2021年12月29日水曜日

つばきファクトリー 8thシングル発売記念 ミニライブ&お見送り会イベント (2021-12-09)

リリース・パーティは通常、開催当日の朝からコンパクト・ディスクの販売が行われ、買うと参加券がついてくる。ディスク販売所はパーティ会場に隣接。今回はちょっと変わっていた。12月9日(木)に横浜で行われるパーティに参加するため11月20日(土)に渋谷のタワ・レコに並ばされた。人によっては不便だったかもしれないが、私は助かった。今の労働状況では木曜日の全休取得は不可能ではないが難しい。今週のように水曜日も午後休となると木曜日に休むのは無理がある。幸い11月20日(土)にはなかった予定。日雇い労働もしくは炊き出しの列とF君に揶揄される光景に混じり、券をゲトることが出来た。なかなかいやらしい売り方をしてきやがった。ディスクを購入してもパー券を貰えるとは限らない。タブレットで引かされるくじ。結果はA賞、B賞。片方がパー券。もう片方は写真。一回あたりの購入上限は三枚。一枚、二枚で外れたら目も当てられない。並び直したらパー券が完売するかもしれない。三枚買うしか事実上の選択肢がない。わざわざ土曜日の午前を潰して渋谷に並びに来ておきながらその一枚、二枚をケチるのもおかしい。半ば強制的にJPY3,900を支払わされ、いくらでも結果を操作できるタブレット上のガチャを引かされた。結果は、パー券が一枚(整理番号62)、写真が二枚(小野瑞歩さんと新沼希空さん)。どうせあれやろ、三枚買ったら一枚だけパー券が来るように操作されてんのやろ。仕組まれとるんや。ジョージ・W・ブッシュさんが当選したときのアメリカ大統領選挙と同じや。と思ったが、Twitterを見るとパー券を二枚引いた紳士もいたようだ。(このあとG君、F君と恵比寿で合流してカシミールを食う地獄体験をした。)

二日連続、午前で切り上げる在宅クソ労働。12:01に来る午前中指定のヤマト便。正確には受け取った直後に見た時刻が12:01だった。配達員さんがインターフォンを鳴らした瞬間は12:00だったかもしれない。近所の店。唐揚げ定食。馬鹿デカいのが売り。約半年振り。思っていたより胃に重い。完食するのがしんどい。ちょっと後悔。横浜駅。平日でも入店待ちが出るほどサテンに人が来るんだな。老婆ども。私が無職だった頃に平日のサテンで専業主婦とおぼしき集団の会話が耳に入りイライラしたのを思い出した。駅から少し離れた上島珈琲店。レーコー。Ethan Wattersさんの“Crazy Like Us”を読む。この本は米田倫康さんの『ブラック精神医療』で知った。米田さんの本は『発達障害のウソ』も読んだが非常に面白かった。昼が重たい唐揚げだったから、何か軽めのものを。野菜が摂れたらいいな、と考えながら横浜駅の付近で夕食の店を物色した結果、なぜかポーク・ステーキの店に入った。マロリー・ポーク・ステーキ。岡野交差点。最近出来たという記事をネットで見、気になっていた。一番小さい高尾山(270g)JPY990。ハイボールJPY390。柔らかくてジューシー。一口一口が味わい深い。塩、コショウ、マスタード、わさび、醤油、柚胡椒、と用意された調味料。一通り試したけど結局は醤油。自分がジャップであることを実感。ココはなかなか。また来たい。カウンター。サッと食ってサッと出て行く感じの店。

桜木町駅。今日は何だか気分が冴えなかったが、夕食を摂ってから気分がよい。あのポーク・ステーキなのか、ハイボールなのか、両方なのか。いいものを身体に入れたという感じがする。よく分からないけどいい肉なんだろう。ハイボールも薄すぎず、好印象。桜木町駅。風は冷たいが半袖teeにLee x Needlesのストーム・ライダーで十分暖かい。ランドマーク・ホール。人だかり。席は決まっておらず整理番号順の入場なので、エスタシオンの案内を聞き逃さないよう、みんなが気を張っている。ファンクラブ・イヴェントにはいない若めの奴や女がちらほら。あいつらは優越感に浸っているかもしれない。えー引くんだけどー、ジジイばっかじゃんココに来てんの。ウチらみたいな若くてお洒落な子が全然いないって。気付いてほしい。君たちが主にジジイが来る場所にいるのは趣味趣向がそのジジイたちと同じだからということに。まだ若くて人生に色んな可能性があるはずなのに既にジジイたちの墓場にたどり着いているということに。

