行形でなりつつある)あっけなく死ぬ。後悔のない時間の使い方をしたい。仕事外にお金を払ってやることが義務になってはいけない。

8時20分の時点でサンドウィッチをひとつも棚に並べていないタカセ。ガッカリ。初めてモーニングにする。JPY450。トーストとゆで卵。バターといちごジャムがついて豪華。悪くない。『セクシュアリティの歴史』を読む。店内の冷房が過剰。寒い。明らかにこれで調子を崩した。あほらしい。

下北沢のFRIDGEで開催中のフリー・マーケットに興味があったが暑すぎて意欲をなくす。まあteeシャツはたくさんあるし、ここでお金使うのはやめとくか。

新大久保、サライ。ケバブ・ラップ・セット JPY1,100。配達の受け取りに来た奴と店員さんが揉めている。「30分じゃ出来ない。1時間かかる」「1時間? なんで?」。ウズベク料理とケバブの二刀流。オペレーションが回りきっていないのかも。他の客がウズベク・ピラフを頼んだら30分かかると言っていた。

思っていたよりもお腹が空いていない。そして食べるともたれる。腸脳相関。メンタル的にも参っている。ちょっとしんどい。トルコ・コーヒーを追加オーダーして長居。正直、本当に家に帰ってステハゲさんの配信アーカイブでも聴きながら横になっていたい気持ちがある。昨日のトレーニングそのものと事故のダメージ(もう痛みはないが)と寝不足とタカセの過剰冷房による冷えと、あとこのどうしようもない暑さ。調子がおかしい。

フロアに立っても気力がわいてこない。全体的に斜に構えた見方をしてしまった。必要以上に冷静に見てしまった。その分、見えたこともあるけど、楽しめたとは言い難い。心身の調子が悪いと目の前で起きていることすべてにケチをつけたくなる。ただ、こういうときに浮かんでくるネガティブな意見というのは意外と意味があるような気がする。調子の良いときには思いつけない何かを突いていることがある。ただ、この記事に書いてある感想はあくまで私の心身状態が悪い状態で浮かんだものである。それを差し引いて読んでもらいたい。

お笑いのセグメントの途中からフロアに入った。結構、面白かった。お客さんが回答してくれたアンケートを見ていたら5点満点のところに6を書き足した上で2にした人がいた話とか。笑った。私はLiVSにハマる前は芸人のPodcastを聴いていた。今日出てきた芸人で赤ちゃんを自認するオジサンがいたんだけど、私は彼の存在をサスペンダー図のPodcastで知っていた。

芸人とアイドル混合のチームで2文字から1文字ずつ増やしていくしりとりをやって一番多く続いたチームが勝ちというゲームに参加したマルコ。ちから始まる5文字を言わないといけなかったのだがチョコレート(6文字)と答えて失格。ちんちんと言うのではないかと思ってヒヤヒヤした。マルコの髪が金色になっている。照明の影響でそう見えているのかなと思ったけど、本当に金だった(この数日間でオレンジが抜けて金になっていた)。ドキッとする可愛さ。次のチームのしりとりも楽しげに答えを出そうとしている。指折り数えながら。

BABYBANTS。オタク側のノリが確立しすぎなくらい確立しているけど、それはステージ側からそうさせているわけではない。単にオジサンたちがめちゃめちゃ頑張っているだけ。オタクが必死すぎるのと、フロア主導の全員参加型のノリがあるのが少々きつい。ステージを置いてけぼりにしているノリもある。アイアイアイアイで円になるやつとか、最前の人がみんな後ろを向いて来い来いって感じで手招きして他の人たちが前に圧縮するやつとか。難しい。メンバーのビジュはかなり優れている。が、アップサイドが想像しづらい。悪くないはずなのに何かが足りない。音楽的な感動がない。

LUCYはBABYTANTSの対比で華やかさ、熱量が際立つ。熊井友理奈に似ている婦人がいる。ビジュいいし、出すところを少しは出しているのもいい。脚とか。ある程度は観客を引き込めている。一人いいなと思う人がいた。ペリ・ウブさん。ちょっと調べたら振付師から転身したらしい。過去にアイドルをやっていたようだ。

THE PINK MINDS。世界観がある。パトスがある。『怪獣GIGA』(MAPAのカヴァー)と『前髪レジスタンス』が印象に残った。音楽の強さが群を抜いている。ちゃんとステージを観て、音楽を聴こうと思わせることが出来る集団。新規無料写メをやると聞いてぜひ撮りたいと思った。海老一陽南chan。ステージから感じるもののない集団だと新規無料と言われても話すことがなくて尻込むけど、この集団なら普通にお世辞抜きで感想を言える。観た後に何かしらの感想を言いたくなるグループは稀有な存在。(あとで陽南chanに会いに行った。無料なのに恐縮するほど長い時間、お話が出来た。氏は167cmの長身でさらに高いヒールをお履きになっていたので174cmの私とほぼ変わらなかった。)

