2021年4月25日日曜日

眠れる森のビヨ (2021-04-18)

iPhone SE (2nd generation) からTwitterとマリオ・カートを削除して一週間が経った。よくないことだと前から分かっていた。2010年頃に手にして以来、この文明の利器への依存は進んでいく一方。通信速度の制限なしで利用できるデータ量が引き上げられていく度に歯止めの効かない使い方になっていった。2018年3月に私は“Bored and Brilliant” (Manoush Zomorodi) という本を読んだ。脳は退屈を必要としている。スマ・フォから離れろ。アプリを消せ。頭では理解できたが、行動には移せなかった。Twitterにいつでもアクセス出来ない生活なんて考えられなかった。それに、このブログを見てほしい。私はこうやって一定の分量があるドープな文章を継続的に書いてきた。誰にも真似できねえクラシックを次々にドロップしている。スマート・フォン依存がもたらすとされる創造性や集中力の欠如など微塵も感じさせない。だから大丈夫。自分にそう言い聞かせていた。

私をこの問題に再訪させたのは“The Coddling of the American Mind” (Greg Lukianoff and Jonathan Haidt)。近年の若者(iGeneration、別名Z世代)は鬱や不安障害を抱える率が高く、その主な原因がソーシャル・メディアだというのだ。私はiGenerationには属していないが、他人事と一蹴することは出来ない。近所の書店でたまたま見つけて購入した『デジタル・ミニマリスト』(カル・ニューポート)を読んで、私は決意した。今の私から最も注意と時間を奪っているTwitterとマリオ・カートをiPhoneから消そう。

休みなくデバイスを使っていると、他者と交流しているという錯覚が生まれ、自分は人間関係の維持に充分に力を注いでいる、これ以上何かをする必要はないと勘違いしてしまう(カル・ニューポート、『デジタル・ミニマリスト』)

私は約一年半の無職経験で、自分が働こうが働かまいが世の中は同じように回っていくんだと心の底から理解した。当たり前のことではあるが、大学を出てずっと労働者であり続けた私には気付くことが出来なかった。自分は会社や社会に不可欠なのではないかという驕りがどこかにあった。大きな間違いだった。同じように、私がTwitterに常時張り付いていなくてもタイムラインは回るし、誰も困らない。何事も適正な量や時間がある。それを超えると毒になる。子供の頃にゲームは一日三十分まで、一時間まで、といった制限を課してきた母親は正しかった。

新宿サザン・テラスにあるブール・アンジュさんでレーコーとスコーン。660円くらい。“The Righteous Mind” (Jonathan Haidt) を読みながら約二時間の日光浴。iPhoneにTwitterとマリオ・カートがないだけで読書が各段に捗る。最後の方はカップ底に残ったレーコーがお湯になった。ちょくちょく通行人の英語が耳に入ってくる。中国語率の高い池袋とは雰囲気が異なる。最近はだいぶ行く町もサテンも固定化されていたが、普段とは違う場所に来るのも気分転換になっていいものだ。

新宿にいるということは? そう、私のコアなファンはご察しの通り(記事の題名で分かるが)、演劇女子部を観に来た。BEYOOOOONDSさんの『眠れる森のビヨ』。会場のすぐ近くにある慎といううどん屋さんがリアルだと聞いていたので昼はそこにするつもりだったが列の長さを見て断念。食いモン(それもうどん)に並ぶのは私の趣味ではない。人間は元気に活動をするために食べるわけで、食べる行為のために多くの時間を費やすのは、給油のために長々と自動車を走らせるようなものだ。本末転倒。トンカツ弁当(戦慄MC BATTLE、晋平太さん戦でのチプルソさん)。それにたしか『太田上田』で太田光さんか上田晋也さんのいずれか(上田さんかな?)がおっしゃっていたのだが、飲食店に並ぶという行為には、自分の欲を丸出しにしているという点で風俗店に並ぶような恥ずかしさがある。近辺を歩き回ってよさげなお店を探す。元祖麻婆豆腐さんに入る。豚肉の四川風煮込み定食。950円。極論を言うと飲食店というのは中国人がやっている中華料理店しか信用できない。

スペース・ゼロの舞台空間が持つヴァイブス。何なんだろうね、あれは。アンビエントな音楽が流れる中、この会場の席で開演を待つ時間。数あるHello! Project現場でも最上級の心地よさ。何回も書いているが、私はあの空間が好きだ。今日は席の間引きがなかった。チケット発売時点での開催制限に準拠しているらしい。それでいいんだよ。必要以上にビビるな、権力の意向を汲むな。そもそも黙って観る舞台で席の間隔を空けることに意味はない。私に与えられた席は9列のど真ん中。次々とガタイのいい紳士たちが着席していくのを見て心配したが、運良く私の前は小柄な女性だった。おかげで見晴らしがよく、ストレスなく観劇できた。(余談だが、例のまん防とかいうのを理由にあるヒップホップ行事がキャンセルされたのをTwitterで見て滑稽に感じた。麻薬を取り締まる法律に従わないような界隈なのにまん防とかいう名称からして人を馬鹿にした要請?には従うんだ。コンサートやイベントを強気に開催し続けるアップ・フロントさんの方がよっぽどヒップホップなんじゃないか?)

事前にインターネットに公開された衣装からは多くを期待出来なかった。『アラビヨーンズナイト』から肌の露出を減らした感じだったからだ。ところが実際には劇の大半でメンバーさんたちは学校の制服風の衣装を纏っていた。演劇部の高校生たちが繰り広げる物語。男役はパンツ(下着ではない)、女役はスカート。まず話がどうとか演技がどうとかの前に、これだけ見た目の麗しい少女たちの制服姿を気の向くまま鑑賞できるありがたさ。会場の外で制服少女を双眼鏡で観たら通報されるか、当人たちに撮影されソーシャル・メディアに晒される可能性が高い。出色だったのが岡村美波さん。女役。上着なし。タック・インされたピンクのブラウス。上目の位置で履いているスカート。否が応にも強調される膨らみ。清野桃々姫さんも同じ衣装。この二人は演劇部の一年生の役で、基本的に常に対になっていた。岡村さんの胸部はさておき彼女らは物語の中では周辺的で、さほど見せ場はなかった。

平井美葉さん、島倉りかさん、前田こころさんの三人が物語の軸で、その他のメンバーさんの役柄の重要性は一段、二段下だった。全員の役に確固たる存在理由があるというよりは、先述の岡村・清野ペアのように何人か毎に一つにまとめられていた。平井さん、島倉さん、前田さん以外から一人、二人が欠けたとしてもまあ話は成り立っただろう。意外だったのは、山﨑夢羽さんが何人かにまとめられる側に入っていたことだ。BEYOOOOONDSさんの結成以来、彼女は暗黙のセンターであったように私は思う。周囲もファンも認めざるを得ないような、持って生まれたセンターのヴァイブスがある。ところがこの劇では高瀬くるみさん、里吉うたのさんとの三人組で主役の周辺に収まっていた。昔2ちゃんねるでタカハシステムと揶揄されたような(もちろんプッシュされるメンバーさんの実力を前提とした)事務所の意向が配役に働くものと私は勝手に思っていたが、必ずしもそうではないようだ。

みんなお願い! ウチらを「その他」と呼ばないで!(平井美葉、小林萌花、里吉うたの、“We Need a Name!”)

主にHello! Project研修生からの昇格者で構成されるBEYOOOOONDSさんにおいて平井さん、小林さん、里吉さんの三人だけが外部からオーディションで選ばれた。他のメンバーさんがCHICA#TETSU、雨ノ森川海という小集団に属しているのに対し、名無しの三人組。どこか外様感があった。最近になってようやく与えられた三人の総称もSeasoningS。主役というよりは食材(他のメンバーさん)ありきの、それを盛り立てるスパイス的な名称である。「その他」だった平井さんがダンスが得意な飛び道具としてではなく、主役に抜擢された。彼女がどういう味を出すかがこの劇の見所だったが、見事に期待に応えていた。あの無理のない少年ぽさは、彼女ならでは。小野瑞歩さんが過去にラジオで盟友の前田こころさんについて、ボーイッシュなキャラをつけられがちだけど本当は誰よりも女の子らしい子なんです的なことをおっしゃっていた。平井さんももちろん内面的には少女性をお持ちなのだろうが、醸し出す雰囲気の少年性が魅力的だった。飄々としつつも要所では主役に相応しい熱の入った演技を見せていた。

エンタメというかコメディに振り切った過去作に比べ、割とシリアスな物語だった。物語の核を為す学園生活は平井さんの夢で、現実生活で彼女(彼)はトラックにひかれ五年間の昏睡状態が続いている。現実世界に引き戻そうとする幼なじみの島倉りかさん、夢の中に止めようとする演劇部員たち。板挟みに頭を割かれるような苦しみを覚える平井さん。楽しい夢の中に生き続けるのが幸せなのか、現実の人生に戻るのが幸せなのか。どちらを選ぶのが正解なのか。そんな問いが通底するこの劇を観て、私は少し胸が苦しくなった。なぜなら、夢の中に生き続けるという生き方を選んでここにいるのがまさに我々オタクだからだ。もちろん実際にそういうメッセージが込められているあるかどうかは知る由もないが、オタクたちよ、お前たちの人生はそれでいいのか? と制作陣やメンバーさんに問いかけられているような気がした。

頭の中はお花畑 私はどこにいるのでしょうか?(田村芽実、『ひめ・ごと』より)

2021年4月15日木曜日

花鳥風月 (2021-04-10)