入場前の段階で前方を占めるのはおまいつ連中。新沼希空さんの有名支持者であられるあの紳士はますます老けてもはやお婆ちゃんだ。あの老け込み方にしては不自然に黒々とした髪。白髪染めをしているのだろう。アルビ兄さんは黒のコーディネート。フーディ、ポロ・ラルフ・ローレンのスウェット・パンツ、ナイキのスニーカー。リリース・パーティのヴァイブス。62番という整理番号は思っていたよりもよかった。2列目の、右から二番目の席を取ることが出来た。おまいつが最前中央付近を牛耳る、チケット転売への締め付けが厳しくなった昨今のHello! Project現場から失われていた、懐かしい光景。

開演時刻の19時ちょっと前に後ろを振り返ると、席はほぼ埋まっていた。イヴェントの前に注意事項を読み上げるエスタシオンのリーダー格がいつも言う「本人への思いは、拍手で」云々のくだりがいつも気になる。日本語として変だよね。本人って何だよ。せめて出演者への思いとかだろ。いつも得意げに言ってるけどさ。前説でアルビ兄さん(高見沢さん)はひとしきり注意事項を読み上げた後、そうは言ってもコンサートじゃないんで、リリイベなので、リリイベなりの楽しみ方をしていただければと思いますと言っていた。どういう意味だったのだろう? 多少は羽目を外してもいいぞということ? 6月のアルバム発売時には会場も抑えてあり、オープン・スペースでリリース・パーティを行うつもりだった。来年の春くらいまで今の感染状況が続けばオープン・スペースでのイヴェントもやりたいとのこと。(普通に考えるとオープン・スペースつまり屋外の方が感染リスクは低いので理屈としては変だが、もはやこの馬鹿げた一連のコロナ騒ぎとコロナ対策と称する儀式類は世間体の問題でしかない。その意味では理にかなっている。もはや本気でコロナ自体を恐がっているのは知能が衰えテレビに人生を預けた老人くらいしかいない。)

めっちゃ近くて全員めっちゃ可愛くてめっちゃ楽しかった。魅了されっぱなしだった。近距離で観るリリース・パーティが一番だと再認識した。五曲のミニ・コンサートと各メンバーさんの簡単なコメント。30分程度の簡素な内容でも下手なハロ・コンと比較にならないほど満足できた。つばきファクトリーさんが新曲をパフォームするのを近距離でしっかりと観ることが出来てよかった。コロナ騒ぎになってからハロ・コンばっかでつばきファクトリーさん単独の現場が殆どない。この一回かぎりのリリース・パーティが貴重な機会。渋谷で一時間半くらい並んで、JPY3,900を払って入場券を手に入れるだけの価値はあった。樹々ちゃんと二度くらい目が合って、好きになった。曲中に樹々ちゃんと目が合ったのは初めてかも。本当に可愛いな。でもその後みずほちゃんが三、四回目を合わせてくれて大好きになった。特に『涙のヒロイン降板劇』で二回くらい、数秒間じっと目を合わせてくれた。この曲を初めに聴いたときはさほどピンと来ていなかったが、今日のコレで忘れられない曲になった。衣装は『涙のヒロイン降板劇』。みずほちゃんの身体に対して短パンが結構パツパツでお尻のワレメに食い込んでいて目が離せなかった。どの曲か忘れたけど八木栞さんが斜めにひざまずいて止まるべきどころで、膝を立てず、両足を揃えて正座を少し浮かせたような体勢になっていた。アン・スコが見えるのを気にしたのだろうか。小野田紗栞さんは気にせずにガンガン見せてくれた。ベテランの貫禄。最後の曲は新曲三つの中からヘッズの拍手の大きさで決められた。ほぼ互角に割れたが『約束・連絡・記念日』が最初に脱落。(他の二曲が100、100、だとすると『記念日』が90な感じがすると言う秋山眞緒さん。『記念日』を落とすんじゃなくて『涙のヒロイン降板劇』と『ガラクタDIAMOND』の拍手が多いですねという言い方にした方がええやろ的に苦言を呈する岸本ゆめのさん。)この二曲で再度、拍手による意思表示。拮抗。決められないメンバーさんたち。舞台裏のアルビ兄さん(高見沢さん)に判断を仰ぐ岸本ゆめのさん。アルビ兄さん(高見沢さん)が『ガラクタDIAMOND』に決めた。この曲でもおみずちゃんがしっかり目を合わせてくれて、もっと好きになった。