LiVSが終わったのが16時42分。22分押し。最後のマルコ。みんなLiVSと楽しんでくれて本当にありがとうございます。遊んでくれてではなく、楽しんでくれてという言葉を使っていて勝手にちょっとホッとした。

最近はただでさえこの蒸し暑さに胃腸をやられ気分も滅入っている中でストレスのかかる出来事がいくつも起きている。早く仕事をしたいくらい(仕事のストレスがマシなくらい)私生活のストレスが強い。流れが悪い。そんな中で現場を入れすぎて心身の疲労が限界に達している。休憩が必要。8月はどうしようか。既にチケット買ってる日もあるけど、明日に発売するチケットどうするか。LiVSは9月7日(月)に向けて駆け抜けるけど、私はペースを緩めてもいいかもしれない。

後で気づいたけど今日のWWWXは私が初めて行ったLiVSの単独コンサートの会場だった。すっかり頭から抜けていた。何か宿命じみているような気がしないでもない。初心を思い出す契機なのかも。今、LiVSとの付き合い方を考え直す時期なのかもしれない。かと言って完全に離れることもできない。もはや私にはこれしかない。これが私の人生になっている。もしマルコがいなくなったら、LiVSがなくなったら、自分の人生はどうなってしまうんだろう。それが怖くなる。LiVSに出会う前はどうやって生き延びていたんだろう。休みたい気持ちと、髪を染めたマルコをたくさん見たい気持ち。ミニ・マルコあるいはLiVSが消えるまで、イヤになっても添い遂げる。燃え尽きる。それはそれで面白い人生かもしれない。ただ一方で、一度ペースを緩めて自分の中にどんな変化が現れるのかを見てみたい気もする。こういうときに久し振りにBLUEGOATSを見てみたらどうなんだろうとふと思う。直近だとよさげな現場がない。(いや、でも今の私に必要なのはBLUEGOATSではなく休養だろう。)

しりとりゲームで負けた罰ゲームの一発芸。ノリノリで張り切るマルコ。上裸で水着姿の芸人(そういう芸風)に脚を広く開いた状態で立たせて、後ろからちんちんに当たるようなきわどい顔の突っ込み方をして、雷門!だとか言っていた。彼女のことを単なるエロいコンパニオンとして見ているのであればさすがマルコ笑笑と笑い飛ばすことが出来たのかもしれないが、私には出来なかった。私はマルコのことが本当に大好きだから。仮に“これ”で誰かの目に止まって目立つ場所に出られる機会が巡るとしても、"そういう需要"を満たすためにしか起用されないのではないか。天羽希純が羽根でワキをくすぐられる有名な動画みたいにね。あれを見て天羽希純の歌を聴きたいとは誰も一ミリも思わないでしょ。こいつは下ネタOK、エロいじりOK、ヤレそう、今度飲みに誘ってみるかと芸人に思われるかもしれない。胸が苦しくなる。ステージに立つ、売れない芸人たちと売れないアイドルたち。存在として妙にマッチしている気がした。少なくともフロアにいる我々と比べたら男女として釣り合っていてお似合いだというグロテスクな現実に吐き気がする(出てきた芸人の全員がそうだとまでは言わないが)。我々が何万円のチケットを買おうがチェキを何枚撮ろうが埋まらない差がある。泣きたい。池袋の居酒屋くろちゃんで日本酒(豪快)を飲みながらiPhoneのメモにこれを打ち込んでいる。安酒を入れたらつらい気持ちになってきた。急に食欲がなくなって唐揚げが食べられなくなった。ラーメンまで頼んでいる。誰か食べに来てくれ。こんなことを言っているのはたぶん私だけです。だから私が異常です。私の頭がおかしいんです。私は嘲笑うべき存在です。惨めな存在です。だからマルコ、私のことを殺してほしい。楽にしてほしい。マルコを見つけてからの日々に悔いはない。これ以上ない幸せをくれた。ありがとう。でも私はこれが天国なのか地獄なのかが分からなくなってしまった。おそらく私はステージでのひとつの瞬間的なアドリブに過剰反応しているのだと思う。私が勝手にマルコを理想化し、神格化しているのかもしれない。私はマルコを好きになり過ぎた。軽い気持ちでたまに遊びに来る人が一番ありがたいのかもしれない。そういう人がたくさんいて結果として毎回の動員が出来ているのが一番いいのかもしれない。私のような好きになりすぎたファンはひとつ間違えるとマルコ本人からしても目の上のたんこぶになってしまうのかもしれない。アルコールが抜けてきたらつらさが軽減してきた。こんな独善的な悲しみや怒りを本人に面と向かってぶつけるような真似は絶対に避けないといけない。それをやってしまったら私は身を引くべきなのだと思う。ただ、マルコが秘めるこの危うさこそが、私が彼女から目を離せない、抜け出せない理由なのかもしれない。彼女がしたたかに、あざとく、物事を計算して進めているように思えない。それこそが彼女の魅力なのかもしれない、と7月30日(木)に日焼けサロンのマシン内で寝そべりながら気付いた。マルコの愛しさの根源はそこなのかもしれない。危うさ。危なっかしさ。強さの中にある脆さ。一つ間違えれば壊れてしまうのではないかという不安。どこか安心して見ていられない部分がある。単に美しくて強くて見惚れるというだけではなく、それが何かの拍子で崩れてしまうのではないかと心配になる。初期のインタビューを読んでも、大学を辞めて、声優になって、辞めて、アイドルになる。普通ではとらない選択。リスクが高い。人生の安定度は下がる。最大公約数的な考えだと、それらのどの選択もうまくいく可能性が低い。特に地下アイドルなんてのは得体も知れない世界。でもマルコは、勝てると計算しているからそれらの道を選んでいるわけではない。ただやりたかったからそうしているだけ。それを踏み台にして何かをしたいとかでもない。ゴールから逆算して行動しているようには見えない。LiVSは現在でも過去においても未来がバラ色だったことはないように見える。でもマルコ自身はそういった自分の外側の視点から見た成功とか将来なんて意に介していないのではないか。ただ自分がやりたいという内側の声に従って、魂を込めてLiVSに生きている。そんなマルコがまぶしくて、カッコいい。世間の一般的な答えにとらわれていない。今回私が良くないと思ったマルコの言動、それは私が彼女に病みつきになってやめられない理由と表裏一体なのだ。だからそんなマルコを丸ごと愛するんだ。涙が出そうになる。苦しみが解けた気がする。アハハ、と笑って突然どこかに行ってしまいそうな読めなさがマルコにはある。ちょっと目を離すと二度と会えなくなってしまうのではないかという怖さがある。

