2026年5月5日火曜日

めいめい感謝祭 (2026-02-20)

今日は吉祥寺でLiVSの対バンがあった。武蔵野音楽祭。発売開始直後にチケットを取ることが出来た。二番か三番だったと思う。武蔵野音楽祭のチケットはいつも予告なしでゲリラ的に発売される。反射神経が大事。告知トゥイートを見たらすぐに買いに行くべし。行けるかどうかを確認する前に叩く。大丈夫、大抵、行けるから。その精神で今回もチケットを押さえてからカバンの中にあるスケジュール帳を見て気付く。いや、この日、行けないじゃん。たまたまそのときは他の目撃者お二人と飲んでいた。そのうちの片方がまだチケットを買っていなかったので、買い取っていただく。手にしたチケットをわずか数分で手放すことになった。LiVSを観に行きたかった。ただ今日は先約がある。それもめいめい。こっちを優先せざるを得ない。めいめいの方がLiVSよりも大事という意味ではない。現場の頻度の問題。めいめいのソロ・イヴェントは滅多に開催されない。

感謝祭。何に対する感謝かというと、あれです。クラウド・ファンディング。2021年2月。実に五年以上前。田村芽実solo musical『ひめ・ごと』制作プロジェクト。目標金額JPY1,500,000に対し、ものの数分(?)でJPY10,000,000を超え、最終的にJPY28,178,000が集まったという伝説のあれ。あれに参加した人は入場料がJPY2,500。参加していない人はJPY7,500。当時、私はJPY50,000を投げた。「いつか劇場でソロミュージカル本公演を行った際の特別招待チケットをプレゼント(良績確約。心ばかりの感謝のお手紙を添えたお席をご用意させていただきます。)」29人が応援しています、の29人のうちの一人が私。だから入場料はJPY2,500だったわけだけど、これも今日LiVSではなくめいめいを選ぶ理由になる。節約になるからね。LiVSに行っていたらチケット代が約4,000で、特典券をJPY6,000分買う。約JPY10,000の出費は避けられない。だったらめいめいの現場があろうがなかろうがLiVSに行かなきゃいいだけの話じゃん、と素人は言うかもしれないけどそうじゃない。その日にLiVSに行けない理由がある(物理的に他の場所にいる)こと、合法的に仕方なく回避することが重要なのだ。

日本橋三井ホール。スタンディング。後方に椅子が用意されていた。開演前のめいめいによる指示(同じ人が最前にいられるのは三曲まで)で最前付近が数曲毎に自主的に入れ替わる平和的なフロアだった。前で観ていた人たちがその都度言われなくても後ろに下がっていくのを見てめいめいは感激していたが、それもめいめいからの明確な指針があったからである。人間の集団が「自主的に」動くにはその場における正解を共通認識として持っている必要があるのだ。フットボール・チームで戦術が落とし込まれているからこそ選手たちが迷いなくプレイできるのと同じである。それが不十分な状態で自由にプレイしろと言われても却って窮屈になるものである。フロアにおいて演者は監督、コーチであるべきだ。今日のめいめいがそうしてくれたように、どういうフロアにしたいのかを演者側が積極的に言葉にして伝えるべきだ。もちろん細かいルールをたくさん作ればいいというわけではないけどね。一定の枠内での自由は担保されないといけない。

お酒を飲んだり、ちょっとお菓子をつまんだりしながらめいめいの歌に浸る、緩めなコンサート。小さな箱で、めいめいが間近で歌ってくれるのも贅沢だけど、こうやって広い空間で緩く楽しめるのもこれはこれで贅沢。しかも生演奏。シーオンという集団の佳子さんがバンドで参加していた。バンド紹介で佳子さんのオタクが5-6人の塊になって前に来てはしゃいでいたら、静かにね。今日はめいめいさんがメインだからね、的に佳子さんに嗜められていた。バンドが一時的に捌けるタイミングでめいめいが「佳子ちゃん休憩でーす…キャバクラみたいだね」と言って笑っていた。

小梅ちゃんという劇団の設立と、その旗揚げ公演『オンリー・ロンリー・ガールガールガール』の開催が発表された。本来は映像で公開された『ひめ・ごと』を劇場で演じる計画だったが月日が経過し、新たな作品を作り直すことになった。私がめいめいのクラ・ファンにJPY50,000を払った当初はリターンが効力を持つまでここまで時間がかかるとは思っていなかった。劇場での本公演自体がなくなりそうな時期もあったので、とにもかくにも開催できることになって安堵した。時間をかけてでもこうやって当初の約束を実現にこぎつけてくれるめいめいの誠実さ。

開演前の我々がフロアに入っている段階で既にめいめいはステージにいて、入場済みの人たちとQ&Aをやっていた。Hello! Projectがストリーミング解禁されたが最初に何を聴いたかという質問に対しては、まだ何も聴いていない。私がハロプロにいた頃にサブスクに入れて欲しかった。そうすればそれを聴きながら練習できたのに。メロンさんは前から聴いていた。的な回答をしていた。

この日にポリフェノール目当てで赤ワインを飲んだせいか翌朝、頭痛がした。前からうすうす感じていたがワインが身体に合わないっぽい。

BADKNee FES (2026-02-15)

BEYOOOOONDSのセカンド・アルバム。私は2022年9月に購入したもののこれまで聴けずにいた。それまではコンピュータ(デスク・トップ)経由でmp3に変換してiPhoneに入れていたのだが、同年6月に引っ越しをしたのを境にそのコンピュータを使わなくなった。家が一気に狭くなったので段ボールを開梱する空間さえ十分に確保できない状態がしばらく続いた。コンパクト・ディスクの音楽を聴く環境を実質的に失った。これを書いている2026年5月5日(火・祝)時点でもコンピュータは箱に入ったままである。3年と5ヶ月が経過し、Hello! Projectのストリーミング一斉解禁によって遂に聴ける日が来た。感慨深い。“Now Now Ningen”、何と素晴らしい曲。リリース当初にも耳にしてはいたけど、こうやって聴きやすくなったことで再発見している。

Hello! Projectは偉大である。しばらく離れてから久し振りにこの音楽に浸ると音楽ジャンルへのとらわれなさ、音楽的な引出しの多さが可能にする自由さに圧倒される。3,200曲超の楽曲資産。30年近い歴史。ひとつのジャンルともいうべき存在。私の耳はヒップホップ、ジャズ、Hello! Projectで育ってきた。現在の私が足繁く通っているLiVSやたまに観に行っているBLUEGOATSなどのアイドル集団はロックやその周辺の音楽ジャンルにアイデンティティを求めている。私は別にロックを求めてここにたどり着いたわけではない。なんか、たまたまである。私はロックに思い入れやこだわりはない。人生で聴いてきた色んな音楽ジャンルのひとつという感じ。特定のジャンルにコミットしなくてよい身軽さこそがアイドルとアイドル音楽の特権であり特徴であると私は思っている。バンドではないのでいわゆるバンド・サウンドに固執する意味はない。

クラブ・チッタ。BADKNee主催のフェス。LiVSがお呼ばれ。この業界でBADKNeeがどれくらいの力を持っているのかは分からないけど、それなりに名のある紳士(松隈ケンタ氏)が総裁を務めるクルーにフック・アップしてもらえるのはLiVSにはありがたいはずである。私としてはGirls be badを観られるのが嬉しい。何度も書いてきたように私はこの集団の曲が大好き。福岡を拠点に活動しているので東京で観られる機会が非常に少ない。(ところで私はフェスと対バンの違いを分かっていない。出演者の数の問題、つまり数組だったら対バン、たくさん出ていたらフェスって感じなのだろうか。フェスは対バンでもあるのだろうか。)

横浜。ハングリー・タイガー。ダブル・ハンバーグ・レギュラー・セットJPY3,580。今日、めちゃめちゃおいしい。焼き加減が絶妙。整番が早すぎないのがよかったかもしれない(10時29分に発券して10番だった)。早すぎると我々が入店する前から鉄板に乗せ始めたのが出てくる。ほんのちょっとの差だと思うけど微妙に焼き過ぎたのが出てくる。あまりにもおいしくて大満足してしまった。このまま帰ってもいいくらい。食欲が満たされた結果、アイドルへの欲求(性欲)が失せたのかもしれない。
食欲中枢と性欲中枢は近くにあると聞いています。片方が満たされれば、もう一方は消えるという理屈は納得できます。(山田鷹夫[編著]、『不食実践ノート』)

折角のフェスだったがPOPPiNG EMOとLiVSとGirls be badしかまともに観なかった。勿体ないけど、お腹いっぱい。実際、こんなに毎日のようにアイドルばっかり見なくていい。対バンやフェスだから色んな集団を観て、LiVS以外の集団のあのコとチェキや写メをを撮りたい、お話をしてみたい、といった気持ちが前よりも薄れている。私にはミニ・マルコchanがいてくれればそれでいい。最近、ミニ・マルコchanに対する愛が加速的に増しているのを自分で感じている。だが、Girls be badがフロアに下りてきたときに同集団における小生のオキニであるあやかchanが私に向けて投げキッスをしてくれて好きになった。入場者全員に配布された無料写メ券(対象はBADKNeeメンバーのみ)で終演後に同氏と初対面。写メを撮って少しだけお話をさせてもらった。

私のLiVSへの感度が落ちている。休みが必要。とはいえ次は9日後の24日(火)にあるわけだが、これでも普段のペースからすると休みに該当する。20日(金)はめいめいを観に行く。21日(土)はフットボール。試合後に急げばLiVSに間に合わなくもないが、バタバタしたくない。行かないことにした。あえて頻度を落とすことで新鮮な気持ちでLiVSを見られるようにしたい。28日(土)はLiVSに行くが特典会には行かない。公演終了したらすぐに日産スタジアムに行く。試合開始には間に合わないかもしれないからその日も行かないつもりだったが、さすがに新メンバー候補生のステージ乱入は熱すぎる。目撃したい。

運動によりドーパミンのレベルが上がり、気分が良くなり、集中力も向上し、モチベーションも上がる。ADHDの傾向がある人は[…]運動以外にもそんな効果のあるものが日常に存在する。それがコーヒーだ(アンデシュ・ハンセン、『多動脳』)
『多動脳』で筆者が心拍数の上がる有酸素運動とコーヒーをADHD傾向のある人に勧めているのを読んで以来、ちょこざっぷでジョギングをしてから近くのセヴン・イレヴンで買ったホット・コーヒー(R)を飲むのが好きな私は色々と考えさせられている。コーヒーなしでは生きられない。入場前にコーヒーを飲まないと落ち着かない。会場内のドリンク・カウンターでもコーヒーが選べたらいいのにと思う。

前にマルコchanがお尻の筋肉を鍛える方法をお知りになりたがっていたので、先日たまたま私がパーソナル・トレーニングで行ったトレーニング方法を特典会で伝授した。

2026年5月4日月曜日

GOLD SOUNDZ (2026-02-13)

とうとう来たなこの時が。午前零時。一斉にストリーミングに放流されるHello! Projectの楽曲アーカイヴス。Spotifyを開く。本当にある。あの曲も、この曲も……。真っ先に聴いたのはつばきファクトリーの『春恋歌』。頭に蘇ってくるあの日々。みーたん……。1-2曲だけ聴いて寝るつもりがやめられず、2時間ぶっ続けで聴いてしまった。おかげで睡眠が足りていない。
寝不足は寝るしかない(モーニング娘。'14、“TIKI BUN”)

もし今の私がつばきファクトリーを初めて見たとして、あのときのようにみーたんを好きになるかというと、ちょっと違うような気がする。あのときの私が、あのときのHello! Projectの、あのときのつばきファクトリーの、あのときのみーたんを見つけたから堕ちたのであって、条件が変われば彼女には見向きもしなかったかもしれない。だからいわゆる“推し”を見つけられるのは偶然とも言えるし、奇跡だとも言える。もしそのコに出会わなかったら他の誰かを好きになっていたと考えれば入れ替え可能な存在とも言えるし、物凄い確率で見つけたのだから替えのきかない存在とも言える。ところで私は“推し”という言葉があまり好きではない。意識的に避けている。昨今のファッション的な“推し活”の軽さがつきまとうからだ。
本当は私は『推し』なんて軽い言葉では言いあらわせないくらい、声優とかキャラに対してドロドロとした重たい感情を抱いている[…]。虐げられてきた世代だから、いまだに隠しておきたい感情ではあるんですよね。(加山竜司『「推し」という病』)

ミニ・マルコchanはどうなのでしょう。私がLiVSに出会うタイミングが異なっていたら他のメンバーがオキニになっていた可能性はまったくゼロとは言い切れない。断言できるのは、もしあのときステージにミニ・マルコchanがいなければ、私はその後もLiVSを継続的に観ることはなかった。BLUEGOATS目当てで観に行ったツー・マン(和製英語)。体調不良で前の週の現場を干した悔しさで急遽、直前に購入したチケット。ソールド・アウトで販売が打ち切られていても不思議ではなかったチケットの発券状況。複数の偶然が重なって初めて目にしたLiVS。私の目を奪ったミニ・マルコchan。素晴らしい音楽。対応の良かった運営さん(当時はお名前を存知なかったが、スズキさんとササガワさん)。新入りの私を優しく受け入れてくださったフレンドリーな目撃者の諸先輩。ただの偶然で済ませるには出来過ぎているほど色んな条件が揃っていた。日に日に深みにはまっていった。気付けばBLUEGOATSに行く暇がないほどLiVSに通い詰めるようになった。私はこの一年と数ヶ月、異常な頻度かつ近距離でマルコchanにたくさん会ってきたので、最近では彼女の匂いが分かるようになってきた。香水(LiVSは香水をつけない)やシャンプーなどではなく、マルコchanそのものの匂い。たぶん目隠ししてもメンバーの中から彼女を嗅ぎ分けられると思う。

THE NUGGETSとのツー・マン(和製英語)。私がこの紳士たちを観るのは二度目。最初に観たときは無条件で素晴らしいと思えたんだけど、今日は彼らのことを冷静に見てしまった。なんというのかな。同じ手品を二回見ている感じというか。あー、そう来るよね。知ってるっていう感じの、ちょっと醒めた感じで観てしまうんだ。これはよくも悪くも自分の特徴なんだけど、みんなと一緒になって馬鹿になるのが苦手で、そのみんなが馬鹿になっている状態を一歩引いた状態で見てしまうというか。初回だとまだ、へー、こういうのがある(こういう人たちがいる)んだ、面白い! という新鮮な驚きで楽しめるんだけど、2回目以降になってくると、ちょっと粗を探してしまうというか。たとえばさ、フックで「汗かけボケ」と連呼する曲があるんだけど、なんで韻を踏むためだけにボケ呼ばわりされないといけないんだろう。韻の踏み方が安直すぎないか。というような疑問がわいてくる。なんで俺たちがボケだと思うのか説明してくれないかなと思ってくる。

THE NUGGETSを意識してLiVSのメンバーが髪をリーゼント風に仕上げていた。デコ出し。デコ出しはアイドルの本質である。よく知られている話だがHello! Projectのオーディションでおでこを出してと言われてパッと出せるコはアイドルの素質があるというようなことを寺田光男(つんく)さんが言っていた。おでこを出す=素の自分をさらけ出すことなので、それを躊躇しないマインドが大切だからだ。おでこを出したアイドルを見る度に私はそれを思い出す。LiVSの全員がおでこを出しているなんてことはまずない。今日は非常にレアなステージを観ることが出来た。デコ出しスタイルは全員がとても似合っていて可愛らしかった。(ちなみに運営のスズキさんもおでこを出していた。)メイク・アップも関係していると思うけど今日のマルコchanはやけに色っぽかった。

LiVS VALENTINE (2026-02-11)

ヴァレンタインといえば2月14日だが、どういうわけか2月11日(水・祝)にこの公演が開催された。なぜ2月14日(土)当日にやらないのだろう。もしかすると外部の対バンにでも出演する予定があって主催公演を入れられなかったのかもしれない。そう思っていたが結局その日は何の予定も入らなかった。オタクとのヴァレンタインごっこは先に済ませておいて大事なヴァレンタイン本番はメンバーさんが彼氏サンとゆっくり過ごせるようにという運営さんの配慮だろうか。彼女たちのメンタル・ケアのためにはそれも大切かもしれない。だとするとメンバーさんは各々の彼氏サンにどんなチョコレイトをあげるのだろうか。どこで調達するのだろうか。百貨店のお菓子売り場だろうか。この時期にそういうフェアをやっているはずである。ただ彼氏サンからするとチョコレイトなんかよりもメンバーさんのチューが欲しいはずである。少なくとも私はそうである。マルコchanと濃厚なチューがしたい。マルコchanと毎日チューが出来るならチョコレイトを一生食べられなくなってもいい。しかし現実にはそのような二択は用意されていない。CLUB CRAWLの入場時にLiVS運営のスズキさんから配布されるチョコレイト。(スズキさんから貰えるのもこれはこれで嬉しいけど。)最高チケットJPY10,000を購入することで貰える、装飾が入った今日だけの特別なチェキ・フィルムでの個別チェキ券。資本主義と商業主義のおこぼれにあずかるような形で味わうヴァレンタインの風味。さながらウナギの匂いをかぎながらタレだけでメシを掻き込み満たす空腹。しかしウナギ本体にありつけずただ匂いをかいでいるだけの疑似的な体験だとしてもミニ・マルコchanと同じ場所で同じヴァレンタインを過ごせるのは私のような人間にはありがたいことである(もちろん本物のヴァレンタインは三日後の当日に彼氏サンと過ごすかもしれないとはいえ)。一般論として何かが疑似だからといってすべてを否定するべきではない。たとえばポルノ動画において本物のフェラだったら(無修正は別として)おちんちんにモザイクがかかることで女優さんの口元が分からなくなってしまう一方で、着エロ動画における疑似フェラであれば女優さんが唇や舌をどう動かし、どういうテクを駆使ししているのかをつぶさに観察できるという利点があるのである。って何の話やねん。言わせんなや。私は去年のヴァレンタイン公演を回避していた。既にLiVSにはまりつつはあったけどまだ自分がこういうのに行くのは敷居が高いと感じて申し込まなかった。なんかそのときは入場者全員にフィードバック券というのが配布されて、それを出すと特典会でなぜ自分がモテないのかをメンバーがダメ出ししてくれるみたいなのがあった。魅力的である反面、まだ数えるほどしかLiVSを観に来ていない段階で、メンバーにもよく知られていない状態でダメ出しお願いしますって言っても相手も気を遣うだろう。アイドルとファンとはいえそれぞれに固有の関係っていうか距離感があるわけで。企画モノは集客を促し得る反面、内容によっては初心者が尻込んでしまうかもしれない。自分がこれに行っていいものだろうか…って。そこが難しいところ。既存客にもっとはまってもらうことと、初心者にふらっと来てもらうことの匙加減というか。こういうのって「初めての方も大歓迎!」的な一言があるだけでも結構違ってくる。一歩を踏み出すことに対する心理的な障壁が。あれから一年経ってLiVS支持者としてそれなりに習熟してきた今の私としては、去年のフィードバック券のような特典があったほうがよかった。こっちのダメなところを言ってくれる10秒動画とか。あ、そういえばメンバーさんが頬に小さく黒いハートを書いていてめちゃくちゃ可愛かった。

いつだって忘れない チョコレート 高カロリー そんなの常識(本日のミニ・マルコchanの自己紹介)

2026年5月3日日曜日

LIVEHOLIC presents.“恋せよ男子2026”supported by 激ロック&Skream! (2026-02-08)

恋せよ男子という我々ガチ恋オジサンをおちょくったような対バンの名前には聞き覚えがある。前に下北沢シャングリラで観たカス対バンだ。もちろんカス対バンだからといってすべての集団がフェイクということではない。玉石混合。ただ、ほとんどが石であろう。私がHello! Projectの熱心な支持者だった頃に馬鹿にしていたいわゆる“地下アイドル”という感じの人たち、それは出演者だけでなくフロアにいる人々も含めて、がたくさん出てくる対バンであろうことは前回の経験から予想がついた。こういう対バンを楽しむためには、ステージ上のパフォーマンスや音楽、そこにいるメンバーさんのクオリティに厳しい目を向けてはいけない。そんな野暮なことをしてはいけない。とにかくフロアにいる同好の士たちと一緒にミックス、コールなどを入れて“沸く”こと。そこに楽しみを見出さなければならない。そこでかかる音楽は、自分たちがフロアで何かをやるためのBGMに過ぎない。ステージにいるのがその辺のストリートにいるようなただ若いだけの女だったとしても、彼女たちのダンス、歌、容姿のクオリティが低かったとしても、スピーカーから流れるのが低予算で作られたであろうよく分からない音楽だったとしても、それらは大きな問題ではない。そういう文化なのである。もちろん、ひとつひとつの集団をつぶさに見ていけば思わぬ掘り出し物、面白い音楽、魅力的なメンバーさんは見つかるかもしれない。ただ今の私にはこのような対バンで知らない集団をいくつも観る熱意はない。疲れている。だからLiVSのちょっと前から観た。それでもいくつかの集団は不可抗力的に目に触れることになった。正直なところ聴いているだけで本当にちょっと具合が悪くなった。その辺にいるような人たちがちょっと訓練した程度。某集団が某大箱で開催する単独公演の告知をしていた。こんなのでその箱に行けるんだという驚きがあった。かなり厳しい。苦行。拷問に近い。ただ公平を期するために言っておくと、案外、某集団の曲は案外、面白かったかもしれない。あまり緻密な音程が必要ない(音程が誤魔化せるように設計されている)曲の印象。凄く好意的にとらえるとかつての元モーニング娘。道重さゆみのような味があると言えなくはなかったかもしれない。(道重さんがモーニング娘。に加入するまで音程の存在を知らなかったとのは有名な話である。)何時間も前から来なくてよかった。LiVSの出番が来るまで耐えられなかったかもしれない。ここにLiVSが出る利点は何かあるのだろうか。もう少し出る対バンを選んだ方がいいのではないか。小さな箱で、物凄く近くでLiVSを観られたのはよかった。(ただ会場の音響はちょっとアレだったように思う。スピーカーの前にいたのも影響していただろうけど、動画を撮ったら全体的に潰れているけど歌唱だけは聞き取りやすい謎の音声になった。)朝から寒すぎて頭も回りきらない。普段は頭が切れるのに。最高2度、最低-2度とか……。今日は何も生産的なことが出来ていない。仕方ない。こういう日もあると思ってやり過ごすしかない。寒すぎて無理なまま一日が終わる。午前中に入れていた鍼の予約を完全にすっぽかしていたことに23時ごろに気付く。

2026年5月2日土曜日

LiVS 2.5 AFTER PARTY (2026-02-07)

木曜日と金曜日の二日連続で午後半休を取っていた。木曜はLiVS 2.5。金曜は明治安田J1百年構想リーグの開幕戦、横浜F・マリノス対町田ゼルビア。マリノスの試合は半休を取らなくてもキック・オフに間に合わせることは可能だったがLiVSの大一番の翌日に本意気で働くヴィジョンを描けなかったので半休にした。有休は取れるときに少しずつ取って行かないといずれ消滅するか転職する際に捨てることになる。新横浜で試合を観てからそのまま家には帰らず、横浜へ。カプセル・プラス横浜に泊まる。90分か120分制の大浴場としても利用できるカプセル・ホテル。試合帰りにここに泊まってゆっくり過ごすのが至福。平日だとJPY3,000強で泊まれる。土日だとこれがJPY20,000くらいまで跳ね上がる。なので金曜の試合後というのは格好の機会だった。チェック・アウト後、きそば鈴一。至高の立ち食い蕎麦。とろろ玉子そばJPY580。沁みる。

2月5日(木)終演後の私は超最高チケット特典のひとつである全員写メだけを撮ってそのまま会場を出ていた。万チケ勢が全員写メを撮っている間にLiVSの個別特典会には長蛇の列が出来ていたからだ。列の最後尾を辿っていくとそのまま出入口まで到達した。たまたま居合わせたHさんも並ばないというので一緒に恵比寿駅前のどんくに入った。私は激辛ちゃんぽんとエビス・ビールを注文した。私が早々と退散を決めたのは2月5日(木)の特典券は二日後のAFTER PARTYでも使えることがあらかじめアナウンスされていたからだ。これはLIQUIDROOMのときの反省を生かした措置である。あのときは時間がまったく足りず、まだ我々が券を消化できていないのに特典会が打ち切りになった。そういうことが起きてもいいように今回はあらかじめ別日にバッファーを持たせている。賢い。しかもこのAFTER PARTYはチケットを持っていればチケット代が無料。隙あらばあの手この手で金銭を掠め取ってくるLiVSにしては良心的。

