2025年12月26日金曜日

人間最高ツアー (2025-10-18)

そもそも、意思は幻影であり、行動をコントロールできるような力はないのだ。外界から得られる刺激に対して、意思で抗うことはできず、自動的に身体が反応してしまうのである。
(妹尾武治、『未来は決まっており、自分の意思など存在しない。』)

渋谷でLiVS(『渋谷でチュッ!』)。終わったらすぐに新横浜に移動。横浜F・マリノス対浦和レッドダイヤモンズを現地で観ないといけない。蓄積した疲労。ストリート・ファイター2で言えばピヨッっている。本来ならデジタル・デトックスも兼ねて数日間の静養が必要。このような状態でLiVSとマリノスのハシゴ。無理があるけど無理をせざるを得ない。LiVSはツアー・ファイナル。ただの千穐楽ならまだしも、特別な何かがあるらしい。この日に新しいLiVSが見られるかも? とメンバーさんが思わせぶりな告知をしてきた。生バンドか新衣装のどちらかだろうとは踏んでいたが、今日が近づくにつれ、十中八九、新衣装なのだろうという雰囲気になっていた。Twitterのタイムラインに流れてくる画像で新衣装を知るのではなく、どうせならこの目で見たい。そして横浜F・マリノス。明治安田J1リーグに残留するために落としていい試合がひとつもない。追い込まれた状態。私はそこにいないといけない。DAZN観戦で済ませるわけにはいかない。LiVSも、マリノスも、見逃すわけにはいかない。見逃さないでください。見逃さないでください。TikTokの配信をTwitterで共有したときのように、誰かがそう訴えかけてくるかのよう。

お腹いっぱいなのに無理やり食べ物を詰め込もうとしている。おいしいはずの料理もおいしいと感じられない。消化しきれない。そういう状態。
脳内限界 脳内限界 脳内限界
ほんっとキャパいわ
脳内限界 脳内限界 脳内限界
ほんっとキャパいわ
(#KTCHAN , 『きゃp@い』)
案の定、公演を乗り切るので精一杯。楽しんでいる風に表面を取り繕ってはいたけど、なんかフロアの雰囲気もいつもと違って(東京のツアー千穐楽ならではの雰囲気というのがなんとなく存在する)、ちょっと入り込めなかった。自分が乗れなかっただけで公演そのものはおそらく熱かったのだろうと思う。『RとC』でステージからフロアに乗り出したコンニチハクリニックさんの「今と過去の殺し合アアアアア!!」というリリックを正確に歌うことよりも感情を優先した野性味あふれるシャウトが印象的だった。新しい衣装が初お披露目された(結局、正解は新衣装だった)。正直なところ第一印象ではガッカリ感が先行した。なんか、パッと見の印象として大して変わっていない。そりゃ違う衣装ではあるんだけど、刷新しましたというインパクトが感じられない。既視感。実際、ランルウさんの衣装が各メンバーの前衣装を繋ぎ合わせたリメイクだとか。紺と赤が集団のテーマ色のようなので大きく印象を変えるのは難しいのかもしれないが、新しいLiVSがここから始まるという期待感を醸成できる衣装だとはまったく思えなかった。その期待感こそ今のLiVSにもっとも必要なのではないか。そしてこの公演にはもうひとつの見逃さないでください要素があった。新曲の初披露である。『私アイドルじゃないです』。LiVSの既存曲とはだいぶヴァイブスが異なる。ケチャ、ミックス、コールといった目撃者(LiVS支持者)が好む盛り上げ方とは相性が悪い。そもそも盛り上げるような曲ではない。フロア全体がややポカンとしながら見守っていたように思う。この時点では私もピンとは来なかった。うーん。まあ。って感じ。

終演して(特典会に行かず)すぐに会場を出ればキックオフには間に合う算段だったが思ったよりも遅くなった。11時半開演。Spotify O-Crestを出たときには13時を優に超えていた。横浜F・マリノス対浦和レッドダイヤモンズは14時キックオフ。日産スタジアムの入場ゲートに着いたのが14時14分頃。ゲートを通過する直前に場内から大歓声が聞こえる。まだ前半の早い時間だけど、何があった? 高鳴る胸。席に着くまでの場内放送で把握。谷村海那選手が先制点を決めたようである。この目で見られなかったのは残念だったけど、ゴール前後の歓声を外から聞けたのはある意味で貴重な経験だった。あれって盛り上がりっぱなしじゃなくてゴールが入る直前に一旦静かになるんだね。決めてくれ! って息を呑む瞬間があるんだ。普段はなかなか気付けないことだった。最終的には4-0でマリノスの勝利。気持ち良いことこの上ない。最後の数分は思わず席から購入した生ビールを飲みながら勝利の味を噛みしめた。浦和レッドダイヤモンズとはこの試合に懸けるモチベーションの差を感じた。基本的にチーム間の選手の力量に大きな差はないので、順位よりもそのときに両チームの置かれている状況によって結果が左右される(より負けられない状況にいるチームの馬力が勝る)ことがままあるのが明治安田J1リーグ。