2026年9月6日日曜日

LiVS LOG #04 (2026-07-23)

先週末、LiVSは山形。私は行かず。遠征は当面しない。直接的な理由は3月に出るはずの賞与が出なかったことだが、賞与が出たとしても遠征はしないほうがいいのかもしれない。お金がかかり過ぎる。最近は月の現場数を冷静にコントロールしている。7月に13回あるLiVSの現場のうち私は8回に参加する。これくらいが私にとって狂い過ぎない、健康を害しすぎない、そして経済的にもなんとか持続可能な限界である。月に10数回も行くともう完全に苦行であり、緩やかな自殺行為。破滅と破産にまっしぐら。ネコまっしぐら。私にとっては7月14日(火)以来、9日ぶりのLiVS現場。これだけ空くのは珍しい。が、もう少し間を空けてもいい。あと2-3週間行かなかったらフレッシュな気持ちになるかもしれない。そういう期間を作った方がいい気がしている。8月はどうしようか。一回ちょっと絞りたい気持ちはある。3現場は確定済み。毎週末の定期公演すべてに行くかどうか。8月16日(日)は必ず行きたい。私の誕生日なので。LiVSを観はじめて初めて誕生日に現場がある。最初で最後かもしれない。来年以降に私がLiVSを観ている保証も、LiVSが存続している保証もない。仮にLiVSを観る頻度を落としたとしても、LiVSを観なくなったとしても、他のアイドルをガッツリ観たいわけではない。たまーにつまみ食いをしに行く程度ならともかく。今のLiVSのようなハマり方を出来るとも思えない。/池袋駅。山手線プラットフォームに向かう階段を上る。下りてくる紳士に明らかに意図的にぶつかって上る青年。一触即発。湿度で苛立っているのかもしれない。自分もひとつ間違えればこうなる。気を付けないといけない。/8月の定期公演は未だに詳細が出ていない。これは邪推だがチケットの売り方を巡って悩んでいるのではないか。定期公演に初めて導入された高額チケットの波紋。そして波紋を呼んだ割にはそんなに売れていないっていうね。さすがにオタクの神経を逆撫でしすぎたと反省しているのかもしれない。思いのほかオタクが乗って来なかったと思っているのかもしれない。あるいはチケットの最高額がJPY5,000(4-5月)、JPY10,000(6月)、JPY31,500(7月)と来て、次はいっそのことJPY100,000のチケットでも売るのか?/微妙にお腹の調子が悪い。家を出ても微妙に頭が痛いような眠いような。バテの初期症状的な。/7月の定期公演のすべての回で販売されている超最高チケット(JPY31,500)だが、2日(木)14日(火)の売上枚数はゼロ。今日は3枚も売れている。購入者は開場前にリハーサル見学などのちょっとした特典を受けられる。そのうちの一名に感想を伺ったところ、微妙な反応。良かったけど金額には見合わない的なことをおっしゃっていた。次にあったとしても買わないとのことだった。それを聞いてゲラゲラ笑う我々。ちなみに最高チケット(JPY10,000)の購入者はゼロ。/コンディションを整えるため、セブンでコーヒーと日本酒。CLUB CRAWLに入ってからオリオン・ビール(缶)。開演前に仲間と歓談。これがいいウォーミング・アップになった。楽しい気分に。9日空けたとはいえまだリフレッシュしきれていない感覚があり自分の状態が危ぶまれたが、めちゃめちゃ楽しかった。熱く盛り上がった。迷いなく楽しめた。こんなに掛け値なしに楽しめたのは久し振りな気がする。久し振りと言っても異常に過密に行っているから前回は意外と最近なのかもしれないが。帰ったら声が枯れていた。インターヴァルを設けたのはなんだかんだで有効だったんだと思う。自分の状態も良かったし、LiVSのパフォーマンスも良かったと思う。きっと山形出張のいい影響だと思う。モチベーションの高い仕事。それを最前0番のすぐ右で。最高。マルコの匂い。幸せ。マルコの髪の毛がオレンジ色になっている。私は彼女の金髪時代を生で見たことがなかったので、髪を染めたマルコを目にすることが出来たのは嬉しい。それもお披露目の日に。ただ正直に言うと染める前の方が好き。このオレンジが抜けて色がどう変化していくかを見るのは楽しみ。今日に関してはハイドレーション・ブレークのぶつ切れ感がなかった。/まだ6人になってからの新しい歌割りが身体に入っていない。どこでマルコにケチャをしに行けばいいのか、探り探り。/特典会で言っていたけどコンニチハクリニックさんは学生の頃、あだ名がしーちゃんだったことがあるそうだ。本名とは無関係(とご本人は言っているが真相は不明)。氏は前に配信で誤って本名を公開した(名前が書かれた何かが映り込んでしまった)ことがあるのだが、私はそのタイミングで席を外していて見逃していた。改めて本名を伺ったところ、教えてくれなかった。ちなみに2024-2025の年末年始に氏がご実家から行っていた配信。私がLiVSを見始めた初期。/マルコが勧めていた池袋のうちたて家に、7月15日(水)に行ってみた。カレーうどん大盛り JPY1,250。見た目以上に噛み応え、食べ応えがあった。ジュンク堂の近く。東通り。私の生活圏内。いつも並んでいるなと思い通り過ぎていた。聞き違えでなければマルコは肉汁うどんがオススメだと言っていた。アイドルさんと同じものを自分も食べたくなる模倣的欲望(mimetic desire)が強いタイプの方はご参考に。