今日はコンサートが短めで特典会の時間をたっぷり取る構成だった。メインが2月5日(木)の延長特典会。コンサートはいわばおまけ。もちろんそこはLiVS。コンサートはコンサートで手抜きなくちゃんとやってくれた。ただいつもほどのインテンシティはなく、緩めの雰囲気ではあった。新曲“Knew it.”の声出し講座。フックのどの箇所で我々にどう声を出してほしいのかをメンバーさんが指導してくれた。“Knew it.”にしても『あの日、ここから』にしても、LiVS側による主導でフロアに新しいノリを作り出そうという意図を私は感じる。LiVSのフロアの最大の特徴は目まぐるしく最前付近の人が入れ替わるケチャだが、ややそれに偏重しているきらいがある(個人の感想です)。このスタイルはフロアが空いていないと成り立たない。混んでいる状態でやると人同士で衝突して転倒などに繋がる。さらに言うと周りの人たちと知り合いだからこそ可能だという面もある。自分の左後ろにいる誰々がランルウ推しで、右後ろにスズカス推しの誰々がいて……などと、ある程度は把握する必要がある。それが出来ないとどのタイミングでどこから人が突っ込んでくるかの予測が出来ず、これまた衝突や転倒を招く。ケチャ中心のやり方は、フロアに人が増えることや(不文律や阿吽の連携など知る由もない)新規客が急激に増えることとの相性はそんなによくない。特定のメンバーを崇拝するためのケチャだけでなく、その場を動かなくても音楽でひとつになれるノリを増やす必要があると私は前々から思っていた。おそらくだがLiVS(メンバー、運営)側も同じことを考えているはずである。だからこそ最近の新曲でケチャではない別のノリを定着させようとしているのではないだろうか。

ツイン・テールのミニ・マルコchanが反則級に可愛かった。これまで私が見てきた中で一番といっていいくらいに今日は可愛かった。昨日も思ったけど、やっぱり新メンバーが入ったとしても私はこのコから離れられそうにない。抜け出せそうにない。そういうことをご本人に伝えたら、絶対に離さないと言ってくれた。

2026年5月1日金曜日

LiVS 2.5 (2026-02-05)

[…]誰もが口を揃えて言う。「ここまでのめり込むとは思っていなかった」と。境遇も年齢も「推し」の対象も異なるのに、まるで示し合わせたかのように、同じ言葉を使う。
普通の人がふとしたきっかけでのめり込み、気づけばたいへんな事態に陥っている。(加山竜司『「推し」という病』)

VIPチケットが従来のJPY100,000からJPY120,000に値上げされたのは恥ずべきことだと私は思う。前回の大箱公演だった2025年8月18日(火)からの約半年。この期間は何だったのだろう。あれだけ目まぐるしい頻度で開催してきた公演、出演してきた対バン。あれは何のためだったのだろう。ただでさえ正気の沙汰ではない価格設定だった高額チケットの更なる値上げ。それは値段がいくらであっても買ってくれる特定少数のコア層から搾れるだけ搾り取るという意思の表明である。それはすなわちこの約6ヶ月で私たち(LiVS)はファンの数を増やすことが出来ませんでした(なんなら減っています)と宣言しているのと同じである。値上げ前のJPY100,000の時点でLiVSに近しい集団(FinallyやBLUEGOATS)と比較して高すぎる。JPY100,000だったときのLiVSのVIPチケットと比べても特典が劣っているという声を購入者から聞いた。私が買ったのはJPY31,500の超最高チケット。“たいへんな事態に陥っている”自覚はある。それでもJPY120,000のチケットに手を出すまでには狂うことが出来ていない。そもそも私にはこの金額は払えない。LiVSに行くのが年に1-2回だけ行くなら買えるかもしれない。しかしこれはそういう競技ではない。下手すると月に10回行くような競技である。JPY120,000のチケットで一度の公演に入るよりもJPY3,000のチケットで40公演に入ることに百倍の価値がある。

VIPチケットにこそ手を出さなかったものの、代官山UNITの大一番に向けて私は私なりに限界までLiVSにコミットしてきた。それでだいぶ疲弊してしまった。昨夏のLIQUIDROOM公演に向けては、ひとりでも多くの人に観に来てほしいという気持ちがあった。今回に関しては醒めていた。正直なところLIQUIDROOMのときと比べてメンバーさんからも運営さんからも何が何でも会場を埋めてやるんだという気概を前ほどには感じなかった。ひたすら畳みかけるように公演を打つだけでそれ以上の策があるように思えなかった。最後に降って湧いたように開催された、あの計画性に欠けるチケット販売会。いや、あれはJPY3,000で参加できるイヴェントとしては素晴らしかった。最高の思い出にはなった。ただ、動員を増やすための作戦としては遅きに失したし、お粗末だったと思う。その販売会の最終回時点で売れたチケットの番号が190番前後だった。そっくりそのままその人数が来るわけではない。何枚も買っている人たちがいるので。代官山UNITの収容人数は550-600人とされている。190番の前に超最高チケットと最高チケットの分があるとはいえ、動員はかなり厳しいのではないだろうか。

私の中でここ最近のLiVSには閉塞感があった。このまま同じように続けても未来がないんじゃないだろうか。いくら数多くの対バンに出演して他の集団の支持者たちの目に触れる機会を作ったとて彼らがLiVSの固定客になる確率は非常に低い。結局のところこの集団は特定少数のコア層が支えることで商業的に成り立っている。今日だけではない。普段から万チケ(公演によって最高額がJPY31,500だったりJPY10,000だったりする。万チケがない公演もある)を購入する。冷静に考えればJPY3,000程度の通常チケットとそこまでの差はない。あったとして1-2列目か3-4列目かくらいの違いである。もちろん特典券も積む。通販で売り出される、選んだメンバーのサインと自分の宛名が書いてあるだけで送料込みJPY2,700(JPY2,200+送料JPY500)のチェキを買う。各人がそれぞれの経済状況が許す範囲内で精一杯の狂い方をしている。金銭面だけではない。土日はもちろん平日にも当たり前にライブハウス(和製英語)に足を運ぶ。短ければ25分や30分で終わるLiVSの出番を見届けるために。それによってLiVSに関わる全員が日を追うごとに消耗していって、いつか限界が訪れるのではないか。この閉塞感は、私自身の閉塞感でもあったと思う。自分のキャパを超えて通いすぎて精神的に疲弊してしまった。それによる認知の歪みはあったかもしれない。それは差し引く必要がある。代官山UNITでLiVSはどんな現実に直面し、その先に待っているのが何なのだろうか? 2026年2月5日(木)は、LiVSが厳しい現実を見せられる日になるのではないだろうか。純粋に応援する気持ち、楽しみにする気持ちだけではいられなかった。この日を迎える私の心境には懐疑とシニシズムが混じっていた。

そういった負の感情を、ここまで鮮やかにぶち破られるとは思っていなかった。フロアはどういうわけか、かなり埋まっていた。具体的に何人だったかは分からないが景色としては明らかに十分な客入りだった。観に来ていたBLUEGOATSのプロデューサー、三川さんが「LiVS満員!!」とトゥイートしていた。ケチャでグルグル人が入れ替われないくらいの混雑だった(あれはフロアが空いているからこそ成り立つスタイルである)。身動きが取れないなりに熱狂的な雰囲気があった。

今日お披露目された、あの新衣装。これだよ、これ。3-4代目衣装の煮え切らない感じ(個人の感想です)がまったくない。振り切れている。世界観がある。統一感がある。そして何より紛れもなくアイドルの衣装である。アイドルにしか着ることが出来ない衣装である。特にミニ・マルコchan。彼女の少女性と可愛さを、この衣装がとことん強調し、引き立てている。私はこのコを一年と数ヶ月観てきたけど、こんなに少女的な可愛さを持ち合わせているのかという新鮮な驚きがあった。LiVSを初めて見た人の大半はマルコchanに釘付けになるのではないか。何も知らない人が初めてこの衣装でパフォームするLiVSを見たら、マルコchanのためのグループだと思うのではないか。いわゆるセンターとして認識するのではないか。普通に観たらそうなる。それくらいこの衣装が群を抜いてはまっている。マルコchanを輝かせるための衣装なのではないか。彼女をLiVSのスターにするための衣装なのではないか。本当に可愛くて、惚れ直した。こんなことをされたらもう抜け出せなっちゃうヨ……。

ついに来た、新メンバー募集の報せ。報せそのものだけではなく、それを我々に伝えるメンバーさんの表情、言葉、態度からLiVSを続けていくこと、前に進めていくことに対する彼女たちの強い意志を感じた。今の四人になってからの彼女たちの成長には目を見張るものがある。しかしながら、彼女たちのクオリティと練度が高まっていくことの良さはあるものの、集団として発展する道を選ぶのであれば、現実的には増員は必要である。

2026年9月7日(月)の渋谷クラブ・クアトロ公演の開催発表。私はホッとした。とりあえずそこまでは安心してLiVSを観ることが出来る。この発表だけなら「またかよ」とうんざりしていたかもしれない。新衣装と未来の新メンバーがいるからこそ、楽しみにすることが出来る。私が抱いていた閉塞感は、ただでさえ兵力が削がれる(メンバーが脱退する)中、その補充も、十分な補給もないまま先行きの見えない消耗戦を続けることに対するそれだったのかもしれない。今日はバッチ・グーな新衣装と、近未来の新メンバー追加という二つの補給があった。それらを武器に次の大箱に向けて歩みを進めていく。未来に希望を持つには、希望を持つための材料がないといけない。

コンサートの最後、「楽しかった人~?!」とフロアにミニ・マルコchanの姿に、私はモーニング娘。のガキさんこと新垣里沙さんを重ね合わせた。

2026年4月26日日曜日

チケット販売会 (2026-02-02)

いつだって忘れない 渋谷の飲食店事情が壊滅的すぎて渋谷に用事があってもわざわざ恵比寿でメシを食う必要がある そんなの常識(ミニ・マルコchanの自己紹介、ではなく渋谷のチケット販売会に駆けつける前の私)

なかよしと双璧を為す恵比寿駅付近の飲食店ことどんく。唐揚げ定食(6個)JPY1,200。エビス・ビールJPY750。

チケット販売会の開催が発表されたときの私は眉をひそめていた。第一に、直前すぎる。2月5日(木)の公演チケットを売るのを目的としたイヴェントを1月23日(土)に突如発表し、1月24日(日)から2月2日(月)にかけて開催されても困るというのが率直な感想だった。チケットを売るからにはそれを集客に繋げたいはずだ。単にチケットを売っただけで人が来なければ意味がないはずである。我々がこの販促イヴェントでチケットを買ったとしてこの短期間でどうやって捌けというのか。いくらチケットを無料で進呈したとしても誰かに知らないアイドルのコンサートに来てもらう、それも平日に。並大抵のことではない。特に私のように人望がない場合は困難を極める。第二に、既にチケットを購入済みの既存客からさらに搾り取るための施策であるのが見え見えである。イヴェントの内容や場所等の告知も宣伝も少なく、興味本位でふらっと来るには障壁が高い。厳しい言い方をしてしまうと我々にチケットを買わせた上に集客も丸投げしているような状態である。そういった思考が頭を巡ったため、最初は気が乗らなかった。不参加も視野に入れていた。しぶしぶ初回に顔を出し、その後もずるずると参加し続け、気付けばすべての回に顔を出すことになった。今となってはこんなに素敵なイヴェントを企画・実行してくれたことに感謝の念すらわいている。チケットを購入済みの我々にさらにチケットを買わせることに対する私の批判的な考えは軟化した。たしかに我々が購入したチケットをどうやって実際の集客に繋げるかは知らんぷりなやり方には閉口する。実際に私の家には紙屑と化した公演チケットが残っている。ただ、まあ、よくよく考えてみると、特典券と引き換えにコンパクト・ディスクを何枚も何枚も買わされるのと何が違うというのか。コンパクト・ディスクだって同じ人の家に何十枚、何百枚と置いてあっても意味がない。(そもそもストリーミングで曲が聴けるのだから一枚でさえ必要ではない。)コンパクト・ディスクがどれだけの資源を無駄にするかと比べたら紙屑の方がマシかもしれない。だからまあ、そうお堅いことを言わずに。過去の私にはそう言いたい。四回のチケット販売会を通して、当初に抱いていた疑念や不満を軽く一掃できるほどに幸せで忘れられない体験をさせてもらったからである。

最終回の今日は特に目玉と言える内容だった。公演チケットを買うとメンバーが自分ひとりのために歌ってくれるというのだ。詳細は当日になるまで分からなかった。なんとなく想像していたのはJuice=Juiceがかつてやっていた(今もやっているかは分からない)Juice=Juke Boxという特典会である。ひとりのメンバーが曲の一節をアカペラで歌ってくれるというものだった。私は参加したことがないが(Juice=Juiceの特典会には行ったことがない。私はつばきファクトリーの某メンバーに堕ちるまではハロプロの特典会自体に行ったことがなかった)。当日、会場に行ってから判明した実際の内容はもっと豪華だった。あらかじめ用意された選択肢の中からこちらが選んだ曲のワン・コーラスくらいの分量をメンバー全員が自分ひとりのためにやってくれる。自分は最前0番の位置でそれを堪能できる。いわゆるレスをこれでもかというくらい自分だけにくれる。こんな贅沢があっていいのだろうか。自分の番が来る前に既に耐えられなくなって棄権しそうなくらいだった。私は『業TO HEAVEN』を選んだ。細胞に潜む……でメンバーさんがこちらにお尻を向けてネットリと回す箇所から始まるという私にとっては神がかった展開となった。この曲が私にとって特別な曲となった。

LiVS's Historical Costume Live (2026-02-01)

歴代衣装公演シリーズの開催が発表されたとき、私が一番首を傾げたのが今日の公演である。最終回。四代目衣装。つまり現行衣装。普段と一緒じゃん。やる意味なくない? それに公演の順番として四代目から始めて三代目、二代目、初代と遡っていくほうがまだ盛り上がったのではないだろうか。前の衣装であればあるほど稀少性が増すからである。初代から順番に披露していく今回のやり方だと公演を重ねるたびに観に行く価値が下がっていくように思える。初代衣装でもあれだけ来場者が少なかったのは私も意外ではあったが、このシリーズを通して集客面での盛り上がりには欠けていた。私自身は四公演すべてに参加したものの、これは絶対に行かなくてはと思わせる魅力を感じる企画ではなかった。もちろん初代衣装は別である。あれを間近で観るために最高チケット(JPY10,000)を購入した。二代目もまだ分かる。三代目衣装はそもそもそこまで好きではなかった。現行の四代目に至ってはいつも観ている(そしてこれもそこまで好きではない)。

どのタイミングだったかは忘れたが、この歴代衣装公演の意味が明らかになった。2月5日(木)の代官山UNIT公演で衣装が刷新されるらしい。それに向けてこれまでの衣装の歴史を辿るという狙いがあったのだ。たしかにこれを切り替わっていく一連の映像(あるいは写真)として考えると気分が高まる。代官山UNITで大型ヴィジョンに初代衣装から順番にメンバーさんが歌って踊る様子がちょっとずつ映し出されて、その後に新衣装に身を包んだメンバーさんがステージに姿を現わしたらフロアはうわーって盛り上がると思う。ただ、それぞれを別々の日に行われる独立した公演としてとらえると、そのような高揚感を得るのは難しい。とはいえ蓋を開けてみると歴代衣装シリーズの中でも印象に残る特別な公演となった。

LiVSの歴史を総括し、次の一歩を踏み出していくんだいうメンバーさんの強い思いを感じた。特にミニ・マルコchanがMCで放った赤裸々な言葉に胸を打たれた。そのときのマルコchanを動画で撮ってTwitterに上げてくださった方がいる。私はそれをあえて見ずに記憶で書くのだが、この人類の長い歴史の中でこうやって同時代に生きていること、この広い地球と何十億人もいる人間の中でこうやって出会って同じ空間にいられることは奇跡。私はLiVSで観た景色、得た思い出と共に私は死んでいく。というようなことを言っていた。氏の世界観や人生観の片鱗に触れる貴重な場面に立ち会うことが出来た。彼女がLiVSに人生を懸けていること、彼女にとってLiVSが何かを手に入れるための踏み台や腰掛けではなくそれ自体が人生のすべてであることが伝わってきた(彼女が直接そう言ったわけではなく私の解釈)。LiVSとミニ・マルコchanに出会ってから狂ったようにこの集団と人物を追いかけてきた私の目に間違いはなかった。心からそう思った。単にミニ・マルコchanが可愛いとか、特典会で優しくしてくれたとか、それだけなら私は数回で来なくなっていたと思う。ミニ・マルコchanの根っこにある精神、魂に共鳴するからこそ、今でも私はLiVSの現場に足を運び続けているのだと思う。

私アイドルじゃないです』を歌うメンバーさんの表現力が増していたように感じた。1月21日(水)に楽曲提供者の大森靖子さんと一緒に歌った経験から何かを掴んだのかもしれない。鬼気迫る雰囲気が出ていて、引き付けられた。特にコンニチハクリニックさんに変化を感じた。

PRETTY WOMAN The Musical (2026-01-31)

社会のことを何も知らないで、おじさんのオタクと握手ばっかりしていると、すっごいストレスが溜まると思うんですよね。小・中学生からずっと……、キモいおじさん漬けじゃないですか。本当に狂っちゃうと思うんですよ。(加山竜司、『「推し」という病』)

『「推し」という病』が面白い。男女地上・地下アイドル、ホスト、二次元キャラ、2.5次元、声優、AV女優、バンドなどを対象にした「推し活」の現状を、どっぷりはまった当事者たちへの取材で解き明かす。生々しく具体的。「推し活」=「神なき時代の宗教」という筆者の分析は芯を食っている。この本にはアンジュルムのメンバーだった佐々木莉佳子さんを支持する女性を追った章がある。同じ集団に田村芽実さんもいた。在籍時期も重なっていた。“キモいおじさん漬け”の世界に、彼女も生きていた。今の彼女はもはや元アンジュルム、元アイドル、元Hello! Projectではない。一流ミュージカル女優としての地位を確立している。誰もが名前を聞いたことのあるような作品で主要な役を射止めている。今回もPRETTY WOMANにおけるいわばプリティ・ウーマンの役。主演である。“キモいおじさん漬け”の世界ことHello! Projectから遠くまで来たものである。

渋谷。東急シアター・オーブ。主演女優のファンクラブ先行だけあってかなりいい席をあてがってくれた。7列のど真ん中。何を求めるかにもよる(あと会場や作品にもよる)がミュージカルの席は前であればあるほど良席という単純なものではない。演者に近ければ近いほどたしかに臨場感と迫力はあるだろうけど、作品を味わうという観点だと(自分が左右に頭を動かさなくても)ステージを見渡せる距離はあったほうがいい。映画館の最前列だと映画は観やすくないのに少し似ている。

今回のミュージカルはめいめいに何度もキスシーンがあった。娼婦役なだけあってキスだけじゃなくしょっちゅう男性と腕を組んだり抱き合ったり社交ダンスをしたり。ちょっと私にはカルチャー・ショックだったのが仲が良くもない男が女(めいめい)に腕を組むように促し、女がすぐに腕を組む。どういう了見なんだ。男女が腕を組むことの文化的な意味。西洋におけるスキンシップが私はよく理解できていない。日本で生活している感覚だとちょっと面食らう距離感。とにかくスキンシップが多かったので、私もミニ・マルコchanとチューくらいしていいんじゃないかと思ってしまった。

舞台女優、ミュージカル女優はアイドルさんが次に目指す道としてひとつの定番である。めいめいのように一流のミュージカル女優になれれば超絶的イケ・メンとのキス・シーン、同じ舞台の仕事でも階層がいくつか落ちる世界に行くと二流、三流男優や訳のわからない老紳士との過剰スキンシップが待っている。これは女優に転身するアイドルさんにとってもその支持者にとっても茨の道である。アイドルさんにとってはめいめい級の成功を収めるのはほとんど不可能と言っていいくらい狭き門だし、支持者側にとっても自分たちがあれだけたくさんのお金を払って限られた時間(Hello! ProjectはJPY1,300で7秒とされる)で、厳格に監視・管理されながらやっとお話が出来ていた相手が、異性と(仕事や作品上とはいえ)ベタベタと抱き合ったりキスしたりしているのを、これまた高いお金を払って見せられることになる。めいめいのように一流の共演者、一流のスタッフ陣に囲まれて一流の作品で主演を張る正真正銘のミュージカル女優になれればそれでも支持者は十分に報われるだろうが、そうでなければお金を払って色々なものを犠牲にして応援する対象としては収支が合わないだろう。自傷行為にも程がある。

私は子どもの頃にPRETTY WOMANの映画を観たことがある。ただうっすらと記憶している程度。それに当時の私では話の内容を理解できていなかったと思う。予習もしていなかったので無の状態から物語を楽しむことが出来た。これが日本で観られるミュージカルの最高峰なんだろうなと思いながら、めいめいの歌、演技、作品そのものに浸っていた。素晴らしいものを観させてもらった。めいめいが本当にカッコ良かった。

劇中に「草間彌生みたいじゃない?」とか「バカおもろそう」といったローカライズや今風の言葉遣いが見られた。原作に100%忠実に翻訳するよりはこういうのがあった方が笑いは起きる。雰囲気が和む。作品や出演者に親しみがわく。もちろんやり過ぎてはいけないけど。

私にとっていいリフレッシュになった。また新たな気持ちでLiVSに臨めそう。こうやって違う興行を観ることで、その中でも意外と共通点だったりとか、気づく点があったりする。

時間が遅かったので手早く済ませようと会場すぐ近くの町中華に入店。非常に微妙だった。半皿の単品料理も(半皿とはいえ)量がかなり少なかった。フライドポテトを頼もうとしが他の客に出そうとしていたやつを見てあまりにしょぼくてオーダーするのをやめた。F君によるとこの店は唐揚げだけ量が多くてがおいしいらしい。この街はドープそうなヴァイブスを出しながら蓋を開けると拍子抜けするクオリティの飲食店が多い。賑わっているエリアはどこも無駄に混んでいる。メシを食うのに適していない。見掛け倒しの老舗店、学生が大勢で入るような安居酒屋、インバウンド向けの変な店。そんなのばっか。私は出来ることなら来たくないのだがとにかく会場という会場がこの街に密集していてイヤでも頻繁に来ざるを得ない。

2026年4月22日水曜日

チケット販売会 (2026-01-30)

The neurological addictiveness of smartphones is real; but our addiction to the desires of others, which smartphones give unfettered access to, is the metaphysical threat. (Luke Burgis, “Wanting”)

たとえばアイドルがこれおいしいだの最近これにはまっているだのと言って何らかの飲食物の画像をソーシャル・メディアに投稿する。待ってましたとばかりにそのアイドルを支持する者たちがその商品を最寄りのコンヴィニエンス・ストアなどで探し出し、自らも口にする。私はその流れを一歩引いて見ている。安易に呑み込まれてはいけない。警戒している。自分の欲求と他人の欲求の区別がつかなくなっている状態だからだ。誰かの欲求がそのまま自分の欲求になっている。それには模倣的欲求(mimetic desire)という名前がついている。アイドルの消費活動を真似するくらいならまだ可愛いものだが、震災時にトイレット・ペーパーに殺到するなどの社会的混乱を招く。本当は自らが望んでいないことを(そうだと自覚できずに)人生の目標にすることにまで波及する。上に引用した“Wanting”は『欲望の見つけ方』という題名で日本語訳が出版されている。読んでみてください。

私はマルコchanのことが好きだが、だかといってマルコchanが好きな何かを私も好きであるとは限らない。そして私が好きな何かをマルコchanが好きであるとも限らない。たとえば音楽の趣味はだいぶ異なる。それでいい。スズカス・テラさんがHello! Projectを好きだからといってそれは私が彼女をオキニにする理由にはならない。SOMSOMOのシャンマイさんが柏レイソルのファンで明治安田Jリーグの話が通じるからと言ってそれを理由に彼女目当てにSOMOSOMOに行くようになるわけではない。マルコchanがヒップホップやジャズを聴かなくても、フットボールに疎くても、それは私が氏を愛するかどうかとは関係がない。そこを無理に合わせようとする必要はない。自分が好きな人が好きな人やモノを好きになろうとしなくていい。自分が好きな人が欲しいものを欲しがらなくていい。