2025年12月14日日曜日

Finally presents 10 days Live show “GACHINKO 2025” (2025-10-16)

10月10日(金)の対バン時にFinally支持者の淑女からご厚意でチケットをいただき、来ざるを得ない流れになった。特典会が始まってもAoiチャンが姿を現さず(どうやら体調不良だったよう)、私が購入したチェキ券を持て余して困っていたところ、近くにいた淑女が券を買い取ってくださった。ところで来週ライブを観に来ませんか…という感じで誘われた。Robert Cialdiniの“Influence”(邦題:『影響力の武器』)にも書いてあるように人間には返報性(reciprocity)の原則というのがある。たとえ小さなことやモノであっても相手から何かを受け取ると、お返しをしなければいけないという気持ちになるように人間は出来ている。チェキ券をわざわざ買い取っていただいた手前、簡単に断れることが出来ない。タダでチケットをいただけるというのだからなおさらである。なまじ予定もなかったので、行けますと答え、チケットを氏から受け取った。本当なら休みたかった。10月に入って16日目。これで9現場目。さすがに厳しい。フル・タイムで働いている人の遊び方ではない。(もっともフル・タイムで働いていなければ経済的に成り立たないが。)明らかに疲弊している。Twitterのタイム・ラインに出てきた『仕事の質を高める休養力』(角谷リョウ)を書店で買って読んだ。この本によると休養には三つの段階がある。1)疲労を出す(片付け、掃除、タスク整理、データやメールの整理、胃腸デトックス、温冷浴)→2)完全に休む(食事・デジタル・社会的ファスティング、瞑想、アロマ)→3)充電する(自然や観葉植物、人との触れ合い)。この順番で行うのが肝要だそうだ。いや、お前の場合は問題が明白だろ。現場数を減らせよ、という声が聞こえる。それは真っ当な意見である。書いてあったことでコールド・シャワーはすぐに実行に移している。(元から夜にはやっていたが朝にも浴びるようにしている。)コールド・シャワーはメンズ・コーチ・ジョージ(ステハゲ海賊団)の専売特許ではない。この本以外にも『ドーパミン中毒』(アンナ・レンブケ)や『インターネットポルノ中毒』(ゲーリー・ウィルソン)でも勧められていた。
正直、朝から冷水を浴びると「何でもできる感覚」が襲ってきます。私は仕事のスピードが2倍、集中力が3倍、そしてブラックジョークのキレも5倍に
(角谷リョウ、『仕事の質を高める休養力』)

夕方に受信した上司からの電子メールへの対応を明日に先送りし、早めに家を出る。雨が降っている。六本木へ。前のLiVSとの対バンと同じ会場だから迷わない。私が上述の淑女からいただいたのは招待チケット。“GACHINKO 2025”の全10公演の通しチケットの購入特典で、五枚くらい貰えるらしい。入場の順番は最後。18時半開場、19時開演。18時45分くらいだったかな? 列の最後尾につく。偶然にも顔馴染みの目撃者(LiVS支持者)二人が私の後ろに来る。片方の紳士から色んな現場にいますねとまるでアイドルDDのような扱いを受ける(実際には私はミニ・マルコchanに一途で、そう言ってきた彼の方がよほどDDである)。