新八柱駅から徒歩15分またはバスと公式サイトに書いてあったが、服装や雰囲気で分かるいかにも同志という感じのキモい人々が向かう方向から森のホール21の場所は自ずと明らかだった。何かがおかしい。偏った靴の擦り減り方。ずんぐりむっくりの緩くたるんだ身体。運動不足と不摂生が何十年も蓄積したからだ。中高生くらいで止まったファッション。安くて薄汚れた年齢不相応なカジュアル服。よく言えばモノを大事にしているのかもしれない。だが一定年齢を超えてガタが来ているものを外で身に付けるのは美徳と言えるのか疑わしい。かくいう私も背負っているバックパック(フリークス・ストア別注のグレゴリー・デイパック)の、前でカチッて止める部分のプラスティックが破損しているという負い目がある。ワンガリ・マータイさんも唱和したMOTTAINAIの精神で使用を続けているが、この発想は穴の開いた臭そうなカバンで現場に登場する彼らと陸続きである。気を付けないと。後継のバックパックはゲトるつもりだが、すぐに見つかるものではない。カバンは難しい。

前日にググって新八柱駅の周辺環境には期待出来なさそうと判断していた。駅の画像を見ただけで何となく分かる。何せ、千葉だし。だから昼は現地で食わず、家の最寄り駅前でシースー(15貫の盛り合わせJPY1,500)を喰らった。14時開場、15時開演。1時間ちょっと余る。駅直結のプロント。レーコー。カル・ニューポートさんの『デジタル・ミニマリスト』を読む。5lackさんの“Title”を聴く。

14時半くらいに着席。二階席ではあるが最前なのでSTEP BY STEP公演の干され席とは気分が違う。小野(瑞)Tシャツを装備する。客席を間引くというどこまで効果があるのかが不明な施策が続いているため前方の席は来づらい。関東の会場ではファンクラブ先行でもチケットの確保がままならない。チケット転売サイトでは平凡な席が高額で売り出されている。一方、地方の公演では一階席も埋まりきらないと聞く。しかし今の私には完全な形ではないハロ・コンのためにわざわざ交通費や宿泊費を割いて地方を訪れるほどの熱意と経済的な余裕がない(まあ5月に仙台には行くんだけど)。つばきファクトリーさんの単独コンサートなら申し込むけど。(そう言えば中止になったつばきファクトリーさんとBEYOOOOONDSさんの中野サンプラザ公演を棚上げして先に研修生でコンサートをやるというアップフロントさんの決断に私は怒りを覚える。研修生の位置づけが揺らぐし、デビューを目指す意味がなくなるのでは? 今ってデビュー組と違って地上波で冠番組もあるし、下手にデビューするより研修生でいた方がよくないですか?)

終わらないコロナ・バカ騒ぎ。「歴史上の戦争や革命の動乱というものは、だいたい3年半から4年続く」と副島隆彦さんが『裏切られたトランプ革命』で書いていた。このコロナ戦争もずるずるとそれくらい続くのかもしれない。たかだかコロナ ガタガタぬかすな。日本ではそう一蹴して差し支えない、世に五万とある病気の一つであることが分かっている。私にとってはコロナで健康を害するよりも家の近くで車にひかれる方が可能性が高く、怖い。この期に及んでそれも分からない大衆が大多数を占めるのだとすると、もうこの国はコロナ以外のすべてを犠牲にして沈んでいくしかない。小池百合子をはじめとする(民衆の知能に見合った)バカな知事たち、腹黒医師会会長、煽るのが商売のメディア、恐怖を煽って小遣いと信者を獲得する専門家たちと心中するしかない。

小野瑞歩さんがステイジで躍動するお姿は、今でも私を笑顔にする。去年からそうなりつつあるが今の私にはHello! Projectよりも明治安田生命J1リーグの方が断然楽しい。2021シーズンも今のところ横浜F・マリノスの全ホーム・ゲームをスタジアムで観ている。Hello! Projectへの依存度がだいぶ落ちている。それでもウレタン・マスク(PITTA)の中で表情が緩んでいくので、私はまだHello! Projectのことが、みーたんのことが好きなんだなと思った。今日のおみずちゃんは終盤の曲で何かを床に落とし、曲中に拾っていた。どうやら右の耳飾りだったようで、最後に全員が並んでコメントを言っているときに付けようとしていたが手こずっていた。あ、そうそう、おみずちゃんと言えば『今夜だけ浮かれたかった』の見せ場「どうしたら輝けるの~?」を久し振りに聴くことが出来たのは嬉しかったな。

悪夢の『ザ・バラッド』、多少はマシになった冬の“STEP BY STEP”と来て、『花鳥風月』はさらに辛気臭さが抜けていた。平時に比べるとショボいがステージには段が設けられている。衣装はきらびやかで、しかも途中で替えている。メンバーさん同士が近距離で密集している。しっかりダンスも見せてくれる。一定以上の強度で運動をすると得られる爽快感をメンバーさんの表情から読みとることが出来たのが先述の二ツアーとの大きな違い。私は家を出る前に某所にイリーガル・アップロードされたひなフェスの動画を途中まで(5本中3本まで)観ていたのだが、そこで見覚えのある衣装が今日のコンサートで採用されていた。(詳述はしないがひなフェスでは川村かわむーさんの衣装が秀逸だった。『花鳥風月』でも着用しているそうだ。それ目当てで彼女の出る回を観に行ってみたいくらいである。)布面積の少ない衣装を纏った何十人もの美女が一斉に歌って踊る。いわゆる同時多発エロ。泣く泣く観る場所を絞る贅沢さ。それこそが本来のハロ・コンの醍醐味だが、その要素を久し振りに感じることが出来た。もっとも本ツアーでもメンバーさんは全員集合しておらず、花、鳥、風、月という四つのティームに分かれている。

小野さんが属する花ティームはなかなかイルな面子が揃っている。中でも私の目を引いたのは工藤由愛さん。文句なしに本日の最優秀選手。出発前に観ていたひなフェスの違法動画でも同期の松永成立さんもとい松永里愛さんと共にJuice=Juiceさんの新たな星となっていた。幼さが抜けてきて、でもまだ大人にはなっていない。田村芽実さんもご自身の表現テーマとしてよく言及する、少女という儚い存在。工藤さんは身体が物凄く細く、でも不健康さはない。非現実的なバランスを実現している。立ち振る舞いに内面の純粋さが滲み出ている。これから2-3年がアイドルとして最もキラキラするゴールデン・エイジ。アイドルという名称に相応しい人間離れした存在。この産業のプレイヤーにはどうしても旬の年齢というのはある。(その意味では今日の出演者だと為永幸音さんも非常にいい時期。コンディションも整っていた。)若さの消費と言えるが、あらゆる労働が若さを含めた人間性の消費であることを忘れてはいけない。年齢による選別や差別はフットボールの世界でも残酷なほどにある。アスリートとは程遠い事務職の会社員にさえ、年齢の壁は厳然として存在する。

蛇足:語弊があるかもしれないが今のJuice=Juiceさんは少し人数が多すぎるんじゃないかと思う。別の言い方をすると、多人数を前提とした歌割の細かさが、一人一人の表現力の高さと合っていない。たしかに7人(高木紗友希さんの退団前は8人)という数字だけを見ると他のグループに比べて多くはない。むしろHello! Projectの集団では最少だ。しかし“DOWN TOWN”における山手線ゲームのような歌割では彼女たちの能力を活用しきれていない。歌割を細かく区切るのはメンバーさんの歌の下手さを誤魔化すための手法であって、Juice=Juiceさんでやるのは惜しい。一人一人のスキルを立たせるなら℃-uteさんの最終形態やJuice=Juiceさんが元々そうだったように(なお大塚愛菜さんはいなかったものとする)5人こそがマジック・ナンバーではないだろうか。せめてメンバーさん一人ずつのソロ歌唱ヴァージョンをB面で入れるというやり方が出来なかったのだろうかと“DOWN TOWN”を聴いて私は思った(昔℃-uteさんがそれをやっていた。なおJuice=Juiceさんの最新シングルでは『がんばれないよ』に限って初回生産限定盤SP1という盤のみで各人のソロ版が収録されている)。

トークのセグメントでは北川莉央さんが、会場から10分ほどのところにあるというお店のカレー・パンとデニッシュをレコメンドしていた(聞き手:井上玲音さん)。サクサクを超えてサクサクサク。甘すぎずからすぎない絶妙な味加減。なぞと絶賛していた(井上さんはそれは食べておらずブリオッシュを食べたとたしか言っていた)。このハロ・コンでもトークにローカルネタを盛り込む決まりになっているようだが、千葉では限界があるだろう。北川さんが何とか捻り出した話題がスタッフさんが買ってきてくれたカレー・パンだというのも頷ける。北川さんと言えば私は双眼鏡を使っていない状態で、2、3回、彼女を小野瑞歩さんと見間違えた。何だろう、これまでそう思ったことはなかったんだけど、何か似ていた。

横山玲奈さんは最近の映像で髪の先端付近を金っぽくしている印象があったが、今日は黒髪だった。ちょっとむっちりしていた。肉感的なふともも。『こんなハズジャナカッター!』(完全にBEYOOOOONDSさん用に当て書きされた曲を今日のチームでやるのはちょっと変だった)で小林萌花さんが「うろたえるな玲奈」と言っている(通常は「うろたえるな汐里」)のはシャッフルされた集団ならではのスペシャル感があってよかった。

『臥薪嘗胆』の歌い出しを担当した島倉りかさんが派手に歌詞を飛ばしていた。さすがの彼女もしばらくは顔がひきつっていたように見えた。

一岡伶奈さんががしゃがんでいるとき、短パンの奥にある左側のお尻を見せてくれた。立っている状態でいわゆる尻たぶと呼ばれる部分。ひなフェスの映像でも普通に立っているだけでちょっとお尻がはみ出るくらいのキワキワだった。ひなフェスは全体的にメンバーさんがよくお尻を見せてくださっている。ステイジが高いのと、ステイジを取り囲むように客席があるので後ろから映されることも多いのが理由である。

『ザ・バラッド』よりも“STEP BY STEP”が楽しかったし、STEP BY STEPよりも『花鳥風月』は楽しい。でも、このためにバンバン遠征するか、お金をつぎ込むかっていうと、私にとってはそこまでではない。公演時間も85分くらいとちょっと短い。よくなっては来ているけど、まだそこそこという感じ。フットボールのような、感情を入れ込んで夢中になる感じではない。私は横浜F・マリノスの試合を一つ観るとグッタリと疲れるが、今のハロ・コンにはそこまでの強度と密度はない。それでも楽しくはあるので、もう一度、仙台で観るのが楽しみだ。帰りは西川口に寄って、麻辣香鍋とコロナ・ビール。俺コロナ。