お見送りではおみずちゃんに指を差されて何かを言われた。メンバーさんが全員ありがとうございます! と常時大きな声で言っていて聞き取れなかったけど、目が合った的なことを言っていたような気がする。おみずちゃんの何人か前、たしか二人目くらいに豫風瑠乃さんがいて、なぜか私を見てピョンピョン飛んで手を振ってくれた。おまいつの誰かと勘違いしたのだろうか? 少し申し訳ない気持ちになった。(彼女はパーティ中、合間のトーク中などに最前の支持者にいちいち反応して構ってあげていた。今のベテラン勢も最初のころは結構こういう感じだったよなと思い出した。)無邪気な瑠乃の姿がしばらく頭から離れなかった。心が痛むから、次からの個別は瑠乃にも少しは入らないといけないかもしれない(本シングルの特典会ではお絵描き会に一枚だけ入った)……。私にはおみずちゃんを最後まで見届けてシーンから身を引くという考えはあるのだが、彼女が退団した数年後のつばきファクトリーさんの個別で豫風券を求めている自分がちょっと想像できて恐い。でも瑠乃は今13歳だ。本家・豫風瑠乃さんこと田村芽実さん(お顔の系統が似ている)の現場を増やすことで瑠乃への興味を散らしていくという、治療法。私は来月、田村さんとめがねさんという方の二人芝居“Equal-イコール-”を三回、観に行く。(治療のために申し込んだわけではない。念のため。)

2021年12月25日土曜日

つばきファクトリーFCイベント 〜キャメリア ファイッ!vol.13 キャメリア Xmas2021〜 (2021-12-08)

開催前日にグッズがインターネットに公開されるのがHello! Projectのファンクラブ・イヴェントにおける通例。そこでメンバーさんたちが纏う衣装が明らかになる。映画やミュージカルを観るときに物語の予習をしない横着さで知られる小生だが、ファンクラブ・イヴェントのグッズ画像には必ず目を通すことにしている。どこを注目して観ればよいのかをある程度、掴んでおく必要があるからだ。フットボールの試合が始まる前に両チームのスターティング・ラインアップを頭に入れておくのに近い。昨晩ざっとグッズの画像を見て把握した。ymgs、tnmt、yhuのワキ。いや、ちょっと待って。yhuは取り消す。まだ13歳だったよな。そういうのじゃないから。小生は。メンバーさん毎に異なる衣装のデザイン。誰がどこを見せるかという業務分担。もちろんmzhちゃんを中心に観る。それが前提。

平日。1回目は16時10分、2回目は18時40分開演。フル・タイムで働いている人々が来づらい日程に行われるイヴェント、コンサート。自ずと来場者の異常者率が高くなり、ますます異常者しかコミット出来ないシーンになっていく。席がだいたい埋まっていたのを見るに、平日に開催するのは合理的な判断なのだろう。土日に比べ会場の使用料金は安いだろうから。と思って検索してみたが、そこまで極端に違うわけでもないんだな。江戸川総合文化センター大ホール。終日の使用料が平日JPY259,280、土日祝日でJPY311,150。もちろんその5万円の差が損益を分ける可能性もあるのは理解するが。

小生は今日、明日と二日連続でつばきファクトリーさんを観るために午後半休を取得している。明日は横浜でリリース・パーティ。半休とは言えこうやって労働を調整出来るようになった。2-3ヶ月前には考えられなかった。近所の韓国料理店でサムギョプサル定食、マッコリ。14時過ぎに新小岩駅。雨。目に入ったBECK'S COFFEE SHOPに入る。レーコー。

最近チンピラじみた青年たちがストリートでベビー・カステラを売っているのをたまに見る。流行りが来ているのだろうか? 会場に行くまでの商店街にもいた。ハットグ、タピオカ、マスク、PCR検査。結局は時流に乗っかってその時々に大衆が求める商品を低コスト高価格で売りさばいていく奴が生物として強い。もちろん最前線の労働は他人にやらせる。自分はマージンを回収し、次の流行に投資。その繰り返し。ラージな暮らし。会場すぐ側の公衆便所。個室の扉。犬の糞をトイレに流さないで下さいと書かれた貼り紙。マルチ・ビタミンで色が濃くなった尿が放出される小生の陰茎。会場の入口で思い出す。何年か前のJ=J Dayで来たことがある。