と言いつつ、私も模倣的欲求(mimetic desire)の影響からは逃れられない。昨日のチケット販売会のお見送りで前にいた誰かがファミリー・マートのグリル・チキンの話をメンバーさんとしていた。そこでマルコchanがゆず七味がお好きだと言っているのが聞こえた。私もゆず七味が好きなのでそれを伝えると、ブラック・ペッパーもオススメだと彼女は私に言った。その結果、私のファミリー・マートのモカ・ブレンドとグリル・チキンのブラック・ペッパーが今日の私の朝食となった。昨日マルコchanに勧められていなければグリル・チキンではなく黒豚まんにしていた可能性が高い。

今日もチケット販売会。在宅勤務を切り上げ、渋谷。IKEAでプラント・ベース・ソフト・クリームJPY50。渋谷名物(これすげー普通 こっち賢いから出てこないブツ by K DUB SHINE)。

NEW
17時からスタート!
平日夜限定ディナーメニュー
7階スウェーデンレストラン
New
チキンカツ丼
¥690(税込)
キーマカレー丼
¥390(税込)
(ちょっと気になったIKEAのディナー。食欲をそそらない看板の写真)

コンニチハクリニックさんが遅刻(衣装の上下どちらかを忘れたらしい。下だったかな)。彼女が到着して準備が整うまで我々は部屋の外(建物内)で待たされた。エレヴェーターから出てくる彼女を我々はガード・オヴ・オナーで迎え入れた。

私はチケットを二枚買ってコンニチハクリニックさんとミニ・マルコchanの特典を受け取った。ここでポンとJPY6,000を出したくはなかったのだが、コンニチハクリニックさんの特典はどうしても受け取りたかった。そしてもちろんマルコchanは外せない。ということで二枚買わざるを得なかった。

コンニチハクリニックさんは自身の一眼レフで購入者の写真を撮ってくれる。いつもこちらが一方的に写真や動画を撮る立場のアイドルさんに写真を撮っていただくという貴重な経験。撮っている間、マルコchanが近くで付き添ってくれた。ほらもっとマルコへの愛を表現して、みたいなことをコンニチハクリニックさんが言ってくる。あ、マルコへの愛でいいんだ。自分(コンニチハクリニックさん)への愛は諦めたんだ……と私は内心思ったが、口には出さなかった。今だから言うが、LiVSを観始めた初期にちょっとだけコンニチハクリニックさんに流れそうな時期があった。少しの間、マルコchanと彼女が私の中で拮抗していた。危なかった。

ミニ・マルコchanはお勧めのアニメかホラー映画を教えてくれる。ふだん映画は観るの? とマルコchanに聞かれ、LiVS(を観るの)で忙いからほとんど観てないと答えたにもかかわらず、どういうわけか彼女は三部作を勧めてくれた。『パール』、『X』、『マキシーン』。せっかくお勧めしてくれたのだから観なくてはと思いつつこれを書いている今でもまだ観ていない。というかこの日から今に至るまで映画を一本も観ていない。上にも書いたように、私がマルコchanを好きであるのと、マルコchanが好きなモノや人を私も好きになるのはまた別問題だと思っている。たぶん観たら面白いのだろうとは思う。でも今の私は生活の中に映画を観る時間がない。フル・タイムで働きながら月に10回くらいアイドルを観に行って2-3回フットボールを観に行っていたら映画にあてる時間はもう残らない。

他の二人は、スズカス・テラさんがさいきん学んだ難しい熟語で褒めてくれる。ランルウさんがお勧めのレシピを教えてくれる。という特典だった。コンニチハクリニックさん以外の三人はその場で文字を書いたカードを渡してくれる。

いんでいら臨時休業。兆楽で焼肉ライス(生玉子付き)JPY930、餃子JPY300。本来は焼肉にかけることを意図されたであろう卵でTKGにしたもののコメがまったくTKGに合わない。一体なんだこのコメは。出している料理に合うわけでもない。

いつだって忘れない ダウン・ヴェスト 腕が寒い そんなの常識(マルコchanの自己紹介…ではなく、薄手のスウェット・フーディの上にダウン・ヴェストという出で立ちだった今日の私が思ったこと)

さすがに連日オタクのしすぎで頭がおかしくなりそうだ。明日はオタクをお休みして健全な興行(めいめいのミュージカル)に足を運ぶ。

2026年4月20日月曜日

#ニキプレ『シキサイ。』 (2026-01-29)

どの曲だったかは忘れたが拳を上げていると最前の柵を挟んですぐ前に近づいてくるコンニチハクリニックさん。支えてほしいのかなと思ってそのつもりでいたら様子が異なる。屈んで顔を近づけ、何かを話しかけてくる。耳を向けると、「肩車できる?」。頷く。背中を向ける。乗っかってくる。脚を支え、フロアの後ろまで練り歩く。(このとき後方にFinallyのメンバーがいた。笑っているAoiチャンと目が合った。)ありがとうという声が上から聞こえる。そろそろステージに戻りたいのだろうと判断。反転してステージ前まで送り届ける。先日のチケット販売会でのマルコchanとのバーピー・ジャンプ対決を見て私のフィジカルを信頼してくれたのかもしれない。おんぶをさせていただいたときもそうだったけどまったく重さを感じなかった。彼女を乗せたままスクワットが出来ると思うくらいには余裕があった。私がフロアで肩車をする日が来るとは思っていなかった(ちなみにLiVSでは禁止されている)。それも相手がメンバーさんというまさかのデビューとなった。/コンニチハクリニックさんの髪色が変わっていたのでお尋ねしてみたらミルク・ティー色にお染めになったとのこと。大層お似合いになっている。/最初に入った数名が白々しく身体を広げたり荷物を置いたりして絶妙に入りづらくして、その隙をついて後の番号のお仲間を次々に入れることで最前を自分たちの牙城にしていた。お目当ての集団の出番中に最前に来たい奴がいるなら俺たちの許可を得たら譲ってやってもいいぞというスタンスを取っていた。私は本来であれば余裕で最前に入れるはずの番号だったにもかかわらず、いいんですか? すみませんとわざわざペコペコして“許可をいただいて”、LiVSのときに最前に“入らせてもらった”。このいわゆる最前管理と呼ばれる行為をしていた人たちの大半はおそらく私が名前も聞いたことのなかった集団の支持者たちだった。一口に対バンと言っても色々あるが、たまにあるバンドとのツー・マンのような、客層が完全に棲み分けられている畑違いの相手との対バンが一番いい。暗黙の了解で相手の出番のときにはお互いにフロアの前後を入れ替わる。平和、多様性というのは棲み分けのことである。

BLUEGOATS 6thワンマンライブ『さらば青春の光』 (2026-01-28)

空いていたら入りたい恵比寿の飲食店一位ことなかよし。さばのみりん干し定食、納豆(ネギあり)、生玉子、唐揚げ(2個)。私は焼き魚の定食のために行列に並ぶ気にはならない。というか料理が何であれ飲食店に並びたくはない。たまたま並んでいないタイミングで入れた。こんなに贅沢な食事(追加料金なしでご飯をおかわりできる)がJPY1,770。一方、BLUEGOATSのチェキはJPY2,500。冷静に考えると軽い気持ちでポンポン出していい金額ではない。それはJPY2,000でもJPY1,500でも同じなのだが、このJPY500、JPY1,000の差はデカい。そしてJPY2,500なら一枚も買わない人がJPY1,500なら二枚、三枚と買うことは大いにあり得る。複雑な消費者心理。冷静になれる場面では冷静になっておいたほうがいい。収入が急に減ったとき。職を失ったとき。この数千円があるかないかに苦しめられることになる。今日は新作のteeシャツが欲しい。だから特典会には行かないことにする。今日は混んで時間がかかるだろうし。前面に指ハートのような形をした手、その下にRoyalty 558と書いてある。YouTube配信でほんま・かいなさんが説明したところによると氏に振り込まれた一年分の印税がJPY558だったのだという。そしてこの手は指ハートではなくラッパーがよくやるお金のサインだそうだ。

LIQUIDROOM。LiVSが去年8月に立ったステージに、約五ヶ月の間を置いてBLUEGOATSが立つのはちょっと意外。LiVSは集客能力においてBLUEGOATSを追いかける立場だからだ。BLUEGOATSはLiVSが越えていない壁をひとつ、二つと越えた存在である。運営的な視点からLiVSが学べる点は多いと私は思っている。

コイン・ロッカーにカバンを預ける。ドリンク代として確保しておくべきお金もそのまま入れたまま鍵を閉めてしまうという初歩的なミス。Kさんに貸してもらって難を逃れる。

韓国 500ウォン
使用できません!
故意に、あるいは誤って500ウォン硬貨を500円として支払う行為は詐欺に当たります。
即通報致します。ご注意ください。 LIQUIDROOM

ドリンク(ジン・トニックだったかな)を飲んでからフロアに入る。行こうと思えば3-4列目、端っこならもっと前に行ける状態ではあった。気分的に真ん中の柵のすぐ後ろで観ることに。思っていたよりも人が少ない。このままでは動員がかなり厳しいのではないかと思ったが、なんやかんやで開演時には格好がつくくらいには埋まった。それでもLiVSのときより少なかったと思う。こういう大箱での公演では見かけ上のフロアに人がいっぱいいる景色を作り出すために招待チケットや格安チケットで近しいアイドル集団の支持者を呼び込む(はっきり言うと半ばサクラである)のが通例だが、BLUEGOATSの場合はそのブーストがそこまで効いていないように見える。そもそもかけようともしていないのかもしれない。そもそもBLUEGOATSのカラーとして(社長の三川さんを筆頭に)他のアイドルを下に見てきた節がある。大事な公演があった際に一人でも多くの方に来てもらえるよう他のアイドル集団との関係を作っておこうという打算は働いていなさそうである。

ほんま・かいなさんがステージに登場するなりフロアを見渡し、すげー…と思わず声に出していた。これまでのBLUEGOATSで一番大きな会場。見たことのないフロアの景色に感動しているのが伝わってきた。彼女だけでなく他のメンバーさんからもLIQUIDROOMのステージで自分を表現できる喜びを噛み締めている様子が伝わってきた。来たかった場所、立ちたかったステージ。見たかった光景。メンバーさんの目標が叶う場面に居合わせることの幸せを感じた。終始、幸福感に満ちた空間だった。

腹の底から声を出して歌う“YOLO”。私は今BLUEGOATSの曲でこれがいちばん好きかもしれない。「僕らさえ忘れた 歌をそっと歌って」「言葉にはできない 声が歌になるように」。隣接したこの二箇所。曲の中で歌えるチャンスは二回ずつしかない。すべての神経を集中させる。BLUEGOATS以外ではなかなか味わえない爽快感。歌うことで自分もこの日の音楽の一部になる。

ほんま・かいなさんは印象に残る言葉をいくつも吐いていた。なんでライブで泣かないのかよく聞かれると前置きした上で、人を泣かせるのが私の仕事だから自分は泣かないんだよ的なことを言っていた。これを聞いた瞬間、元Hello! Projectのももちこと嗣永桃子さんとまったく同じことを言っている、と私は思った。「人を感動させたいのなら泣いたらダメです!!」(嗣永桃子)。おそらくかいなさんは嗣永さんの発言を知らないであろう。全然違うように思えるこの二人が同じスタンスに帰着するのが面白かった。

ルールなんてないんだから自由に楽しめ的なことを彼女が言っていたのにはやや引っ掛かりを感じた。BLUEGOATSはフロアから自由を奪うことで発展してきた集団だからである。じゃあミックスをおっぱじめてもいいんですかと意地悪なことを言いたくなる。コール、ミックス、サークル等々、典型的な地下アイドルのノリを徹底的に排除した上にBLUEGOATSのフロアは成立しているはずだ。

特典会があるからコンサートの時間を延ばせなかったのだと思うけど、ほんま・かいなさんはアンコールの要求に応じなかった。本編を短めに設定して予定調和的なアンコールをやるのではなく、コンサートをやり切ってアンコールをきっぱり断るのが清々しくてカッコよかった。私は終演後にお目当てのteeシャツを買い、そのままいい気分で帰途についた。

LiVS's Historical Costume Live/チケット販売会 (2026-01-25)

いつだって忘れない この衣装、ワキ汗やばい~ そんなの常識(本日のミニ・マルコchanの自己紹介)

歴代衣装で行う公演。今日が三代目。ミニ・マルコchanの衣装は2025年4月26日(日)の初披露から約一ヶ月後の5月29日(金)に改良されている。長袖だったのが半袖+通気性のあるレース生地の羽織りものに変わった。その一週間前の特典会でマルコchanは今の衣装ではあまりにも汗をかくのでこれからどうするかを相談中だと言っていた。ワキがやばいというのは初日の段階で言っていた。ワキ見ないでね! と彼女に二度くらい念押しされたことで私が却ってそこに注目するようになってしまったのは秘密である。残念ながら(?)彼女の衣装が半袖に変わってからはワキの汗染みは見えなくなった。

三代目衣装の公演でマルコchanがオリジナルと改良版のどちらで現れるのかは開演前のステージで周囲の目撃者と話題になっていた。正解は、両方だった。オリジナルで現れて数曲をパフォームしたマルコchanは自己紹介をした直後に袖に捌け改良版に着替えてステージに戻ってきた。

『RとC』でメンバーさんがフロアに下りてきたそのままの流れで始まる『業TO HEAVEN』。ばら撒かれる色とりどりの風船。LIQUIDROOMの演出の再現。お祭り気分。宙に舞う大量の風船を前にすると人々は童心に帰る。おもちゃを与えられた幼児のように夢中になる。前に℃-uteのコンサートで同様の演出があった際、MC中に風船を叩いてばかりいる我々に業を煮やした中島早貴さんが「ちょっとみんな風船で遊ぶのやめて話を聞いて」と言ったのを思い出す。風船は平和をもたらす。

昨日に続いて今日も別会場でチケット販売会がある。その前にメシ。今日の販売会では何やら筋トレをやるらしいのでアルコールは避ける。KEBAB CHEFSに入店。値上げしている。ケバブ・ラップは断念。ビーフ・サンドイッチ JPY1,100。元から値段設定は高めではあったけどクオリティが高い分、納得できた。ここまで来ちゃうと許容範囲を超えている。量が多いわけでもないからね。私はこの日を最後にこの店には行っていない。ちなみにF君が最近この通りにある鮨とラーメンの店(うおがしや)に行っていた。当たりらしい。機会があれば行ってみようと思う。氏は一時期ごち豚(KEBAB CHEFのすぐ向かいにある)をリピートしていた。なぜあの豚汁チェインをそこまで持ち上げるのかと私は不思議に思っていたが、渋谷の飲食店事情への理解が深まるとともに腑に落ちた。

チケット販売会の筋トレはもっと遊びのような感じかと思っていたら思いのほか本格的だった。チケットを買うと1分間、好きな筋トレ(いくつかから選べる。腹筋、プランク、バーピー・ジャンプ、スクワットだったかな)をメンバーにやらせるもしくは一緒にやれるのだが、購入者が一緒にやる方を選ぶとメンバーとその人だけではなくなぜか来場者全員でやる流れになった。

コンニチハクリニックさんがプランク中に歌うと時間が過ぎるのが早いと言って『民衆の歌』を歌い始めていた。退出時のお見送りの際に伺ったらお好きとのこと。横浜F・マリノスのホーム・ゲームで試合開始直前に流れることでお馴染み。私は年に20回くらいはスタジアムで歌っている。

私の前に手を挙げた某氏がチケットを買って、メンバーとファン全員で1分間のバーピージャンプをやった。今しかない、と思った。すかさずチケットを購入した私はミニ・マルコchanと一対一のバーピー・ジャンプ対決を挑んだ。私の回数はランルウさんが数えてくれた。結果は31回対29回で負けた。私は死ぬ気でやった。自分が出せる力はすべて出せた。その姿勢は見ていた人にも伝わったのではないか。メンバーよりもお兄さん(ツイ・キャスで配信していたので名前をばらさないための配慮から我々のことは全員をお兄さん呼びしていた)の方からひたむきさが伝わって来るんですけど、とスズキさんがメンバーに言っていた。倒れ込む私に手を差し伸べるマルコchan。何とか立ち上がった私を見る他のメンバーさんの表情。めっちゃカッコよかったですと後に某紳士がかけてくれた労いの声。私のオタク生活の中でトップ級に最高の思い出を残すことが出来た。

日頃から運動をしていてよかったと心から思った。もし何もやっていなければまず(勝ち負けや回数は別として)一定の時間で集中して限界まで自分の力を出し尽くすということ自体が出来なかったと思う。他の人も見ている状態であのような勝負を挑めたのは、普段から身体を動かしているから俺はやれるんだという強い気持ちを持てたからだ。バーピー・ジャンプのときも他の筋トレのときも、呼吸の仕方とか、身体の動かし方とか、過去にHIIT(high interval intensity training)専門のジムに通ったり、二年くらい前からパーソナル・トレーニングを受けたりしてきた経験が生きているのを感じた。言うても派手なことはしていないけど、ちょっとずつでも運動をしてきた積み重ねがあってよかった。

マルコchanは計2分間のバーピー・ジャンプの直後でもピンピンしていたが私はしばらくダメージを引きずった。全員写メのとき、帰りにクリスピー・クリーム・ドーナツを食べてね(私はクリスピー・クリーム・ドーナツのteeを着ていた)とメンバーさんが労ってくれた。そんなものは食べないよと私が言うと、なんでと聞いてくるメンバーさん。トランス脂肪酸が入ってるからと私が答えると彼女たちは笑っていた。

2026年4月19日日曜日

VS VS SOMO-Road to Zepp special 3man live-/チケット販売会 (2026-01-24)

この日も感想などを文字で残していない。代官山UNITの大一番に向けて私自身が燃え尽きんばかりに駆け抜けていた時期。働きながら平日も土日もLiVSを観に行くのに精一杯でいちいち何かを書き残しておく余裕がなかった。いま確認出来るかぎりの情報(会場名、開場と開演の時間、iPhoneに残っている写真や動画)を見ていくと徐々にこの日の光景が頭に蘇ってくる。ただ、もう細かいことは覚えていない。同じ集団をこれだけの頻度で観に行っていると、もうどの日がどうだったかなんて分からない。記憶が薄れているのもあるけど、そもそも中毒による脱感(耐性がついて喜びに鈍くなる)状態なのでひとつひとつの現場から得る感動が薄れている。

書くネタがないし、この記事も短めで切り上げるつもりではあるのだが、書く(言う)ことがないときに何を生み出すかは書き手(語り手)の腕の見せ所でもある。何日か前にドロップされたステハゲさんの動画、マリノス=麦茶が格好の教材。2026年4月11日(土)に行われた明治安田J1珀年構想リーグ第10節、横浜F・マリノス対FC東京のレビュー動画なのだが、なんとステハゲさんはこの試合をハイライト動画でしか観ていないようなのだ。それで50分間語っている。動画の後半はずっとシュートの打ち方について延々と持論を述べている。いや、試合をちゃんと観ていないやつの試合評なんて見る価値がないやん。そう思うかもしれない。しかしステハゲさんが教えてくれるように観ていないのであれば観ていないなりの着眼点や切り口というのは作ることが出来るのである。

下北沢ERA。私にとっては初めての会場。開場10時20分、開演10時40分。SOMOSOMO、Finally、LiVSの三組の対バン。LiVSは2月5日(木)に代官山UNIT、SOMOSOMOは2月6日(金)にZepp新宿での大一番を控えている。Finallyは今年夏のメジャー・デビューとZepp新宿での単独公演を発表したばかり。対バン相手の二組の客を自分たちの大切な公演に呼び込みたいという点で三者の利害が一致している。無料の招待チケットを配るから、あるいは格安のチケットを売るからこの日だけは観に来てネというのが現実的なアプローチとなる。そうやって大切な公演の入場者数をブーストさせ、人が埋まっている「景色」を半ば無理やり作り出していく。いわゆる地下アイドルと呼ばれるこのジャンルはアイドルの供給過多である。もっと有名になって、もっと大きな会場でコンサートをしていてもおかしくない集団はたくさんある。LiVSもそうだと思う。しかし問題はその大きな会場を誰が埋めるのか。アイドル側がいいものを作ればファンがどこからか勝手に湧いてくるわけではない。このジャンルのファンになり得るような人たちは基本的に既にどこかの集団に囲い込まれている。市場全体としてファンのパイは限られているのだ。いいものを作れば売れるわけではないし、いいものを作って宣伝しても売れるわけではない。

動員規模(固定客)が20人であれ500人であれ10,000人であれ、その興行が好きな人はその規模も含めて好きなのだ。その規模だからこそ成立する魅力や面白さというのはそれぞれの規模において存在する。なんでもかんでもバズッてみんなに知られればいいわけではない。もちろん活動を継続していけるだけの動員や売上がないと支持者たちも困る。だが、もっとビッグになりたい、売れたい、有名になりたいといった演者側の野望は、ある一線を超えると支持者との利害が一致しない。これを言ってしまうとお仕舞いかもしれないが、たとえばアリーナ規模の会場でコンサートをしたいアイドルはその規模の会場でコンサートを実施してきたノウハウと実績と固定客を持つ事務所に入れなかった時点でほぼ詰んでいる。そしてアリーナ規模のコンサートを観たいファンは最初からそういう集団や事務所を応援すればいい。それぞれの事務所にはマネージできる売上や動員規模の範囲というものがある。

対バンの後、付近の貸しスペースでLiVSのチケット販売会(正式なイヴェント名は分からない。LiVS公式アカウントで検索しても告知のtweetが見つからない)が開催された。2月5日(木)の代官山UNITのチケットをメンバーが売り込む。買うと全員と写メが撮れる。回によって企画が異なるらしく、今日はメンバーそれぞれがプレゼンをするとのこと。さっきの対バンではなぜか告知をしていなかった(もしかするとSOMOSOMOとFinallyの何かと重なっていたのだろうか)。結果、「大体 毎回 いつも同じメンバーと再会」(RIZE, “Why I'm Me”)した会場。正直、行くかどうか迷った。だってさ、行ったらチケットを買わされるわけでしょ。安くはない。JPY3,000。チケットを新しい人に買ってもらう努力をするべきなのに、こうやって同じ既存客から搾り取る方策しかとらないのか。こっちもお金が余っているわけではない。閉口する。ただ、とりあえず今日は行ってみることにした。

チケットを販売するための施策としては疑問が残った。たしかに売上にはなる。でもここに集った人々は全員がチケットを持っているはず(実際には1-2人、まだ買っていない人がいた)。我々に複数枚買わせたところで、ここから他の人の手に渡ってその人たちが来てくれないとフロアの人数は増えない。それをどうするのかまでは考えられていないように感じた。ただ、ある種オフ会のようなイヴェントとしては素晴らしかった。あれだけの近距離で、ステージ衣装ではない服装(私服の上にLiVSの半袖tee)に身を包んだメンバーさんをじっくりと観ることが出来て、マルコchanが数秒間じーっと目を合わせてくれて、好きになった。

はじめてのキラミナ (2026-01-21)

LiVSの現場がある日に別のアイドルを観に行くのは節約になる。LiVSの物販ではほぼ毎度JPY6,000分のチェキ券と写メ券を購入してしまう。他のアイドルであれば冷静な購買活動が出来る。理性がはたらく。その集団におけるオキニとチェキを一枚だけ撮ればいいと思える。なんならコンサートだけを観て特典会には行かずに帰ることも厭わない。LiVS以外のアイドルとのかかわりにおいて私はほとんど狂っていない。LiVSにのめり込む前の私はアイドルというシステムそのものに対して醒めた目を向けつつあった。田村芽実さんが『かえってきたアイドルめいめい』でカヴァーしていた曲で「好きよ」「オレモー!」「好きよ」「オレモー!」という掛け合いを観客とやっていたときに感じた薄気味の悪さ。居心地の悪さ。もう私はアイドルに熱中するのは無理だ。そう思った。アイドル・オタクをやめて人生が正常になっていくかのように見えた。BLUEGOATSを目当てに観に行った対バンでたまたまLiVSを観てしまい、ミニ・マルコchanを見つけてしまったその瞬間まで。新規無料写メ券で彼女とお話をさせてもらって、最後に言われたまた来てねという言葉。あのとき私はミニ・マルコchanに腕を引っ張られ、再びアイドル・オタクという地獄に引きずり込まれた。それも、これまでに体験したことのない、想像したこともない深さまで。いや、なに考えてンの。お前に正常な人生なんて無理だから。そう言われたような気がした。