2021年4月4日日曜日

イン・ザ・ハイツ (2021-03-27)

ファンの皆さんはもう気付いてくれているだろうが、私は糖質制限から足を洗った。今は糖質を敵対視していないし、この食事は糖質何グラムだとかいちいち気にしていない。思想転向(conversion)はうやむやにせず文にして残すべしという副島隆彦さんの教えに従い、ここに経緯を記す。元をたどると2018年のゴールデン・ウィーク頃。体調を崩した。毎日ずーっとだるい。どうやっても抜けない疲労感。日々をやり過ごすだけで精一杯。週末のコンサートも楽しめない。本を読み漁って、色々なことを試した。食生活の面で行き着いた答えの一つが糖質制限。試行錯誤の末、何が決定打だったのかは分からないが、とりあえず当初のしんどさからは抜け出すことが出来た。が、なかなかその先に進めなかった。よく糖質制限で痩せましたという体験談がある(身近でも聞く)けど、私の場合は明確に痩せるということはなかった。太りもしなかったけど。私がはっきり体感した利点は頭がスッキリすること。昼食の後に頭にモヤがかかったり眠くなったりするということがなくなった。血糖値の乱高下がなくなったことの効用だろう。その後、糖質制限を緩めに続けながら、軸を間欠的ファスティング(intermittent fasting)に移した。間欠的ファスティングには色んなやり方がある。私がやったのは朝食を抜く16:8ダイエット(一日の中で食事を摂る時間を8時間の枠内に限定する)。一日二食は慣れたら平気になったが、食費が削れるという以外には目立った効果を感じられなかった。

生化学や栄養学の素養がない私がつまみ食いした知識で試行錯誤することに限界を感じた。近所にあったオーソモレキュラー(栄養療法)・クリニックの門を叩いたのが2020年6月。血液検査で脂肪肝という結果が出た(ネットで検索した限り予備軍くらいの数字だったが)。炭水化物の摂り過ぎではないか、と先生。あり得ないと私は思った。たしかに以前ほど厳格に制限はしていない。それでも一般的な水準に比べると少ないはず。これで多すぎるなら断糖でもしないと適正量にならない。何かがおかしい。Twitterを見ていたら糖質制限が原因で脂肪肝になる場合があるというtweetが目に飛び込んできた。それからはお菓子や砂糖は引き続き避け、小麦は程々にしつつ、米、芋、果物を気にせず食べるようにした。四ヶ月後の血液検査では数値が正常値だった。もちろん糖質の摂取量と関係ない要因で改善した可能性もある。しかしこの一件で私は糖質制限という基本原則を見直す必要性を感じた。洗脳が解け始めた。それから9ヶ月くらい糖質を気にせず摂っているが、太っていない。むしろ身体のバランスはよくなってきているように感じる。これまでは運動をしてもつかなかった筋肉が、糖質制限をやめてからは少しついてきた気がする。あと糖質制限をしたことで、どうやら前髪の生え際の後退が加速していたようだ。これ以上、悪化しないことを祈る。

今の私が大事にしているのは、身体によいものを食べること(最近は堀江俊之さんのTwitterを参考にしている)、運動をすること(週に二回のトレーニング)、乳・卵を出来るだけ避けること(遅延型アレルギー検査でカゼインと卵白がクロだった。他にもエンドウ豆、鯛等)。遅延型アレルギー検査についてはメイン・ストリームの医学界から批判があるのは知っている。盲信するつもりはない。(同検査についてはこのフォーラム?を見てみるとよい。)しかし病気を見つけて薬で治すという主流派の医療に頼るだけでは健康を手に入れられない。たとえば花粉症ひとつ取ってみても耳鼻科でやってもらえるのは薬を処方してもらうことだけ。それが一生続く。根本的な治療は望めない。私は乳と卵を避けるようになってからお腹の不調(もたれ等)がほぼゼロになった。とはいえ私のような外食フリークが特定の原材料を100%避けるのは無理。乳や卵が含まれると知りながら食べることもたまにある。ちょっと食べただけでGAME OVERではない。ゼロか百ではない。

Naomi Kleinさんは名著“The Shock Doctrine”で新自由主義がいかにしてさまざまな国の貧富の差を広げ経済を壊してきたかを暴露している。シカゴ学派が導入する極端な資本主義は、政府とズブズブの関係にある企業を豊かにする一方、庶民の生活を苦しくさせる。それを見てシカゴ学派の信徒たちが出す処方箋とは、自由競争のさらなる推進である。なぜなら自由競争が悪いから失敗したのではなく、自由競争が足りないから失敗しているのだ。人は理論の信者になると、失敗した場合でも悪いのは理論ではなく理論通りに行かない現実であるという認識に陥る。新自由主義に通ずる危うさが、糖質制限にはある。糖質制限の信者にとって、糖質制限が誰かに合わないということはあり得ない。成果が出ない場合はやり方が間違っている、もしくは徹底し切れていないのいずれかなのだ。糖質はすべて悪なのだから。端的に言うと自分が信じる宗教の世界観に酔っている。

今日は神奈川づくめ。14時からニッパツ三ツ沢球技場で明治安田生命J1リーグ ルヴァン・カップ グループ・ステージ 横浜F・マリノス対サンフレッチェ広島さん。18時半から鎌倉芸術館で田村芽実さんがご出演されるブロードウェイ・ミュージカル、『イン・ザ・ハイツ』。

横浜といえば私の大好物、ハングリー・タイガーさんのハンバーグ・ステーキ。公式サイトのアレルゲン情報によるとソースとミックス・ヴェジタブルズが乳成分(たぶんバター)を含む。遅延型アレルギーの件があるから、最近は横浜に来てもハングリー・タイガーさんに入らないことが多かった。乳と卵を避けようとすると、洋食系はほぼ無理。バターが必ずと言っていいほど使われている。まあ塩コショウで食ってもおいしいけど、あのソースがキモなんだよね。たまには食いたい。子供の頃から愛するハマのソウル・フードから絶縁は出来ない。ということで、ダブル・ハンバーグ・ステーキをいただく。パンも付けちゃう。久々のバターはちょっとくどく感じる。

ニッパツ三ツ沢球技場。快晴。半袖ティー・シャツで寒くも暑くもない。心地よい日差し。これ以上ないフットボール日和。オナイウ阿道さんの2点。仲川輝人さんの今シーズン初得点を含む2点。岩田智輝さんの移籍加入後初得点。最後の最後まで手を緩めない。容赦なきアタッキング・フットボール。5-0の圧倒的勝利。爽快。こんなに楽しいことはない。悪趣味かもしれないが、勝った後は相手クラブのサポーターさんの掲示板を熟読するのが好きだ。

名前からして鎌倉駅だろうと思い込んでいた鎌倉芸術館だが、最寄り駅は大船だった。私は中学生の頃、鎌倉の帰国子女向け英語教室に通っていた。そのときに大船駅を通過していたが、降りるのは初めて(たしかその教室で仲がよかった奴が大船駅付近に住んでいた)。会場近くのファミ・マでりんご、鮭のおにぎり(200円くらいする高級なやつ)、豆乳飲料、ハイボール。昼に440gのハンバーグ・ステーキを胃に入れたから空腹ではない。サーカディアン・リズムを崩さないための軽い夕食。アルコールを入れたのは、強烈に残るフットボールの余韻を少しでも消してミュージカルを楽しみたかったから。

私はこの『イン・ザ・ハイツ』では初演と千秋楽の二公演という品に欠ける申し込み方をしている。普段はこういうことはしない。むしろ最初と最後は外すことが多い。申し込む人が多く良席が来る確率が下がるだろうから。それに千秋楽というのは何度も足を運んだ人が味わうべき果実。ロクに観ていない奴がそこを狙うなんて洗練されていない。一方で私は、最初と最後が特別なのも理解している。限りある人生、限りあるお金。たまには体験してみたい。恥を忍んで申し込んだ。もっとも、厳密には今日の公演は初演にカウントされないかもしれない。というのが、ググったところ、どうやらプレビュー公演の後に行われるのが初演らしい。

マリノスの試合との時間間隔が絶妙で、ファミ・マ前で夕食を終えるとちょうど開場時間の18時過ぎになった。田村芽実オフィシャル・ファンクラブさんが私に割り当てた席は17列の左側。S列、JPY12,000円。良くも悪くもない席。感染症の拡大防止とは無関係だが経済破壊には抜群の効果を示したことでお馴染みの緊急事態宣言という名の営業妨害に伴う会場の収容制限で席が一つ飛ばし。単純に考えて100%収納だったら8列か9列くらいをもらえていたのかもしれない。筋金入りのギャングスタ小池百合子をはじめとする一都三県のろくでなし知事たちが憎らしい。(ちなみに後から収容制限が緩和されチケットが追加販売された。つまり後に買った人が前の席を得た可能性がある。)

劇中でウスナビという役の紳士(Microさん)が序盤からかましてくるラップ。どこかぎこちない。フロウがない。乗り切れていない。ちょっとあっぷあっぷな感じ。本筋ではないのは重々承知。でもこちとらジェイラップと米ラップを二十年以上前から聴き込んできた身。どうしても気になる。(そう考えるとDOTAMAさんはスゴい。安定した声量と滑舌。しっかり言葉を届ける。それをラップでやるのはプロの仕事。)帰宅してから本家米国のサウンド・トラックを聴いてみた(田村芽実さんが前にインスタ配信で勧めていたのを思い出した。Spotifyにあった)。オリジナル・キャストさんによるラップは、そうそう、これがラップだという納得感があった。もちろん音源と生歌唱なので公平な比較ではないが、滑らかさが段違い。Microさんはデフ・テックという集団の一員らしい。集団名は知っていたが曲は聴いたことがなかった。YouTubeで上位に出てきた動画を適当に再生。歌は流石で、フェイクではなさそうだった。今日のラップに関しては初回の緊張もあったとは思う。千秋楽でどこまでこなれるのか、成長に注目したい。もっとも氏を擁護すると公演の後半には多少マシになっていた。ラップ以外の歌唱や演技が素晴らしかったのは言うまでもない。