LiVS LOG #04 (2026-07-14)

予定を詰め込み過ぎ。いっぱいいっぱい、あっぷあっぷな状態。明日のニキプレもチケットを申し込んではいるが現地払いなのでバックレも視野。というかバックレたほうがいいかもしれない。休みが必要。今日は、JPY31,500の超最高チケット購入者はたぶんゼロ。JPY10,000の最高チケットは一名。開演4分前(19時26分)の時点でフロアには18-19人とやや少なめ。その後に2-3人来ていたかもしれないから仮に来場者を22人だとする。最高チケット(JPY10,000)が1枚、人間チケット(JPY1,500)が21枚(新規チケットJPY500は該当者ゼロだったものとする)。チケットの売上がJPY41,500。CLUB CRAWLのレンタル料を調べてみると平日15時~22時半でJPY140,000と書いてある。特典会(+グッズ販売)でJPY100,000は稼がないと赤字ってこと? いや、もちろん人件費などもかかるわけで。実際にはそれでは全然足りないでしょう。まあLiVSは常連だからレンタル料を負けてもらっているのかもしれないけどね。たしかにJPY31,500とかJPY10,000のチケットを販売したくなるのも分かる。1枚でも売れりゃデカいもんな。でもそれって一部のパトロンが他の人のチケット代をおごっているようなものだよね。健全ではない。それだったら人間チケットをいつものようにJPY3,000にしてそれに見合った公演内容(ミニ・ライブではなくフル尺のコンサート)にしてくれた方がありがたい。“He Meets”でバンビバンビとマルコが衝突していた。ちょっとムッとしているようなマルコの顔(そう見えたというだけで、マルコが実際にムッとしていたかどうかは分からない)。他の曲でもまだ移動のオートマティズムが完成していないと感じる場面あり。今日は『ときめき☆めきめきガガーリン』がセットリストの目玉だった。熱狂的な支持者を抱えるこの曲。私はといえばそこまで特別に好きではない。好きではあるけど。周囲との温度差を感じてしまう。今シーズン(?)の定期公演ではコンサートの時間を削る代わりに毎回なにかしらの企画を挟んでいるわけだが、今日は各メンバーが画用紙に文字を書いていた。何だったのかは覚えていない。クアトロに向けての(あるいは6人体制になっての?)意気込みだっただろうか。マルコは「共」の一文字。目撃者と私(マルコ)は共犯者であるという旨のことを言っていた。その言葉は私の印象に残ったものの、毒にも薬にもならない、と言ったら酷かもしれないが、半ば休憩時間のような企画セグメントではあった。前にも書いたがフットボールのワールド・カップで話題になっているハイドレーション・ブレークのようにそれまでのコンサートの流れを断ち切るものだった。全体としてのコンサートの尺が短い上に途中で流れが止まるので、どこか煮え切らないまま終わってしまう。私は仕事のストレスから完全に切り替えられなかった。仕事のことが頭に浮かぶまではいかなかったが、無意識で抜けきれていない。今日はオーディオ・テクニカの耳栓、AT-ERP5を使ってみた(最近アマゾンのセールで安くなっていたので購入した)。LiVSのCLUB CRAWLで使用するには少し遮音性が高すぎるかもしれない。特典会は感触がよく、とてもいい感じに楽しめた。思わず買い増ししてしまうほどに。明日のニキプレは回避することを決めた。

