2026年1月3日土曜日

TAMATAMA FESTIVAL 2025 (2025-10-19)

自然光の下で歌って踊るLiVSを観られる貴重な機会。私が観てきた中では名古屋のrelease partyが野外(屋上)だった。ちょっと前に何か野外フェスのようなものに出ていたけど、時期的に暑すぎる。消耗する。しかも田舎。そもそもああいうのは陽気な人たちが行くものであって、私のような日陰者はお呼びではない。だから行かなかった。今回のTAMATAMA FESTIVALというのにLiVSが出ると発表されたときも、私はまったく気が乗らなかった。行かないつもりだった。過密日程で疲弊している。ダルい。だが考えてみるとこれを逃すと次に太陽の下でLiVSを観られるのがいつになるかが分からない。開催場所も遠すぎない。多摩を東京と言えるのかは微妙だが、千葉や北関東の辺境でやられるよりはだいぶマシ。表参道のアラン・ミクリで眼鏡二本のフレームを調整してもらって、やや割高なハラミの昼食を食ってから現地に向かう。表参道駅から一本。千代田線急行(唐木田行)。小田急多摩センター駅。13時12分着。所要時間50分。

駅を出てすぐの通りに露店がたくさん出ている。祭りの雰囲気。先に進んでいくと大きなステージがあって何やらバンドがパフォームしている。結構な人だかりが出来ている。ここでLiVSもやるのか? だとすると多くの人目につくのはLiVSの知名度向上には好ましい反面、野次馬も多くなるので自分が前方に行くのは難しいかもしれない。と思っていたが、どうやら場所が違うらしい。そのもっと奥の右側を進んだ先にある多摩中央公園。その中にひっそりと設けられたステージ。イヤでも目に入る先ほどの大きなステージとは違って、わざわざ探さないと見つけることが出来ない。奥まった場所。屋外の開放感もあるけど、クローズドな面もある。このクローズド感がないと落ち着かない。

ステージ後方に設けられたベンチに集う目撃者たち。「大体 毎回 いつも同じメンバーと再会」(RIZE, “Why I'm Me”)。私が着いて少し経つとちょうど始まるリハーサル。図らずしてベスト・タイミングだった。イヴェントが中止にならない程度に程よくぱらつく雨。野外+雨の中、観るLiVS。そう滅多に経験できない。

彼女のサーブ&レシーブ:14:00-14:30
LiVS:14:35-15:05
+8 Tasu-hachi:15:10-15:30

昨日のツアー千穐楽で初めて披露された『私アイドルじゃないです』を、間近でじっくり聴くことが出来た。ランルウさんとマルコchanが低いハモりを入れているのに気付いた。フックのアイドルじゃないですの「ないです」の部分の、身体を傾けてバイバイするように手を振る動きがなんかいいなと思った。その動きをしながら低い声でハモるマルコchan。声をぶらさずに、一定の声量であれをやるのは難易度が高そう。こうやって新曲を初期から見届けることの意味。その曲が一番ピュアな状態から観られるということ。もちろんフロアの盛り上がりとか一体感という意味では我々サイドのケチャなりコールなりが入っていった方がいいのだろうが(この曲にケチャやコールが入るかは別として。一般論として)、こうやって我々サイドがこの曲にどう反応していいのかをまだ探っている状態、ジッと聴いている状態というのもまた良きである。

LiVSとそれ以外の二組とでは活動の強度と真剣度、オタクの熱量が異なるのが明らかだった。LiVSはメンバーも我々もこれに人生を懸けているが、彼女のサーブ&レシーブと+8 Tasu-hachiはそういう感じではなかった。彼女のサーブ&レシーブの、観る側にもやる側にも負荷の低そうなダンスと歌。緩めのパフォーマンス。+8 Tasu-hachiに至ってはメンバーさんたちがキッチン・カーの従業員を兼務している。半分趣味と言われても仕方がないというか、実際そうなのだろう。アイドル三組と言ってこれらを一括りにするのはどうなんだよ、とTAMATAMA運営に苦言を呈してくなる。どういう理由と経緯でこの並びにLiVSが入ったのかには興味がある。もっとも彼女のサーブ&レシーブの曲は聴いていて意外と心地よかった。ほぼ客がゼロの+8 Tasu-hachiのステージを後方から眺めつつ、他の目撃者と一緒に大げさに反応しながら盛り上がるのは楽しかった。

特典会の会場は室内。LiVSが借りる時間の前には古着の店がいくつか出ていた。JPY5,000のパタゴニアのフリース・ジャケットなどお値打ちで気になる服がいくつかあった。が、こういうところでいちいち財布の紐を緩めているとキリがないので我慢した。特典会で言っていたんだけどマルコchanもそこで古着を見ていて、実際に買ったらしい。五着買ってJPY5,200だったの。四着でJPY1,200で、それとJPY4,000のスカートを買ったの、と嬉しそうに話す彼女が愛おしくなった。俺がもっといいのを買ってあげるよ、と言って私は彼女を抱きしめた(もちろん嘘です。気分を害した方がいたらすみません)。今日は物販からチェキ(写メ)撮影から何から何までスズキさんが切り盛りしていて、見ていて痛ましいほどに無理があった。