ピンクのドレスを纏った田村芽実さんがステージに現れるとパッと場が華やいだ。ヴァイブスが半端ない。役柄とは別の意味で主役感があるというか。私も思わずウレタン製マスク(PITTA)の下で笑みを浮かべた。今さら言うことではないが彼女はもはや元Hello! Projectメンバーではない(もはや戦後ではない的な意味で)。過去の経歴をレバレッジしなくても一人の実力ある女優として成り立っている。何らかの下駄を履いてこのステージに立っているわけではないのは、彼女の歌を聴き、立ち振る舞いを見れば、誰にでも分かることだった。田村さんを知らずに会場に来た紳士淑女たちも、彼女の歌には引き込まれたと思う。それだけの魅力があった。田村さんが演じたのはニーナ。町全体の期待を背負ってスタンフォード大学に進学した、成績優秀な娘さん。両親はタクシー会社を営む。衣装は計三着だったと思うけどいずれもピンクや赤を基調としていた。田村さんの雰囲気と合っていて眼福だった。

20分間の休憩が始まり、ふと右に視線をやると(一つ飛ばして)隣の女性が泣いていた。この話にそこまで感情移入できるのかと驚いた。私は例によって何の予習もせずに観ているが、舞台はおそらく50年くらい前のアメリカ。当時移民たちのこういうコミュニティがあったのだろうな、と想像する材料にはなった。ただそれを日本版キャストで日本語の台詞でやっている時点でどうしてもフェイクな要素があるのは否めない。宿命的に本物を超えることは出来ない。原作の登場人物と人種的、民族的なルーツを共にしていないと劇や映画で演じることも許されないという、西洋で盛り上がっている過激な社会正義(social justice)の運動に私は賛同しない。だが、その考え方も部分的には真実を含んでいるのだろうと思う。本場ブロードウェイの“In the Heights”公演はこの何倍もスゲエんだろうなという思いは拭えない。

観劇中、頭の片隅にマリノスの試合中の情景が頭に浮かぶことが何度かあった。あれはあまりにも楽しかった。もっと平凡な試合を見せてくれたなら気持ちを切り替えられたのに。夢心地から逃れることが出来ない。『イン・ザ・ハイツ』に100%の集中は出来なかった。仕方ない。不可抗力。

持参した双眼鏡は田村芽実さんを観るためだけに使うつもりだったが、思わぬ刺客に妨害された。セクシーなホット・パンツをお召しになっている淑女が一名いらっしゃったのである。石田ニコルさん。流石にモデル業に従事なさっているだけあって抜群のスタイル。見事なおみあし。二着目の衣装があまり身体の線が出ないドレスだったので内心舌打ちをしたが、その後にタイトなジーンズでツーケーを強調してくださったので再び双眼鏡のレンズを向けざるを得なかった。

田村芽実さんが出演する高額な舞台は毎度そうだが、おそらく日本で観られる舞台としてはトップ・クラスなんだろう。出演者は全体的に表現力が高く、言葉だけじゃなく表情、声の調子、動き等々で伝わってくるものがあった。日本語が分からない人が観たとしてもある程度は楽しめるんじゃないかと思う。衣装やステイジ・セッティングも細部に至るまで抜かりがなく、一つ一つに手間とお金がかかっていると感じた。ある場面では壁が上から降りてきた。田村芽実さん目当てで彼女の出演作を観に行く度、本物のミュージカルはこういうものなんだよと田村さんは教えてくれている感覚。劇中の音楽はステージの奥で生演奏だった。豪華。立派なステージで、生の伴奏で熱唱する田村芽実さん。ちょっとしたコンサート気分。早く彼女のソロ・コンサートが観たい。今年中には開催してほしい。『ひめ・ごと』も劇場で観たい。

2021年2月28日日曜日

STEP BY STEP (2021-02-20)

脱出したかった。ここから出してと心が叫んでいた。2月18日(木)の夕方だった。2月20日(土)に仙台で行われるハロ・コンのチケットをタダであげるから行かないかという申し出を某紳士からいただく。金土日の予定といえば、金曜日は一時帰休。土日も唯一の予定は日曜日の19-21時に宅配便を受け取ること。それだけを見ると行かない理由はあまりない。でも具体的に調べていけばいくほど収支が釣り合わないことに気付く。チケットは約7,000円。交通手段はいちばん安いバスで片道4,000円をちょっと切るくらい(ちなみに2月13日に起きた地震の影響で新幹線は止まりまだ復旧していない)。身体的負担を考えると夜行バスは利用したくない。公演当日の昼行バスだと少しでも渋滞で遅れたらコンサートに間に合わないかもしれない。となると前日と当日は現地に泊まる必要がある。一泊約4,000円。つまりバスと宿で約16,000円。バスは片道6.5時間。4列座席。計13時間の窮屈な思い。チケットをもらえるというだけでこれらの犠牲を払って行くかっていう話。コンサートがめちゃくちゃ魅力的だったら理解できる。でも2021年の冬ハロ・コンは私にとって可もなく不可もなし、まあまあという程度でしかない。八王子と中野で分かっている。それでも私はその紳士のお言葉に甘えさせてもらい、仙台に赴くことにした。私ともあろう理知的な紳士がなぜこの非合理的な選択を?

答えを出すには私が置かれていた労働状況を踏まえる必要がある。木曜日、私は11連勤目だった。数ヶ月前から残業と休出を禁止し、一時帰休まで連発し我々を静かに殺しにかかっていた勤め先が、今度はいくらでも残業しやがれ、祝日も土日も働け、お前らに拒否権はねえと鞭を打ってきている。数週間の期間限定。最初は平気だったが、6日目、7日目くらいから疲労の蓄積を感じてきた。柳沢敦さんのQBKと同じで急に長時間労働と11連勤が来ても適応するのは楽ではない。精神的にきつくなってきていた。金曜日は一時帰休、土日は休み。私は気分をガラッと変える何かを欲していた。仙台のコンサートに行かないかというお話は渡りに船だった。

コロナ対策と称するおままごとの一環でバス内は食事が禁止されていた。それでいて各休憩所では15-20分しか停まってくれない(しかも発車時刻の数分前には戻っておくという暗黙の了解がある)ので、夕食はいろはす500mlになった。コカ・コーラ社の自販機が発するピッという電子音で会社を思い出した。今回のお話をくださった紳士とチケットの引き渡しを兼ねて昼食をたっぷり食べていた(楊3号店で回鍋肉、麻婆豆腐、水餃子)。だから空腹で困ることはなかったけど、少しでいいから口にしておくべきだった。夕食を抜いたことでサーカディアン・リズムが崩れ、まともに眠れなくなったからだ。せめて三回あった休憩のうち一度でも10分か15分延ばしてくれればよかったのに。食事禁止の他にもずっとマスクをしておけだのブランケットの貸し出しは中止(なぜ?)だの、コロナという印籠を掲げてやりたい放題に不便を強いてくるウィラー・エクスプレスさん。その割に席は空けずギューギューに詰め込んでくる。欺瞞を感じる。『FBI心理分析官』(ロバート・K・レスラー&トム・シャットマン)を読み、Twitterを眺めていたら三半規管がおかしくなった。ちょっと酔った。移動中に次のハロ・コンの当落が出た。三公演に申し込んで二公演に当選。当落から支払い期限まで二、三日しかない。いつもに比べやたら短い。露骨にキャッシュをゲトり急いでいるアップ・フロントさん。一日単位で利息が変わるような借金をしているのかな。仙台到着してすぐに近くのファミ・マに行って支払いを済ませる。21時の少し手前だが飲食店は営業している。今日は利用しないが、ストリートに活気があるのが嬉しい。宿はいつもの駅前人工温泉とぽす仙台駅西口。

仙台駅前の珈琲館でモーニング。ホット・ドッグと炭火焼き珈琲。ホット・ドッグのパンには遅延型アレルギー検査でクロだった乳成分と卵が含まれる。ソーセージ(加工肉)は発ガン性が高いと言われている。それでおいしいならまだ頼んだ甲斐もあっただろうが、さほどおいしくなかった。高いし。748円。モーニングのホット・ドッグはビキニ・タパスのがおいしかったのだが、コロナ騒ぎになってから朝の営業をやらなくなった模様。前に来たときもやっていなかった。朝の営業をやめることがどういう理屈でコロナ対策になるのか、私には分からないが。他にはブール・アンジュというベイカリーのモーニングもよかったが、こちらはお店自体がなくなり今ではハイボール酒場になっている。昼食はまぐろ屋やまもと。三色丼の一段上等なやつ1,680円には不満が残ったが、ガリをあてに飲んだ一ノ蔵 立春朝搾り548円がとにかくおいしかった。星乃珈琲店マーブル・ロード店。カフェインレス珈琲440円。“Only Americans Burn in Hell”(Jarett Kobek)を読む。

仙台サンプラザ・ホール。15時半開演。1階の左寄り。いちばん後ろの列。とは言っても中野サンプラザでいうと1階の真ん中を横切る通路くらいの距離だと思う。たぶん。まあまあ近いだろうというのがあったし、荷物を少なくしたかったし、一公演だけだしと思って、双眼鏡を持参しなかった。失敗だった。肉眼(+眼鏡)だけでは物足りなかった。それまでは黒(一部のTwitter投稿者からは喪服と揶揄されていた)だったつばきファクトリーさんの衣装がパステル色の春めいた感じに変更されていた。小野瑞歩さんは肌の露出は少ないんだけどよく見るとぴったり張り付く薄手の生地から臀部の形状を幾度も見せてくださっていた。中にお召しになっている短パンか何かの線も見せてくださっていた。前に屈むときとか、しゃがむときとか、くるっと回るときとか。双眼鏡を持たなかったのは本当に不覚。油断していた。小野さんのサービス精神に応えられなかった自分が悔しい。しかも連日の労働で視力が落ちているような気がする。もどかしい。