私が入場した時点でフロアはほぼ埋まっていた。LiVSとの対バン回の倍は人がいるのではないか。今日は“GACHINKO 2025”千穐楽で、なおかつ唯一のFinally単独公演。Fimilly(Finally支持者)からすると外せない回。人が多いのも当然。右の壁沿い付近のほぼいちばん後ろの位置を取る。私のエネルギーはほぼ枯渇している。昨日は底抜けに楽しめたが、ミニ・マルコという麻薬の助けを借りながら無理やり自分をハイにさせた感がある。元気を前借りしていたのかもしれない。HPのゲージが赤になっている上にそもそもFinallyのフロアには慣れていないので後方彼氏面的な感じでおとなしく見守る以外に選択肢はなかった。(もちろん後方彼氏面とは言っても私はFinallyのどのメンバーさんの彼氏ではなく、正式に後方彼氏が出来る相手はミニ・マルコchanだけなのだが。)こうやってちょっと後ろから全体を観るのも悪くない。前方コア層の盛り上がりやペン・ライトの光も公演の一部として楽しめるからだ。実際のところ最前線でわちゃわちゃするよりもそういうスタンスの方が性には合っているのだと思う。根が陰キャなので。フットボールをゴール裏ではなくバック・スタンドで観るのも結局はそういうことだと思う。公演が終わった後に告知映像が流れ、すべてが終わった頃には20時半だった。新しい衣装が(スクリーンに映る静止画で)発表された。白と黒を基調にしていてカッコいい感じだった。この衣装を着たAoiチャンを生で見てみたい。

前回Aoiチャンに会うことが出来なかったので今日は特典会に行きたいという気持ちもあったが、今日は人が多い。混みそう。始まるまでのメンバーさんの準備時間もある。待っていると帰ってから銭湯に行く時間がなくなる。そもそも私は今日ここにたどり着いた時点で疲弊している。明日も仕事がある。終演後、そのまま会場を出る。タダでもらったチケットで入場してドリンク代以外のお金を落とさないのは粋ではない。本来ならチェキ券一枚くらいはゲトるべきなのだが、今日は休息を優先する。

2025年12月13日土曜日

GOLD SOUNDZ (2025-10-15)

またあるのかよ。どんだけあるんだよ。一息つく暇がない。正味しんどい。チケットを買っているのは自分だが、もはや本当に自由意志で購入手続きをしているのかも分からなくなってくる。脳と身体を乗っ取られているのではないか。買っているのではなく買わされているのではないか。ミニ・マルコという麻薬に依存させられ、抜け出せなくなって、“ほどほどの”摂取では満足できなくなって、常に新しいのが欲しくなっているのではないか。『インターネットポルノ中毒』(ゲーリー・ウィルソン)によると中毒は脳に以下の変化をもたらす:増感(渇望)、脱感(耐性がつき喜びに鈍感になる)、機能不全の前頭葉前部回路(衝動にブレーキが効かなくなる)、ストレス系の誤作動(ネタが切れると不安、鬱などメンタル不調)。LiVS現場に通う頻度が加速的に増加してからの私はかなりの程度、これらに当てはまるのではないだろうか。もっと行きたい、もっと観たい、もっと会いたいという欲求。それを実行した結果、最初の頃のようには純粋に楽しめない日も出てくる。にもかかわらず通う頻度をいちど落としてみるという理性的な判断が出来ずチケットが発売される度に反射的に購入してしまう。銀行口座の残高がみるみる減っていく痛みよりもミニ・マルコという麻薬をゲトりたい気持ちが遥かに上回る。ミニ・マルコという麻薬の効き目が切れてくると、実際にちょっと軽い鬱のような症状になることがある。今の私はLiVS現場に異常な頻度で通うのは体力的・経済的にしんどく、かといって頻度を落としてミニ・マルコという麻薬から距離を取ったらそれはそれで精神的に持ちこたえることが出来ない。八方塞がり。仮にLiVSの現場に行くのをやめてもっと“健全な”生活を送ったとする。それでたとえば貯金が出来たとしてそれに何が得られるというのか。老後の安心? クソ食らえ。老後がどうのよりも今のミニ・マルコの方が大事に決まってるだろ。最近はLiVS現場に来て凄く楽しかったという日とまあそこまででもなかったかなという日がある。上記でいう脱感に該当するのだろう。波がある。本当にこの日を楽しみにしてきた(とうとう来たな この時が)というよりは、毎日出勤して自分の義務を果たさないといけないという、仕事のような感覚になることがある。終演直後、純粋に楽しかったという気持ちを、粗相なく最後まで乗り切れたという安堵感が上回ることがある。私はこれまでの人生でこんな異常な頻度でひとつの集団の現場に通ったことがない。それなりに長くオタクをやってきたが、こんな強度でひとりの対象を追ったことはない。こんな対象を見つけることが出来たのは奇跡であり、私にはこれを上回る幸せはない。もちろんそうはいってもどこかで折り合いをつけないといけない。破産するわけにはいかない。現実の生活をないがしろにしているといずれLiVS現場に通うことも出来なくなる。ミニ・マルコという麻薬も手にすることは出来なくなる。私は遠征をあまりしないようにしている。交通費や宿泊費が馬鹿にならないからだ。(それでも今年だけで名古屋に三回、大阪に一回行っている。)ただ東京で行われる公演についてはどれに行ってどれに行かないかの判断は難しい。困ったことに思いがけない大当たりというのがたまにあるんだ。どれがそうなるかは事前には分からない。だからやめられない。(これがまたいかにも依存症っぽい。)今日がまさにその大当たりだった。目撃者(LiVS支持者)は15人もいなかったかもしれないが少数ならではの異常な楽しさがあった。THE抱きしめるズの紳士が、十万人に必要な音楽もあれば、百人に必要な音楽もある。僕(の音楽を必要とするの)は百人、いやもしかすると50人、30人かもしれない。それでも僕はその人たちのために音楽を届けるんだと腹を決めている、というようなことを言っていた。数や規模の大きさで価値を計るのではなく、自分がやっている表現や音楽そのものと、それを観に来てくれる目の前の(少数かもしれない)人たちを大切にする姿勢。私には彼の言葉は「売れたいです」「(会場を)埋めたいです」よりも遥かに心を打った。何をやって売れたいのか、何をやって埋めたいのか。そのほうが結果として売れるか、埋まるかよりも大事なのではないだろうか。それを追求することがインディーで、アンダーグラウンドでやることの意味ではないだろうか。袖で観ていたLiVSメンバーにはどう響いたのだろうか。私の人生は連敗続きで敗戦処理の段階だが、“Believe”の曲中にメンバーさんと出来るじゃんけんではランルウさんに三連勝くらいした。横浜F・マリノスの勝ち試合を観ることによる疑似的な勝利さえ味わえなくなってきている(マリノスの不振により)現状において、何かに勝つことの喜びをランルウさんが思い出させてくれた。ありがとう、ランルウさん。特典会でコンニチハクリニックさんに行くと私には英語で話してくれるのが通例になっている。今日はToday, I ate サンマ。But, many bone. Tired...と言ってくれた。愛しい。そしてミニ・マルコという麻薬がこれまででもトップ級にハイにさせてくれた。このときのやり取りは約二ヶ月が経過した今でもたまに反芻するほどである。