2026年9月5日土曜日

ASTROPUFF (2026-07-12)

昨晩の食事(O氏との会食)が胃に残ってまともに眠れず。食いすぎた。空調が効かなかったのも原因のひとつ。最近、中途覚醒が多い。原因として思い当たるのは6月6日(土)くらいから始めている15時以降のコーヒー(カフェイン)断ち。この数年間、夜にコーヒーを飲む生活を続けていた。一般的には遅い時間のカフェインは睡眠に悪影響がある。体内のカフェイン半減期が8時間なので寝る時間の8時間前からはカフェインを摂らないべき。自分が気付いていないだけで睡眠の質が落ちているのかもしれない。だから一度ちゃんとカフェインを摂る時間を制限してその効果を検証してみることにした。結果として、夜中に目が覚める頻度が明らかに増えた。たしかに日中のダルさを感じることは減った(ような気がする)。目覚めは前より良くなった(ような気がする)。ただ、それらの恩恵は気のせいである可能性もある一方で、中途覚醒の増加はどう見ても明らかである。だから夕方以降のコーヒーを再開してみることにした。ワールド・カップのスイス対アルゼンチンの終盤を観る。準々決勝にもなってくるとさすがに実況に青嶋、解説に闘莉王が起用されていないようでホッとする。ワールド・カップだと試合数が多い(特に今回は出場国が増えている)ので普段だと仕事を貰えないような水準の人たちが解説をしているのは否めない。新大久保のドラッグ・ストアでエア・コン・クリーナーを買い、いざ使おうとしたらフィルターだけのクリーナーだったことに気付く。いらつく。近所のコンビニになく、まいばすけっとにもなく、ドンキまで歩く。クリーナーをエア・コンのファン目掛けて噴射し、フィルターも掃除する。16時に池袋北口で目撃者と合流し、飲み会に参加。四季海岸。アヒルの丸焼き(小)、よだれ鶏、さつま芋、粟、栗の飴、油淋鶏刀削麺、トーミョー炒め、生ビール、サントリー生ビール中、メガビームハイボール、二合/冷酒、角ハイボール、コク栄養大補酒。途中からの参加者を含め、最終的には6人になったのかな。JPY16,469。もしマルコに彼氏がいたら許せるかという話を飲み会中に振られる。私に言わせればこういう話題でそりゃ〇〇歳の女の子だよ、彼氏くらいいるでしょ(笑)なぞと安易に理解を示すのはアイドル・オタクではない。じゃあ何かって言うと女好き、あるいは飲み会好き。目撃者の多くのアイドル・オタクではない。(それが悪いと言っているわけではない。アイドル・オタクに比べれば女好きや飲み会好きの方が健全である。)みんなで会場に歩く。そう、今日は珍しく会場が池袋。池袋W:IKE329という聞いたことのないライブハウス(和製英語)。私がたまに利用するランチ・ハウス・ミトヤの真向かいだった。ミトヤはお母さんのカレーライス JPY780(ご飯の量がデフォルトでかなり多い。少なめにしてもらう、あるいは追加料金を払ってルーを追加した方がいい。あるいは持て余した米を卓上のごま塩でやっつける手もある)、自家製ハンバーグ定食 JPY1,070(肉の塊という感じのリアルなハンバーグではないけど)などがおすすめ。NINGENKYOU:昨日に続いて鑑賞。音楽は面白いけどフロアとの会話は出来ていない。まだまだこれからか。シンダーエラ:部活レベル。こんなのを見ながら時間を溶かして加齢していくことに対して危機感を覚える。ゆるめるモ!:部活レベル。ここまでみて、やっぱ私は地下アイドルが嫌いだと思う。プロとして音楽をステージからフロアに届けるというレベルに達している集団は少数派。若い女の性的資本ありきの商売。まあ程度の差こそあれアイドル以外の業態にも言えることだが。萎えていた私の気持ちがスパンコールグッドタイムズで回復。ここまでで唯一、フロアと対話を出来ていた。MCの言葉もそうだし、音楽をしっかりと表現して、聴かせて、魅せていた。天野りこちゃんが可愛い。最近LiVS現場に来るようになった某紳士もこの集団ではりこちゃんを好いている。共通する好みの傾向があるんだろうな。そこからじゅじゅを挟んで、LiVS。熱く盛り上がる。ケチャでポール(ステージとフロアを隔てるために立てられていた)が動く。バンビバンビと目が合う。昨日も目が合った。これはさすがに特典会に行く流れ。と見せかけて今日も行かない。トリがyumegiwa last girl。事務所が同じだというNINGENKYOUが一番手で出ているのはバーター的な感じなのかな。yumegiwa last girlは解散が決まっている。対バンに出るモチベーションが何なのかは気になる。今さら他の集団のオタクにも自分たちを知ってもらおうとしたところでアレなわけだし。終演直後、他の集団を目当てに来たとおぼしき紳士がLiVSメンバーから受け取ったフライヤーを見ながらお連れの方に「らいぶすさん(LiVS)観ました? 凄い盛り上がってて、こんなに人気あるんだってびっくりしました」と話しているのが耳に入ってきて誇らしくなる。特典会。サクッとチェキ1枚と写メ2枚をマルコと撮って帰る。蔑む感じで…とお願いしたソロ・チェキ。OKと答えるマルコ。さげすむって何? と撮影後に聞いてくる。説明すると、じゃあ今やるね。顔を歪め、うわ、気持ち悪っ…と私に言ってくれる。ご褒美。小雨が降ってるから東上線で北池袋まで乗ろうかと思ったら人身事故か何かで止まっている。東武東上線は本当にキモい。