19時から高円寺HIGHで、KIRA:MINAという集団の単独公演。LiVSの対バンと丸被り。『私アイドルじゃないです』をLiVSに提供してくれた大森靖子さんと同じステージに立つという注目度の高い公演。私はチケットを買い忘れていた。どうしようかなと思っていたタイミングでN氏に誘われ、招待チケットをいただけることに。JPY30,000のVIPチケットを買うと招待チケットが7枚ついてくるらしい。N氏はなぜかそのVIPチケットを3枚買ったのだという。私は昨年の12月23日(火)にもこの集団を観ていたが、そこで良かったから今日来ることにしたわけではない。N氏からチケットをいただいたのはその前である。

高円寺HIGH。なかなか来ることのない土地。会場近くの祥龍房という中華料理店で牛肉ときのこのカキ油炒め定食JPY900とアサヒ・スーパー・ドライ。18時15分開場、19時開演。18時半くらいに入場。前に観たときにRycoチャンがいいナと思っていた。特典会で彼女と撮ってみたかった。どうやら特典券がJPY1,000/枚で、1枚で写メ、2枚でチェキ。値段はLiVSと同じである。JPY2,000で済ませようと思っていたが、チェキも写メも撮りたいので三枚買う。同じクルー(BADKNee)のSUPER REPLiCAがビラを配っている。もらう。階段の下でもビラを渡そうとしてきた淑女がいたので貰いましたと言ったら別の集団(POPPiNG EMO)だった。

フロアに入る。N氏とサツアイ。別の顔見知りの紳士ともサツアイ。皆さん荷物ってどうしてるんですかねと尋ねると最前は柵前、他は左後ろに固めて置いていると教えてくれた。そちらにカバンを置く。人は結構埋まっている。BADKNeeの他の集団の支持者が駆けつけてくれているのが大きいのだろう。いざというときの動員において、何らかのファミリーに属していることの利点。Hello! Projectでいうと普段は自分が支持しているひとつの集団だけを観に行くけど武道館公演には集団を問わず必ず行くみたいな。そういう人たちがいるのだと思う。

後からTwitterを見て知ったが今日のLiVSは『私アイドルじゃないです』をなんと大森靖子さんと一緒に歌っていた。こんなことは二度とないかもしれない。その場に居合わせたかったという気持ちが私になかったといえば噓になる。だがKIRA:MINAを選んだことに悔いはない。こっちはこっちで楽しかった。うんざりするほどにLiVS漬けになっていた私には一服の清涼剤となった。
  • 私にとって最大のハイライトは、三回連続でやった曲(KIRA:MINAの曲はストリーミングに解放されていないので曲名が分からない)。フロアの全員で肩を組みながら左右に揺れ、頭を振る。一体感。激しい。最初はどう動くのかが分からずすぐにはついていけなかった。ちょっと転びそうになった。三回目になると完全に理解した。これは楽しい。一気にギアが上がった。(後でN氏が言っていたがLiVSでいうところの『RとC』の位置づけである。)フロア後方を巻き込むためにおまいつが後ろに散っていたのが印象的だった。
  • フロアを沸かせることの一辺倒ではなく、魅せる、聴かせることのバランスもよかった。合間に挟まれるダンスも眼福だった。
  • 小生のオキニはやっぱりRycoチャン。Shimizさん(この淑女はチャンではなくさんである)も目に留まったけどオキニとはちょっと違う。
  • フロアのノリにも好感。LiVSにはないタイプの激しさはあるけど、ケチャはそこまででもないので他の人とぶつからないように神経を使う必要はあまりない。
  • どういうわけかフロアがちょっとションベン臭かった。
  • 私はGirls be badの音楽が大好きなので『僕のイノセンス』のカヴァーには上がった。これも複数集団を抱えるクルーに属することの強み。セットリストに出せる深み。

特典会はRycoチャンに行く。後ろにいた紳士に伺ったところ一度に出せる特典券は写真三枚分までというルールがあるらしい。Shimizさんにも行こうかなと考えたけど長蛇の列を見て断念。Rycoチャンとチェキ、写メを一枚ずつ。
あのさ、モッチリするって何なの? いつもTwitter見てるんだけど
え? Rycoでモッチリしてないってこと?
Rycoでモッチリするっていう使い方なんだ
うん
え、それって…下ネタ?
何でだよ!(私にグーでパンチするような動作)
違うの?
帰ったらRycoでモッチリしてね
分かった。Rycoでモッチリする

家に帰ってからRycoチャンのいい匂いを思い出しながらモッチリした。

LiVS's Historical Costume Live (2026-01-17)

下北沢のCLUB251で行われた公演が11時半開演。その後に飲み会1(鳥貴族)→飲み会2(都夏)→飲み会3(ダンダダン)→飲み会4(ケバブ・シェフ)と4軒ハシゴして解散したのが22時半すぎ。ひとりになる時間がほとんどなかった。お酒を飲んでいたのでiPhoneのNotesやTwitterに感想を書き残しておく余裕はなかった。なおかつこれを書いている今では3ヶ月以上が経過している。ミニ・マルコchanの自己紹介は「いつだって忘れない」から始まるが、私はこの日の公演のことをほとんど忘れている。数日以内のまだ記憶が残っているうちにメモを残しておければよかったんだけど、そこまでマメにやるのは困難である。
  • 歴代衣装シリーズの公演。今日は二代目衣装。私がLiVSを、マルコchanを初めて見たときの衣装。私がLiVSに通うようになったのはマルコchanという個人に惹かれたのが最大の理由だが、音楽と衣装も含めた全体的な世界観や雰囲気に引き込まれたのも大きい。初代衣装が一番好きと前回の公演でメンバーさんにも言ったけど甲乙つけがたいかも。
  • 三日前の定期公演で歌ってくれたばかりの“End Blue”をまた聴くことが出来た。通常はこんな短いスパンで聴ける曲ではない。もしかして今日やるための予行演習的な意味もあって定期公演のセットリストに入れたのだろうか?
  • セットリストに“He Meets”が入っていた。2025年4月26日(土)午前0時にYouTubeにドロップされたこの曲のヴィデオ・クリップでメンバーさんは三代目衣装を纏っている。(同日の公演から衣装が切り替わっている。)だから私の中でこの曲といえば三代目衣装の印象が強い。ただその前の2nd EP“WARMiNG”リリース・パーティ巡業の中で曲の披露は始まっていた。だから滑り込みで二代目衣装時代の曲ということになるのだろう。
  • マルコchanと写メを撮るときに後ろの柵を利用してブルガリアン・スクワットをした。1枚は一緒にやって、二枚目でマルコchanがトレーナー役になってくれた。私のスクワットを横で見ながら、姿勢をよくして!と指導してきた。6日後に本当のパーソナル・トレーニングでブルガリアン・スクワットをやっていたらトレーナーの青年から完全に同じことを言われた。それをトレーナーに言うと(マルコchanは)まったく間違ったことは言っていないと言っていた。
いつだって忘れない この衣装『進撃の巨人』みたい そんなの常識(本日のミニ・マルコchanの自己紹介)

2026年4月18日土曜日

Weekly LiVE at LiVS (2026-01-14)

1月12日(月・祝)の対バンは回避した。見境なく東京で行けそうなLiVS現場には全部行くという習慣から抜け出していかないといけない。身が持たない。この日はLiVSのことは気にせず、美容室に行ったりしてゆっくり過ごした。いい休養になった。LiVSに通いすぎて、もはや行くことよりも行かないことがリフレッシュになるという領域に達している。何度も書いてきたように今の通い方は自分のキャパシティを超えている。行くのが義務のような感覚になってきて、その時間を最後まで乗り越えるだけで精一杯になってくる。楽しいだけではない。苦しくなってくる。気持ち的にも、金銭的にも。これは健全ではない。いや、そもそも行く頻度に関係なくアイドルのケツを追いかけていること自体が健全ではない。正常ではない。が、それを言ってはお仕舞いである。いずれにせよ、いい塩梅を探っていく必要がある。一方で、どうせなら自分のやれる限界までやり尽くしたいという気持ちもある。人生でこれだけ夢中になれる対象を見つけられるのは奇跡のようなもの。情熱を中途半端にセーヴしたくない。現場に行く頻度や基準を見直したいとは思っている。かといって月に1-2度行くのが長期的に継続しやすいですしお財布にも優しくていいですねというようなくそつまらない結論には落ち着きたくない。私は“推し活”を末永く続けたいんじゃなくてミニ・マルコchanを全力で愛したいのだ。

Spotifyを開くと花譜の新譜“I SCREAM LIVE4 - Cover Live Album-”が今日ドロップされていた。彼女の歌は一度聴き始めると心地よくてずっと聴いてしまう。なんでこんなに魅力的なんだろう。2026年になって『渚にまつわるエトセトラ』のこんなに素敵なカヴァーを聴ける喜び。彼女のことは #KTCHAN との“BEKI”と『ギミギミ逃避行』で知った。『寓話γ』は私が2025年に五番目に多く聴いたアルバム。Spotifyで聴いているだけで現場に行ったことはないし(彼女は顔を出さずに活動しているので現場というものがそもそもあるのかも知らない)一切の購買活動もしていないが密かに好きである。

定期公演だが新宿。今回は新宿Marble。助かる。新大久保でメシを食ってから歩いて行ける。サビハ・ハラル・レストランでハリームを食べてから歌舞伎町を通過して西武新宿線の新宿駅付近へと歩く。会場近くにあるアフリカ料理の店が気になる。EZINNE CHRISTY RESTAURANT AND BAR。中国、インド、ネパール、バングラデュといった国々の料理は私にとってもはや日常食となった。アフリカ料理こそ次に私が開拓すべき分野であろう。
新宿MarbleにLiVSが立つのは今日が初めてらしい。立地以外に特に何かがいい会場ではないので、私はまたここでやってほしいとは別に思わない。BLUEGOATSで何度か来ているので分かるが観やすくはない。

EGO”と“End Blue”を聴けたのが嬉しかった。こういったはぐれメタル並の遭遇率の曲が何の予告もなく不意に披露されるのが定期公演の良さである。定期公演でもなかなか聴くことは出来ない。この二曲の後に“Don't Look Back”をやってくれたのがまたよかった。この3曲の流れが私の中で今日のハイライトだったと思う。

2月5日(木)の代官山UNIT公演に向けて動体視力を鍛えようという名目でメンバーそれぞれがマシュマロ・キャッチ(投げられたマシュマロを口でキャッチできるか)を出来るかのチャレンジが行われた。ミニ・マルコchanだけが成功した。
特典会でミニ・マルコchanにChuck Palahniuk, “Fight Club”の冒頭を音読してもらったら私の中で新たな扉が開く音が聞こえた。
TYLER GETS ME a job as a waiter after that Tyler's pushing a gun in my throat and saying, the first step to eternal life is you have to die.

時間的に最初のセンテンスしかカヴァー出来なかったんだけど、ミニ・マルコchanはsayingまでは意外と意味をご理解されていた。その後の文意を聞かれ、永遠の生命を手に入れるための第一歩は死ぬことだという意味だよとお伝えすると、難しい! と言っていた。私は、ファイト・クラブはアイドル・オタクに似ていると思うんだよねと言った。なんで? と彼女が聞いてきたので、ファイト・クラブのルール1もルール2もファイト・クラブについて他言しないことで、アイドル・オタクもあまり他の人には言えない秘密クラブだから…と言ったら彼女はちょっと笑っていた。映画好きのコンニチハクリニックさんは映画『ファイト・クラブ』の前に小説があったということを知らなかった。この小説が原作なんだよと言うととても驚いていた。

いつだって忘れない ミニ・マルコ、ネイルした そんなの常識(本日のミニ・マルコchanの自己紹介)

2026年4月17日金曜日

KATACHI COLLECTIVE Vol. 1 (2026-01-11)

渋谷WWW。私は何度か来たことがある。直近だとGirls be bad。その前が2024年の #KTCHAN (当時はまだ #KTちゃん )のお誕生日。 #KTCHAN の登場の仕方は印象的だった。聞き覚えのある声が場内に響く開演直後。 #KTCHAN の姿はステージにない。どこだ? キョロキョロする我々。彼女は左の通路を使い、後ろからフリースタイル・ラップをかましながらステージへと向かうことで我々の意表を突いた。左端が柵で区切られ、通路が確保されている。そこを使って登場したり、フロアに降りて行ったりがしやすい。特徴的なつくり。Girls be badも公演の後半ではこっち側に降りてきた。LiVSの出番が25分しかないこの対バンをわざわざ私が観に来た最大の理由はもう病気なのでLiVSの出演情報が出て行けそうな日時だったら何も考えずにチケットを買うようになっているからだが、もうひとつの理由としてこの会場でパフォームするLiVSを観てみたかった。

13時開演の対バン。LiVSの出番は17時45分~18時10分。もちろん最初から入場してすべての集団を観るほどの気力も体力も興味も私にはない。東池袋のエーラージでノン・ヴェジ・ターリーを食べて、タリーズでホット・コーヒーを飲んでからゆっくり向かう。15時過ぎに会場着。カバンをコイン・ロッカーに預け、お酒を一杯飲んで、MAPAが終わったあたり(15時30分)でフロアに入る。このタイミングで多くの人々がフロアから出てくる。もっと前から会場にいる顔見知りの目撃者たちも混雑を避けるためにMAPAの出番中はフロアの外に出て休んでいた。

過剰なほどに重低音が強い。身体にずしんと来る。何なんだろう。他の公演で来たときはここまでじゃなかったはずだけど。多くの集団はメロディや歌が重低音に負けてあまり届いてこなかった。それもあっていくつかの集団のパフォーマンスは観ていて眠たく感じた。目を使うのが勿体ないと感じ、しばらくのあいだ目を閉じてやり過ごしたほどである。手前味噌かもしれないがLiVSはしっかりと歌を届けられていた方だと思う。LiVS以外では棘-おどろ-に好感を持った。衣装、メンバーさんの容姿、ダンス。いずれにも一味違う個性と世界観がある。中でも天才うゆさま。chanに目を奪われた。プレイ・スタイルが私の好み。憑依系というか。曲も好き。(後日Spotifyで繰り返して聴いた。)ただ、まだメンバーさんの歌唱技量が音楽のクオリティに追いついていない感じがした。ここが向上すればもっと素晴らしい集団になるだろうなと思った。あとはBELLRING少女ハート。圧巻だった。LiVSの特典会が18時30分から始まっていたけど18時45分まで彼女たちの出番を最後まで見届けた。最悪もしこれでLiVSの特典会が締め切られて行けなくなってもいいやと思えるほどに目が離せなかった。また彼女たちは脚をがっつり露出してくれたいたのでその意味でも目が離せなかった。いつかLiVSが単独でこのステージに立つ姿を観てみたい。収容人数400-500人なので箱の規模としては現実的なはずである。 #KTCHAN が左の通路を利用して後ろから登場したときの話をマルコchanに話したらそういう使い方が出来るのか! と感心していた。

なお後日談だが天才うゆさま。chanのデコ・チェキを購入したところ別の人の宛名とメッセージが書かれたチェキが届いた。そして3月13日(金)に彼女が棘-おどろ-を脱退することが発表された。

2026年4月15日水曜日

LiVS's Historical Costume Live (2026-01-10)

万チケを毎回買うのは無理。毎回じゃなくても普通は躊躇する。お金があるかないかだけの問題ではない。一回の公演チケットにJPY10,000、場合によってはJPY31,500を出すということ。それも毎週どころか週に二、三回も観に行っているアイドルの公演に。そのチケット代だけで出費が終わるわけではない。特典会に行かないわけにはいかない。万チケではない通常のチケット(JPY3,000-3,500程度)で入ったとしても相当な出費になる。見かけ上の安さに騙されてはいけない。さっきまでステージにいた女のコと対面しチェキや写メを撮って20秒お話をする毎にJPY1,000が飛んでいく(LiVSの場合。チェキJPY2,000で交流40秒、写メJPY1,000で交流20秒)。一枚、二枚で満足するのは非常に難しい。この世界ではチェキ一枚撮って数十秒お話をするのでJPY1,500-2,000位が相場だが、この金額があればどれだけおいしいものを食べられることか。この金額を稼ぐのにどれだけの労力がかかることか。私がLiVSを観るようになった最初の頃は公演によってJPY10,000やJPY31,500のチケットが存在しているという事実そのものにドン引きしていた。冗談だろと思っていた。それが正常な感覚。そんなたまに万チケを買うようになった。ミニ・マルコchanに狂わされた。ミニ・マルコchanが悪い。ミニ・マルコchanを近くで見たい。ミニ・マルコchanの近くにいたい。ミニ・マルコchanにたくさん会いたい。だからなるべく早い番号で入りたい。そのためにチケットを叩くし、現場にたくさん通う。時には万チケも買う。私の銀行口座の残高を急降下させた張本人、ミニ・マルコchan。責任を取ってほしい。とはいえ後先を考えずに万チケを取っていたら経済的に破綻する。万チケで入る公演は厳選する必要がある。今日こそはまさに私が万チケで入るべき公演だった。LiVSメンバー全員が初代衣装を纏う特別な日だからだ。現衣装を含めるとLiVSはこれまで四つの衣装を纏ってきた。それらを初代から順番に着ていく四回の公演。初回が今日。私が初めてLiVSを見たときに衣装は二代目だった。最初の衣装をこの目で直に見たことがない。それが私の中でずっと心残りだった。正確に言うと初代衣装に袖を通したスズカス・テラさんを目にしたことはある。2025年12月13日(土)。それはそれで嬉しかった。私が普段はあまり見ることのない(失礼)スズカス・テラさんを目で追ってしまうほどに魅力な衣装だった。今日はミニ・マルコchanを含むLiVS全員が着ているのを見ることが出来る。この公演を見逃すわけにはいかなかった。それも前方で目に焼き付けたかった。JPY10,000の最高チケットを購入した。(二代目衣装以降の公演は通常の人間チケットJPY3,000にした。)渋谷サイクロン。初代衣装を目当てに私のようなヘッズが殺到するかと思いきや来場者は少なかった。20-30人。土曜にもかかわらず平日の定期公演と変わらない。最前やその付近にこだわらなければ、普通にコンサートを楽しむだけなら、JPY3,000の人間チケットで一向に支障がない。狂っていなければ、わざわざ値段が3.33333…倍のチケットを買う理由はない。ただ今日の私はこのJPY10,000のチケットに値段分の価値を見出した。最前で、誰も間に挟むことなく(もちろんケチャで人が入れ替わるときに下がることはあれど)念願の初代衣装を身に纏い歌って踊るLiVSを堪能することが出来る幸せ。開演してメンバーさんが登場した瞬間から高揚した。これまでの四衣装においては初代と二代目に圧倒的なオリジナリティと世界観がある。中でも私はこの初代が一番好き。LiVS支持者には目撃者という総称がある。LiVSのさまざまな姿を目撃するのが我々の本文だとするならば、初代衣装をこの目で見られていないのは私にとって大きな負い目だった。私が目撃出来ていなかった光景。欠けていたピース。そこが(リアル・タイムではないとはいえ)埋まったような気がした。これで一人前の目撃者になれたような気がした。この歴代衣装公演ではその衣装を使用していた頃に存在していた曲しかやらないという縛りを設けたセットリストが組まれている。アルバム“NEW ERROR”とEP“Letter”。最近のLiVSとは異なる独特のヴァイブスがある曲たち。初代衣装の時期はまだ曲が少なかったため、同じ曲を複数回やっていた。“Preserved”とか。同じ曲を何度もやるひとつの公演でこちら側の練度が上がっていく感じが好き。曲によっては振りが今と当時では違うものがあるそうだ。今日はかつての振り付けで踊っていた。気付いたかぎりでは“Shooting Star”のフックで人差し指をさして手を上下に動かすところとか、“BiRTHDAY!!”で腕を上に広げて交差させるところとかが、そうではない違う振り付けになっていた。メンバーさんと同じ動きをするつもりがメンバーさんが思ったのと違う動きをしていて意表を突かれた。その我々の驚いた反応を見てメンバーさんは楽しんでいるように見えた。特典会でコンニチハクリニックさんに聞いたところによると衣装は一着しか与えられないのだという。洗うの大変じゃない? アイロンとか。と聞くとアイロンはかけない。シワが出来ない素材だと言っていた。ポリエステルが入ってるのかな、ポリエステルってシワが出来にくいじゃん。と言うと質問が高度すぎて分からないというような反応をされた。(公演そのものと万チケの特典までは最高だったのだが、マルコchanの個別特典会で写メ券4枚とチェキ1枚をまとめて出した際、枚数の割にやけに短く打ち切られたように感じた。だってこれだけ出してチェキのサインを書き終わる前に終わりってあり得ない。後で計算したところ一秒あたりの値段がHello! Projectと同等になっていた。初めて見るチェキ・スタ氏。他の紳士に聞いても同じ感想を抱いていた。おそらくだが複数枚出しても一枚分の時間で終了させていたのではないか。あるいはそれに近い何かしらの大きなミスをしている。当該のチェキ・スタさん個人というよりは業務のやり方を周知、教育出来ていないLiVS運営側の問題。伊藤代表には話した。その本来よりも短い時間の中でマルコchanは、初代衣装は身体のラインがキレイに出るから好きだと言っていた。)

2026年4月7日火曜日

BLUEGOATS『さらば青春の光』リリースイベント (2025-12-29)

スケジュール帳(左ききの手帳2025)を見れば明らかなように現場を詰め込み過ぎている。いくら連休で予定がないからといって行けるだけ行けばいいというものではない。ただ休む日も必要。軽い気持ちだけで行くとこうやってブログを書かないといけなくなり自分の首を絞めることになる。今日は回避するつもりだった。やっぱ行くか、と前日の気分で決めた。JPY2,250でアルバムをゲトれて、短いコンサートを観られて、その上チェキまで一枚撮れる。サクッと観て、撮って、帰る。すべてをサクッと済ませる。本当に帰る。飲み会には行かない。もし知人に会ったとしてもそういう雰囲気になる前に姿をくらます。

渋谷タワ・レコ。ドリンク代がかからない。本当にアルバム代のJPY2,250ポッキリで楽しめる。助かる。しかもメンバーさん直筆の、歌詞の一部が書かれたカードまで貰えた(私が引いたのはほんま・かいなさん作のSEVENTEENと書かれたカード。歌詞の引用元は“SEVENTEEN”)。11時半販売開始、12時半入場開始、13時開演。昼メシの時間に干渉しない。これも助かる。軽い気持ちで来ることが出来るかどうにかはこういう要素も関係する。ドリンク代を取られるとかJPY4,000-5,000かかるとかだったら今日はやめておこうとなった可能性が高い。アルバムを予約して整理券をゲトる。79番。遭遇したLiVS仲間に交換してもらって59番に繰り上がる。地下一階。近い。この番号でも二列目の右端に行けた。もっと混むかと思っていたが思いのほか来場者は少なかった。後ろには空間があったが、かといって後ろで観るのには向かない会場だった。ステージが低いので前の方に行けないと見えない。

新大久保、サビハ・ハラル・レストラン。ビーフ・ビリヤニJPY1,320。ランチ・タイムだとドリンクが付属する。メニュウにはいくつかから選べることになっているのに店員氏はonly Colaの一点張り。ちょっといらつかされる。メニュウにはこう書いてあるじゃないかと言ってもonly Colaとしか言わない。じゃあそれ以外のドリンクを頼む場合はどうなるんだと聞いたら追加で単品料金がかかるという。滅茶苦茶。ただビリヤニはめちゃうまだった。(後日、別の店員氏はCola以外も選ばせてくれた。)

アルバムの発売日は4月28日(火)。実に四ヶ月先! でも曲の大半は既にストリーミングで聴ける。本当に忘れた頃にブツを手にすることになりそうである。私は根が生粋の現代っ子に出来てるのでコンパクト・ディスクを再生する機材を持ち合わせていない。今の家に引っ越す前(2022年6月まで)はコンピュータ経由でmp3に変換してiPhoneに入れていたのだが、引っ越してからコンピュータ自体を起動させていない。最初は荷物が多すぎてそのコンピュータが入った段ボール箱を開けるところまでたどり着けなかったのが最大の要因だが、今では存在さえほぼ忘れている。YouTubeやAbema(DAZN)ならタブレットで観ているし、ちょっとした作業なら後から購入したThinkPadでやっている。

普段は禁じられている動画を撮れる貴重な機会とあって前方にはスマ・フォを構える紳士たちが目立つ。それを睨みつけるや(そのときは私も撮っていた)「写真撮ってないでさ!!」と言ってからフロアに身体ごと投げ出して突っ込んでくるほんま・かいなさん。彼女は基本的に我々が撮影しながら観るのをあまり面白くは思っていないのが普段の発言から汲み取れる。レコード店でのリリース・パーティにおけるミニ・コンサート。もうちょっと緩いスタンスでもいいはずである。ほんま・かいなさんは場所やイヴェントに関係なくいつでも本気で我々にぶつかってくれる。こっち側も気を抜いていられない。今日の彼女は声がかすれていた。ハスキーで味があったとか言っていられないくらい歌うのが苦しそうで、痛々しかった。それでも言い訳をせずにそのときの自分が出せるすべてを出し切る彼女のプロフェッショナルな姿勢が印象的だった。