2025年12月10日水曜日

Weekly LiVE at LiVS (2025-10-14)

俺はパンツ14枚持ってるんだけど21枚にしようかと思ってる。21枚あれば三週間大丈夫なわけじゃん。みんなはどれくらいでパンツ買い替えてる? というのは私が読者諸兄に聞いているのではなく、A-THUGがInstagramの生配信で視聴者に投げた問いかけだ。言わずもがなA-THUGとは伝説的な川崎のヒップホップ集団、SCARSのリーダーである。現役で曲をリリースしている日本のラッパーでは私が一番好きかもしれない。男ラッパーならA-THUG、女ラッパーなら #KTCHAN 。この二人はチェックしておくべき。ニューヨーク在住のA-THUGがたまにInstagramでやってくれる配信。いつも数人しか見ていない。たまに大台(10人)に乗るかどうか。勿体ない。あんなに面白いのに。向こうの夜、こっちの朝。日本時間の朝8時とかそれくらい。見るのが無理な時間ではない。やけに注目度が低い。不思議。

定期公演前にはKEBAB CHEFSでメシを食うのが恒例だが、たまには変化をつけなければならない。心地よいルーティンに安住することがいつでも正解とは限らない。
[…]人の心は新しいものは、たとえ良いものであっても慣れるまでは居心地悪く感じます。そして人の脳は、慣れ親しんだものなら何でも、良くて快適だと受けとめます。たとえその行動、習慣、人間関係が、実際には有害で破滅的だったとしてもです。
(ブリアンナ・ウィースト、『感情戦略』)

道を挟んで向かいにあるごちとんに行ってみることにした。豚汁専門店。最近のF君が大層お気に入り。私は何年か前に横浜の店に一度だけ行ったことがある。辛味噌チゲ豚汁定食(しっかり、ご飯サイズ中)JPY979。みそはしっかりともう一種類(より薄味な選択肢)から選べた。しっかりはだいぶ濃い味だった。濃い味を好む私が言うのだから一般的にはかなり濃いのだと思う。この店におけるご飯の中は私の感覚では小。ご飯と豚汁だけ(+申し訳程度の漬け物)のシンプルな定食。豚汁も多くはないので、全体としては量が物足りなかった。女の食事って感じ。次に使えるアジ・フライの無料券をもらった。ご飯を大盛りにしてアジ・フライをつけないと男の食事にはならない。