1回目が1階6列のど真ん中、2回目が2階のほぼ最後列。メリハリの効いた席配分。まともな神経持ってりゃ普通、1階6列で双眼鏡は使わない。躊躇はしたが、この機会を逃すわけにはいかない。mzhちゃんにキモいと思われるのは困るが、それ以外のメンバーさんからはどう思われてもいい。1回目では遠慮しながらも要所要所で双眼鏡を使わせてもらった。水着グラビアや写真集では修正されているあのymgsさんの無修正ワキだ……という感慨があった。グッズ画像の段階ではaskrのワキはガッチリ防御されているように見えたが、腕を上げるとガンガン見せてくれる構造になっていた。ミニ・コンサートでは最後の一曲が回替わりで、1回目が『低温火傷』、2回目が『恋のUFOキャッチャー』だった。願わくば1回目の席で『恋のUFOキャッチャー』を観たかった。

最近はブログで“友達”の存在を隠さなくなったmzhちゃん。tnmtとninmの助言だろうか? アドルフ・ヒトラーさんが言っていたとされるように、大衆は小さな嘘より大きな嘘に騙されやすい。tnmtのInstagramを見れば分かるように、いかにもデート・スポットな場所で彼氏サンに撮ってもらった写真をSNSやブログに載せても、却ってバレない。もしくは問題にならない。言っておくがmzhちゃんのブログに登場する“友達”が彼氏サンを差すというのは半分冗談である。ただ、仮にそうだったとしても、彼女に感謝する小生の気持ちは変わらない。いない方がおかしのはもちろん分かっている。その事実が公になったとして、自分がどう反応するのかはそのときになってみないと分からない。でも、小生は彼女を裏切り者と罵って石を投げることはない。静かに離れていくような気がする。

アイドルも人間だ、恋愛禁止は人権侵害だなぞとTwitterに書いて悦に入る良識派ぶった奴らのことを小生は鼻で笑っている。そういう問題じゃない。そもそも、あらゆる労働が人権侵害だ。アイドルをアイドルたらしめるのは、愛を平等に配る、愛の共産主義。その枠外で特定個人と恋愛関係を持った時点でアイドルの条件が崩れる。もちろん、実際の共産主義体制において一部の支配層が富を独占するのはよく知られたことであって、本当に全員に適用される結果の平等なんてのはあり得ない。でも、アイドルというシステム、フィクション、幻想が成り立たなくなった状態で、キモい中年男性が特典会に大枚をはたいて彼女たちのレーンに並べるわけがない。アクリル板、マスク、数メートルの距離を置いて数秒話すためにJPY1,300、しょぼいチェキを一枚撮るためにJPY6,600を払うわけがない。

小生にとっては12人のつばきファクトリーさんをちゃんと観る初めての機会だった。10月18日(月)の日本武道館ではちゃんと観たとは言えない。距離が遠かったし、尿意でつばきファクトリーさんどころではなかった。最近は特典会の売上が集団の活動を支える主な原資になっているためか、つばきファクトリーさんに限らず構成員の人数が多くなりがちだが、さすがに12人は多すぎる。たとえ近未来の退団者を見越していたとしても、だ。歌割にしたって、いくら何でも細切れすぎる。

小生は4名の新加入者に対して悪い印象はなかったけれども、12人という大所帯になったことはさほど前向きに受け入れてはいなかった。しかし小生は今回のイヴェントを観て人員増に不満は感じなかった。むしろ新たな面白さが集団に加わったと感じた。クイズで答えが分からなくても次々にハイ! ハイ! と手を挙げて思いついたことをポンポン言っていくベテラン勢(tnmtに至っては何も思いついていないのにとりあえず手を挙げて、引っ込めるというのを何度もやっていた)と、答えが思いつかず固まってしまうyhu、yg、ksi、fkd。対照的。ベテラン勢が新人さんたちの初々しさを、新人さんたちがベテラン勢のこなれ具合をそれぞれ引き立て合っていた。1回目の最初の意気込みでondが左右の同僚を見渡し、見ての通りいちばん可愛く頑張ります! と言っていた。その何人か後のksiが、ondさんに負けないように可愛く頑張りますとやり返していた(今日観て思ったけどksiは演劇女子部で男役がハマりそうな感が強い)。yhuは、皆さんにとって最高のプレ・クリスマス・プレゼントになれるよう、がんばルノー! とか言っていて可愛かった。