武蔵野音楽祭 20th ANNIVERSARY 蓮の音カーニバルプレミアム/超、Maria (2026-07-11)

異常な頻度でライブ・ハウス(和製英語)に出没する紳士を見ると、私は憂国の念に駆られることがある。それだけの体力、気力、時間といった資源をもう少しこの国を良くすることに使えなかったのだろうか。2026年の上半期で150以上の現場に足を運んだという紳士が、私が直接の面識がある中でも二人はいる。さまざまな点において相当に恵まれていないと不可能な所業である。ただ時間があるだけでもお金があるだけでも体力があるだけでも無理。私が同じことをやったら破産するのは言うまでもなく、疲労で鬱になるだろう。今の現場数でも既に限界を超えているというのに。

BABYTANTS、NINGENKYOUとのスリー・マン(和製英語)。チケットを昨日遅くに買った紳士が40何番だと言っていた。BABYTANTS。メンバーが可愛い。見入ってしまう。二人組。似ている。どうやら双子らしい。ただフロアの雰囲気も含めると総合的には既視感があって想定内という感じ。KIRA:MINAとかの、あの系統。少数のおじさんたちが頑張って盛り上げようとしている。よく言えばパッションは感じるけど悪く言うとやや一本調子で。よくある動員規模の小さなロック系アイドルという感じ。メンバーが魅力的でも音楽が熱くてもオタクがフレンドリーでもそれが集客には繋がらない。ロック系アイドルは多くの人が集まるフィールドではないというのが、少なくとも現時点における現実なのだろう。NINGENKYOUのことは知らなかった。何モンなんだと思ったけどyumegiwa last girlと事務所が同じらしい。案外、面白い音楽かもしれない。表現の深みはBABYTANTSよりも上だと感じた。オタクが数名しか来ていない。一人だけ頻繁にステージに背中を向けて他の(LiVSとBABYTANTSの)オタクを巻き込んでミックスをやる紳士がいたが、そもそもあれはミックスを打つような音楽なのだろうか?

有楽町。I'M A SHOW。『超、Maria』。O氏と一緒に。お誘いしたところわざわざ安くない(JPY9,600)チケットを買って来てくれた。今日は初演と比べて客がおとなしいと思っていたけど、ある場面を契機に一気にヴォルテージが上がった。演劇は同じ演目でもその日によって会場の空気が異なるのが面白い。めいめい演じるかなが、おじさんの匂いが好きだと変態的に打ち明ける場面。それでドッと沸いて、場が和んだ感じになって、それ以降も笑いが起きやすい雰囲気になった。ビーフシチューとオムライスのくだりなんかも。