あの悪夢のザ・バラッドほどではないにせよ、平時のハロ・コンに比べ参加メンバーさんが少ないから、一人一人の声や歌が目立つ。ユニゾンでごまかせない。谷本安美さんの声の出し方が一つしかない。よく言えばささやくような、悪く言えばお腹から声が出ていないような。歌唱トレイニングを本当に受けているのだろうかと疑問に思う程である。もちろんアイドルさんの歌を巧拙のみで語るのは愚の骨頂。危うさ、未熟さも特徴、味として楽しんでこそ。ではあるが、それは他の様々な要素(演出、ダンス、衣装、楽しい曲、等々)があって初めて成り立つのであって、ザ・バラッドのように延々歌一本で届けられると厳しい。

トークお題:人生でいちばん長く続けていること(このお題を聞いて、自分の場合はTwitterかな、と私は思った)

  • 野中美希さん:英語。ドラマを観ていても知らない言葉がたくさん出てくる。
  • 牧野真莉愛さん:北海道日本ハムファイターズの応援。4歳のときに新庄(彼女は新庄氏を呼び捨てにする)に手紙を出してから。最初は新庄個人、そのうちチームを応援するようになった。
  • 山岸理子さん:お風呂に入ってからの足のマッサージ。乗り物に乗るとむくむ感じがする。マッサージをすると違う。やりすぎてアザになることもある。(私は足をほぐすと手が疲れて無限ループになる、と石田亜佑美さん。)
  • 秋山眞緒さん:ダンス。4歳の時からやっているが、一度も飽きたことがない。先生に怒られることもあるけど一度もやめたいと思ったことがない。

トークお題:大事にしている言葉(進行役が佐藤優樹さんで、何度かごちゃっとなった。最初の回答者は生田衣梨奈さんだった)

  • 加賀楓さん:無。難しい。無と考えた時点で無ではなくなる。
  • 新沼希空さん:大丈夫。他の人に言われると安心するし、自分が他の人に言うときも使える言葉。
  • 小野田紗栞さん:キャメリア ファイッ!(何だかよく分からないけど流石だなと。精神的な強さを感じた)

『泡沫サタデーナイト』の例の箇所は地元ご出身の石田亜佑美さんがご担当。仙台の奇跡が帰ってきました!(お帰り!)仙台育ちのダンス・マシーンと呼ばれて早9年、今日も私はここで…踊りたい! 的な感じだった。

最後の挨拶文を佐藤優樹さんがご担当されたのだが、文面を手に書いたらしく、顔に近づけた右手の甲をずっと凝視しながら言うものだからヘッズからクスクスと笑いが起きた。書き間違えたのか、2021年というところを201年と読み、201年??とご自身で驚いていた。

コンサートを観ると心身の疲労がポンと飛び、労働に削らた活力を取り戻した、やっぱりHello! Projectは最高だ、といった展開になれば物語としては収まりがよいが(事実そういうことは過去に何度もあった)、残念ながらそうはならなかった。いまいち楽しみきれなかった。STEP BY STEP公演、5回目にして初めての1階席だったが、2階から観た八王子と中野の公演に比べて特段たのしくもなかった。理由はよくわからない。おそらく自分の中にストレスが残りすぎていたのだと思う。じゃあ仙台に来たのは失敗だったか、お金と時間の無駄だったかというと、そういうわけでもない。いずれにしてもチケットをくださった紳士には感謝している。

夕食。福光に行ったが、閉まっていた。定休日でもないし、ホームページにも店頭にも休業中とは書いていない。大丈夫なのか。しっかりしてくれ。困ったときのいろは横丁。串焼楽酒MOJA一番町店。前に仕事で外国からの出張者を数名連れてきたことがある。ホッピー黒、チャンジャ、山芋短冊揚げ、つくね、せせり、正肉、ハツ、肉豆腐、焼おにぎり。大体3,000円。安くておいしい。ココはおすすめ。宿に戻る前に散歩でもしようかと思ったが、雨が降っているので断念。とぽすで露天風呂を満喫。耳栓をして寝る。明日のバスは8時45分発。

2021年2月8日月曜日

STEP BY STEP (2021-01-31)

地元出身のファンキー・モンキー・ベイビーズさんにあやかったファンモン麺というラーメンを出すお店に入って大はずれだったとき以来、八王子には多くを期待していない。自分のツイ・ログを掘ってみたら2012年11月14日(水)だった。坂本真綾さんのコンサート。自分が何を食べたのか、どういう味だったのかも覚えていない。ガッカリさせられたという記憶だけが残っている。(ちなみにその店は2018年に廃業した模様。)東京の外れにある、飲食店不毛の土地。それが八王子。ということに私の脳内ではなっている。滅多に訪れないものだから、その印象が更新される機会がない。今日の会場、オリンパス・ホール八王子と言えばモーニング娘。さんがツアーでよく使っている。一回、同集団の公演をココで観たことがある。たしか“Password is 0”が一曲目のツアー。2014年だったかな? その辺の時期だったと思う。でも、道重さゆみさんが退団なさった後はモーニング娘。さんの現場に行くことが殆どなくなって。自ずと八王子からも足が遠ざかっていた。

計4公演に申し込んだこのハロ・コン。一つくらい悪くない席が来るもんだと思っていた。結果は、この間の中野サンプラザが二公演とも二階席。今日の八王子も二階席。こんなことがあるかよ。これなら一つか二つ落選させてくれた方がマシだった。そりゃもっと数多くの公演に申し込んでおけば、一つ二つは良い席が来た可能性はあるだろう。でも今の私の財政状況では4公演で限界。実のところこれでも支出が収入を超えている。iPhoneに入れたマネー・フォワードさんのアプリが教えてくれる。残業禁止に加え、連発される一時帰休。1月なんて手取り金額が平時(残業あり、帰休なし)から十万円くらい減ったんだぞ。緊急事態宣言(笑)とかカンセンカクダイボウシのカンテン(笑)がどうのという前にお財布的に地方遠征が出来ない。なけなしの金で申し込んだ東京公演。で、アップ・フロントさんからこの仕打ち。

低下した意欲を奮い立たせてくれたのが、家を出る前に観た“Hello Project presents…「Premier seat」~つばきファクトリー Premium~ (Blu-ray)”。コロナ・バカ騒ぎ前のコンサートの楽しさを思い出させてくれる。今のハロ・コンを二階から観るよりも楽しい。コンサートを収録した通常の円盤はどうしても現地観覧の体験に劣るが、本作ははじめから映像として映えるように作られている。触りだけのつもりがそのまま最後まで観てしまった。出演している集団、そして小野瑞歩さんというお方のことが好きになってきた。忘れかけていた感覚。三本マイク。名盤認定。(このシリーズは全集団分を買った方がいいかもしれない。)

スターバックス・コーヒー、セレオ八王子北館店。Quasimotoさんの“The Unseen”を聴き直す。『監禁面接』(ピエール・ルメートルさん)を読む。近くの老紳士が、難しそうな顔をしてずっと一人で腕を組んでいる。最近気が付いたのだが、サテンの客にはこういう老紳士がたまにいる。何かを読むわけでも、友人と話すわけでも、コーヒーを味わうわけでもなく。気力、体力の低下。その紳士は店員の青年に話しかけ、とらやの羊羹を買える店はないかと聞いてから店を去った。それをスタ・バのクルーさんに聞くか?と思ったが、インターネットに馴染みがない世代にとっては何でもその辺の人に聞くのが普通なのかもしれない。

検索したら八王子駅前にサイゼリヤさんが三つもあった。一番近い店舗に入る。赤ワインの半デカンテJPY200、わかめとオクラのサラダJPY350、熟成ミラノサラミJPY400、骨付きももの辛味チキンJPY600。最近よくサイゼリヤに行くようになって、いいと思ったもの一覧:

  • ワインのデカンタJPY200 (250ml) or 400 (500ml)
  • 熟成ミラノサラミJPY400
  • わかめとオクラのサラダ(ベジ・ドレッシングに変更)JPY350
  • キャベツとアンチョビのソテーJPY200
  • ペペロンチーノJPY300
  • チョリソーとハンバーグの盛合せJPY550
  • 若鶏のディアボラ風JPY500

昼公演は15時開演。オリンパスホール八王子が入居しているビルヂング1階の書店で少し時間を潰す。『スメル男』という小説が目に留まる。買わなかった。14時17分に着席。2階の5列。左側。私の左前にいた中高生じみた安いカジュアル服の老紳士が、席に着いても帽子をお脱ぎにならない。幸い会場の傾斜が強いのと一つ置きの配席だったので邪魔にはならなかった。パッと見渡すだけでも公演中に脱帽しない人がちらほらいる。当人たちに悪意は微塵もなく、純粋にそういう一般的な作法を知らないのだと思う。Hello! Projectの現場では禁止事項として明文化はされていないので、いいっちゃいいのかもしれない。ただ一方で人としての気遣い、配慮の問題でもある。中高年にもなってそれが分からないのは褒められたものではない。ちなみに件の老紳士は公演の最中にスマ・フォを取り出してTwitterを見ていた。何だこいつと思い、一瞬気が散りかけたが、光という点ではペンライトと同じだと自分に言い聞かせて気持ちを鎮めた。

森戸知沙希さんが冒頭の挨拶文を読み上げる際にほぼ常に噛んでいて、客席から和やかな笑いが起きた。噛み方が尋常ではなく、たとえば何々の、というところを、何々の、の、のという感じになっていた。

『君だけじゃないさ…friends』のユニゾンがキレイで、聴いていて心地よかった。佐藤優樹さん、岸本ゆめのさん、小田さくらさんが同時に歌ったときのクオリティ。脇を固める加賀楓さんもタイト。