2026年4月5日日曜日

Weekly LiVE at LiVS (2026-01-06)

連休明けの勤務、二日目。昨日の午後からだるい。22時から6時半くらいまで寝たけど、寝ている最中から疲労感。重たい感じ。『おつポム』( #KTCHAN )を聴きたくなる朝。日中も眠くてたまらない。

12月24日(水)12月28日(日)12月30日(火)1月2日(金)1月4日(日)、1月6日(火)。あり得ない頻度でマルコchanに会えている年末年始。本当にありがたいこと。これまでの私の人生で最も異常性の高いクリスマス~年末年始だったと思う。もう少しまとまった休みをメンバーさんに与えてほしいとファン視点では願うけど、運営視点では理にかなっているとも思う。彼氏サンに会いづらくさせることが出来るからだ。よく言われるように先々の予定もメンバーさんに出し過ぎない方がいい。彼氏サンと会う予定を入れやすくなってしまうからだ。それはさておき、マルコchanの喉は心配である。これだけ現場を詰め込まれると回復させる暇がないだろう。もうちょっと日程の組み方を配慮してやれないものだろうかというモヤモヤはずっとある。1月も怒涛の日程が待ち受けている。私は絞っても9現場は行く予定である。マルコchanには2月5日(木)の代官山UNITのステージに出来るだけ最高に近い状態で立ってほしい。どうか彼女がうまく喉への負担を軽減させながらこの日程を乗り越えていけますように。

会社から新大久保に向かう電車。座ることが出来た。“Fight Club” (Chuck Palahniuk)を読む。この作家の文章が私は苦手である。独特の文体。独特のリズム。癖のあるセンテンス。小分けのパラグラフ。おおまかに意味を掴みながら読むのが難しい。これまで私は“Invisible Monsters,” “Survivor,” “The Invention of Sound”の三冊に目を通してきたが、いずれも読み切ったと胸を張ることが出来ない。ただこの“Fight Club” に関してはある時点からなんか急に読めるようになってきた。

新大久保のサビハ・ハラル・レストランでハリム&ロティ・セットJPY1,540をいただいて、歌舞伎町方面に歩く。新宿SAMURAI。私は初めて行く会場。たぶんLiVSとしても初めて? この立地。渋谷より断然いい。新大久保でメシを食ってから行けるので。コンサートが渋谷で開催されることがあまりにも多すぎる。飲食店不毛の地、渋谷。このエリアで数十年暮らしているF君も駅付近にまとも飲食店はないとおっしゃっている。再開発の繰り返しで従来あった良質な個人店が消えていったらしい。

18時半開場、19時開演。目撃者の数。18時40分で7人。18時59分で15人。最終的には20人くらい。新宿SAMURAI。なかなかいい。どういう由来なのか分からないが会場名にちなんで刀(本物ではない)が飾ってある。(コンニチハクリニックさんがサムライ風のヘア・アレンジをしていた。)ドリンクが凝っている。日本酒(澪のスパークリング)まである。この規模で段差があって後ろでも観やすそう。

開演するまでずっとだるくて眠くて、楽しめるのか不安だった。ところが公演が始まるや否や、私を苦しめていた諸症状がすべて消え去り、心身ともに快調になった。その快調さを味わうのが気持ちよかった。元気な状態というのは、何をしていなくてもそれ自体が心地良い。それでさらにLiVSを、ミニ・マルコchanを目の前で観ることが出来るのだからこんなに幸せなことはない。(前にもこういうことがあったな。花粉症もあって体調が微妙だったけど公演が始まった瞬間から100%元気になった。)特典会でマルコchanにこの旨を伝えると、氏も演者側として同じようなこと(気分や体調がいまいちでもステージに出ると元気になる)があるのだという。なんでだろうね。アドレナリン? なぞと私が言うと、ステージからみんなと目が合って嬉しいからかもね、的なことを彼女は言った。今日のマルコchanはたくさん目を合わせてくれた。咄嗟に言葉を返せずマルコchanを見つめる私。なに~?(笑)と反応するマルコchan。 

LiVS oneman LiVE -“Talk and MUSIC”- (2026-01-04)

朝。池袋のストリートを歩いていたら道端の植え込みにビアード・パパの箱が捨ててあった。このブランド名はブラジル人が聞いたら爆笑するらしい。おかまのパパに聞こえるから。Veado(ヴィアード)がおかまの俗語。大学生の頃にアルバイトで働いていた携帯の有料サッカー・サイトの編集長だった紳士から聞いた。気になって検索してみたらその会社は今でも存続していた。サッカー情報の事業からは撤退済。2001年に創業した小さなヴェンチャー企業がこれだけ長く生き延びるとは大したものである。

どういうわけか抜け番が多い。JPY10,000するS(最高)チケットの10番まではほぼ全員いたと思うけど、その三人後が26番。私はJPY3,000のA(人間)チケットの1番。入場した時点で最前しか埋まっていない。右寄りの二列目に入る。Sチケットは囲みチェキ(写メ)とサイン&コメント入りチェキ券が付くとはいえJPY10,000とJPY3,000の差としては割に合うとは言いがたい。それでも文句を言わず黙って高額チケットを購入する紳士たち。チケットの売上額で見ればSチケット10枚はAチケット33枚に相当する。フロアが空いていてもLiVSが活動を続けられるのはJPY31,500とかJPY3,000とか、大箱だとJPY120,000とかJPY100,000とかのチケットを購入する紳士たちが一定数いるからだろう。さらにSチケットを買うような紳士たちは特典券も人一倍買うわけで。毎回がちょっとした風俗(大箱だと高級風俗)くらいの出費。

抜け番が多い理由は分からない。人が少ないのは説明がつく。第一に、まともな人は正月からアイドルを観に来ない。(ただ、これだけでは二日前よりも今日が少ない説明できない。)第二に、この年末年始にLiVSの現場が頻繁に開催されすぎている。第三に、企画内容。コンサートが短い。ミニ・コンサートとオシャベリブス(最近LiVSが始めたYouTubeのトーク番組)の公開収録。取捨選択をするにあたって今日は捨てようと多くの紳士淑女が判断したとしても不思議ではない。大体、オシャベリブスはいずれYouTubeに上がるのだからわざわざ今日ここに足を運んで観なければならない理由がそんなにない。脊髄反射的にチケットを購入したものの、今日は別に来なくてもよかったのではないかという思いが私の頭をよぎる。しかし、人の少ない謎現場ほど高揚して楽しくなる傾向がある。たぶんこれって、来ている人たちの気持ちの純度が高いからだと思う。たとえば大きな会場でやる分かりやすい晴れ舞台だとか、新メンバーがお披露目されるとか、そういう誰から見ても行った方がいい公演はある。行けば何かの証人になれる。あのときに自分はいたと後から言える。今日はそういう要素がゼロ。おまけにコンサートが短いと来た。オシャベリブスの収録が目当てて来た人なんて一人もいないはずだ(失礼)。どういう形であったとしてもとにかくLiVSを観たいという熱い気持ちを持ったクレイジーな方たちだけが集まっている。フットボールでも同じで、平日のカップ戦などは観客数が少ない分、ガチ勢しか来ない。スタンドの雰囲気は熱い。数字上の動員数だけでははかれない熱狂がある。

結局、コンサートは40分くらいだったかな。たしか。思ったよりはやってくれた。先にコンサートで、後にオシャベリブス(二話収録)。終わってから番組の収録をやることがありきのコンサートだったので、いつもの出し尽くす感じとはちょっと違う。通常に比べると雰囲気は緩め、インテンシティは低めだった。ステージ側も、フロア側も。オシャベリブスは目撃者がみんなフロアに座り込んでまったり眺めていた。これはこれでよかった。こういうのもたまにあっていい。異常な頻度で現場がある中、毎回毎回、命を燃やし尽くすような公演をやられるとフロアにいる方もちょっとしんどいときがあるのが本音(お前が行く頻度を調整しろよという話ではあるのだが)。LiVSの活動の幅を広げる意味でよい試みだったと思う。活動の幅を広げることは、客層を広げることにも繋がり得る。特にLiVSやこういうライブハウス(和製英語)で熱く盛り上がる系のアイドルに馴染みがない人にとっては今日のような緩めの催しの方がむしろ行ってみようと思いやすい可能性はある。“He Meets”で指差しをしながら両腕を交互に動かす振りで珍しく左右の順番を連続して間違えてグダッてしまいなんとも言えない表情のマルコchan。うー、ダメダメだ…って感じの。目を閉じて、口を一文字に閉じて、目と口が線になっている感じ。とてつもなく愛らしかった。彼女が普段ステージで見せる顔ではない。この場面を心に刻めただけでも今日、ここに来た甲斐があった。

特手会でマルコchanに、私がオシャベリブスという番組名について前から思っていたことを思い切ってぶつけてみた(開演前にメッセージ・ボックスに投稿したものの、採用されなかった)。あのさ、オシャベリブスって、お喋り・ブスみたいじゃない? マルコchanは笑って、みんな(メンバー)みんな同じことを言ってた。あと欲張リブスというのもあって…と言っていた。

2026年4月3日金曜日

LiVS 2026 FiRST (2026-01-02)

ありがたいことに東池袋のエーラージが12月30日(火)から1月4日(日)の間、休まずランチもディナーも営業してくれている。12月31日(水)、1月1日(木)、1月3日(土)の三回、訪問した。1月1日(木)は特別メニュウのタミルナードゥのおせちJPY1,980をいただいた。ポンガル、メドゥポンダ、ヤツガシラのコロッケ、サンバル、ココナッツチャトニ、スイートポンガル。ラージさんが言うにはインドでは新米でポンガルを作り、野外に釜を出し、湯気の元に皆で集まって太陽などに感謝の祈りを捧げるのだという。

12月30日(火)の飲酒スクワット公演の翌日は身体にダメージが残っていてジョギングを20分で切り上げた(30分やるのがルーティン)。1月1日(木)はトレッドミルで第一歩を踏み出した瞬間から30分イケる感触があり回復を実感した。脚の筋肉痛はあるけど生活に支障をきたさない程度。

本日、1月2日(木)。横浜の実家で開かれる家族の集まりに呼び出されている。もちろんそれを理由にLiVSの公演を欠席するという選択肢はない。むしろ予定があるからと実家に帰るのを断ることさえ視野に入れていた。幸か不幸かLiVSが終わってから向かっても参加できることが分かった。今日の会場はCHIC HALL SHIBUYA。始まるのが早い。10時45分開場、11時15分開演。これなら終わってから横浜に行っても変な時間にはならない。

私は“Fight Club” (Chuck Palahniuk) を、アイドル・オタクの世界と重ね合わせながら読んでいる。ファイト・クラブにはルールがある。一つ目のルールがファイト・クラブについて口外しないこと。二つ目のルールはファイト・クラブについて口外しないこと。アイドル・オタクに限らずオタクというのは本来はこういうものである。一般社会から見ればオタクとは不気味で陰気な社会不適合の犯罪者予備軍。社会の多数派から強烈な差別を受ける社会集団だった。だからオタクは自分の趣味を秘密にする必要があった。旧来のオタクは自分たちが迫害される立場なのを重々分かっていた。いわゆる“推し活”の流行に見られるように近年では何かや誰かに熱中して追いかけることが日陰者だけの特権ではなくなってきた。またオタクをする(あるいはオタクである)ことがあるジャンルや対象に深くのめり込むことよりもそれを好きな人たちのコミュニティに参加することを指すようになってきた。

目撃者には職場でアイドル・オタクであるのを公言している紳士たちが何人もいる。時代は変わったようだ。私は絶対に言わない。親にも今日アイドルを観てから家に向かうとは決して言えない。口を割らない。

いつだって忘れない あけましておめでとうございますってちょっと長い(本日のミニ・マルコchanの自己紹介)

正月などの特別な公演だけで販売されるおみくじ。二枚買ったらコンニチハクリニックSPECIAL TICKETとタイキック券が当たった。あとは普通にチェキ券と写メ券二枚を買った。私物サイン券を持て余していた紳士(N氏)が写メ券と交換してくれた。私物サイン券を引くのを想定して着てきたhoodieのhoodにミニ・マルコchanのサインを書いてもらった。券を出すときにどういう順番でいくかと希望を聞いてもらえたので、じゃあ写メ、タイキック、チェキ、私物サイン…と言うと係員の紳士がこらえきれず笑っていた。笑わないでください。こっちは真剣なんですよ。これに人生懸けてるんですよ。

実家の母親からのLINE:大体何時に帰ってくる?
一方の私:痛ッ!!(特典会でミニ•マルコchanのタイ・キックを左ケツに受けて悶絶する)

「痛い?」「痛いよ! 今まで2-3回受けたことあるけど、一番痛かった。でも、嬉しい」「やっぱ変態だ…(笑)」「やっぱ?」「失言だった(笑)」
左尻に残る痛みがマルコchanからの愛のしるしに感じられた。

コンニチハクリニックSPECIAL TICKETは、用意されたいくつかの選択肢(その映画を観てどういう気分になりたいか)からひとつを選ぶとお勧めの映画を教えてくれるという内容だった。私が選んだのは「ちょっとおちこみたいとき」。渡してくれたカード:

リリイ・シュシュのすべて U-NEXT
心にのこる
エーテルは今、殺された
ずーんとするけど、みてよかった

たしか30秒かけて説明してくれたのだが正直ほとんど何も伝わらなかった。それも彼女らしくてよかった。私から聞いて日本の映画であるというのがかろうじて分かった。

特典会では普段と異なる特別な体験が出来たけど、肝心の公演に関しては、私は今日はあんまりしっくり来なかった。気分の問題だと思う。上がり切らない。これからすぐに実家に帰らないといけないというのが頭の片隅にいらつきや焦りとして存在していたかもしれない。あとなんというか、年末年始の休みでリラックスに偏った生活をしていたことで日頃のリズムが崩れ、却って疲れていたというか、調子が狂っていたような気がする。

実家の最寄り駅。ちなみにミニ・マルコchanはこの駅を知っていて、降りたことがあるらしい(去年、横浜で公演をやったときに特典会でその話をした)。駅前にマクドがあるのを知っていた。まあマクドがあるのはこの駅に特有なことではないが。池袋に慣れていると時間が止まったような感覚。静かな町。さびれているように感じる。16時半くらいに実家着。私が会場に残してしまった忘れ物を取りに戻ったせいで予定よりも遅れてしまった。新大久保のナショナル・マートで調達したLahori Chargha(パキスタン風ロースト・チキン)とフルーツ・ケーキ、最寄り駅のKFCで買ったチキン8pcが手土産。

集まりに遅れて合流したどさくさに紛れて弟の子どもにお年玉をあげなかった(来るまでにバタバタしてしまい準備もしていなかった)。我ながらひどい親戚(叔父さん)である。裏でお年玉という慣習に文句を言うならまだしも本当に渡さないなんてことがあるか。社会性に問題がある。でも今となっては仕方がなかったと思う。なにせ今年は私が勤める会社の全社員の賞与がゼロになることが後日、発表されたからである。これは大打撃。頭が痛い。お年玉をあげるどころかポンとJPY1,000,000くらいを渡されるべき立場。

2026年3月28日土曜日

BLUEGOATS 2025-リクエストアワー-/LiVS 2025 FiNAL (2025-12-30)

12時半から新宿でBLUEGOATS→新大久保のネパール料理店で会食→渋谷で大規模な飲み会に参加→19時からLiVS。盛りだくさんな一日。私にとってこの年末年始の連休における最大の目玉。前々から楽しみにしていた。昼からずっと社交をしっぱなしになるので充電するかのようにタカセに駆け込む朝(内向型人間には一人で過ごす時間が必要)。モーニング・コーヒーJPY270。ツナ・ポテトのサンドウィッチJPY340。今年で258回目のサテン。サテンは私にとって家の一部のようなもの。たとえばゆっくり本を読んだりブログを書いたりするのに適した空間が私が居住する約30平米の1Kの中にはない。その意味では銭湯も家の延長のようなものだ。風呂は一応あるけどユニット・バス。池袋で家賃JPY65,000。中野区で独り暮らしをしている江頭2:50が家賃がJPY130,000であるのをあたかも貧乏暮らしであるかのように語るのが私は嫌いだ。笑わせんな。Moment Joonの1stアルバムを聴け。彼が住むグリーン・ハウスの家賃はJPY20,000だ。

新宿Marble。私が初めてBLUEGOATSを観た場所。投げ銭方式の公演だった。私はそのときは何も分かっていなかった。私はお金(JPY2,000)を払ってまっすぐ帰った。その後に特典会をやっていたのを後から知った。そんな予定はどこにも書いていなかった。いわゆる地下アイドルを普段から観ている側、やっている側からするとわざわざ告知するまでもないことなのである。商売的にも客のニーズ的にも特典会ありきで成り立っているのが地下アイドル。私はまだそのシステムに慣れていなかった。正直に言うとやや気味の悪さも感じていた。公演が終わって特典会が始まるまでに待たされる時間が苦手だった。チケット代を払って公演を観たらそこで完結していいはずなのに、特典会をやること、参加することが前提となっている。そこまでやらないとフルで体験したことにならない。しかも多くの人がチケット代より高いお金をそこで当たり前のように使う。チェキを一、二枚買うお金でうまいメシを食った方がいいのではないか。その疑問を私はずっと抱き続けてきた。BLUEGOATSを継続的に観るようになってからは特典会に行くようにはなった。それでもチェキは一枚。たまに二枚。LiVSを観るようになってミニ・マルコchanに陥落してからは毎回JPY6,000を使うのが普通になってしまった。そんな今でもこの商慣習への疑問は完全には拭えていない。
The first rule about fight club is you don't talk about fight club.
(Chuck Palahniuk, “Fight Club”)

地下アイドルというシステム。やっていることは怪しい。一枚あたりJPY1,000からJPY2,500を払って女のコと写真を撮って、数十秒から一分程度の交流をする。どっぷり浸かっていると分からなくなるが、これは奇異である。何も知らない人が興味本位で気軽に一人で観に行くようには出来ていない。敷居が高い。これは秘密クラブである。ライブハウス(和製英語)の密室に留めておくに相応しい。小規模の、勝手を分かっている人たちだからこそ成り立つ。一旦クラブの一員になればぞくぞくするような魅惑の世界がそこには待っている。あまり陽の光に当てすぎるものではない。特定少数の信頼関係の上に成り立っている。したがって地下アイドルというシステムは「売れる」ことを構造的に拒んでいる。「売れた」状態ではこれが成り立たない。
The second rule about fight club is you don't talk about fight club.
(Chuck Palahniuk, “Fight Club”)

1曲目の“GOOD LUCK!!”が始まるのを合図に前へ前へと圧縮していくのがいつもの(いつもと断じることが出来るほど通っていないが)BLUEGOATSだが、今日は違った。今日はリクエスト曲を演るのが趣旨。事前にGoogleフォームで受け付けていた投票。一番の問題は初期の曲が省かれていたこと。アンケートで投票の選択肢に入っていなかった。BLUEGOATSは音楽性を途中で大きく変えている。いわゆる青春ロックと呼ばれる今のスタイルになる前は、聴かせる感じの曲が多かった。正確な分岐点がどこかは分からないけど、どうも『東京タワー』以降を“本当の”BLUEGOATSとしてメンバーや運営はみなしているようである。(この公演のアンケートで投票可能だった曲を確認できればその区切りが分かるのだがもう確認が出来ない。)リクエストと銘打っておきながら対象を絞ってあるので、投票結果が我々の真の民意をどこまで反映しているのかが不明。そのモヤモヤが最後まで解消されず。だったらはなからそっちのやりたい曲をやってくれればいいのに。結局、どの曲が何位だったかを公演中に言わなかったし、後から順位表も発表されなかった気がする。盛り上がりに欠ける。企画として中途半端。公演中にそれぞれの曲に対するメンバーの思いや、その曲が〇位になったことへの反応などもなかった。特別感がなかった。

いや、「普通に」熱い、BLUEGOATSならではのコンサートではあった。喉を傷めて歌唱が出来ないほんま・かいなさんが表情、目線、身体全体を使ったフロアへの煽りで懸命にコンサートを作り上げようとしている姿が印象的だった。また、ほんま・かいなさんの歌割の多くがダイナマイト・マリンさんにあてがわれたので、氏の支持者にとっては特別な日になったであろう。ただ、これに関しては自分の精神状態とか、色んなことが関係していると思うんだけど、BLUEGOATSのコンサートを観に行くと壮大なカタルシスを感じるときと、そうでもないときがある。今日は後者だった。楽しくはあったけど、突き抜ける感じはなかった。

BLUEGOATSに関しては、私はメンバー個々の歌割をそこまで把握していない。単純に場数が足りていないから覚えていないというのもあるけど、変な話、歌を聴きに行っていない。自分も歌いに行っている。個人崇拝よりもフロアにいる自分たちも含めた集合体としてのBLUEGOATSを一緒にやりに行っている感覚。それが「あなたと私でBLUEGOATS」のスピリットだと理解している。メンバーへのコールもケチャもないのでいつ誰が歌っているかをそれほど強く意識していない。

最後の短い曲(なんて曲だっけ。いつも最後にやるやつ)。恒例の圧縮。フロアとステージの間の柵が倒れて最前にいた人がステージ上にはみ出してしまったようだ。BLUEGOATSは客が悪ノリでちょっと圧縮をやり過ぎていると感じるときがある。全然他の人のことを考えていないというか。

特典会は回避。JPY2,500という価格は私を冷静にさせてくれる。BLUEGOATSのチェキは高い上に撮るのが下手。

BLUEGOATSを同じフロアで観ていた、DD化に歯止めが効かない目撃者の紳士(LiVSでは某Rメンバー支持)を含む五名で新大久保ソル・マリ。サモサ、サモサ・チャット、マトン・セクワ、チキン・セクワ、モモ。各人が二杯飲んで一人あたりJPY2,390。

渋谷。とりいちず。目撃者の飲み会に好んで使われる店。今日の会場CLUB CRAWLに近い。ハイボール一杯と日本酒3合。

CLUB CRAWL。公演中に全員で108回スクワットをして煩悩を克服するという企画モノ。これが思っていたよりも過酷だった。公演中にオイ! オイ! と言う場面では毎回スクワットをしなければならない。これだけで108回をおそらく超えている。それで終わりかと思ったらなぜか締めでさらに追いスクワットをさせられる。株式会社アトリーベ(LiVSの事務所)の伊藤代表も含めた全員で『業TO HEAVEN』中にスクワット。だから計216回以上はスクワットをしている。ククリ・ラム、ハイ・ボール、日本酒3合を飲んだ後だったのであり得ないほど息が上がって汗だくになった。与えられた企画に対して斜に構えることなくノリノリで応えるフロア。普段のLiVSのフロアとはまた違う一体感が生まれた。過酷だけど笑顔に満ちていて、楽しく平和な空間だった。こういう変わり種でなおかつ我々のコンサートへの参加方法を規定するタイプの企画は今後もどんどんやってほしい。いつもの決まったノリによるマンネリズムを打破するヒントがそこに転がっているかもしれない。フロアのノリ方を増やしていくこと。ケチャという個人崇拝だけではなくもっと音楽で全体がひとつになるようなノリ方を見つけていくこと。それがLiVSに必要なことだと私は思っている。

いつだって忘れない おせちは栗きんとんしか食べれない そんなの常識
(本日のミニ・マルコchanの自己紹介。私がこれまで聞いてきた中では一番おもしろかった。そんなの常識のところでコンニチハクリニックさんが「めっちゃ偏食〜」と被せてきた)

囲み写メでメンバーさんに片足スクワットのポーズをしてもらったら(あれだけスクワットをした後なのに)何させんだよ!と叱責された。

伊藤代表はスクワット108回によるダメージで帰宅後、ソファから動けず、痛みで眠ることも出来なかったらしい。後日、パーソナル・トレーナーの青年にこのことを話すと、普段まったく鍛えていない人は20代でもスクワットですぐに生まれたての小鹿状態になる。鍛えている人でも上半身ばかりやっている人はスクワット耐性の低い人は多いとのことだった。

2026年3月24日火曜日

ドグマエッジ (2025-12-28)