  • ネタがほとんどないので書くが、ミニ・マルコchanの自己紹介は「いつだって忘れない 最近 秋が短い そんなの常識」だった。
  • 正直なところ、四人の“BACKLiGHT”にまだ慣れることができない。どうしても物足りない。ユニちゃんの穴(下ネタではないです)を感じてしまう。今のメンバーがどうのということが言いたいわけではない。でも、この曲は歌い出しは、彼女のあの歌声でなければどうしても成立しないという思いが今でも拭えない。“He Meets”はまだギリでユニちゃんの穴(下ネタではないです)を感じずに済むというか、まあ感じないわけではないけど、受け入れられる。
  • たしかこの日だったと思うけど、特典会でランルウさんにチーズ・ナンで包んだケバブ・ラップを勧められた。渋谷駅の近くにあるらしい。食べてみてと言われたのでチーズ嫌いなんだと返すと、あそうなんだ…という反応の後、チーズなしの普通のナンのもあったと言っていた。(追記:どうやらこれはこの日ではなく次の週の定期公演だった。)

私:I like your hairstyle today
コンニチハクリニックさん:(一旦英語に拒否反応を示す)あ、ヘアスタイル!
私:It's pretty
コンニチハクリニックさん:プリティ。イエー。(自身を指さして)アイアムキュート!

最近c-tekiと話すために英語の勉強を始めたんだ、とコンニチハクリニックさんに言われた。おかしな状況。TOEICの勉強を始めたらしい。ちなみにいくら彼女がTOEICの勉強をしようとも私の点数(990点)を超えることはない。それ以上の点数がないからである。

2025年12月7日日曜日

COTTON CLUB 20th Anniversary “CINEMA SONGOOK” directed by Ryo Konishi featuring 城南海 & 田村芽実 (2025-10-13)

チケット販売開始が9月3日(水)正午。完全に忘れていた。盛大に出遅れたが9月9日(火)の朝にチケットを確保。月曜、祝日。サテン。ブリアンナ・ウィーストの『感情戦略』を読む。 #KTCHAN がpodcastで勧めていた。本をよく読むことで知られる彼女だが(これを書いている今日、11冊を並行して読んでいるとInstagramのストーリーで明かしていた)具体的な書名に言及することは意外と少ない。村上春樹がオキニらしく最近では『街とその不確かな壁』を読んでいたようである。今の私が自己啓発本を手に取ることは滅多にないが、たまには読んでみるのも悪くはない。ちなみに #KTCHAN がよく行くのが有隣堂 戸塚モディ店。これは本人が公表している。最寄り駅が戸塚であることも公にしている。私は彼女のストーカーではない。
[…]人間は、幸せを求めるようにはできていません。快適さを求めるようにできているのです。
そのため、快適ゾーンの外にあるものは何でも、慣れるまでは危険や怖いなどと感じてしまうのです。(ブリアンナ・ウィースト、『感情戦略』)

コットン・クラブといえば、M-Lineに移籍した元Hello! Projectメンバーさんのイヴェントでよく使用される印象が強い。実際に私も道重さゆみさん田中れいなさんをこの箱で観てきた。田中れいなさんを観に来たときは私の近くの席の紳士が開演前にウェイターにオーダーを促され、メニュウを見て迷うふりをしながらそのまま最後までやり過ごし、終演するや否やウェイターが来る隙を与えずに帰っているのを目撃し、Hello! Project系のオタクのたくましさを思い知った。これはライブ・ハウス(和製英語)で入場時のドリンク代を払わないのとまったく同じであって、並の神経で出来ることではない。ただオーダーを渋る気持ちは分かる。一般的にライブハウス(和製英語)のドリンク代(実質的に通行料)はJPY600かJPY700だが、コットン・クラブで何かをオーダーするとその倍くらいするので。私がオーダーしたのはコットン・クラブ・レッド・エールJPY1,430+サーヴィス料JPY143。公演名にもあるようにコットン・クラブが20周年らしく、今日は来場者全員にシャンパンがプレゼントされた。