さっき飲んだ赤ワイン250mlがだいぶ効いてきた。グッタリ。途中、眠くなった。拍手をするのも億劫。身体を動かす気にならない。

このハロ・コンで出演者が小集団に分けられている理由はおそらく、メンバーさんが一緒に行動する人数を絞ることで、仮にCOVID-19感染者が出た場合の興行に対する被害を小さくするため。つまり、いわゆる濃厚接触者(close contactの訳語として濃厚接触が適切なのか疑問はあるが)を少なくすることで、公演の中止や延期を極力しないようにするため。企業のカンパニー制と、発想としては似ている面があるなと、私はアルコールに影響された脳でぼんやり考えた。事業ごとの独立採算にすることで、儲かっている事業とそうでない事業を明確にし、後者を切り離しやすくなる。ある事業の赤字が他の事業の運営に支障をきたすのを防ぐ。

『C\C(シンデレラ\コンプレックス)』を披露した後に野中美希さんが明かしたところによると、同曲はバースデー・イベントで歌ってほしい曲のリクエストを受け付けるとファンからよく挙げられる曲。でも勇気が出せなくて歌えなかった。ヘッズからへえという感じの声が漏れていたので、初出の話なのだろうか。

小田さくらさん進行のトーク・セグメントで、若干の行き違いがあった。ステップアップしたいことというのがお題だったが、それを小田さんが事前に伝える際に、ステップアップしたことと佐藤優樹さんには伝わっていた(他のメンバーさんの回答を聞くかぎりそう思っていたのは佐藤さんだけだったようだ)。その佐藤さんは、ブログを書けるようになった。これまでは言葉を考えるのに時間がかかりすぎて出来なかった。話がうまくまとまらない佐藤さん。続きはブログに書いてくださいねと小田さんが言うと、イヤだーと佐藤さんは言っていた。山﨑愛生さんは漢字の読み書き。谷本安美さんは料理。

『ギューされたいだけなのに』でモーニング娘。さんがツーケーを強調するムーヴがあるのだが、その際に小田さくらさんがショート・パンツの中を見せてくださった。ダンスでパンツ(下着ではない)の右側が若干たくし上がって、見えやすくなっていた。大腿部とツーケーばかりが注目されがちな本ツアーの小田さんだが、パイオツもよく揺れている(彼女の躍動的なダンスがそれを強調する)。歌も上手。ポリバレントな選手。イビチャ・オシムさんが重用するタイプ。小田さんと言えば以前ヤング・タウン(明石家さんまさんのラジオ番組)に出演なさった際、サラリーマンでもどんな仕事でもやりたくないことは必ずあるのであって、アイドルだけがやりたくないことを免除される考えは成り立たないと言っていた。成熟している。(ジェンダーと無関係にあらゆる労働が搾取であり、人間性を切り売りする行為。あるのはただ程度と内容の差だけ。それに適応しないと社会の一員になるのが難しいのが我々が身を置く労働経済の特質。いい悪いの前にこの現実を踏まえないといけない。Hello! Projectを退団した後もアイドルを自称し謎の活動を続ける某女史の知能では理解が及ばないかもしれない。)

中野でも思ったけど、平時のコンサートより音が小さい。耳栓をしなくても気にならない。観客がみんな叫んでいないので音が少ないし、その分、会場の音も下げてあるのかもしれない。平時には盛り上げたいセクションで音量を上げたりとか、調整をしているはず。

16時29分、終わり。夜公演は18時半から。麻辣湯でも食べたい気分。八王子 麻辣湯で検索したら専門店があった。そこに向かう途中で見つけた焼き肉屋さんが気になる。緊急事態宣言期間中(この時点では2月7日までの予定だった)は定食を夜もやっている。おいしそう。だけどお酒を一杯つけたら2,000円くらいになりそう。千円くらいで済ませたい。七色麻辣湯というお店。春雨の種類を選んで、スープのからさを選んで、具材を三つ以上選ぶ。具材三つでJPY680。一つ追加するごとにJPY100。ゴボウと、キクラゲと、魚の団子と、セロリと、あと何か忘れたけど葉物野菜にした。あとライスJPY120。ちょうど千円。このお店に来たのとは違う経路で駅に戻ったが、気になるケバブ屋さんがあった。ココとあの焼き肉屋さんとのいずれかは、次に来る機会があったら利用したい。夜公演は2階3列の右側。18時前に入場。暑い。シャツを脱ぐ。

トーク・セグメントのお題:カバンに入れて常に持ち歩いている物

小田さくらさん:食べるのが好き。これが食べたいと思ったらそれしか見えなくなる。手を伸ばし、間にあった食べ物が服につく。その上、白い服が好き。タオルと染み抜きを持参するようになった。先輩からは小田、染み抜きある? 後輩からは小田さん、染み抜きありますか? と聞かれることが増え、メンバーの分も持ち歩くようになった。何回か借りたことがあります。これからも持ち歩いてください(北川莉央さん)。買いなさい。後輩でしょ(小田さん)。

エコ・バッグ。レジ袋にお金を使いたくないので…(岸本ゆめのさん)。環境のためでしょ(小田さん)。…はい! 環境のためです(岸本さん)

まだ身体が出来上がっていない山﨑愛生さんが大人と混じって踊るとどこかぎこちなさがあって、可愛らしい。これが観られるのは今だけ。『フラリ銀座』で私はそう思った。

『C\C(シンデレラ\コンプレックス)』で両腕を頭上で合わせて身体をくねらせるムーヴを見る度に、牧野真莉愛さんのプロポーションの格の違いに驚嘆する。

『泡沫サタデーナイト』の「踊りたい!」前のフリー部分は石田亜佑美さんがご担当。本当は皆さんとコール・アンド・レスポンスがしたいけど今は出来ない。だから早口言葉を言います的なことを言って、何の早口言葉なのかも分からないくらいの段階で噛んで失敗し、気まずそうにしていた(そういう仕込みかもしれないが)。

『VERY BEAUTY』で自分のパートではないときに(歌っているかのように)メンバーさんが口をパクパクさせるのが可愛かった。石田亜佑美さんと野中美希さんのお二人以外はやっていた。そうかこういう着目の仕方があったんだな、と私はコンサートの見方を思い出した。

私は最近『断捨ISM』を普通に聴けるようになってきた。イラつきなしで。COVID-19による聴覚への影響かもしれない。一種の諦めもある。橋本慎さんたちにいつまでも過剰な期待を寄せるのは非生産的。ドープな音楽ならSpotifyにいくらでも転がっている。私は最近、POLYPLUSさん、fox capture planさん、上原ひろみさんのコンサートを鑑賞した。それで改めて感じたのだが、生演奏のコンサートは格別。純粋に音を楽しみたいならそっちに行けばいい。Hello! Projectのコンサートの価値はそこではない。音楽はステージに立つ美女たちを鑑賞するための媒体の一つ。曲も、衣装も、ダンスも、突き詰めるとそういうことだ。その考えを徹底することで『断捨ISM』のワックさはさほど気にならなくなった。(ちなみに私はYouTubeの『断捨ISM』ヴィデオ・クリップをまだ一度も再生していない。)

これで私の2021年冬ハロ・コンは終わり。良席どころか1階で観ることすら許されなかった。コンサート自体もそんなに感情が高ぶる内容ではなかった。なかなかしょっぱい経験にはなった。それでも一応、観に来てよかったと思える程度には楽しめた。次のHello! Project現場予定は何も決まっていない。

19時55分に終演。帰宅。シャワーを浴び、B地区にオロナインH軟膏(使用期限2006.11)を塗り込む(冬は定期的に塗らないと乾燥でかさつき痒くなる)。22時15分から田村芽実さんのInstagram配信を視聴。ソロ・ミュージカル『ひめ・ごと』(配信)を実現させるための資金援助のお願い。目標金額JPY1,500,000。24時に開始したクラウド・ファンディング。私はJPY50,000の支援を行った。いつか劇場での公演が実現したときに特等席を用意してくれるというリターン。夢がある。他人を支援している余裕は現在の私にはないのだが、買取ネットさんに段ボール一箱分の物品(主にHello! ProjectのDVDや写真集)を売ってゲトッたばかりのJPY48,650をそのまま充当することにした。私が支払い手続きを終えた0時13分の時点で支援総額は既に目標金額を超え、JPY2,470,500円に達していた。0時32分には4,458,500円、一晩明けた7時9分には7,109,531円になっていた(これを執筆している時点では目標金額の10倍である15,000,000を優に超えた。田村さんが素晴らしいコメントをドロップしている)。

2021年1月12日火曜日

STEP BY STEP (2021-01-10)

20時までに閉めなくちゃいけなくなったから
協力するの?
協力じゃなくて強制だよ。見回りが来るよ。話聞かなかったら罰金50万。だんだん中国みたいになってきた笑
協力したら一日5万?
6万
十分ですか?
ぼろ儲け笑 規模にもよるけど二人体制だったら休んだ方が儲かる
それはよかったですね

小池百合子を初めとする馬鹿な知事たちの圧力に屈し、政府がまた緊急事態宣言を出した。東京都(+埼玉県、神奈川県、千葉県)の飲食店は20時で閉めるようにというお達し。厳密には強制ではなく要請なはず。従わないという声明を出した会社もある。ただ、実際にはほとんどの店が営業時間を短縮している。昨日もコンサートの後に中野の商店街を練り歩いたが、二、三の店を除き20時に閉店するか、20時以降はテイクアウトのみの営業にしていた。給付金は一律であるため、当然ながら一人や二人で回している小さな店と多くの従業員を抱える店では金額の持つ意味が異なる。少なくとも楊3号店は当面、生き延びてくれそうだ。ここの回鍋肉は私が知る限り世の中で一番おいしい。

よく分からないのが要請の対象でないはずのお店や施設が次々に20時閉店を打ち出していること(※末尾の追記参照)。書店とか。待ってましたとばかりに。緊急事態宣言が好きすぎるとしか思えない。全員を一律に縛る上からの具体的な指示をヨダレが出るほど切望し、それが出ると合理性に関係なく嬉々として従う。この従順さ。私が通っている歯医者はそもそもの診療時間が20時を跨がないのに最終の診療受付時間を19時から18時に変えた。この週末に行ったときに、歯医者さんって不要不急だったんですかと聞いてみようかと思っている。