LiVSに通いすぎて、もはや行くことよりも行かないことがリフレッシュになっている感がある。労働生活において働かなくていい土日がリフレッシュになるように、私にとってはLiVSに行かなくていい日の方が気が楽に感じることがある。これは倒錯している。私にとって仕事とは対極の存在であるはずのLiVSが仕事のような存在になってきているのかもしれない。自分でそのつもりはなくてもどこか義務感で通うようになってきている部分があるのは否めない。これは決して好ましい状態ではない。東京に住んでいるとなまじ行こうと思えばほとんどの現場に行けてしまう。それは破滅への道である。もう少しコントロールしないといけない。図らずしていい機会が訪れた。今日の対バンに行く前に新宿シネマートで映画『ボディビルダー』を観た。上映時間が15時50分~18時頃。1月18日(日)にある対バンのチケットが17時に発売するのを完全に忘れていた。やっちまった。チケットを叩くために映画を途中で抜け出すという考えも頭をよぎった。でも決めた。いっそのこと行くのを止めよう。

筋トレをしている奴は弱い、と私が敬愛するYouTuberのステハゲさんは言う。なぜなら身体を鍛えないと自分に自信が持てないから。他人にどう見られるかを自己評価のものさしにしているから。本当に強いのはデブで洗っていないベタベタの髪の毛でも他人の目をいっさい気にすることなくカード・ゲームをやっているような奴ら。『ボディビルダー』はステハゲさんの言う弱い筋トレ傾倒者を極限まで突き詰めたような悲しき野獣の物語だった。狭い世界の中で他人の審査やそれを通して得る地位、名声への異常な執着。ボディ・ビルディング当事者にはかなり刺さる内容だろう。私はいつもお世話になっているパーソナル・トレーナーがボディ・ビルダーなのだが、彼から聞いていた話を何度も思い出した。

昨日は整体に行って、銭湯に行って(整体の後は行かない方がいいという説もあるが)、三度寝して(しない方がいいという説もあるが)、計11時間ほど寝た(長く寝すぎるのは良くないという説もあるが)。そのためか体調がとてもよい。だが、LiVSを観るモチベーションは回復していない。自分の中に渇きはない。無理もない。六日連続でアイドル(六日中四日はLiVS)を観に行ってそこから三日空けただけである。今日は多数のアイドルが出演する対バンなのだがもちろんLiVS以外を観る意欲もなく。映画を観て、新大久保でメシを食ってからギリギリに現地着。ナングロでロティ・セットを頼むと20分くらいかかると言われる。サマエバジ(昔はサマエボウジ表記だった)なら早く出来るかと問うと出来るというので変更。結局、手元にサマエバジが来るまでに20分以上かかった。この店はこれくらい時間がかかるのがデフォルトだと認識しておく必要がある。日本酒の冷を頼むといわゆるロックと呼ばれる形式で提供され、目を丸くする。想定外に時間を要したため会場着がちょっと焦るくらいギリギリになった。LiVSの出番が20時10分~20時35分。私が渋谷に着いたのが19時40分頃。SPACE ODD。初めて行く会場。Google mapを見て大体の場所は把握していた。橋が曲者。たどり着き方が分かりづらく苦戦した。20時頃には会場着。受付で言わされるお目当て。LiVS。たぶん7人目。(最終的には特典会の時点で12人くらいいた)。

爆音。重低音。耳栓つける。フロア、人で埋まっている。前方エリア(JPY3,500)と一般エリア(JPY1,500)が柵で仕切られている。前方エリアはスカスカ。楽しそう。この価格差があるのだから環境に差があるのは当然。彼らにはあの快適さを享受する権利がある。今から差額を払って前に行きたい気持ちがちょっとあった。(一方、実際に前で観ていた某紳士は一般エリアでもよかったと言っていた。)あのエリアで早い時間から色んな集団を見物するのも悪くなさそうだった。ただ総合的に見ておそらく映画『ボディビルダー』のほうが面白かったと思う。各集団の支持者たちが各々の集団にしか興味のない空間。そう言うとネガティヴに聞こえるが自分の贔屓集団が終わったら一般エリアの最前を都度譲る雰囲気があって、平和な棲み分けが出来ていた。それでLiVSは一般エリアの一番前で目撃者たちと連番で観ることが出来た。目撃者が少ない上に物理的に前後で分断されているので一体感は出せず。時間も25分しかないし。消化試合感。こういう日もあるよねっていう。特典会。ミニ・マルコchan曰く、今日も食べ過ぎた。オート・ミール。分かる? ダイエットにいいやつ。お湯と、キャベツの千切りと、出汁と、梅干しで食べた。それだけにするつもりだったのにお父さんがミスター・ドーナツを買ってきた。嬉しいけどなんでこのタイミングと思った。でも二つ食べた。今日ここ(会場)に来たらコンクリがシロヤのサニー・パンっていう練乳の入ったパンをくれて、ランルウも??(聞き逃した)をくれて、ぜんぶ食べた。

2026年3月22日日曜日

ONLY ONE CHRISTMAS 2025 (2025-12-24)

来る度にあの日々を思い出す。私にとっては長年の思い出が染みついて離れない街、中野。あのままHello! Project村の中で生き続けていればこんな会場まで来ることはなかっただろう。こんな会場とは酷い言い草だが、足繫く通っていたHello! Projectの聖地、中野サンプラザと今日の会場である中野heavysick ZEROとでは雲泥の差がある。収容人数がかたや2,222人、かたや120-150人(とされているが実際にはその半分も入れば混雑する)。世界が違う。LiVSがデビュー公演を行ったのが今日の中野heavysick ZERO。開催地が中野だと知ったメンバーさんが中野サンプラザでやるものと早とちりして興奮していたという初々しいエピソードがある(COUNTDOWN 2nd Anniversary interview:コンニチハクリニック)。

中野ブロードウェイを通り抜け、右折、直進。右側の地下。地下と言えばどうやら地下アイドルという呼称の由来は地下のライブ・ハウス(和製英語)が主な活動現場だからというところから来ているらしい。私はてっきりアンダーグランド・ヒップホップにおけるアンダーグラウンドのような意味が込められているのかと思っていた。商業主義に走らず、マス受けよりも自分たちの考える本物を目指してやってまっせ的な。私がここに来るのは二回目。Revenge Shangrilaツアー千穐楽前のトーク・ショウ以来。二度目でも新鮮な戸惑いを覚える狭さ。ステージは狭い以前に形がイレギュラー。柱が邪魔して四角い空間がまともに確保されていない。これで曲中のメンバーさんの移動が成立するのだろうかと疑問に思う。ステージとフロアの物理的な境目がほとんど存在しない。柵がない。ちょっとした段差があるのみ。たじろぐほどの異常な近さ。LiVSを何度も最前やその付近で観る機会に恵まれて近さに慣れているはずだが今日は近さのレヴェルが違う。たとえばクラブ・クロールの最前は非常に近いけど柵がある。誇張抜きで普通に観ているだけでメンバーさんと触れそうになってしまうくらい。メンバーさんがあまりにも目の前に来たときは身体を縮ませてぶつかってしまわないように気を付けた。LiVSのフロアは盛り上がってくればくるほどケチャで最前がぐちゃぐちゃに入れ替わっていくのが特徴ではあるけど今日の会場ではそれをやるのにはやや無理があった。少しでも勢いを持って最前に突っ込もうものならすぐにメンバーさんとぶつかってしまう危険があった。私は最前にいたのだが、今日は突っ込んでくる人はいなかった。ただ普段のフロアでは最前に張り付いて退かないのはフロアの楽しさを台無しにするクソ野郎であるというのが不文律。本当にこれでいいのだろうか、私の振る舞いで後ろの人たちの楽しみを制限していないだろうかという心配から来る落ち着かなさが付きまとった。気まずいほどの近さによる居心地の悪さは、身に余るほどの幸福でもあった。この間やっていたイマーシヴなんちゃらというVRを、この現実が凌駕している。イマーシヴなんちゃらには行っていないけどそう断言できるくらいに突き抜けた、非現実的なまでの体験だった。本当に映像作品を観ているような感覚。メンバーさんは各々が衣装の上に耳のついたフードを被っていた。元の衣装のシルエットを崩さない、やり過ぎない装飾。ちょうどよかった。(たとえば頭から全身に被るでっかいクリスマスの木の仮装とかをしちゃうとシルエットがもっさりしてしまうし安っぽくなってしまう。)コンニチハクリニックさんから特典会で聞いたところによるとドンキで買ったらしい。

中野ブロードウェイでうどんを食べてから行った。嵐という店。日替わり(タラ天、とり天、梅干し、わかめ)温かけうどん JPY850。朝から小雨。やたらと寒い。温かい出汁を身体に入れたい。天ぷら揚げたて。アツアツ。サクサク。なかなかよい。三代目茂蔵豆腐で干し芋、かりんとう饅頭、スコーン、くるみ餅を調達。近所に欲しい店。三代目茂蔵豆腐といえば、2022年6月に今の家に引っ越してくるとき、成増駅の店舗で健康弁当みたいなのと干し芋を買って、家で食べた思い出。

2026年3月15日日曜日

BADKNee X'mas TOKYO (2025-12-23)

池袋admでLiVSが出演する対バンは回避。LiVSの立ち位置は前座。おそらくLiVSに与えられる時間は短い。その上、対バン相手が私の嗜好に合わない。なぜ分かるかというと前に別の対バンで観ているから。しょっぱなにLiVSを観てからずっと『マジ興味ねぇ』(DJ OASIS feat. K DUB SHINE)状態で長い時間を過ごさなければならない。苦痛が喜びを上回ることが予想できる。今日は何も予定を入れないつもりだったけどBADKneeに所属する集団が揃い踏みする公演が開催されることを知る。いわばHello! Projectでいうところのハロ・コンのようなものだろうか。私が曲にはまって聴きまくっているGirls be badも出演する。彼女たちはほぼ福岡でしか活動していない。今回を逃すと次に観られるのがいつになるかは分からない。観ておきたい。ということでチケットを購入。

LiVSの場合はフロア後方や隅っこにカバンをまとめて置く風習があるがBADKNeeではその辺がどうなっているのかを知らない。念のため駅前のコイン・ロッカー(前に使ったときはJPY200だったがJPY300に値上げしていた)にカバンとスーツのジャケットを預ける(シャツ一枚でも寒くない気温)。かかるお金はドリンク代だけのはずだが千円札を念のため四枚、ポケットに入れる。会場は池袋リヴォイス。そう、LiVSがやっている会場から徒歩圏内。背信行為感。入場時に係員に千円札を一枚出したらJPY3,200を払うように言われる。何言ってんだコイツと思ったが今日のチケットは前払いではなく現地払いらしい。チケット代JPY2,500+ドリンク代JPY700。無数の現場、無数のチケット、いくつもある販売サイト、稀にある現地払い。どれがどれだかいちいち把握していない。てか何なんだよ現地払いって。めんどくせえな。これはコイン・ロッカーに戻ってお金を取ってくるしかないか…せっかく荷物を軽くして来たのにそれが仇となったと思ったがポケットにJPY4,000というちょうどいま必要なだけのお金を入れてきたことを思い出す。実のところチェキを撮りたくなったときのための予備として考えていた。手持ちの現金が切れた(JPY800になった)ため私が今日の特典会に行くことはなくなった。フロアに入ってみると後方右側にカバンをまとめて置いてあったので、この界隈でも無理してコイン・ロッカーやクロークに預ける必要はなさそうである。

基本的に私がアイドルのコンサートで前に入る理由があるとすると、ひとつは好きなコがいること。そのコを近くで観たい、そのコに近くで名前を叫びたい、ケチャをしたい。それが一番。もうひとつが、そのアイドルを愛好するコア層の一部になること。フロアを作り上げること。私の場合、BADKNeeに対してはそのいずれの欲求も持ち合わせていない。そもそもよく知らない。なのでおとなしく後方彼氏面で観た。いや、BADKneeでは彼氏面をするオキニがいないので、彼氏面をせずに後方で観た。要はただ後ろで観たというだけである。

KIRA:MINA、SUPER REPLiCA、POPPiNG EMO、Girls be badの順番。各組の持ち時間は20分。思っていたよりも短かった。ひとつひとつの集団がサラッと終わってサクサク進んでいく感じだった。興味本位でちょっと覗きに来た私にはちょうどよかったがハーコーな支持層には物足りないかもしれない。KIRA:MINAとSUPER REPLiCAは初めて観た。KIRA:MINAは好印象。Rycoチャンがカワイイ。曲もいい感じ。SUPER REPLiCAは失礼ながら今日の四組の中ではちょっとクオリティが落ちるかな…という感じ(個人の感想です)。POPPiNG EMOはたぶん観るのがこれで三回目だけど相変わらず私にはなんか刺さらない。トリのGirls be badが私は圧倒的に好き。これよこれ! やっぱいい。曲が妙にはまる。SUPER REPLiCAとPOPPiNG EMOで止まっていた私の感情が一気に動き出した。昨日よりも小さな会場で、近い距離でGirls be bad観ることが出来て嬉しかった。新曲『運行沈降ロケンロー ~ススンダリシズンダリ~』が昨日につづき今日も披露された。我々の合唱を指導するくだりであやかchan(JK)の口からまたアカペラでちんこという単語が連発され、ハレンチだった。実のところ今日のLiVSの対バン相手はちんちんとかおっぱいとかを連呼するタイプのバンドで、私はそのノリがあまり好きではない。だからBADKNeeに避難してきたのに結局こっちでも「うんこーちんこうんこちんこベイベー」と歌わされる。ちんちんから逃げることの出来ない人生。

ちなみに後で合流した目撃者に聞いたところLiVSは前座にしては扱いがよくて30分くらいやっていたらしい。その半分くらいかと思っていた。もし前座ではあるけどたっぷり30分やりますのでぜひ来てください!と最初から宣伝していればもしかすると私はそっちに行っていたかもしれない。LiVSは告知(いつもの常連がチケットを買うための公演日時やチケット情報)の数は多いけど宣伝(言い換えると来るつもりがない人を来させようとするための働きかけ)はしているようでしていない感じがする。

2026年3月13日金曜日

Girls be bad ONE MAN LIVE 2025 -突・然・変・異- 東京編 (2025-12-22)

急げば昨日のうちにとんぼ帰りすることも可能だったがそれでは趣がない。せっかく来た仙台。ゆっくり過ごしたい。今日は月曜日。休みを取って一泊。とぽす。仙台における小生のオキニ宿。露店風呂。エア・ウィーヴのマットレスを搭載したカプセル。安価。JPY3,400。朝風呂を堪能。9時頃にチェック・アウト。仙台駅前にあるそばの神田(何年も前から存在を認識していて気になっていた。宮城ローカル)で朝そばJPY400。新幹線で東京へ。東十条に立ち寄る。プリンス・フード・コーナー。コルマ入りビーフ・カロブナ JPY1,350。前はビーフ・テハリばかり食べていたけど今はこれ。家で洗濯をしたり休んだりまったり。夕食は自作プッタネスカ・スパゲッティ。渋谷へ。

密かにずっと楽しみにして来たこの日。たとえ過密日程になってでもどうしても観たかった。これは外せない。たまたまSpotifyのお勧めに出てきて聴いてみたのがきっかけだったと記憶。9月頃。聴いてみたらはまった。しばらくは連日この集団のアルバムだけを繰り返し聴いていた。彼女らの名前、それはGirls be bad。私が購入したのはJPY1,000のおためし後方チケット。今日はGirls be badを生で体験できる稀な機会。なぜなら彼女らの活動拠点は福岡。東京には滅多に来ない。だったらケチケチせずに通常チケットにすりゃいいじゃないかと思うかもしれない。私も少し迷った。だが冷静に考えると純粋に音楽を聴きたいという動機なら別に前で観る必要はない。初めて行く現場ならなおさら。知り合いもいなくてノリが分かっていないフロアに単騎で乗り込んでいくのはしんどい。結果として後方チケットで十分に満足できた。ステージとの距離はそこまで近くはないけど段の上なので全体が見渡せた。

Girls be badはBADKNeeに属している。このクルーだと私は過去にPOPPiNG EMOを何度か対バンで拝見しているがさほど興味を持てない。Girls be badにはやたらと惹かれる。プロデューサーが同じ(松隈ケンタ氏)なはずなのにこれだけ私の中で好みが分かれるということは、金太郎飴のような状態に陥らず、集団ごとの特徴づけと差別化をしっかりと出来ているということだろう。

今日の会場、渋谷WWW。私が前に来たのは #KTCHAN の二十歳の誕生日かな。その前はDOTAMAかな(その間に1-2回、来ているかもしれない)。入場前にBADKNee所属のPOPPiNG EMOとKIRA:MINAのメンバーさんがチラシを配っている。KIRA:MINAは最近LiVSと対バンをしているので名前に聞き覚えがあった。私は行かなかったが。あ、KIRA:MINAですか。僕、LiVSのファンですとチラシをくれた淑女に私が言うとLiVSさんとはまたご一緒する機会があると思います的なことを言ってくれた。POPPiNG EMOもKIRA:MINAも配っているチラシに直筆でメッセージとサインが書いてあって気合の違いを感じた。

18時開場、19時開演。開場時間ぴったりに行っても開演まで手持無沙汰だろうし、別に位置にはこだわらない(そもそも後方チケットだし)ので18時半くらいに入った。その時点では後方エリアには人がさほどおらず、柵の前(前に柵がある位置)を確保できた。前方の熱狂エリアもまだまだ人はまばら。最終的にはある程度は埋まった。数字で表すのは難しい。空いているといえば空いている。けど空いているにしてはまあまあ入っているという感じ。ガラガラとまではいかない。やる側はもっと埋めたかっただろうけど、観る方としてはストレスがなくてちょうどよかった。ほとんどの時間を福岡で過ごしている集団がここまで集められれば悪くないのではないかという感じはする。彼女たちの場合、いざというときにBADKNeeファミリーの動員があるのだろうと思う。普段は別の集団を観ているがこういう晴れ舞台には駆けつけてくれる人たちが一定数いるはずだ。それはでかい。前に書いたHello! Projectという箱をサポートするファンの存在と同じ話。

今日はStraight Angeliという集団が前座を務めた。BADKNeeではなくあのスター・ダストからデビューした新集団らしい。見るからに毛色が異なる。なぜこの淑女たちがGirl be badの前座なのかと思ったらデビュー曲を松隈ケンタ氏がプロデュースしている縁で来ているらしい。さすがスター・ダスト。さすが大手。洗練されている。失礼ながら容姿的な水準はGirls be badよりも高い(個人の感想です)。前座に出しちゃっていいのだろうかというレヴェル。中でも吉田有梨沙chan。カワイイ。目が釘付けになった。私がずっと性的な視線を送っていると途中でそれに気付いたらしく何度か目を合わせてくれた。いくらアイドルとはいえ容姿についてこういうことを言うのははばかられるのだが私がかつて好きだった某淑女の上位互換と思えるほどに可愛かった。もしこの後に彼女たちの特典会があって新規無料チェキ(写メ)が撮れます!というアナウンスがあったら危なかったかもしれない。

その後に登場したGirls be badは登場するや否やすぐにフロアを掌握した。Straight Angeliとは違う、自分たちのやり方で。自信がみなぎっていた。音楽で持って行った。私はこの音楽を生で聴くのを本当に待ち望んでいた。音源で聴いていた歌声と実際のメンバーさんの姿を一致させていく過程が新鮮だった。思い出したのが上原ひろみさんのクインテットをブルーノート東京に聴きに行ったとき。この楽器からこの音が出ていたのかという新鮮な発見。Girls be badのメンバーがステージで歌って踊る姿を観ることで私の中で彼女たちの楽曲がより立体的になった感じがする。人柄などもよく知らなかったけど、あやかメンバーがひたすら元気で、見ていると思わず笑顔になる魅力があった 。タオルを回す曲で、タオルがなければ何でもいいから回せやこらー!! と叫んでいた。トークの中でスポンサーと言うべきところをさぽんさーと言っていて、それをメンバーに指摘されるとガハハって感じに豪快に笑っていた。この天真爛漫さ。愛嬌。(他人の名前を出してたとえるのは失礼かもしれないけどちょっと須藤茉麻さん感。あくまで部分的にエッセンスを感じるというだけで。総合的に似ているかというとちょっと違うけど。ちなみに私はBerryzでのオキニは嗣永プロだった。)新曲が(たしか)初披露された。ステージに置かれた「運行沈降」という文字が光るボードを見て察した。『運行沈降ロケンロー ~ススンダリシズンダリ~』。フックで我々に一緒にしてほしい動きを説明するための練習で、何のためらいもなくうんこーちんこーうんこちんこベイベーとアカペラで会場に声を響かせるあやかchan(まだ高校生だったと後から知った。この春に卒業するらしい)。生きていれば進んだり(運行)沈んだり(沈降)するよねという意味であって、変な意味ではないとのことである。私はGirls be badのすべての曲が好きなのでどの曲も生で聴けてとても嬉しかった。特に『アブダビGO』。私のオキニ曲のひとつ。ゴリゴリな曲調。ひとつも意味の分からないリリック。最高。セットリストから漏れた曲で、聴きたかった曲もいくつかあった。たとえば『孤独はなぜ襲いかかってくるのか』。終盤にプロデューサーの松隈ケンタ氏が登場。アニキを自称。昔ながらのプロデューサー感。絶対的権力者。家父長的。むちゃぶりをしてくるけどメンバーからめっちゃ信頼されている感じ。この人の言うことなら従いますというか逆らえない雰囲気。昔のつんくさん的な。今どきこんなコテコテの昔ながらのプロデューサーは珍しいのでは。あやかchanと面会したい気持ちも少しだけあったが特典会は回避してそのまま帰る。また明日もあさっても現場がある。少しでも早く帰って休むべき。出費も抑えるべき。冷静な判断。

2026年3月5日木曜日

LiVS全力ツアー (2025-12-21)

AM6前に起床。ファミリー・マート サンシャイン南店。モカ・ブレンド(S)。たんぱく質16.7gグリル・チキン ゆず七味。持参してきたナッツとシュトーレン少々。朝にリアル・フードでたんぱく質を摂ることの重要性。7時50分、サンシャイン発。8時55分、佐野サービス・エリア。ホット・コーヒー(S)JPY330。10時38分、那須高原サービス・エリア。料理の楽園(調味料)購入。JPY772。(その後、卵かけご飯に使っている。)12時21分、国見サービス・エリア。13時41分、仙台駅前。久々。D氏の生誕祭以来かな。2022年4月9日(土)。ロフト。今日はシャンプーとコンディショナーのトライアル・パックを買う。エスカレーターで乗客が左右に立ち止まって乗っているのを見て驚く。東京では一向に根付く兆しのないこの習慣が仙台では(少なくとも駅前のロフトでは)定着している。思わぬところで感じる土地柄。右を向けと上から言われたらピシッと揃って右を向く、言葉は悪いが従順さが、(ジャップ全体がそうだとは言え)地方民は東京民に比べて強いのだろう。コヴィッド騒ぎのときもそうだったでしょ。何か号令がかかったときの統率の取れ方よ。マスクとかさ。県外から来るなだとかさ(県外ナンバーの車に嫌がらせをしたりとか。覚えてる?)。私は子どもの頃から、エスカレーターに乗るときは左に立って、急いでいる人のために右を空けるように教え込まれてきた。それがなぜ今になって全然違うことを言い出すのか、納得できるだけの論理と周知努力がなければ行動を変える理由はないと私は思っている。それはこの慣習を変えたい人たちの責任であって私の責任ではない。駅と会場(仙台enn 3rd)の間にあるぼんてん漁港 中央2丁目店にて数名の目撃者先輩諸氏と合流(こうやって公演の前に集まることをこの界隈では「ラ前」と称する)。日本酒を3合飲む。日本酒は私の身体に合う。変な酔い方をしない。残らない。いい感じに仕上がる。16時半開場、17時開演。今日はSSは8人だったかな。私はその後のS-1。最前の端っこにも行けたけど真ん中付近の2列目を選ぶ。今日はそこまで人数がいなさそうなので真ん中でもゴチャッとしすぎないだろうと踏んだ。この選択は正解だった。日本酒による覚醒と相まって私としては過去最高なくらいにぶち上がることが出来た。