どういうわけかこの会場だと客の年齢層が高い気がする。めいめい以外の支持者については普段との比較ができないが、シニア層が中心。着席して落ち着いて観られる鑑賞環境によるものなのかもしれないし、コットン・クラブそのもののファン(贔屓の出演者目当てではなくこの会場で行われるという理由で観に来る)というのも一定数いるのかもしれない。実際、音楽を聴くのは好きだけどライブハウス(和製英語)やホールでも立ち上がるのが前提だと体力的にきつくて…という層にとってはおあつらえ向きの会場である。音響も素晴らしい。じっくりと音に向き合うことが出来る。老紳士たちの同窓会の様相を呈するテーブルがあった。城南海さんの支持者たちだった。黄色い歓声の老紳士版を何度も城南さんに送っていた。一人の老紳士は城南さんとめいめいとのデュエット曲が終わると間髪入れずにアメイジング! と叫んでいた。老紳士にこれだけの元気があるのは普通ではない。あの歳になるとサテンで本を読めるだけの気力、体力もない人たちがたくさんいる。一人でサテンに入った老紳士が持参した文庫本を開くこともできずしばらく居眠りをして店を出る場面を何度も見てきた。それにこうやって共通の趣味のために集まれる仲間がいるのも稀有なことである。老年になってまで女(アイドル、歌手等々)のケツを追っかけているのは一見、醜態を晒しているように見えて、実際のところ同世代の中でも上澄みの存在という見方が出来る。若い奴らは中高年のオタクを馬鹿にしたくなるかもしれないが、中高年になってその生活が出来るためには健康である必要があるし経済的にも恵まれている必要がある。むしろ危機感を持つべきなのは、まだ人生にもっと色々な可能性があるはずなのに、中高年がたくさんいるのと同じ場所に若くして既にたどり着いている若者側である。

七人編成の豪華なバンド。素晴らしい音響。おとといのめいめい+ピアノ伴奏のシンプルな編成とはまた違った贅沢さ。耳が喜ぶ。めいめいと城南さんそれぞれでソロ五曲+デュエット一曲。音ゲーのようにせわしなくコールを入れたりケチャをしに行ったりするのではなく、集中して、静かに、音に浸る。クオリティに酔いしれる。今日はめいめいの歌を自ずと共演相手と比較しながら聴いた。めいめいの歌だけを単独で聴くよりも、彼女の歌の特徴が浮かび上がっていたように感じた。このめいめいの歌い方が所謂ミュージカル歌唱なんだろうなと思う場面があった。城南さんはミュージカル界の人ではないので対照的だった。土曜日、月曜日と短い間隔でめいめいの歌をたっぷりと浴びることが出来て、幸せだった。REALとは何なのかを再確認し、耳に覚え込ませる作業。これからも私には必要である。

秘密クラブ~歌を嗜む~ (2025-10-11)