これは私の勝手な想像・妄想・憶測(Ⓒ失敗小僧さん)だが、アップフロントさんももし選べるのであればこの冬コンサートを中止にしていたのかもしれない。だが、もうそんな空気を読んでいられる余裕がないのではないだろうか。コンサートを観れば分かる。未だかつてハロ・コンでこんなにショボいステージがあっただろうか? 本当に何もない黒い土台に、位置を把握するための数字のテープが貼ってあるだけなんだよ。なかなかの衝撃である。いくら写真集の連続リリースで多少の日銭を稼いでいるとはいえ、本業の興行でキャッシュをゲトるサイクルを取り戻さないと本当に潰れかねない段階に来ているのではないだろうか。

二日連続で二階席でこのコンサートを観て分かったこととして、メンバーさんは誰一人として二階のことなど見てはいない。文字通り、眼中にない。昨日、今日と、メンバーさんの視線が二階に向かう機会はほぼ皆無だった。昨日の公演で一回だけ小野瑞歩さんがこちらを観てくださったような気がした。もちろんこちらというのは私個人という意味ではなく、方向としてのこちらである。そのときは私の脳内でいわゆるレスに変換されドキッとしたのは言うまでもないが、仮にVAR(video assistant referee)で審議された場合、レスはなかったという判定が下るだろう。そもそもVAR(video assistant referee)の介入対象にはならない案件だった。あれをレスだったと言い張るのはネイマール・ダ・シウバ・サントス・ジュニアさん級の役者であり、自民党ばりの拡大解釈(Ⓒ上田晋也さん)である。もちろん一階のそれも前方だったらまた違った感触を得たのかもしれないが、私は本ツアーに二度入って、コンサートをやる側と観る側の明確な区分けを感じた。Hello! Projectに限らずエンターテインメント全般はやる側と観る側が一緒に作り上げるものだが、今は、やる側が作り上げたものをおとなしく観ることが我々には求められている。一にも二にもコロナ対策のお作法から逸脱せずにお行儀よくすること。拍手や手拍子で熱い気持ちを届けてくれ的なことを毎度メンバーさんが言うのだが、盛り上がってますかー、とか声出してますかーとかの煽りが必ず入っていた平時と比べ、会場の熱量と双方向性は低い。それでも、集団的ヒステリーが収まらないコロナ騒ぎの中で、不完全な形とはいえこうやってコンサートを観ることが出来る。それはありがたいこと。今はこれで満足しなければならない。そういう割り切った幸福感が会場を包んでいるような気がした。実際、Hello! Projectの客層は高齢者が多いため、静かに鑑賞することに対してそこまで不満がない人は案外多いのかもしれない。(ただ、元から地蔵的なスタイルで現場に臨んでいる人も、周りが盛り上がっていた方が内心では楽しいはずなんだよね。)私の左前方にいた推定70代男性は開演前に数独を解いていた。老紳士の模範。

今日はつばきファクトリーさんからは四人。小野瑞歩さん、山岸理子さん、浅倉樹々さん、秋山眞緒さん。生唾ゴックンもののおみあしを惜しげなくお見せになっていた谷本安美さんと小野田紗栞さんがいないのは残念だったが、ずっと同じ面子ばかり観るよりは変化があった方が面白い。出演していたのは小野さんが属するユニット③と、BEYOOOOONDSさん4名とモーニング娘。さん4名から成るユニット①だった。出演者一覧をよく見ずに入っているので、コンサートが始まってから、あのメンバーさんがいるのか!という新鮮な喜びを味わうことが出来た。つばきファクトリーさんは12月12日(土)のファンクラブ・イヴェントで観たばかり。BEYOOOOONDSさんは10月9日(金)の演劇女子部以来。モーニング娘。さんに関しては、小野さんと同じユニット③の中で石田亜佑美さんと森戸知沙希さんは9月26日(土)の仙台と9月27日(日)の青森で観ていたが、野中美希さん、牧野真莉愛さんは2020年の冬ハロ・コン以来。北川莉央さん(彼女に関しては歌うのを観るより前に水着姿を脳に刷り込まれているので、あの水着グラビアの人が歌っているという認識の仕方になる)と岡村ほまれさんを観るのは昨日で初めてかな? 去年のハロ・コンにいたかな? ユニット①の譜久村聖さん、羽賀朱音さん、横山玲奈さんも2020年1月のハロ・コン以来。こうやって全員というわけには行かなくても、複数のメンバーさんたちと再会できた(別に会っているわけではないが)のは喜びだった。

つばきファクトリーさんが四人で『三回目のデート神話』をパフォームしていた。春あらしわたし…という小野瑞歩さんのソロ・ラインで始まることでお馴染みのナンバー。リリース・パーティを思い出す。でもリリース・パーティだったらもっと近くで観られる。この席は無料で観覧する野次馬の距離だよな…俺はコレを観るために6,000円+送料+手数料を払っているんだが…と少し悲しくなった。

その後、つばきファクトリーさんの四人以外の全員(研修生ユニットも除く)で『ふわり、恋時計』をやってくれたのも特別感があってよかった。あえてつばきファクトリーさんを一人も出さないっていうね。こういう他では観られない組み合わせを堪能できるのがハロ・コンの醍醐味の一つ。

島倉りかさんと譜久村聖さんの『モーニングコーヒー』。先に島倉さんが歌い出してから譜久村さんが合流するのだが、二人で歌っていると気づくのに一、二秒を要した。声が似ていて。歌い終わってからの感想でも当人たちがその旨のことを言っていた。

江口沙耶さんがノン・スリーヴの衣装で存分に見せてくださるワキを観て小片リサさんを思い出した。お二人ともワキがアディダスのスリー・ストライプス的な感じになっているからだ。

島倉りかさんは眼福。コロコロ変わる表情。愛くるしさ。ユーモアと知性を感じる。観ていて飽きない。肌の露出が控え目なのに引き付けられる稀有な存在。宮崎由加さんがそうであったように、表情で魅せられる人。

今日、最も印象に残ったのはその島倉りかさんと、横山玲奈さん。素敵な笑顔揃いのHello! Projectメンバーさんの中でも横山さんのそれは愛嬌が際だっている。彼女のヴァイブスとプレイ・スタイルに『○○がんばらなくてもええねんで!!』がドンピシャにはまっていた。この曲はたしか三人でやっていたと思うけど、残りの二人が誰だったかを忘れるほどに私は横山さんばかり観ていた。彼女の声はユニゾンで埋もれない。アイドルさんにはこういう生まれ持った魅力が大事。毎日磨くスニーカーとスキル(ⒸTWIGYさん)。それは前提として、そこに本人ならではの資質がどう掛け合うか。

横山さんは衣装も出色だった。ノン・スリーヴの上に、短い革ジャンのようなものをお召しになっているんだけど、腕をすべて覆っているように見えて、内側がぱっくり開いている。腕を上げるとワキが丸見え。芸術的なチラリズム。足し算の露出。変態的な発想。発案者に拍手。こういうのを考える人こそ本当の意味でのエッセンシャル・ワーカー。(医療関係者や運送業、飲食業の人々をこの珍奇な言葉で括る人々は、奴隷が労働をしてくれるおかげで私が安心して暮らせると言っているのと同じなので職業差別意識が強い。)玲奈が腕を上げる度に、私は夢中で舐めた。

石田亜佑美さんが昨日に続きジャケットの中に来ている衣服の上部からはみ出させているパイオツ。まるでメイクアップの一環としてペンで描いたかのような。石田さんはこうなっている一方で、譜久村聖さんは一切そうなっていないという、怪奇現象。

『元年バンジージャンプ』のリリック中の元年が三年に差し替えられていた。2021年に合わせた小粋な演出ではあるのだが、令和元年を表現した曲なのだから元年のままでいいんじゃないだろうか? こうやって年のところだけ三年、四年、五年…と変えていくと、徐々に他のリリックと噛み合わなくなってくるのではないか。去年の冬ハロ・コンではたしか元年ではなく新年に替えていた。これなら理解できる。令和というコンセプトを一旦脇に置いた、新年だけの特別仕様として。まあ、別にいいんだけどね。

それにしてもステージの貧相さ。映像作品はどうするのだろうか? いずれ全メンバーさんを集結させたファイナル公演を、見栄えのするステージでやって、それを収録するのだろうか?

私はもう人生のすべてにおいてHello! Projectを優先させるという価値観からは脱している。明治安田生命Jリーグ(2月26日には2021年シーズンが開幕する。今年も横浜F・マリノスの年間チケットを購入した)、ジャズ、田村芽実さん。いくつかある観測・応援対象の一つ。それが今の私にとってのHello! Project。今日の二公演を観ての感触次第では、私のHello! Project離れがさらに加速するのは避けられなかった。ところが、二日とも席が悪かったにも関わらず、そこそこ楽しむことは出来た。最高とは言わないまでも、来てよかったと思える程度には。まだ自分がHello! Projectのファンだというのを再確認した二日間だった。もちろん、Hello! Projectへの興味が今後どうなったとしても、小野瑞歩さんを最後まで見届けることに違いはない。

※追記。これを書いている時点では知らなかったのだが、飲食店以外にも時短要請は出されていた模様。補償金なしで。1月15日(土)に美容師さんから聞いた。あと東京都からの6万円は、時短要請に応じた全飲食店に一律で支給されているのかと私は思っていたが、大手チェーン店には支給されていないらしい(参照:ITmedia ビジネスオンライン「ふざけんなよと」怒り爆発 大手外食が“露骨に冷遇”されるワケ)。

2021年1月11日月曜日

STEP BY STEP (2021-01-09)