この全力ツアーで私が嬉しいことのひとつは“Shall Weeeee Dance???”を確実に観られることである。LiVSの曲を聴き始めた当初からこの曲は私のオキニのひとつ。最初に行った単独公演(渋谷WWWX)でミニ・マルコchanにどの曲が好きかを聴かれて咄嗟に私の口から出たのが“Shall Weeeee Dance???”だというエピソードはあまりにも有名である。この曲でスズカス・テラさんがご担当されている「アヴリル・ラヴィーンみたいな歌姫から殺戮マシーンになって」というラインをちゃんと言えていない。昨日もそうだった。光井愛佳さんに「練習してきたん?」と詰められそうである(Hello! Projectが好きなスズカス・テラさんなら分かってくれるはず)。そしてミニ・マルコchanがリリックを書いた唯一の曲、“End Blue”。普段は披露されることが稀なこの曲を二日連続で聴けたのも嬉しかった。

メンバーさんとフロアが全力でぶつかり合ったと胸を張って言える公演だった。純粋に曲をパフォームしている時間だけで正味約2時間。強度、クオリティ、熱量を最初から最後まで落とさずに走り抜けたメンバーさんに心から拍手を送りたい。それも今日だけではない。先週末には大阪と名古屋。今週末は東京と仙台。遠征をしながら、そして合間にさまざまな現場を挟みながら。全力ツアーという名を真に体現する、千穐楽に相応しい公演だった。たしかにフロアがパンパンに埋まっていた方が絵にはなったかもしれないが、見せかけの「映える」盛況よりも大切なものが今日の仙台enn 3rdにはあった。昨日、今日と、この全力ツアーに入って私はLiVSのことが本当に誇らしくなった。フロアの我々も全力を出し切ったことの証左が、終演してから特典会までの待ち時間におけるフロアの光景である。多くの人たちが放心したような状態でフロアに座り込んでいた。

昨日の東京公演で負傷退場(?)したコンニチハクリニックさんが、今日は抜けることなく完走した。どうなることかと心配していたがとりあえずホッとした。喉の不調を抱えるミニ・マルコchanもなんとかやりきってくれた。歌えなくなるなどの大事には至らなかったことが幸い。

特典会。どういう流れでその話になったかは忘れたが(私が氏の耳が好きだと言ったからかもしれない)、ミニ・マルコchanが猿耳と呼ばれる形状的特徴を持つ自身の耳について話してくれた。曰く、最初は好きじゃなかった。好きだとファンに言われるようになって自分でも好きになれた。ペラペラ。軟骨が少ない。薄い。よく自分で触っている。生まれたときはもっと耳が立っていてしわしわだった。スター・ウォーズのヨーダのようだった。お爺ちゃんが生まれたかと思ったと親には言われた。(ベンジャミン・バトンみたいに若返ったんだねと私はコメントしたが、マルコchanに伝わったかは不明である。)

2026年3月4日水曜日

LiVS全力ツアー (2025-12-20)

金曜日:LiVS(渋谷)
土曜日(今日):LiVS(渋谷)
日曜日:LiVS(仙台)
月曜日:Girls be bad(渋谷)
火曜日:BADKNee(池袋)
水曜日:LiVS(中野)

昨日のイベントから六日連続で何らかのアイドル現場に行くという、常識では考えづらいスケジュールを組んでいる。今日がその二日目。ただでさえ現場に行き過ぎて慢性的に疲弊状態にあるというのにここまで休みなく立て続けとなるとただ楽しみなだけではなく最初から最後まで体調を崩すことなく乗り切れるのかという不安がよぎる。しかも今日と明日の全力ツアーというのがまた非常にインテンシティが高い。現在Spotifyにある32曲、計114分あるLiVSの楽曲をすべてひとつの公演で披露するというのである。通常だと自己紹介や多少のトークも挟みつつ公演時間が70-80分程度。今回は純粋に曲だけの時間で114分。全力ツアーと銘打たれてはいるもののLiVSのパフォーマンスは普段の尺で既にすべてを出し尽くしている。それがイヤというほどに伝わってくる。メンバーさんも(喉を含め)体力的にやれんのかって思うけどそれ以上に私が最後までついていけんのかってのが気掛かり。

超最高チケット(JPY31,500)、最高チケット(JPY10,000)、人間チケット(JPY3,000)の三種類。公演時間が通常よりも長いがチケット代は変わらない。時間が長い分、1分あたりの値段が安い。お得である。だから超最高チケットを購入する人はいつもより多いかと思っていたがそうではなかった。11番まで。通常20人くらいいた記憶。私は最高チケットの2番。2列目。特典があるとはいえ超最高チケットと最高チケットにJPY31,500とJPY10,000の価値の差を感じない。

18曲が終わった時点でトークが挟まれる。もう18曲か。意外とイケそう。20数曲の時点でちょっとしんどさを感じ始めたけど最後まで無理なく楽しめた。もっとしんどいかと思っていた。いやこれはイケるなという感触を掴んでからはひたすら楽しかった。11時半開演で、終演したのが13時45分くらい。昨年末にBLUEGOATSがほぼ全曲ライブと銘打った3時間くらいの公演をやっていた。息が上がってかなりきつかったのを覚えている。それに比べればだいぶ楽だった。

LiVSが2時間強に渡って小細工なしでしっかりと歌とダンスで我々を魅了し続けることが出来る集団であることを確認出来てちょっとした感慨に浸った。アイドル集団によってはたとえば四人組だったら二人だけでやる曲があって、その間は残りの二人は休んでいて、というのをやるのが普通だと思うんだけど、LiVSは全員が出ずっぱり。これは並大抵のことではない。くさすわけではないが先日観に行ったきゃらめるもんすたーずは45分間、休憩なしで歌って踊る公演を『限界突破』と名付けていた。一般的なインディー・アイドルの水準ではこれが普通である。なぜなら彼女たちの活動のほとんどが20-30分のライブと1時間の特典会で占められているからだ。このツアーにおけるLiVSは時間だけでもその倍以上の負荷がかかっているしパフォーマンスの強度もより高い。フロアの強度もより高い。(繰り返すが私はきゃらめるもんすたーずも好きなのでくさす意図はない。長いから、強度が高いからより優れていると言いたいわけではない。)ただコンニチハクリニックさんに途中からなんらかの故障か不調があったようでちょくちょくステージから姿を消していた。特典会も不参加だった。大丈夫だろうか。心配。超最高チケットと最高チケット特典の全員写メ+10秒動画は、コンニチハクリニックさんがいなくてもOKな人は今日撮って、そうではない人は後日に回すという措置がとられることになった。私はコンニチハクリニックさんあってのLiVSだという思いから撮影を見送った。そういえばこれを書いている今でもまだ撮っていない!

マルコchanがこういうことを言っていた:今までの人生で頑張ってきたことはあるけど失敗ばかり。過去を否定して生きてきた。でもそんなことがどうでもよくなるくらい今が楽しい。いいときも悪いときもあるけど支えてくれる目撃者やメンバーがいれば乗り越えられる。楽しいこと、今見ている景色、今までにもらった気持ちを未来の私は否定できないだろうと思う。

新春 大阪☆春夏秋冬/LiVS合同イベント (2025-12-19)

詳細が分からない。新春 大阪☆春夏秋冬という集団との合同イベントとのことだが何をやるのかがどこにも書いていない。渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYA 6Fイベントスペースで19時からやるという以外の情報がほとんど公開されていない。ミニ・ライブ(和製英語)をやりますくらいのことは書いてあるだろうと思いきやそれもない。具体的な内容がどこにも書いていない。これがrelease partyだったら言わなくてもミニ・ライブ(和製英語)をやってくれるだろうと確信が持てるけど、LiVSは直近で何かをリリースをしているわけではない。何がどう合同なのかも分からない。新春 大阪☆春夏秋冬と一緒に何かをやるのだろうか? こういうことをやるから来た方がいいですよ、今日だけの特別な何かがありますよ、といった売り込みがない。本当に人を呼ぶ気があるのか甚だ疑問。集まるのはいつもの少数の常連。「大体 毎回 いつも同じメンバーと再会」(RIZE, “Why I'm Me”)

渋谷 大衆酒場 もつ焼き 次世代

お通し    ¥330外
ホッピーセット(黒)    ¥500外
もも串(2本)    ¥198外
(タレ
ポテトフライ    ¥490外
もも串(2本)    ¥396外
(塩

合計    ¥2,535
内消費税    ¥231

二つの考え方がある。こういう食事にJPY2,000-3,000を出している場合ではない。これからチェキや写メに何千円も払うことになるのだから切り詰めないといけない。それがひとつ。もうひとつは、JPY2,000-3,000には本来これだけの価値がある。これだけ飲み食いが出来る。それなのに同じお金をアイドルさんのチェキや写メに払っても1-2枚撮ってちょっと話すだけで消えてしまう。食事にお金を出せば(店や料理の当たりはずれはあるにせよ)確実に食欲を満たすことが出来る。お腹がいっぱいになればそれ以上は食べられない。一方、アイドルさんには会えば会うほど、もっと会いたくなる。終わりがない。アイドルさんとの関係において我々は欲を満たしきって賢者モードになることが出来ない。
一方で欲望を我慢できなくなるまで煽りながら、実現の道をどんどん険しくしていく。西洋社会はこうした特殊な法則の上に立っている。
(ミシェル・ウエルベック、『ある島の可能性』)

それぞれの集団が販売している何かを買うと整理番号付きの入場券が貰える。私は写メを4枚購入。先ほどのメシでJPY2,535を使ってしまったという罪悪感が頭にちらつくのでやや控えめに。私は普段だとJPY6,000分買うことが多いんだけど節約気分のときはJPY4,000にする(効果は知れているが)。整理番号38番。小分けに購入すれば(会計を分ければ)整理番号を多く貰えたようだが、別にいいや。この番号でも二列目には行けた。

ふたを開けるとミニ・ライブを交互にやるというよくある内容だった。合同要素はなかった。強いて言えばお互いのライブをメンバーさんが後ろから観ていて友好的な雰囲気があったくらいである。それぞれのファンが整理番号順に入場して、そのときに空いている自分にとってのベスト・ポジションを取る形だった。出番は最初がLiVSだったのだが、それは事前には知らされていなかった。目撃者の数がそもそも少ない中、なんとなくフロアに散った状態だったので団結する感じが生まれなかった。あとなんかこう会場の雰囲気自体が何となくやりづらかった。モッシュ(ケチャ)禁止とかジャンプ禁止とかは特にアナウンスされていなかった(されていたかも? 分からない)と思うけど、なんとなくフロアに自粛ムード、様子見の雰囲気があった。それは間違いなくメンバーさんにも伝わっていた。“Believe”の冒頭、歌が始まる前にランルウさんが「もっと声出して楽しんでいこうぜー!」と煽っていた。お前らおとなしすぎるぞというメッセージが込められているのは明白だった。このままではやばいなという危機感がフロアに生まれ、多少エンジンはかかった。だがミニ・ライブの時間が短かったのもあって、ふわっとした感じが残ったまま終わった。正直なところ私としてはそもそも今日このイベントにLiVSが出る意味があったのかが気になっている。最近マルコchanの喉の調子が悪い。素人目に見てスケジュールが過密すぎる。休ませて回復させる時間は足りていないだろう。マルコchanにはうまく手を抜いてほしいと思っている。

新春 大阪☆春夏秋冬を初めて観た印象としては華やかで明るくさわやか。LiVSとは毛色の異なる健康的なエロさのある集団だった。彼女たちが衣装のミニ・スカから惜しげなく見せつけるおみあしを興味深く拝見した。tsuki<月>チャンがとてもカワイイ。新規無料写メ(チェキ)でもあればご対面してみたかったがそういうのはなさそうだった。アルバムを出したらしく、それを買わないと特典会には参加できなかったので初見が興味本位で行くには障壁が高かった。大阪の集団らしい(合間のトークで端々に訛りが出ていた)が今日が記念すべき初めてのrelease partyだったらしい。 

2026年3月1日日曜日

武蔵野音楽祭 (2025-12-17)

  • 朝のコールド・シャワーが冷たいを通り越して痛い。まだ暖かいうちは水道水もそこまで冷たくなかった。キンキンに冷えている今の水でやるのは厳しいって。
  • 週に3-4回、プッタネスカのスパゲッティを作り続けてだいぶ習熟してきた。この動画を観て覚えた。他の動画だったと思うけどトシさんによるとケーパーは酢漬けではなく塩漬けを使うのが重要。これが自分で作れるのなら外でスパゲッティを食べる必要がない。
  • 吉祥寺に来たら食べておきたいのがバインミー★サンドイッチのバインミー。スペシャル・バインミー JPY880、鳥レバー・ペースト JPY100、青唐辛子 JPY60、甘辛チリ・ソース JPY0、キャロット・ケーキ JPY380。
  • 今日の会場はPlanetK。開演時間の19時直前で目撃者が5-6人。その後から来た人を入れても計7-8人。メンバーの数よりも我々が多いので最低限の面子は保てている(保てているのか?)。少なかったのは目撃者だけではない。昨日チケットを買った人が30番くらい、その2日前で25番だったらしい。
  • 当日券もそう何枚も出てはいなかっただろう。仮に売れたチケットが30枚だったとして、LiVSの動員でもちょうど平均くらいということになる。なかなかに厳しい。しかしながら客の少ない対バンはその時点で忘れられないような楽しさになるのが約束されている。これまでの経験で分かっている。
  • なぜそうなるのかを考えるに、人が少ないということはそれだけ他人に気を遣う必要性が低いということ。極端な話、仮にフロアにいるのが自分ひとりだけならステージだけに集中できる。他の要素がないから。ここにいると後ろが見えづらくないかなとか、このタイミングで後ろからケチャに来るから空けた方がいいかなとか、ここでこのコールは間違えていないかなとか、そういった事柄のいっさいを気にする必要がない。もちろん客が自分ひとりというのはあくまで思考実験だが、少数であればあるほどフロア内のストレスが減りやすいというのは言えるだろう。逆を考えてみる。仮に身動きがとれないほどフロアがパンパンだとしたら。周りの客ばかりが目に飛び込んできて、メンバーがほとんど見えない。ふらっとドリンク・カウンターやトイレに行くのも難しい。フロアが混んでいる方が絵としては盛り上がっている風に見えるかもしれないが実際にはストレスが強いだろう。
  • 少ないからこそ当事者意識が生まれやすいのも要因だろう。不特定多数の群衆の中にいれば自分ひとりがサボっていても大勢に影響はない。しかしこのような特定少数の規模感だと匿名的な存在として埋もれるのが難しくなる。目撃者がせめて数十人いるならまだしも7-8人のうちのひとりとなると自分がやることをやらないとLiVSのライブが成り立たないという危機感が芽生える。さらに他の集団とその支持者たちのことも仲間とみなすようなコミュニタリアンな精神になってくる。向こうも客が少ないんだから遠巻きに見物するだけじゃなくてある程度はちゃんと参加してあげないといけないと、という。
  • 前に観たYouTubeの動画でSOMOSOMOのプロデューサーが言っていた:アイドルは(いわゆる地上と地下のヒエラルキーにおいて)階層が上になればなるほど対バンでファンが他の集団に興味を持ってくれない。階層が下だと応援している集団ではなくても一緒に盛り上げようとしてくれる。ここから先は私の考えだが、この違いを生み出しているのは動員能力の差であろう。自前で十分に集客できる集団であればその既存サークル内だけでフロアは成り立つ。他の集団の支持者たちを巻き込む必要はない。助けてもらう必要はないし、わざわざ興味のない集団を助ける義理もない。何なら対バンに出る意味もそこまでない。一方、我々のような規模でやっていると、親和性の高い他の集団およびその支持者たちと「界隈」と呼ばれる緩い繋がりを作って助け合うことがお互いの生存確率を高めるために必要になってくる。
  • この「界隈」というのを、Hello! Projectは自前でつくっている。というかHello! Project自体がひとつの界隈なのである。最近だとOCHA NORMAやロージークロニクルといった後発集団が一定の人気、動員、売上を担保できるのはHello! Project全体が好きな人がたくさんいるからだ。たとえば普段はモーニング娘。を観ているけどOCHA NORMAが武道館で公演をやるなら観に行くような人たち。Hello! Projectには数千人のファンクラブ会員がいる。そこでデビューする時点で一定の知名度は約束されている。LiVSのように誰も知らないような集団をひとつだけ抱えている小さな事務所だと、他の陣営と交流を持つことで支持者たちもお互いの現場にたまに出入りし合う互助会のような関係を作る必要があるのである。
  • 今日の対バン相手はSu凸ko D凹koi、魔訶不思議変革者 -デスデス-、THE NUGGETS。
  • 髪を髪をリーゼントで固めた、一昔前のヤンキー漫画のような見た目のTHE NUGGETS。千葉の幼馴染たちで作ったバンドらしい。出身地のことを日本のリバプールと言っていたがリバプールがどういうイメージを想起させる場所なのかが分からないのでピンと来なかった(聞いた側がそう思うのも織り込み済みなのだろう)。いかつすぎる見た目で最初は身構えたが音楽も合間のトークも優しさとユーモアに満ちていた。Vocalの紳士が缶ビールをたくさん買ってきて我々に配ってくれた。
  • THE NUGGETSが最後にフロアに舞いた紙吹雪。昔のマリノスのゴール裏を思い出した。外国籍選手がアルゼンチン人で占められていたあの頃。(紙吹雪はすぐにファンの方が掃除していた。)
  • 魔訶不思議変革者 -デスデス-の新規無料特典がちょっと変わっていた。チェキでも写メでもなく、チラシにサインを入れて貰って少しお話をする。依杯おをいさん。いっぱい多いと読むとのこと。一人称がぼくなのが印象的だった。ハスキー・ヴォイスが魅力的だったがたまたま今日だけだったらしい。
  • 最近の中でいちばん楽しかった。2025年を通してもトップ5に入るかも。

COUNTER FES in LINE CUBE SHIBUYA (2025-12-14)

LINE CUBE SHIBUYA。聞いたことのない会場名だと思ったら渋谷公会堂だった。私はHello! Projectで何度か来ているはず。少なくとも一度は来ている。2012年6月16日(土)。真野恵里菜コンサートツアー2012~DATE~東京公演。℃-uteでも来たような気がする。座席付きのいわゆるホールであって、ライブハウスではない。にもかかわらず入り口でドリンク代を徴収される。舐めやがって。LiVSの出演は18時15分~18時40分。特典会が18時55分~19時55分。この対バンというかフェス自体は11時40分開場、終わるのが21時。長丁場。私はアイドル・オタクではないので最初から観る気はさらさらない。知らないアイドル集団を観るよりは昼メシを食う方が大切。池袋の蒙古焼肉で麻辣湯。ベローチェでブレンド・コーヒー(R)。14時40分のAQという集団の途中から入った。会場のこの感じ、懐かしい。Hello! Projectを思い出す。私は知っている。こういう会場では中途半端に前で埋もれるよりは通路を挟んだ後方ブロックの最前にいた方がいい。Hello! Projectだと人気の席。見晴らしがいいのと、メンバーさんがステージから下りてくるのが目当てで。いくつかの集団のパフォーマンスを眺めて感じた。ライブハウスで数十人から100人程度を相手にやるのと、2,000人規模の座席付き会場でやるのとでは別競技。同じことをやっていても輝けるとは限らない。求められるパラメータがちょっと違うというか。この土俵だとHello! Projectに勝つことはできない。いわゆる地下アイドルにとっても地下アイドルの客にとってもこういう会場はアウェイである。某集団の客は目に余った。中央の通路に集まってそこをフロアとして利用して騒いでいる。見るからに酔ってぐったりしうなだれている紳士。後方ブロック最前席の前にある仕切りに座ってステージを観る淑女。なんでもありなのか。リフトまでおっ始める。人力では上げきれず、持ち上げられていた紳士が前ブロックの一番後ろの座席の背もたれの上に立つ始末。あり得ない。座席つき会場でのお作法が身についていない。野放し。やりたい放題。だいぶ後のFinallyの途中からようやく運営が重い腰を上げる。通路に留まっている客に話しかけ、席に座るよう指導する。それで通路はキレイになった。XINXINという集団の名前がちんちんと紛らわしかった(どういうコたちでどういう音楽やパフォーマンスだったかは覚えていない)。Maison de Queenという集団にちょっとももち(嗣永桃子さん)に似たコがいた。声も特徴的で目を引いた。今日観た中でFinallyは格が違った。この会場でも違和感なく持ち味を発揮していた。Aoiチャンの嫌味がない天真爛漫な明るさに無関心層も思わず屈服し、Finally側の要求(手を上げろとかそういう類)を呑んでいた。Finallyは別として概して地下アイドルというカテゴリの集団はこの規模のこのタイプの会場で観るには物足りなさがあるというのが全体的な印象。いわゆるホールと呼ばれる大きな会場でパフォームするLiVSはどう見えるのだろうか。私はそれを知りたくて、今日のチケットを購入した。彼女たちの出番が近づくにつれ少し不安になったが心配は無用だった。ミニ・マルコらの集団のパフォーマンスと立ち振る舞いからは会場の大きさに負けていなかった。安心した。頼もしい。単に大きな声を出すとか動きを大きくするとかの勢い任せだけではなく気持ちが乗りつつも空回りにならない匙加減が出来ているように見えた。もっとも数曲でそれをやるのとフル・サイズのコンサートを見せるのとでは違うけど。今のLiVSの主戦場であるライブハウスとは違う、この規模の会場ならではの感覚を色々と思い出した。自分の声はステージまで届かないけど届かないからこそありったけの声で名前を叫ぶ感じ、ステージから見える自分一人は小さな存在だからこそ必死でジャンプするあの感じ(Hello! Projectではある時期からジャンプ禁止になったが)。愛を伝えたい相手が近くにいないからこそ出せる声とジャンプがある。特典会でミニ・マルコchanがチェキを撮る直前に小さな声でささやくようにアモーレ…って歌っていた。Juice=Juice? と聞く。そう、と頷くマルコchan。

Traces of LiVS_Live (2025-12-13)

理性が働くから万チケには滅多に手を出さないんだけど初代衣装を間近で観たい一心で最高チケットを叩いた。写真や動画でしか見たことがなかった。私がLiVSを初めて観た2024年11月30日(土)には既に二代目衣装だった。独特の雰囲気、世界観があって凄くいいなと思っていた。あれを見たことがないのはLiVS支持者としての負い目と言ってもよかった。だからJPY10,000のチケットを選ぶのに迷いはなかった。私の情報収集不足なのだがランルウさん、スズ・カステラさんの生誕企画を行うと公演の直前まで知らなかった。ちょっとやってしまった感。控えめに端っこに立ったものの最前の枠をひとつ埋めてしまったことにやや罪悪感。もしチケットを申し込む前に分かっていればおとなしく通常のチケットにしていたかもしれない。それでもあの衣装を目に焼き付けたかったという思いは変わらない。初代から四代目(現行)衣装のそれぞれをメンバーの誰かが着用するという変わり種の公演。LiVSがちょうど四人なのでぴったり収まる。蓋を開けてみると初代衣装をスズカス・テラさん、二代目衣装をランルウさん、三代目衣装をコンニチハクリニックさん、四代目衣装をミニ・マルコchanが纏っていた。四代目衣装を着られても普段と一緒だから無意味なのではないかと思っていたがそこにはちゃんと捻りが加えられていた。ミニ・マルコchanが着ているのはコンニチハクリニックさんの衣装だった。コンニチハクリニックさんの三代目衣装もランルウさんのだった。LiVSに限らず多くのインディー・アイドルではひとつの公演で二着以上の衣装が用いられることがほとんどない。活動の多くを対バンが占めるため途中で衣装を替えるほど出演時間が長くない。そして資金的な問題もあるだろう。(ついでに言うとインディー・アイドルは活動歴の割に曲が少ないと感じることがある。曲を作るのはとてもお金がかかるらしい。Hello! Project村に住んでいた時期にSHOCK-EYEの楽曲にブーブー言っていられたのは相当に贅沢だったんだなと今になって思う。その点、LiVSやBLUEGOATSは質と量ともに楽曲に恵まれている。)そして特にLiVSがそうなのだが公演や企画によって衣装を使い分けるということもない。新しい衣装が決まったらずっとそれを着続ける。また次の新しい衣装が出るまでひたすら使い倒す。前のはもうキレイさっぱり着なくなる。LiVSは物凄い頻度で公演をやる。我々は物凄い頻度で観に行く。そうすると視覚的な新鮮味が日に日に薄れていく。もちろんメンバーさんは毎回メイク・アップやヘア・アレンジに工夫を凝らして我々を目で楽しませてくれる。それでも同じ衣装を月に10回とか見ているとどうしても目が慣れていく。たまにでいいから衣装に変化をつけてほしい。私は前からLiVSにそれを望んでいた。今日の企画は私の希望が叶ったと言える。念願の初代衣装を目の前で観ることが出来て嬉しかった。スズカス・テラさんがまた似合うんだ。シンプルだけど身体の線がキレイに出る。正直なところ普段はあまり氏を熱心に見ることはない(失礼)んだけど今日はマルコchanの次くらいに彼女を見てしまった。こうやって私が見るメンバーの序列を変えてしまうほどに衣装は大事。もし衣装の割り振りがいつもこうだったらもっとスズカス・テラさんの特典会に行っていたかもしれない。対バンに出演するときも最初にステージに出てきたときのパッと見の印象で勝負の何割かは決まっていると思う。新規客がどれだけ興味を持って振り向いてくれるかという点において。衣装はその第一印象を左右する大きな要素だと思う。それで言うと四代目衣装は弱いと私は思っている。何も知らない人が見てしばらく目を離せなくなるような華やかさ、独創性に欠ける。三代目衣装との差別化も十分に出来ていない。スズカス・テラさんの前面、腰のあたりに白い跡がいくつかついていた。氏が特典会で言っていたところによるとポスカの跡で、洗っても落ちないらしい。今日の公演で初代衣装をこの目で見たいという願望は部分的に満たされた。ミニ・マルコchanが着ているのも観たかった。メンバー全員が初代衣装を纏って歌い、踊る姿も観てみたい。(その願いは後日、叶うことになる。)公演後に参加させていただいた飲み会で某氏から「ギリギリ理性を保っているサイコパス」「いきなりハムスターを生で食いそう」などの言われなき誹謗を受けた。(後日の特典会でマルコchanがこのトゥイートに触れ「ちょっと笑っちゃった」と言っていた。)