これは暴論だが、身体に良さそうな食事を提供する飲食店の客は大概ちっちゃくて弱そうだ。健康意識が高いとは、身体によい習慣や食事を普通の人以上に意識しなければ健康に近づけないということだ。心身が脆いから人一倍労わらないとやっていけないのだ。これは個人差の問題でもあるし、一人の人物についても言える。若い頃には暴飲暴食や長時間労働をしても平気だったのが歳を重ねるにつれ段々と無理が効かなくなってくる。ちゃんと寝て、お酒はほどほどにして、浴槽に浸かって、運動をして、冷たい飲み物を控えて、揚げ物を控えて、野菜を食べて……等々、健康に良いことをしないと健康でいられなくなる。ファスト・フードでもなんでも好きなものを食べて、お酒も好きなだけ飲んで、短時間睡眠で、好きなことをやり続けて、死ぬまでずっと元気なのが一番いいに決まっている。もちろん私はそうはいかない。弱い部類に属する。身体のケアとメンテナンスにお金と時間をかけている。二週間に一度の鍼、月に一度の整体、週に三回のジョギング、二週間に一度のパーソナル・トレーニング、サボっていたけど最近またやるようになった家での筋トレ。毎日自分でお灸を据えている。一年に365日外食しているとはいえ、こう見えて食事にも気を付けている。家で自炊するときに使うスパゲッティは全粒粉である。iHerbで仕入れたアメリカのマルチ・ビタミンを飲んでいる。今日も朝にパーソナル・トレーニングを受けた。そして昼メシには魚を選んだ。恵比寿のなかよしでさばのみりん干し定食JPY1,220、唐揚げ(2個)JPY350、生玉子JPY80。唐揚げを食べているのはご愛嬌。揚げ物はたまに食べる程度に抑えている。唐揚げ定食は何年も食べていない。元横浜F・マリノスの仲川輝人選手も揚げ物を食べたら翌日の練習で身体のキレが落ちたのを感じ、以降は食べなくなったのだという。さて、魚を食うために恵比寿に来たわけではない。今日の会場がこっちにあるからだ。晴れたら空に豆まいて、という一癖ある名前の箱。地下二階なのだが、なんと同じ建物の二階に私がいつも髪を切ってもらっている美容室がある。私がめいめいを観ている最中にも四つ上の階でHさんが誰かの髪を切っているかもしれないと思うとちょっと変な気持ちである(もっともこの日はHさんが休みだったような気がする)。数十人しか入れないこじんまりした会場だった。ほとんど隙間なく敷き詰められたスツール。座る前から既に窮屈。私の席はなんと最前。ほとんどないステージとの距離。めいめいが自分のために歌ってくれているような、彼女を私が独占しているような気分。すぐ目の前に立っているめいめい。ステージ上には彼女と、伴奏のピアノ演奏者のみ。物凄い席。近すぎて抜けない緊張。一回限りの公演。90分、めいめいの歌声を存分に堪能。贅沢。至福。私は歌手としてのめいめいが大好きなんだと再認識した。残念ながら今のめいめいは一時期に比べ歌手活動のギアは落としている。何かの配信で彼女が言っていたと思うけど、コロナ騒ぎで活動に色々と制約が出た時期に、本当は歌手としての活動を精力的に行うつもりだったはず。その後もポツ、ポツと何曲かはドロップしているけど、アルバムでいうと2020年4月8日(水)の『無花果』が最後。実に五年半以上。定期的にコンサートをするわけでもない状態で、これまでにリリースされた曲を何年も同じ熱量で聴き続けるのは難しい。どうしてもめいめいの曲を聴く時間は減っていく。公演中に本人が語っていたところによると、もう少しで“SIX”のロンドン公演に出演するために日本を離れてしまう。なかなかこうやって日本のファンの前で歌う機会が少ないからということで、この公演をねじ込んでくれたらしい。実際、めいめいだけの歌をこうやって近い距離で、ここまでの長尺でたっぷり聴かせてもらえる機会となると本当に稀少。次にいつあるか分からない。素晴らしい位置から、歌手としてのめいめいを、耳で、目で、存分に味わわせてもらった。彼女の佇まい、声、滑舌、息の使い方。持って行かれる。すべてがクセになる。今日思ったのが、たとえば…られ、のようにラ行が続くときの、めいめいの発声の仕方が凄く好きだ。ファンの皆さんが一番の宝物。これまでは甥っ子が一番大切だったけど反抗期・思春期になって誕生日プレゼントが欲しいときやどこかに連れて行ってほしいときだけに連絡を寄越すようになった。貢ぐだけになっている。赤ちゃんじゃなくなった。だから今の私にはファンの皆さんしかいない。という趣旨のことを言っていたのが可笑しかった。

2025年12月1日月曜日

Finally presents 10 days Live show “GACHINKO 2025” (2025-10-10)

チケットの販売が開始されたのが9月8日(月)の22時。カイジューバイミー主催の対バンがあった日。カメラ・ロールを見ると21時53分にミニ・マルコchan、22:10にランルウさんと撮った写メが私のiPhone 14に残っている。つまり私がランルウさんの列に並んでいた頃に今日のチケットが発売していた。そんなことは頭から抜け落ちていた。思い出してチケットを申し込んだのが23時17分。A14。出遅れたにしては妙に番号が早く拍子抜けしていたが、Aの前があった。このGACHINKOというのは、10月5日(日)、6日(月)、7日(火)、8日(水)、9日(木)、10日(金)、13日(月・祝)、14日(火)、15日(水)、16日(木)の10回に渡る対バン企画である(最終日のみFinallyの単独公演)。回毎のチケットとは別に通し券が発売されている。ハー・コーなFinally支持者たちはこぞってそちらを買っているようである。つまり普通のチケットで入場する時点で既に雑魚なのである。

