2025年7月21日月曜日

Let's Meet LiVS (2025-07-10)

LiVSに行き過ぎている。前の現場から六日間空いただけでしばらく行っていないような感覚に陥る。LiVSを観に来ている回数(公演数)が四月に11回、五月に10回(四部に分かれていた24時間ライブを四回と数えている)、六月に12回。一月から三月までは三回、五回、五回とまだ正常の範囲に収まっていた。四月からタガが外れている。振り返ると各地のタワ・レコで行われたrelease party。あれが分岐点。あの辺からだんだん私の生活におけるLiVSの位置づけが変わってきた。それまでは息抜きや趣味の域にとどまっていた。賃金労働という逃れられない宿痾があって、それを乗り切るためのストレス解消や癒しを与えてくれる存在。それがLiVSだった。あくまでも人生とくに労働を乗り切るための補助的な存在だった。今はもうLiVSが生活の中心。人生(生活)に不可欠な要素をいくつか挙げよと言われたらその中にLiVSは入ってくる。食事、睡眠、賃金(労働)、LiVSというように。子どもが出来ると生活が変わると周りからよく聞く。それと一緒にすンなという話ではあるが、生活が変わるってこんな感じなんだろうかと思うときがある。生活に新たな柱がひとつ出来る感じ。自分だけの人生ではなくなる感じ。問答無用で優先すべき存在が出来る感じ。趣味程度では至れない境地。

前回と今回のLiVS現場の間に観た #KTCHAN の余韻が残っている。 #KTCHAN はアイドルではないからマルコchanとの完全な互換性はない。別腹。よっていわゆる“浮気”にはあたらない。私は悪くない。とはいえマルコchanを差し置いて別のコを観に行ったという罪悪感もちょっとある。もう私はマルコchanの支持者とは言えないのではないだろうか。もはやこれまでか…。そろそろ私もマルコchan支持者を引退か…という思いが頭をよぎる。公演が始まるまで、私はマルコchanに対して勝手に後ろめたさを感じ、ややよそよそしい気持ちになっていた。いざ開演すると目の前に現れたマルコchanがあまりに可愛く、余計な雑念がすべて吹き飛んだ。私にはマルコchanしかいないという気持ちでいっぱいになった。お腹の産毛を視認できる近さでマルコchanを観ることが出来る幸せ。今日も極力、写真と動画を撮らないというテーマを設けて公演に臨んだ。

夕方からのゲリラ豪雨。バケツをひっくり返したような土砂降り。KEBAB CHEFSの店内に吹き込む雨。用途を理解できていないのだろう、店の傘掛けにカバンを引っ掛ける先客男女。そのどちらかもしくは両方が放つマヨネーズのような体臭。外の待機場所で我々が雨に濡れないよう、中の階段で入場を待たせてくれるCLUB CRAWLのO氏。漂う強烈な湿気。外出する気をくじかれるような悪天候。実際におそらく何人かは来場を見合わせている。いつもより少ない来場者。こういうとき特有の熱気がある。フットボールでも同じ。悪条件(天候、日程等)でもわざわざ来る一万人が生み出す熱狂は、ピクニック気分で来る二万人に勝る。今日、来ていたのはただでさえ平日の上、道中の雨で靴の中をズブズブに濡らすのも厭わない人たち。その時点で選抜されている。(なお、私はゴア・テックスを搭載したスニーカーのおかげで靴の中は乾いたままで済んだ。)今日は“EGO”を聴けたのが嬉しかった。メンバーさんがフロアに下りてくるのが通例となっている『RとC』だが今日は珍しくステージの上で完結した。

今日はチェキのためにちょっとネタ仕込んでめかし込んで行った。赤ちゃんと睨めっこをしたという、マルコchanが2025年7月5日7時13分のツイート。ちょうど同じ日の19時によく見る古着サイトで赤ちゃんが前面に印刷されたteeシャツが発売され、注文していた。今日のチェキのために買ったというわけではなく、赤ちゃんteeは前から欲しいと思っていた。それを着て行ったらマルコchanが公演の序盤で気付いて何とも言えない反応をしてくれた。表情が二、三段階くらい変わっていった。最後は完全に赤ん坊を慈しむ顔だった。ランルウさんもびっくりしたような反応をしてくれた。あそこまでメンバーさんが反応してくれるとは思わなかった。というか、曲をパフォームしながら私が着ているteeのプリントなんていう細かいところまでこちらを見ているとは思わなかった。特典会でマルコchanは、新規を連れて来てくれてありがとうとか、ライブに赤ちゃんがいる~(と思った)なぞと言って笑ってくれた。チェキでは睨めっこのときの顔を再現してもらった。電車の優先席で、知らない家族の赤ちゃんだったという、ツイートになかった情報を教えてくれた。マルコchanの発案で私のteeに印刷された赤ちゃんに名前をつけることに。顔が四角いのでcubeみたいだからキューちゃんでどうかと私が言うと、マルコchanが前後に付け足してミニ・キューちゃん・シーテキになった。外国人の名前みたいに(真ん中にミドル・ネーム)。マルコchanと私の名前が入っているなんて二人の子どもみたいだねと思ったが、さすがにキモ過ぎるので言うのはやめておいた。後から考えるとスゴいことをさせてもらった。赤ちゃんの名前を二人で考えてつけるだなんて。私はそんなことをもう人生で経験することはないわけで。

マルコchanの自己紹介の可変部分が「ミニ・マルコ 納豆嫌い」だった。後から気付いたが今日は7月10日。納豆の日だったのか。