KEBAB CHEFSの店員さんと「こんにちは」「おう、また来たか」という会話を、目配せだけで出来るようになった。LiVSの定期公演がある度にほぼ毎週来ているのでもうこの店のおまいつである。飲み物にレモネードとアイランがあることに今日まで気付かなかった。お酒を飲みたいという気持ちが先走ってソフト・ドリンクが眼中に入っていなかった。どっちもJPY300。アイランというのは飲むヨーグルト。無糖。ちょっと塩が入っている。次に頼んでみる。ちなみに私のようにスマートな都会人は飲食店で大声を出さない。お店の人を呼びたいときでも、適切なタイミングでちょっと手を挙げて目を合わせれば通じるんだよ。すみませーん!! っていちいち叫ぶ奴は無粋な田舎者。
火曜日はLiVS対バンを観に新宿。水曜日は横浜F・マリノスを観に新横浜。そして木曜日(今日)はLiVS定期公演で渋谷。6月は異常。9日(火)にLiVS対バン(下北沢)、11日(水)に横浜F・マリノス(横浜)、12日(木)にLiVS定期公演(渋谷)という週もあった。働きながらこんな日程で遊ぶことが可能だとは、最近まで思っていなかった。幸いにも今の勤め先には遅い時間には働かない文化がある。やることをやって結果が出ていれば早く上がって文句を言われることはない。そして今は仕事の状況も落ち着いている。色んな条件が重なって実現できている。もちろん前提として必要なのは自分はこの日程をこなすんだという意思。
疲労感が抜けない日々に限界を感じ始めていたが、今日の夕方頃からトンネルを抜けた感覚がある。ここ数週間というもの常にうっすらとしんどく、休んでも一定以上は回復していなかったのが、本来の疲れていない状態に戻ってきた気がする。火曜日の対バンはアドレナリンでごまかしていた感があるが、今日はナチュラルに、ノン・ケミカルで元気だった。なんかこう、背負っていたおもりが取れたような。楽になった。そのおかげで公演を凄く楽しめた。今日は最前中央エリアの流動性が低くやや手こずる場面もあったが、途中から気にならなくなった。隙間を見つけてケチャをすることが出来た。
今日のご新規さんは四名といつもより多め。その四名総取りで行われた相撲対決。ランルウ関 vs. ユニ山。ユニ山があっけなく勝利。これまで腕相撲、手押し相撲とやってきて、今日は相撲そのものをやったから次はどうするんだろう? この対決企画は一旦これで打ち止めかな?
異常な頻度でLiVS現場に通っているおかげで、最近はフロアでの立ち振る舞いにある程度の自信がついてきた。最近ではLiVSの曲をSpotifyで聴いていると、次はマルコのパートだ、ケチャの準備をしなきゃ…なぞという思考が働き、脳内でケチャやコールのシミュレーションを行うようになった。もはや曲を純粋に曲として聴くことが出来なくなった。ある種の職業病である。LiVSのフロアのこの感じは、私にとって完全に畑違いだった。私がこれまで観てきたのはアイドルでいうとHello! Project。他の興行でいうとフットボール。ミュージカル。舞台。ジャズ。いずれの現場もこのフロアとはお作法がかけ離れている。その状態からあるていど習熟し自信をつけるには数をこなすこと、ちょっときつくなるまでやり続けること。語学にしても仕事にしても、もし目指すのが成長だったり成果を出すことだったりするならインテンシヴにやる期間はどこかに設けないといけない。
またあさってすぐに対バンに行くからチェキの枚数は減らしてもいいかと思っていた。いつもはチェキ三枚+JPY6,000以上の会計でついてくるおまけの写メ券の計4枚撮っている。今日はチェキ二枚で全然いいんじゃないか。ところが公演がとても楽しく、終演後の高揚感でいつものように三枚買ってしまった。今思うと別に二枚でもよかったが、後悔はない。今日がマルコに会える最後になる可能性はいつでもあるわけで。いざそうなったときにチェキ一枚をケチったことを悔やみたくない。
6月22日(日)に起用されたチェキ撮影者の姿を今日は見なかった。安心できる面々。よかった。彼を二度とLiVS現場では雇わないでほしい。もしまた雇うならチェキの撮り方や特典会の進め方をみっちりと教えて、品質チェックをして、合格と判定できるようになってから現場に出してほしい。
ファミリー・コンピュータ時代のドンキー・コングのteeシャツを着て行ったのだが、それを見たマルコchanの発案でチェキ一枚目は二人でそれぞれコントローラーを持ってゲームをしているポーズ、二枚目はゲームをやった結果わたしがWINNER、マルコchanがLOSERのポーズ。LOSERのマルコchanは目を瞑って唇を突き出して残念そうな顔をしていたのだが、結果としてそれが実質的にチュー顔だったので、そういう顔として解釈することにした。iPhoneでそのチェキを撮って、拡大してほぼ実物大にして、マルコchanとのチューを疑似体験するようなキモいことはもちろんやっていない。