イヤな話をイヤな気持ちにさせずに楽しませる力量。根本宗子さん(作・演出)と、チャラン・ポ・ランタン(音楽)と、田村芽実さん、清水くるみさん(演者)の共同作業。席に腰かけて、肩の力を抜いて、ステージで行われる劇に身を任せるだけで最高のものを届けてくれる。素晴らしく過剰な表現。まだしばらく『超、Maria』の世界の中で生きていたい。現実世界に戻りたくない。そんな強い余韻を引きずるほどに夢中になることが出来た。あと1回、2回と観たかったし、欲を言えばダブル・キャストのもう片方も比較のために観たかった。

『超、Maria』のチケット代は高い。ただ、高いとは言ってもLiVSだってJPY3,000のチケットを買って特典券をJPY6,000分買えば結局は同じくらいかかる。LiVSの超最高チケット(JPY3,1500)の値段でこの『超、Maria』を3回観ることが出来る。そう冷静に考えると今後LiVSの高額チケットを買うのには慎重にならざるを得ない。約JPY10,000を払わせて、純粋にステージ上の芸や作品だけで満足させる。特典会なしで。これが表現者が本来あるべき姿。

O氏とお花茶屋、ヒマラヤン。ACHARI GOSHT JPY1,400。MUTTON DUM ALOO JPY1,400。MUTTON PAKUCHI JPY875。最高の店。

2026年9月4日金曜日

GOLD SOUNDZ (2026-07-09)

鼻の下の髭を深く剃ろうとしたらしっかりめに血が出た。私は電気シェーバーでも出血することがごく稀にある。不器用な男。髭剃りデビューした初期にはカミソリを試したこともあったのだがうまく扱えず、髭を剃っているはずが自傷行為のようになってしまった。それ以来、カミソリは使っていない。

新宿Red Cloth。新大久保でメシを食ってから歩いて行ける利便性。サビハ・ハラル・レストラン。マトン・ビリヤニ JPY1,210。スパイシー・ティー JPY275。ここのビリヤニは前にマルコが私のトゥィートを見て興味を示していたことがある。行ってもいい? いいけど、もし俺がいたとしてもストーカーじゃないからね。むしろ私が(笑)。

今日の対バン相手はONIGAWARAという男性二人組。開場前に会場前に集う支持者たち。全員が女性。仲良さげ。私たちの女性版と言える。バンドとの対バンを観に行く度に思う。アイドルという業態を取っていなくても男の演者には主に女の、女の演者には主に男のファンがつく。バンドであったとしても異性として見ているから、異性として惹かれるから熱心に追いかけているという面は多分にあるのだろう。もちろん一口に異性と言っても見方は人によってグラデーションがあって、親のような目線で見ている場合もあるかもしれない。

今日のチケットはなぜかイー・プラスで発売。慣れない。使いづらい。整理番号の1-10番までONIGAWARAの支持者たちが独占。11番がH氏。12-13番は入場時間には不在。14番が私。15番がG氏。お願いすると一瞬で快く最前を譲ってくれるONIGAWARA支持者の皆さん。平和的、友好的。タイムテーブルは発表されず。いつものようにLiVSだけが情報発信をサボっているのかと思いきやONIGAWARAもRed Clothも発表していない。が、おそらくLiVSが先だろうという皆さんの読み。的中。バンドとの対バンでLiVSが先攻ではなかった記憶がない。入場時にヒイナマツリさんからフライヤーを受け取る。

時間差で来る、マルコの匂い。最初にマルコがステージに入ってくる。その時点ではまだ匂いが私に届いていない。マルコが場所をずれて、そこに二番目のランルウさんが来るわけだけど、そのタイミングでマルコの匂いが私の鼻腔をくすぐる。おそらくマルコが数秒間立ち止まったときの残り香をランルウさんがフロアに押し出したのだと思う。マルコの匂いを嗅いでいる間だけは人生の悩みがすべて消える。幸せ。マルコが命を燃やしながらステージで自分を表現しているのを、目の前で、観て、聴いて、嗅ぐことが出来る。二度とない、同じ時間。それを共有している。今日も匂い嗅いだ? 嗅いだよ。全部吸い込むんだよ。

マルコの見せ場が減っているのをある程度は受け入れられるようになってきた。少なくともかつてのマルコの歌割りをバンビバンビとヒイナマツリが歌うことへの明確な嫌悪感は催さなくなってきた。少し躊躇いながらも二人へのコールが出来る精神状態にはなってきた。バンビバンビには声の圧がある。ヒイナマツリは……現状では歌に関してはボトルネックかもしれない。“CRUSH”でマルコの歌割りがヒイナマツリとマルコに分割された箇所。連続して二人が歌うので表現力の差が目立つ。嫌悪感はなくなっても実力差をないことには出来ない。現状では“CRUSH”の良さとして私が前に書いた歌声の楽器的な心地よさは落ちている。

『4秒シグナル』や『私アイドルじゃないです』などの聴かせる曲から定番の盛り上がる曲まで幅広く盛りだくさんなセットリスト。LiVS全部盛りという感じ。『RとC』でフロアに下りない。下りることに頼らない。物足りなさは感じず。よいチャレンジ。