1

あ、どうも
すみません、待たせちゃって
いえいえ、全然
あ、あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます。前の予定がなくなって、それで早く着いたんですよ
そうなんですね。ここら辺って夜になると、(女性が)立ってる感じの場所ですか
あー、そうかもしれません
来たことあるんですよ。もう十年前くらいになるんですけど。友達と
そうなんですか
外でって言われましたね。安く済ませたいなら。いやあ、外はちょっとイヤだな~と
はい
外だったらプレイ料金だけで4,500円。その辺の公園で。ホテルだったら込み込みで10,000円
ホテル代の方が高いんですね…。ここです
お、ついに! 来てみたかったんです
(風俗店に入ったようにしか見えない会話だが、ネパール料理店のラト・バレで昼食。その後、喫茶店シュベールへ)

2

███さんはザ・バラッドに結構入られたんでしたっけ
そうですね、入れるだけ入ろうと思って
それだけ精神的につらかったんですか? (ザ・バラッドに熱心に通い詰める行為、それは心のSOS。)僕は仙台と青森で、二日連続、計4公演を観たんですけど。最初の仙台の二曲目か三曲目くらいで、これはもうきついなと思いましたね
二、三曲目で既に…
田村芽実さんがソロになって初めてのコンサートが、歌謡曲のカヴァーだったんです。それを経験して、さらに田村さんがYouTubeに公開してきた(最近ストリーミングに放流され、フィジカルでもドロップされた)カヴァーを聴いた上で、だったんで、どうしてもそれと比べてしまって…
本物ですからね。でも歌が下手なのも里吉うたのさんくらいまでいくと、よさがありますよね
そうなんですよね。里吉さんの歌はいいですよね。もう音をぜんぶ外してるんじゃないかっていう。アレは本当にいい…
最初からちょっとずつずれて、一つも合わない感じですね。里吉うたのさんの歌が好きなら、モーニング娘。もオススメですよ。基本的に歌えない集団なので
歌えない集団…。譜久村さん、小田さん、佐藤さんで歌割りを固めている感じでしたっけ
まあ、好きなんですけどね

3

この間、チェキを撮ったときに譜久村さんがすげー寄ってきてくれたんです。それを████君に話したんですけどね。よく考えたら████君は俺の息子(でもおかしくない)くらいの年齢なんですよね。もし俺の親父がこんなこと言ってたらイヤだなあって思いますね。寄ってきたぞとか…。どうでもいい…。

4

そういえば、シングルください。何だっけ…人間関係No Way Wayと、あと最新の…
ギューされたいだけなのに
あれってもうフィジカルであるんですか
あります
じゃあお願いします
分かりました。いつもCDが大量に余って、処分に困るんですよね。この間、BEYOOOOONDSの現場で5人くらいに声かけたんですけど、要らないって言われて。まあみんな持ってますよねえ
業者にタダで引き取ってもらえないんですか?
最初は枚数が多くても引き取ってもらえてたんですけど、お客様の方で処分してくださいって最近は言われるようになって
そうなんですね
それで持ち帰ることになって。レゲエとか書いてある中古レコード店がふと目に入ったんです。こういうところの方が却って引き取ってもらえるんじゃないかなと思って、聞いてみたんです。いやあアイドルはちょっと…という感じだったんですけど、インストも入ってますし、サンプリングとかに使える面白い音なんですよって言ったら、じゃあ二枚までなら…ってなったんです
そこまで食い下がって…労力に見合ってないですね
見合ってないです

5

楽しかったです。ザ・バラッドより全然よかったです。ただ、ザ・バラッドの要素も残していましたね。ちょっと眠くなりそうな時間帯もありました。ザ・バラッドを0、平時のハロ・コンを10とすると、4とか5とか、その辺な気がしました。STEP BY STEPというツアー名そのままで、これから徐々に戻していくよっていう、途中段階。こっちも着座で、声を出せませんし。ギアを上げきっていない感じというか。もっとも、僕が取得した自動車免許はオートマ限定なんで、ギアのことはよく分からないんですが…。

6

びっくりしたのが、ステージ。真っ黒で、本当に何もなくて。セットはおろかモニターすらないという。辛うじて照明はその場に応じて使い分けているという程度。芸能スクールの、父母に見せるための発表会みたいな。お金がなくて苦しいんだろうなって…。出演するメンバーさんが少ないとはいえ、客席を半分に間引いて、チケットも普段より安いですからね。終戦直後の、焼け野原みたいな。これから復興していくぞ的な。そんな感じでしたね。

7

席は2階の3列。明日も2階の9列。いや参ったね(Ⓒ有田哲平さん)。中野サンプラザの2階を引くなんて最近じゃ記憶にないです(もっとも最近はコンサート自体が減っていましたが)。たしかこぶしファクトリーさんのとき以来です。いつかの公演は当日券で13列が来たなんて報告をTwitterで見たもんだから、そりゃふざけんなって気持ちになりますわ。誰かにチケットを売れるんなら売りたいくらいでしたね。実際、間近まで迷いました。でも、結果的には売らなくてよかったです。乗り気じゃなかったのに会場に入って席に着くと、不思議とワクワクしてくるんですよね。中野サンプラザに来るのが約一年ぶりで。戻ってきたという感じがしました。席も傾斜はあるし、みんな座っているんで視界はよかったです。下手に1階の後ろよりはよかったかもしれません。もちろん双眼鏡がなきゃ話になりませんけど。

席が悪いのは大人気メンバーさんであられるモーニング娘。の佐藤優樹さんが出演なさるからじゃないかっていう説を███さんから聞いていていました。実際、今日も15時半~のこの公演だけ当日券がないとかで。納得しかけていたんですけど、明日は佐藤さんが出ない公演なのに席がもっと後ろなんですよね。

8

全メンバーさんが一堂に会するのが本来はハロ・コンの醍醐味ですが、このツアーでは一度に出るメンバーさんが制限されています。メンバーさんを六つのユニットに分けた中から二つ+研修生ユニット。この公演では研修生ユニットを除いて18名だったんですが、つばきファクトリーのメンバーさんが全員出演されていました。黒衣装。Twitterでは喪服なんて言われていましたが、脚の露出具合が素晴らしかったです。山岸理子さん、谷本安美さん、浅倉樹々さん、小野田紗栞さん、秋山眞緒さん。中でも小野田さんと谷本さん。このお二人の脚については、性欲が強くないことで知られるこの私でさえ、しゃぶりつきたいと、はっきりそう思いました。間近で見たらたまらないだろうと思います。八王子の公演ではもっと前の席が来るといいんですが…。

9

小野瑞歩さんは髪に付けていた黒いリボンが可愛かったです。『断捨ISM』のときの表情が楽しそうで。最近、私はこの曲を憎む気持ちがだいぶ薄れてきました。もちろん、つばきファクトリーさんが歌って踊る姿を生で観られるありがたさが勝っているというのが最大の理由です。

10

山﨑愛生さんのヴァイブスが凄かったです。何かこう、画像や動画では伝わってこないスペシャル感がありました。今日の面子でも一際キラキラしていたような気がします。スキルじゃないんですよ。生まれ持ったもの、なおかつ今しか出せない雰囲気だと思いますね。半年、一年経てば変わってしまうような(変わるのが悪いわけではありませんが)。この時期にアイドル活動に大きな制約があるのは気の毒です。メンバーさん全員に言えることですが。まあ、アイドルさんから見れば我々に同情される筋合いはないし、我々こそが気の毒な人たちなんですが。

11

凄いことになっていると某紳士がTwitterでおっしゃっていたので石田亜佑美さんのパイオツに注目したんですが、実際、ジャケットの中にお召しになっているタンクトップ的な衣服から、胸部の上部がはみ出ているような感じでした。付近の肉をすべてたくし上げて集約させたような。あとパンツ(下着ではない方です)は緩いですが以外とリーシーのシルエットも見せてくれていました。

最後の方、僕が気付いたのは“VERY BEAUTY”だったんですけど、石田さんの右の靴紐が解けていました。どうするのかなってずっと観ていたら、その後の全員曲でも結局最後まで直さなかったんですよね。で、一度も下も見ないんです。たぶん気付いていたんだろうと思いますが、プロだなって思いました。

12

コロナ対策ということで、平時のコンサートよりもメンバーさん同士が距離を取っているんです。(この点でも、ソロで歌うザ・バラッドと平時のハロ・コンの中間という感じがしました。)だから双眼鏡で観たときに、複数のメンバーさんを同時に視界に入れるのが難しかったです。前述のつばきファクトリーさんたちの脚以外にも、小田さくらさんの大腿部、牧野真莉愛さんのワキ、森戸知沙希さんのワキ、北川莉央さんのワキ、石田亜佑美さんのパイオツとリーシー、生田衣梨奈さんのM字開脚といった見所があったのですが、同時に双眼鏡で観られるのは一人、二人、まあ多くて三人でしたね。

13

立ち上がることも声を出すことも許されてはいなかったのですが(それどころか、ちょっとサイリウムの掲げ方が大きいだけでもエスタシオンの青年たちがいちいち飛んできます。私の周囲でも注意しているのを二回目撃しました。ちょっとやり過ぎにも見えました)、それでも自然と身体が動き出すような、グルーヴのある曲を聴けるのは嬉しいものです。これでこそHello! Projectさんという感じがします。『泡沫サタデーナイト』とかね。気分が高揚しました。そう来なくっちゃ。

14

しばらく見ないうちに野中美希さんがおキレイになられていました。もちろん今までがそうでもなかったとか、意地悪なことを言いたいわけではなく。他意なしにキレイになられたなと思いました。過去に無理なダイエットで苦労をされたことをブログで明かしていましたが、試行錯誤の末、見た目に表れるくらいの成果を出されている。努力が素晴らしいです。

トークのセグメントで今年の目標を聞かれ、たくさん寝ること野中さんは言っていましたが、寝るという言葉を性交のメタファーとして受け止める人もいるので気を付けてほしいです。

15

小田さくらさん、岸本ゆめのさんのお二人による『Memory 青春の光』は聞き応えがありました。言わずとしれた歌姫、小田さんの高音が美しくて。岸本さんも負けておらず、対等に声のセッションをしていました。小片リサさんという欠かせないアクセントを失った今、つばきファクトリーさんの歌唱面における岸本さんの役割はますます大きくなっていくでしょう。