2026年10月5日月曜日

オンリー・ロンリー・ガールガールガール (2026-10-02)

応援してくれる人たちに対する彼女のこの真摯さと誠実さが、クラウド・ファンディングを開始してすぐに目標金額を遥かに上回る金額を集めた理由でもあったと思う。私がJPY50,000を支援したのが2021年2月。返礼は2026年2月の『めいめい感謝祭』で部分的に実現した。クラ・ファンの支援者はチケット代が割引になったからだ。そのときに発表されたのが小梅ちゃんという劇団の設立と、その旗揚げ公演『オンリー・ロンリー・ガールガールガール』の開催。そこから約7ヶ月半を経た今日、ついに返礼として用意された席で観劇するに至った。クラウド・ファンディングから実に5年と8ヶ月。「いつか劇場でソロミュージカル本公演を行った際の特別招待チケットをプレゼント(良席確約。心ばかりの感謝のお手紙を添えたお席をご用意させていただきます。)」当初の予定では2024年4月までに上映が出来なかった場合はJPY5,000だけが返金されることになっていた。要はそれまでに実現できなければプロジェクトの失敗である。そこで匙を投げてもよかった。そうなる可能性があると断っていたのだから騙しているわけでもない(実際、希望すれば払い戻しを受けることも可能だった)。その期日から二年半を超過し、上映予定だったsolo musical『ひめ・ごと』ではなく新たに作品を作り直してまで、私たちの支援と期待に応えてくれた。

G列の15番。真ん中の真ん中。横位置として中央ではあるので悪くない席。だが席の区分としてはA席。S席も売り出されていたので返礼の内容として謳っていた良席にあたるかは微妙なところかもしれない。(もっとも良席が定義されていなかったので主観の話になる。)クラウド・ファンディング支援者の席には小さな袋が置いてあった。中にはトレーディング・カードのようなものと、ポスト・カードと、小さなまんじゅうが入れてあった。賞味期限は10月4日(日)。タイトである。手紙はなかった。なので最初に宣言されていた返礼とは相違があるが、そもそも作品からして変わっている。予定を超過してでも、新しく作品を作ってでも、粘り強く実現にこぎつけてくれた、その心意気だけで十分すぎる。そして忘れてはいけないのが、あれはあくまでめいめいの夢に対する支援なのであって、返礼はおまけ。商品やサーヴィスを購入するのとはちょっと違う。

まんじゅうを見たときは首を傾げたが、同じものと思われるまんじゅうが劇中に登場した。そういうことか。まあ、作品に使った余り物なのだろうけど。クラ・ファン支援者だけが回収できた伏線。

宝塚入りを夢見るシオリちゃんという登場人物が出てくるんだけど、これは劇団四季を目指す(八木)栞ちゃん(元つばきファクトリー)からインスパイアされたのだろうか?

金曜の夜。疲れが溜まっていたのか、座ってじっとしていると足の痛み(靴が合わないような感覚)やだるさが気になってきて、二度くらい軽く居眠りをしてしまった。集中を要する劇だった。張り詰めた場面が多く、そこまで緩急がない。だから眠気を飛ばすのが難しかった。ヨツバがモノを床に落とすバタン!という大きな音で目が覚め、なんとかそこからはずっと起きて観ることが出来た。ただ、起きていたとは言ってもそこまで覚醒していたわけではないので、ストーリーを追いきれなかった。残念ではあるがある意味ではとても贅沢な時間。最近めいめいがゲスト出演した小沢あやさんのPodcastで、舞台を観ながら別の考え事をするのがいいんだと誰かが言っていたというの言っていた。その亜種として、眠いな、なんか疲れたな、と言った感覚とスマートフォンなし向き合う。我慢する。考えてみれば今時なかなか日常生活で経験することはない。と、今日のところは前向きにとらえることにする。明日もまた観劇するので。そのときにちゃんと理解したい。目が覚めてからは劇の内容よりも自分の空腹に気を取られた。昨日、鍼灸院で治療を受け、お腹の調子がだいぶ良くなったようだ。この後、何を食おうかな。

本作は上映の最終日までのネタバレ禁止令が出されている。おそらくこれのことだろうな、と思い当たることがあったが、この記事では書くのをやめておく。まだ上映期間中なので。

終演後のトーク・ショウにゲストの吉澤嘉代子さんが、観劇を終え、号泣した状態で登場した。氏はめいめいと公私共に交友がある。本作では音楽を担当している。台本を何回も変えている(昨日の初演を受けて今日も変えた)とか、本作は演技、演出、音楽等で観客が理解してくれるだろうという信頼から説明的にしていないとか、制作の裏話が聞けて面白かった。

劇が80分、トークが20分くらい。終わったのが19時40分頃。有楽町駅付近で夕メシを食おう。ビールが飲みたい気分。どこも混んでいる。中園亭という中華屋を覗くと席が空いていそう。ここにするか。ChatGPTに相談しつつ、パイコー麺 JPY1,200、餃子3個 JPY390、キリン・ラガー(中瓶) JPY790を注文。これが大当たり。パイコー麺のパイコーが思いのほかガッツリ。醤油ラーメンにポーク・ステーキを乗せた感じ。満足。これは良いよ。また食いたい。