2026年9月16日水曜日

-LiVS Debut Anniversary LIVE-“I was Born” (2026-08-13)

夏バテでズタズタの心身が緩やかな回復基調にあるので、行くことにした。私が勤める会社にはお盆休みが存在しない。今週は11日(火)が祝日なのを除けばあとは稼働日である。その代わり7月から9月の間に各自が好きなときに計三日間の夏季休暇をとるようになっている。まあ、電車が空いているのはいい。/訳の分からない近頃の天気。豪雨、晴れ、湿気。これは何という季節なんだ。/8月13日。今日でLiVSが3周年らしい。3年、4年アイドルグループが続くのって奇跡なんだよ、と芹沢ゆかりさんが言っていたのが頭によぎる。/下北沢SHELTER。真っ先に思い出すのが、ユニセックスchanの脱退が発表されて一発目の公演。あれも去年のちょうど今頃だったのか。/16時から16時半の会議が17時10分まで延びる。入場前にゆっくりメシを食う時間はなくなる。小田急線が遅れている。新宿で乗った急行電車は混んでいなかったが代々木上原で一気に乗客が増える。下北沢に18時ちょい前に着く。開場まで30分。駆け込むMOM'S KITCHEN。オススメのロースト・チキンを頼んでみる。10分近く待たされる。早く提供できないならオススメするな。ファスト・フード店やねんから。そして待たされた割に微妙なロースト・チキン。この店では素直にサイ・バーガーを食うべき。サイ・バーガーはガチ。ぬるくなったホット・コーヒーを平気で出してくる(渋谷店)がサイ・バーガーだけはガチ。/今日は9月7日(月)のクラブ・クアトロ公演のチケットがある人は入場が無料。無料のチケットは実際に行けるか分からなくてもとりあえず申し込んでおいて損はない。だから実際の来場者数よりも多めに整理番号が出るのが自然。実際、私も販売開始直後に叩いたつもりだったが26番。とはいえ、LiVSの三周年当日。そしてお盆休みの人も多そう。となると下北沢SHELTERならパンパンに埋まるんじゃないか。と思っていた。実際には、快適に観られる程度の、“ほどほどの”埋まり具合だった。/単に自分がそうだからバイアスがかかっているのかもしれないけど、目撃者全体としてクアトロに向けての熱はそこまで高くない気がする。代官山UNITのときも少しそう感じたけど。今回はあのときとはちょっと違っていて、シンプルに気が乗らない。一歩引いて見ている感じ。夢中になるにはストーリーが不足している。その気にさせる、狂わせる、俺たちに明日はないんだと思わせる、焚き付ける、そういうLiVS側からの仕掛け、姿勢をあまり感じない。淡々と、粛々と、その日が近づいている感じがする。もちろん、定期公演での裏方を呼んだトーク企画など、クアトロに向けた流れを作ろうとしているのは分かる。ただ、キレイにやろうとし過ぎているというか…こちらの心に火をつける感じではない。もちろん、過剰にやってしまうとそれはそれで醒めてしまうけど。私個人で言えば、色々な細かいことが(細かくないことも)積み重なって、クアトロに熱狂する理由が少しずつ剥がれていった気がする。それがいちばん安い人間チケット(JPY3,000)にするという決断に繋がった。あれはLiVSのクラブ・クアトロ公演というプロジェクトに対する私からささやなか回答、意思表示である。本来なら黙ってJPY31,500の超最高チケットを買う場面だった。/18時53分。開演前に一斉にみんなのスマ・フォが警告音を発するが、公演は予定通り開催される。/“ほどほどの”と形容したが、それでも通常のLiVSの集客に比べれば明らかにブーストはかかっていた。マルコが凄く楽しそうなのが印象的だった。つくづく思うけどやっぱり彼女(たち)はフロアがちゃんと人で埋まっているとシンプルに嬉しいんだろうな。/LiVSの誕生日だから“BiRTHDAY”をやるかなと私は予想していたが安直すぎた。やらなかった。/メンバーの熱い気持ちを感じる公演だった。約60分。この尺は予想通りだったが、もう少しやって欲しかった。あと10分、20分やってくれよ。LiVSに対して食傷気味の私でさえそう思った。いい意味での物足りなさ、口惜しさが残った。あれで終わってしまうのは勿体無かった。ただ、メンバーがあの60分に全力を出し尽くしているのは伝わってきた。アンコールをするのもそれはそれで違う感じがした。とにかく行ってよかった。大事な日になった。/コンニチハクリニックさんが、去年LiVSが解散するかもという状態になっていたのを伊藤さんが拾ってくれたおかげでここまで続けることが出来たと涙ながらに話していた。特典会で彼女が教えてくれたのだが、公演中に後ろで伊藤さんがずっと泣いているのが見えたのだという。それで思わずあれを言ってしまったと。/マルコも泣いていた。特典会で言っていたが彼女のお父さんも泣き虫なのだという。感動したときに泣く。“ONE PIECE”を観て感動して泣いたことがある。(泣き虫という言葉を聞いて私の頭にはaikoの『ナキ・ムシ』が頭に浮かんだが、それを言うことでマルコとの世代間断層が隠せなくなるのがこわくて呑み込んだ。/P.ジュースキントの『香水』という小説を読んだ話をしたら、マルコが映画版を観たことがあるのが発覚。/帰り際、LiVSを救ってくれてありがとうございます、と言って伊藤さんに頭を下げる。救ってない、と首を横に振る伊藤さん。