ONIGAWARA。皆さん(LiVSと目撃者)の作り上げた熱気が凄すぎて一曲目から汗をかいているとか(ハリー・ポッター風の紳士)、LiVSのファンの声がでかすぎて楽屋で怯えてた(アー写でしかめっ面でキャップを被っているラッパ我リヤのQさん風の紳士。実物の印象は異なる)なぞと言って我々を持ち上げてくれる。アー写でQさんっぽかった紳士にどことなくコンニチハクリニックさんみを感じる。キャラクター。ちょけかた。名前にONI(鬼)が入っているし、アー写の雰囲気からしてちょっといかつい感じなのかと思っていたら人柄も音楽もポップで優しかった。一方のLiVSもコンニチハクリニックさんがONIGAWARAさんの新曲『にほんごさいこう』をLiVSのスローガンである人間最高と繋げたり、ONIGAWARAの支持者たちにLiVS曲中のペンライト使用を促したりと、お互いが相手のファンと対話し巻き込むいい対バンだった。

家に帰ると声が枯れている。熱くなった何よりの証拠。最高だった対バン。それと直接関係のない、表向きにはおまけのはずの特典会にチケットやドリンクを足した以上の金額を使ったことに感じる後味の悪さ。胸がちくっとする。後悔のような、なんとも言えない感情。自分が価値を感じられるものに、価値を感じられる金額を出すのが大切。そうしないと精神が壊れてしまう気がする。やりたくないことをやって手に入れたお金は、せめて好きなことに、使って気持ちよくなるやり方で使いたい。今日たまたま観たYouTube動画で、きしたかの高野がラーメン屋で働き4時間でJPY5,200を稼いでいた。特典会では2-3分で消える金額。

地下アイドルにおける、特典会というシステム。もしコンサートが本質だとするならば、毎回クラウド・ファンディングをやっているようなもの。特典会をやらないと収益的に成り立たない。つまり構造的に身の丈に合わないことをやって、本質ではない部分で金銭的に埋め合わせていることになる。もしそれが違うというのならコンサートだけにして、チケットを高くすればいい。特典会をなくせばいい。それで人が集まるのか、商売として成り立つのか、期間限定でもいいから検証してみればいい。と言いつつ、自分がこのシステムに依存し、救われ、抜け出せないのも否定できない。この街を愛すと同時に憎んでる(MSC feat. SHINGO☆NISHINARI)。アイドルというシステムを愛すと同時に憎んでる。救われると同時に殺されている。頭のどこかでは常にやめる理由を求めているのかもしれない。スパッと行くのをやめようかな、やめてみたいな、という考えが頭に浮かぶことがよくある。何かのちょっとしたきっかけでやめるかもしれない。もはや好きで通っているのか、単にやめられていない状態なのかが、自分で明確に判別できない。本当は今頃、アイドル・オタクなぞもうやめているはずだった。アイドルに対して醒めているはずだった。ミニ・マルコを見つけてしまったのが運の尽きだった。LiVSという集団、目撃者という仲間たちとの出会いも奇跡のようだった。今更LiVSを離れて他の地下アイドルをだらだら見続けるつもりはない。どこかでキレイに足を洗いたい。

JPY6,000で写メ券1枚をおまけでくれるサービスがなくなった今、まとめてJPY6,000を出すインセンティブがない。チェキ1の写メ2(計JPY4,000)を買って、それでどうしてもおかわりしたければ少し買い足すくらいを自分の標準にしたほうがいい。チェキ1の写メ1(計JPY3,000)でもいいかも。今日、写メ券のおまけがない状態でまとめてJPY6,000ぶん買うのを初めてやってみて、やはり利点がないなと感じた。ちょっと魔法が解けた感覚。そもそも毎回JPY6,000を使うのが妥当なのかを考え直さざるを得ない。これまでの習慣が崩れる音が聞こえる。この一瞬で溶けたJPY6,000はなんだったんだろう。頭が痛くなる。それだけ今日の対バンは素晴らしかった。ONIGAWARAの時間も含め、それだけで十分に満足できるものだった。最前ゼロであれだけLiVSを、マルコを浴びてしまうと、それ以上を求める余地がない。今日は特典会なしで完結していると言えるくらい素晴らしかった。今日はチェキ写メを何枚買って…と考える時間がなかった。

今日あらためて思うが平日とは言えツー・マン(和製英語)の対バンにLiVS目当ての入場者が15人くらい。チケット代JPY3,500で小さな箱で簡単に前の方でみられるグループに、最前確約だからと言って10万のチケットを売るのも買うのも異常だと思う。そのレベルに達していない。最前や前方に希少性がないはずなのに、身の丈に合わない規模の会場で公演をやるために無理やり見かけ上の価値をつけている。