今日の会場は六本木のunravel tokyo。初めて行ったが駅から近く、場所が分かりやすかった。あんまりいい感じ(安くてうまい)のメシ屋がないのはこれまでの六本木経験から分かっていた。西池袋のOmer's Kebabにケバブ・ラップ・セット(ビーフ)JPY1,150(そこから期間限定のJPY50引き)を食ってから向かう。野菜が千切りキャベツだけなのはイケてないし巻き方も緩いが、牛肉はおいしかった。前に来た時に比べてメニュウが簡素化され食いモンは基本的にケバブ・サンドとケバブ・ラップだけになっていた。飲み物もトルコ現地感のあるジュース類(ザクロとか)はなくなってコカ・コーラやウーロン茶だけになっていた。店内の貼り紙を見ると3月中旬にファスト・フード・スタイルにリニューアルしたと書いてあったので少なくとも半年以上は来ていなかったことになる。食っていたら六本木着がギリギリになった。18時半開場。5-6分前に列に加わる。すると顔見知りだが話したことのなかった目撃者(LiVS支持者)の青年が歩み寄ってくる。自身が熱烈な古参ステハゲ・チルドレンであることをカミング・アウトしてくれた。しばしステハゲ談議に花を咲かせる。(ちなみに私はナッシュ新規である。)

案の定、私がフロアに入った時点で前の方は埋まっていた。左端の後方からまったり観ようと思っていたがFimilly(Finally支持者の総称。ファイミリーと読む)の方々にお気遣いをいただき二列目に行くことが出来た。こうやって過去の公演を思い出すときに当時のカメラ・ロールを確認するのだが、この日に関しては動画や写真がひとつもなかった。こういうときは今日は撮らないという明確な意思決定をしている。三日前の定期公演で動画を撮ったから今日はもっとシンプルに楽しもうというメリハリ。

Finallyにはメンバー・カラーとペン・ライトの文化がある。たとえばこの集団における小生のオキニであるAoiチャンなら白。支持者は白いペン・ライトを掲げる。LiVSには基本的にこの文化がない。おそらく集団の設計思想としてそういうノリを排除している。実際問題としてケチャで人がゴチャゴチャ入れ替わるフロアのスタイルとペン・ライトとの相性は悪いと思う。今日に関してはLiVSの時間でもペン・ライトを使うことをメンバーさんたち自身が(たしかTwitterのスペースでFinallyと共演した際に)奨励していた。LiVSに公式のメンバー・カラーは存在しないのだが、メンバーさん毎に好きな色というのがあってそれがなんとなくメンバー・カラーのような雰囲気になっている。ミニ・マルコchanであれば黄色。私は持って行かなかったのだが、LiVSがあと1-2曲というくらいのときに近くにいた某紳士が黄色いペン・ライトを譲ってくださった。それを掲げてマルコchanにケチャをすることが出来た。(ちなみに私が元々観ていたHello! Projectはゴリゴリのペン・ライト文化ではあったが、私は途中からほとんど使わなくなった。双眼鏡に専念するようになったからだ。)

私にとって今日のハイライトはFinallyがLiVSの“Don't Look Back”をカヴァーしてくれた(フルではなかったが)ことだった。(あとランルウさんが好きなことで知られるFinallyの“LANDSTAR”をFinallyとLiVSとで一緒に歌っていた。)Aoiチャンのソロ・ラインでケチャしに行きたくてうずうずしていたが、ケチャをしに行くほどのソロ・ラインが氏には発生しなかった。Finallyは自己紹介でメンバーさんの一人がメイン・ヴォーカルと名乗っているように歌割の序列がある。これまで何度か見て薄々気付いていたがAoiチャンの序列は低いようである。せめて私がケチャをしているポーズでチェキを撮ろうと思って券を購入していたが、特典会が始まってもAoiチャンが見当たらない。周りのFimillyの方々に聞くと最初は休憩中とのことだったがそのまま待っても現れず。(体調不良だったらしい。)私が困っていると心優しい淑女が私のチェキ券を買い取ってくださった。(後から知ったがFinallyのチェキ券は後日でも使えるらしい。)しかもその方がチケットをくださって来週16日(木)にGACHINKOの最終回を観に来ざるを得ない流れになった。

FinallyのLIQUIDROOM公演はどうやらVIPチケットを買うと無料招待券が何枚かついてくるらしい。そのチケットを余らせている人たちと貰いたい人たちのマッチング企画というのが公演中にあった。その場でペアがたくさん成立し、多くの目撃者がタダ券を手にしていた。こういう機会があるのならあのときジャージ姿のメンバーさんとの全員写メに釣られて正規価格のJPY4,500でチケットを買わなければよかった…と思ったのは内緒である。

16時くらいにLIQUIDROOM公演の超最高チケット特典だったミニ・マルコchanからの手紙が家に届いていた。読んだ数時間後にご本人に対面でお礼を伝えることが出来た。