2026年2月26日木曜日

闇雲 5th ONEMAN LIVE 『東京破壊』 (2025-12-08)

月に10回くらい同じ集団を観に行く生活を続けていると次に入る公演を楽しみにして純粋にワクワクする気持ちが消失してしまう。数日おきに現場があるとワクワクしている暇すらない。むしろ次の現場もその次も現場もまたすぐにあるじゃねえかよという呆れに近い感情が生まれてくる。その意味で今日のコンサートに対しては久し振りに新鮮な気持ちで期待を抱き続けてきた。10月27日(月)の対バンで初めて観て面白い音楽をやっているなと思った闇雲という集団。Club asiaで単独公演をやるというので翌日に購入したチケット。Spotifyで曲は何周か聴いたけど、それだけ。メンバーさんのことも知らない。よく分からないけど面白そうな場所にポンと飛び込んでみる。今の私にはそういう気分転換が必要である。会社帰り。渋谷。開場前にサクッとメシを食いたい。こういうメシにいちいちJPY2,000、JPY3,000を出すわけにはいかない。吉野家ではさすがにつまらない。前からちょっと気になっていた兆楽という町中華っぽい店に。ムースーロ定食 JPY920。量があるわけでも特段おいしいわけでもない。思っていたのとちょっと違う。良いとも悪いとも断言できない。どう評価すればよいのかが分からない。近辺のコイン・ロッカーにカバンやスーツのジャケットを預けてclub asiaへ(鍵が刺さったままのロッカーが空いていると思って開けたら中に女物のカバンが入っていて声が出た)。あ長袖シャツ一枚(厳密にはその中に肌着を着ているが)でも寒くない気温。フロアは前からS、暴動A、Bと三つに(柵で物理的に)区分けされている。Sが高額チケット購入者向けのVIPエリア。暴動Aがなんでもありの規制なしエリア。Bがおとなしく観たい人たちのエリア。私はもちろんB。チケット代はJPY1,000。時間通りに会場に行って順番通りに入ったらBエリアの最前に立つことが出来た。前の暴動エリアを埋める、見るからに血気盛んでテストステロンの高そうな紳士たち(一部、淑女たち)。どちらかというとカツアゲをされる側の見た目をした紳士が数名のお仲間にぶっ殺すぞ的な柄にもないことを言いながらフロアを練り歩いていた。何をいきなり言い出すんだと思ったがどうやら闇雲の決まり文句のようなものらしい。公演中にもメンバーさんが殺してくれなぞと絶叫していた。公演が始まると私はその紳士が言っていたぶっ殺すの意味を知ることになる。暴動エリアの激しさには呆気にとられた。その激しさはもはや美しかった。ガンガン動き回るわ、頭を回すわ、公演を通してほぼ常に誰かしらが持ち上げられているわ、サーフしていたオタク同士がぶつかってそのまま二人とも地面に落ちるわ、たまにミックスが入るなど地下アイドルっぽいノリも挟まれるわでとんでもない熱狂の大渋滞だった。それでいて笑顔が溢れていて、思いやりと優しさのある空間だった。海外のフットボールにおけるゴール裏のウルトラズのように、見事な景色で公演を彩っていた。私が入っていくにはあれは激しすぎる。しかし今日のように区分けされたエリアで一歩引いて見る分には感動さえ覚えるほどに仕上がったフロアだった。オタクたちの熱量にメンバーさんも、音楽、演出も、何もかもが負けておらず、すべてがカッコよかった。本当に痺れた。前に対バンで観たときには闇雲のオタクはそこまで来ていなかったのもあって、ここまで強いインパクトは受けなかった。単独公演を観てみて、私が知らないだけで面白くて尖っていてレヴェルの高い集団は(闇雲もそうだし、おそらく他にもたくさん)世の中にあるんだろうなと認識した。コンサートの序盤でメンバーさんの誰かが、私たちは見せかけの数字にこだわらない! チケットが完売するまで会場のキャパを上げない! 的なことを言っていた。今日のclub asiaは完売したという。激アツだった。終盤には次にやる曲についてメンバーさんの誰かが、この曲をやってほしいと言ってくれるファンの方が多くて。でもそれはこの曲が良い曲だからというだけじゃない。この曲が最高な理由、それは私たちが歌うからなんだよ!!! 的なことを叫んで、会場がウワーって盛り上がったときは鳥肌が立ちそうだった。感銘を受けるほどに素晴らしいコンサートだったが、その高揚感で特典会まで残ることはせず、冷静な判断でそのまま帰った。また単独公演があったら後方エリアで観たい。

2026年2月25日水曜日

Hiromi’s Sonicwonder JAPAN TOUR 2025“OUT THERE”東京公演 (2025-12-05)

オフィシャル先行に申し込んだのが2025年5月12日(月)。まだ7ヶ月あるというのに今日の公演に申し込む決断をしなければならなかった。来月の予定はもちろん、下手すると二週間後の公演の詳細さえまだ分かっていないインディー・アイドル界とは隔世の感がある。全国ツアー。東京公演は昨日と今日。他には福岡、仙台、白河、栃木、静岡、京都、大阪、金沢、愛知、広島、高松、岡山、岐阜、札幌、浜松を回っている。LiVSにはまる前の私であれば一回くらいは遠征をしていたかもしれない。私は上原ひろみさんのことを世界一のピアニストだと思っているし、彼女が作り出す音楽世界に心酔しているからだ。しかしLiVSとミニ・マルコに身体的、経済的自由の一切を奪われている今の私にそんな余裕は残っていない。こうやって東京公演に一回行くだけでもヒーヒーしている。

公演名   : 上原ひろみ
会場名   : 東京国際フォーラム ホールA
席種枚数
<第1希望>
 抽選結果  当選
 公演日時  : 2025/12/05(金)  17:30開場 18:30開演
 席種・料金 : SS席 \8,800×1枚[チケット料金]+\550×1枚[サービス料]
料金
  料金合計 : \9,680
  内訳
   <第1希望>
   チケット料金 : \8,800
   サービス料 : \550
  --------------------------------------------------------
   システム利用料 : \330

冷静に考えれば私はこれとちょうど同じくらいの金額を毎回LiVSに使っている。ひとつの公演でチケット代JPY3,000(公演によって上下する)、ドリンク代JPY700。チェキ券や写メ券がJPY6,000。しかし私は完全に洗脳されているため、同じ金額(約JPY10,000)でもLiVSだとコンヴィニエンス・ストアでコーヒーを買うくらいの感覚で支払い、LiVS以外だと途端に出費を躊躇する。上原ひろみさんの公演を日本で観られる機会の稀少さを思えば今日だけではなく明日の東京公演にも行ってよかったはずである。過去の私であればそうしていたであろうが、今の私は燃え尽きるか燃え尽きないかの際までLiVSにコミットするのが人生における最優先事項。LiVSとそれ以外のバランスよく楽しむような発想はないのである。正直なところ、最近は消化しきれないほどに予定を詰め込みすぎてややうんざりしている。昔の私は毎日好きな本でも読みながら静かに暮らしたいと思っていたはずである。賑やかな場に顔を出すのを好むタイプではない。自分の人間としての元来の性質に向かないことをやっている。こんなにたくさん何らかの現場に来ていると、毎回、毎回が自分との戦いのようである。ちゃんと楽しめるのか、あるいは気負けしてしまうのか。

東京国際フォーラム ホールA。入場した先にあるカフェのような場所でホット・コーヒー。18時15分くらいに席に着く。だいぶ後ろの方。小さいライブハウス(和製英語)の数十人しかいないフロアに慣れているのでステージが物凄く遠く感じられる。こんなに距離があって入り込めるのだろうか、と少し不安になる。最近は上原ひろみさんの音楽をあまり聴いていない。なので気持ちも高ぶっていない。ちょっと疲れている。席で目を瞑る。拍手で目が覚め、自分が軽く寝ていたことに気付く。演者たちが登壇したようだ。気だるい状態で開演。酷い態度。とても一万円のチケットをわざわざ買って来たとは思えない。にもかかわらず、上原ひろみさん率いるHiromi’s Sonicwonderの奏でる音楽に私は瞬く間に魅了された。感情のマッサージ。凝り固まった脳みそにショックを与えてほぐしてくれる、この感覚。コンサートという単位で見ても一曲という単位で見ても山の天気のようにドラマティックに展開が変わる即興演奏。激しく情熱的なタッチ。その中に繊細さと哀愁さえ同居させる上原ひろみさんの巧みで力強い表現。怒涛の波状攻撃。圧倒された。表情筋が緩んだ。前半にはまだ客席に固さがあった。休憩を挟んでの後半は会場の雰囲気もほぐれてノリノリになってきた。とはいえ、歯痒さもある。もっと自由に、身体を揺らして、声を出して楽しみたい。ライブハウス(和製英語)でやってほしい。グッズには絶対にお金を出さないつもりだったのに、この素晴らしい音楽空間に自分がいたこの日のことをどうしても形に残してくて、終演後にteeシャツを買ってしまった。帰りに赤い袋に入ったそれを手に池袋のストリートを歩いていたらガル・バの淑女にこんばんはー。何持ってるの~? と話しかけられ、ちょっと笑ってしまった。

20時35分から20分の休憩。LiVSが出演するBaDKNEE Fesのチケットが21時から販売開始。叩けない(販売開始と同時に購入して良番を取ることが出来ない)のが確定。まあいいや。(公演後にチケット販売サイトを見たら前方チケットが既に完売していて驚いた。5分で売れたらしい。一般チケットを購入した。)

2026年2月23日月曜日

BLUEGOATS 1stアルバム発売記念ワンコインライブ『さらば青春』 (2025-12-06)

11時半開場、12時半開演という来場者から昼メシを食うタイミングを奪うためにデザインされたようなスケジュールにはもはや文句を言う気もなくなった。数年前の私ならこの非人道的な時間設定を理由にその現場自体を回避していた。私にとって休日の昼メシは一大事だからだ。しかしインディー・アイドルの世界でそれをやっていると行ける現場が極端に減ってしまい、オタクとしての活動が成り立たなくなる。もう諦めるしかない。昼メシを食いっぱぐれるのを想定し、朝は重めにMOM'S TOUCH。韓国資本のファスト・フード店。渋谷駅周辺の絶望的な飲食店事情を鑑みるとこの店の存在は救いでさえある。メニュウは全体的にチーズ・ソースを多用していてキモいのだが、サイ・バーガーはおいしい。朝の時間帯は比較的空いていて、今日くらいの時間に渋谷で現場があるときはモーニング感覚でゆっくりするのに重宝する。サイ・バーガー以外のモーニング・メニュウには例外なくキモいチーズ・ソースが使用されているので要注意。

1st album発売記念のワン・コイン・ライブ(和製英語)。チケット代がJPY500。BLUEGOATSはこういう安価な公演を一定の頻度でやってくれるのが非常に助かる。プロデューサーの三川さんがエンターテインメントはほんらい無料で誰にも開かれているべきだという思想を持っているというのを前にYouTubeの動画でメンバーさんが解説していたと記憶している。

渋谷FOWS。新しい会場らしい。縦長のつくり。先行抽選93。列に並んでいるとすぐ隣にたまたま二日前のAoiチャンのバースデー公演で見かけた紳士がいたので、Finallyにいましたよねと話しかけた。少し雑談をした。BLUEGOATSはチェキが高い(JPY2,500)ですよねと私が言うと、対バンで他のアイドルのチェキ価格の相場を知ったBLUEGOATSのファンがそっちに流れていくというパターンがある。それが最近のBLUEGOATSの動員拡大ペースが落ちている一因であるというようなことをおっしゃっていて面白かった。これまでにメンバーさんが配信などで言っていたことから判断するにBLUEGOATSのファンは元からアイドル・オタクだったというよりはYouTube(アオヤギ・チャンネル)経由で興味を持って現場に来るようになった人が多い。よってチェキ一枚でJPY2,500が高いのか安いのかを判断する相場観を持ち合わせていないのだ。前は単独公演が主だったが最近では多くの対バンに参加するようになって、支持者たちが外の世界を知るようになったというのはあり得ることであろう。あくまでひとつの仮説、想像ではあるが。

チケット代を反映してかコンサートの時間は短めだった。JPY500でこれだけ観られれば大満足ではあるが、私としては普段の公演と比べると入り込めきれなかったのは否めない。12月10日(水)に配信でリリースされることになる『青春初期衝動』を、私は初めて聴いた。フックを歌うメンバーさんたちの気持ち良さそうな表情。爽やかでゴキゲンなナンバーだった。

BLUEGOATSは静止画の撮影は自由。本格的なカメラを持ち込むことも可能なのだが、ギューギューに圧縮するフロアとの相性は悪い。そのうちエリアを分ける必要があるかもしれないと感じた。というのが今日、前方に一眼レフを持ち込んでいた紳士が、意図的ではないにせよ、自分が撮る空間を確保するために肘で周囲の客をブロックするような体勢になっていたからだ。そのうち頭に肘打ちしたとかしていないとかで揉め事が起きてもおかしくない。ちなみに今日は普段は禁止されている動画の撮影もスマート・フォンならOKという稀少な回だった。もちろん狙いとしてはソーシャル・メディアに投稿してもらうことによる宣伝。実際にどれだけ効果があったのかを検証するのだろう。意図をもって施策を試しているのが伝わってくる。BLUEGOATSの場合は運営とメンバー側が作りたいフロアがはっきりししていて、観る側もそれを理解した上で参加している。ルールで縛るというよりは指針を示した上で我々の自主性や民度に委ねたいという運営からの意思を感じる。

LIQUIDROOM公演の宣伝tee。カッコいい。前にメンバーさんがTwitterの動画で着ていて絶対に欲しいと思っていた。LET'S END THIS SHITTY WORLD TOGETHER(このクソみたいな世界を一緒に終わらせよう)と前に大きく印字してある。背中には公演情報。そのteeを二枚(白と黒のペア)と新規用の招待チケット一枚でJPY4,000。破格。Tee一枚だけでJPY4,000でもおかしくないくらい。ここでお金を使ったから今日はチェキは撮らずに帰ることにした。BLUEGOATSに対してはこうやって冷静な購買活動が出来る。ほんま・かいなさんはYouTubeの配信で、特典会には必ず来なきゃいけないということはない。ライブが終わったらそのまま帰ってもいいんだよとよく言っている。勇気がある発言。良心的。前にも書いたが、BLUEGOATSが本当に成功して売れた際にはコンサートをやって終演後に特典会をやるという地下アイドルのモデルからは抜け出しているはずである。その将来像はおそらく運営もメンバーさんも頭に描いているのではないだろうか。

Aoi Birthday Live 「自由にやらせてもらってます!」 (2025-12-04)

Finallyに関しては私の中でひとつの区切りがついている。LIQUIDROOM公演までは観ようと前から決めていた。それが終わった今、継続的に観に行くほどの熱意は残っていない。私の時間的、財政的、気力・体力的なリソースが限られている中、新興勢力(きゃらめるもんすたーず)も出現している。BLUEGOATS熱も戻ってきた。めいめいもたまには観に行かないといけない。現場さえあれば #KTCHAN もまた観に行きたい。私は横浜F・マリノスのシーズン・チケット・ホルダーでもある。そして言うまでもなくトップ・プライオリティはLiVS、ミニ・マルコである。これまで対バンや単独公演で何度かFinallyを観てきたが、この集団の音楽をそこまで好きにはなれない。いくつか好きな曲はある。でも私のSpotify年間トップ・アーティストや楽曲の上位に食い込んでくることは決してあり得ない。

Spotifyの2025 wrapped結果

Songs
1. “He Meets” (LiVS)
2. 『きゃp@い』 ( #KTCHAN )
3. “ZOMBiES→” (LiVS)
4. “imagination” ( #KTCHAN )
5. 『距離ガール』 ( #KTCHAN )

Artists
1. LiVS
2. #KTCHAN
3. Girls be bad
4. 花譜
5. #KTちゃん

Albums
1. “sixteen's pleasure” (Girls be bad)
2. “NEW ERROR” (LiVS)
3. “Don't Look Back” (LiVS)
4. “sixteen's mind” (Girls be bad)
5. 『寓話γ』(花譜)

Finallyはメンバーさんがとにかく盛り上げ上手。なので曲を現場で聴くのは楽しい。だが私個人の感想としてはひとりでイヤフォンで聴き込みたくはならない。フロアの雰囲気を含め全体的に好印象ではあるけど私を夢中にさせる何かがない。もちろんAoiチャンがカワイイ。私がFinallyの現場に足を運び続けるとするとそれがほぼ唯一の理由である。自分の中でもうFinallyには見切りをつけていいという考えと、でもAoiチャンはたまには観たいなという考えがある。実際のところ、Aoiチャン以外のメンバーさんの顔と名前が今でも一致していない。前述のように他を観るので手一杯。キャp@い。とりあえずその日は予定がないからという軽いノリで何でも行っていると生活が破綻する。まあFinallyは単独の現場に行くのはもうやめにして、またLiVSと対バンでご一緒することがあればそのときにAoiチャンに会いに行けばいいかと思っていた矢先、Aoiチャンのバースデー公演の開催が発表される。これを逃したら当面、行く予定もモチベもない。Finally内のオキニの晴れ舞台。行くことを即決。どうせ行くならチケットを叩こう。一度くらい近くで観てみたい。とはいえ私のような部外者があまりいい番号を取りすぎると気まずい。と思いながら申し込んだら10番という、最前には行けないが近くでは観ることが出来る、絶妙にいい具合の番号が来た。

仕事が立て込んでいる。ストレス強め。こんなのに行っている場合ではないんだけどな、という思いが頭の何割かを占める。後ろ髪引かれる思いで渋谷へ。Milkyway。Finallyがよく利用する会場。先日のきゃらめるもんすたーずでもそうだったが、私の考えとして、自分のホームではない場所では文字通り一歩引くのが大切。お邪魔しているという感覚を持たなくては。二列目の真ん中も空いていたがあえて左端に立つ。仮に最前に行ける番号だったとしても躊躇して二列目を選んでいたかもしれない。隣の紳士としばし歓談。Finallyが主現場なんですかと聞いたら四つある主現場のひとつ、FinallyではAoiチャン推しなんですかと聞いたら二人いる推しのひとりとのことだった。入場時にファン有志からペン・ライトとリスト・バンド、公式からAoiチャンからのメッセージが入ったプラスチックでコーティングされたいちご型の何かが配られた。横のコイン・ロッカーとテーブルにAoiチャンの写真やHAPPY BIRTHDAYの文字を貼り付けてデコレートする有志の方々。

間近で観るAoiチャン。カワイイ。眼福。ついこちらが笑顔になってしまう、はつらつとした天真爛漫な明るさ。ひとつひとつの表情、動き、肌。眼に焼き付ける。これだよな、私が本来アイドル現場に求めていたのは。Aoiチャンが選んだというセット・リスト。ほぼAoiチャンだけを観ていた私。他のメンバーさんが目の前に来て私を見ていたときでも私は逆サイドにいるAoiチャンを見ていた。途中のコール・アンド・レスポンスで、「Aoiのこと好きな人~?」、「Aoiのことを愛してる人~?」というコールにレスポンスを求められる。好きかという問いに対しては迷うことなく声を返せるのだが、愛しているかと言われると躊躇してしまう。なぜなら私が愛しているのはミニ・マルコだけだからだ。

曲はカッコいいし、メンバーさんのパフォーマンスも水準が高い。だけど、上述したように音楽が私には深く刺さらない。そこが私の中で(あくまで私にとって。この音楽がばっちり刺さる人もいるだろうしそれを否定するわけではない)Finallyの限界。『アゲアゲええじゃないか!!!』が群を抜いていいと思うけど、カヴァー曲。オリジナル曲でいくつか好きなのもあるけど、あくまで私の好みという点ではパンチがもうひとつふたつ欲しい。

いいリフレッシュになった。仕事のストレスも軽減した。渡辺恭良・水野敬、『疲労と回復の科学』によると子ども、孫、恋人、配偶者といった愛する人と過ごすことには大きな疲労回復効果がある。私がアイドルさんを観ることでそれと同等の効果を得ているのであって、したがって私の生活にアイドルさんは欠かせないのだと再認識した。

2026年2月22日日曜日

Chemistry LiVE with LiVS ~unknown~ vol. 5 (2025-11-29)

TwitterにもiPhoneのNotesアプリにも記録らしい記録を何も残していない公演のひとつである。今これを書いているのが2026年2月22日(日)。この約三ヶ月のあいだにも物凄い数の現場に足を運んでいる。どれがどうだったか、その当時に自分がどういう感想を抱いたのか、細かく覚えているわけがない。メモもなければ細かくどころかほとんど覚えていない。写真も動画もまったく撮っていないから記憶を蘇らせるフックが何もない。記憶を手繰り寄せているとうっすらと思い出してきた。だがここに感想として残せるほどの具体性がない。今でも分かることとして、この日にはある重要性があった。私が初めてLiVSを観て、ミニ・マルコに出会って、ほぼ一周年であったという点である。2024年11月30日(土)。下北沢。Flowers Loft。BLUEGOATS目当てで観に行ったツー・マン(和製英語)の対バン。相手がLiVS。実際に観るまで若い女の集団という以外の知識はほとんどなかった。そこで見つけてしまった。ミニ・マルコ。あの時に味わった、ゾワっと来るような感覚。これは只事ではないかもしれないという直感。このまま何もせずに帰ることは出来ない。物販受付でスズキさんにもらった新規無料写メを手にして会いに行ったミニ・マルコ。それがすべてのはじまりだった。あれから明日でちょうど一周年。明日もLiVSの公演はある。だが私は根がアイドル・オタクではなくフットボール好きの健全な一般人に出来ているため日産スタジアムに横浜F・マリノス対セレッソ大阪を観に行く。なので私にとっては今日がミニ・マルコと出会ってからの実質的な一周年の記念日だった。たしかにあのときの私はまだアイドルというカテゴリに属する集団(BLUEGOATS)を観てはいた。しかしそこには節度があった。行くのはせいぜい月に2回くらい。公演毎に撮るチェキも1-2枚。行くのは単独公演だけで対バンには行かないというルールも守っていた(あのときたまたまLiVSとの対バンを観に行くまでは)。狂うことがオタクをオタクたらしめる条件だとすると、あのときの私はオタクではなくなりつつあった。アイドルというものに対して醒めていた。再び夢中になることはないだろうと思っていた。だがミニ・マルコが私を再び狂わせてしまった。私にとって2024年11月30日(土)はただの日付ではない。単にLiVSとミニ・マルコを初めて観た日というだけでもない。理性と節度を取り戻しつつあった私がアイドル・オタクという狂気に向かうようになったはじまりの記念日なのである。明日でちょうど一年になる旨を特典会でミニ・マルコに言うと手を差し出してくれた。これからも末永くよろしくね、と握手をしながら言ってくれた。末永く続けてくれるの? という疑問が頭に浮かんだが言葉を呑み込み、私は頷いた。マルコが続けてくれるなら、私はいのちを懸けて追いかけたい。出来ることならそのままマルコと一緒に地獄に堕ちたい。