2026年4月26日日曜日

LiVS's Historical Costume Live (2026-02-01)

歴代衣装公演シリーズの開催が発表されたとき、私が一番首を傾げたのが今日の公演である。最終回。四代目衣装。つまり現行衣装。普段と一緒じゃん。やる意味なくない? それに公演の順番として四代目から始めて三代目、二代目、初代と遡っていくほうがまだ盛り上がったのではないだろうか。前の衣装であればあるほど稀少性が増すからである。初代から順番に披露していく今回のやり方だと公演を重ねるたびに観に行く価値が下がっていくように思える。初代衣装でもあれだけ来場者が少なかったのは私も意外ではあったが、このシリーズを通して集客面での盛り上がりには欠けていた。私自身は四公演すべてに参加したものの、これは絶対に行かなくてはと思わせる魅力を感じる企画ではなかった。もちろん初代衣装は別である。あれを間近で観るために最高チケット(JPY10,000)を購入した。二代目もまだ分かる。三代目衣装はそもそもそこまで好きではなかった。現行の四代目に至ってはいつも観ている(そしてこれもそこまで好きではない)。

どのタイミングだったかは忘れたが、この歴代衣装公演の意味が明らかになった。2月5日(木)の代官山UNIT公演で衣装が刷新されるらしい。それに向けてこれまでの衣装の歴史を辿るという狙いがあったのだ。たしかにこれを切り替わっていく一連の映像(あるいは写真)として考えると気分が高まる。代官山UNITで大型ヴィジョンに初代衣装から順番にメンバーさんが歌って踊る様子がちょっとずつ映し出されて、その後に新衣装に身を包んだメンバーさんがステージに姿を現わしたらフロアはうわーって盛り上がると思う。ただ、それぞれを別々の日に行われる独立した公演としてとらえると、そのような高揚感を得るのは難しい。とはいえ蓋を開けてみると歴代衣装シリーズの中でも印象に残る特別な公演となった。

LiVSの歴史を総括し、次の一歩を踏み出していくんだいうメンバーさんの強い思いを感じた。特にミニ・マルコchanがMCで放った赤裸々な言葉に胸を打たれた。そのときのマルコchanを動画で撮ってTwitterに上げてくださった方がいる。私はそれをあえて見ずに記憶で書くのだが、この人類の長い歴史の中でこうやって同時代に生きていること、この広い地球と何十億人もいる人間の中でこうやって出会って同じ空間にいられることは奇跡。私はLiVSで観た景色、得た思い出と共に私は死んでいく。というようなことを言っていた。氏の世界観や人生観の片鱗に触れる貴重な場面に立ち会うことが出来た。彼女がLiVSに人生を懸けていること、彼女にとってLiVSが何かを手に入れるための踏み台や腰掛けではなくそれ自体が人生のすべてであることが伝わってきた(彼女が直接そう言ったわけではなく私の解釈)。LiVSとミニ・マルコchanに出会ってから狂ったようにこの集団と人物を追いかけてきた私の目に間違いはなかった。心からそう思った。単にミニ・マルコchanが可愛いとか、特典会で優しくしてくれたとか、それだけなら私は数回で来なくなっていたと思う。ミニ・マルコchanの根っこにある精神、魂に共鳴するからこそ、今でも私はLiVSの現場に足を運び続けているのだと思う。

私アイドルじゃないです』を歌うメンバーさんの表現力が増していたように感じた。1月21日(水)に楽曲提供者の大森靖子さんと一緒に歌った経験から何かを掴んだのかもしれない。鬼気迫る雰囲気が出ていて、引き付けられた。特にコンニチハクリニックさんに変化を感じた。