司会がswgrだったのも寄与していると思う。ちょっとyhuへの当たりがきついのが気になったけど(イヴェント中にコメントを求められたyhuの反応が毎回たどたどしく、その度に用意しとけよ!なぞと叱咤していた)、面白く回してくれた。相方だからといってszkkitへの憎悪を自動的にswgrへのそれに結びつけてはいけない。一緒くたにせず、それぞれを個人として評価するべきだ。swgrにはszkkitのイヤさがない。

ヒントを元にその人や物を当てるゲームで、私の全盛期は昭和45年ですというヒントが出るや否や、さわやか五郎さん! と答えるmzhちゃん。生まれてないわ。しかも全盛期が昭和45年って何でだよ。今だわ。いや、今でもないか的に切り返すswgrに被せるように、うちの会長! と答えるakym。瞬発的で馬鹿馬鹿しい掛け合いの中でもakymはふざけている感じがなくずっと顔が真剣なのが可笑しかった。2回目も、誰も私の正式名称を知らないでしょう的なヒントにakymがさわやか五郎さん! と答える。正式名称(本名)は何だという流れになり、岡見時秀とksmtが本名を言う。やめろやめろ、そういうのがイヤだから芸名つけてるんだよ。芸名の人の本名を(普通は)言わないだろう、とswgr。

akymは持ち前のダンスに加え、鼻にかかった特徴のある歌声、見る見る洗練されていく容姿、天真爛漫なアホさと、年齢的にも集団の中堅になってきて、キー・パーソンになってきている感じがする。同郷のksmtさんとの掛け合いも軽妙。
1回目
(サンタさんが家に来るというyhu。どこから来るの? と聞く先輩メンバーたち。ちょっ困ってから、エントツから……と返すyhu。その話を受けて、うちにもサンタさんがくるというakym。)
akym:最近は宅急便やねん
ksmt:それアイスランドとかじゃなくて、大阪から来てない? 大阪の、秋山なんとかさんから来てない?
akym:
2回目
akym:私はサンタさん(のプレゼント)が宅急便で来る。でも去年のとき、来年はないかもなとママが言っていた
ksmt:ママって言うてるやん
akym:いや、ママがそう予想してるってことやろ
(このやり取り中、サンタを信じているというyhuは耳を塞ぐ。2回目でも1回目と同じ話をyhuに振って、家にエントツあるの? ないです……。エントツないのにエントツから来るの? と意地悪に突っ込んでいく年長組。)
ksi:私は小6でサンタの正体を知った。というか、向こうからカミング・アウトされた。カミング・アウトされてから最初にスマフォ・ケースを貰って嬉しかったのを今でも覚えている

ygは1回目では八木メシ、2回目では八木おやつを押し出していた。新メンバー四名をリーダーに、集団を四分割してのゲームで対決でymgs、mzhちゃんと一緒になったygは、1位になれなかったら二人に八木メシを食べさせると言う。結果、1位になれず、最後のコメントでも宣言通り八木メシを食べさせると言う。ジェスチャー・ゲームでチアリーダーというお題を引いたygは、ライン・ダンスの動きをしながら衣装の中の白いフリフリの際からはみ出す黒いanskを見せてくれた。2回目ではチーム・メイトとなったパイセンたちに、八木おやつを食べたいかー? と聞いて二人(ninmと、tnmtだったかな?)がイヤイヤ小さな声と動作で、お、おー…という感じになっていた。さらに、
askr:最近は食のことで頭がいっぱい。起きたら朝ご飯なに食べようかな、から始まる。12月は誘惑が多い
swgr:クリスマス・ケーキはどんなのがいい?
askr:チョコが好きなんですけど、最近はモンブランのホール・ケーキもいいなと思っていて。そっちの方向にも進んでみたい
yg:askrさん、八木おやつはどうですか?
askr:(話には聞く、見た目がちょっとアレで……的な反応)来年以降でいいかな
(最後のコメントで)yg:askrさんが八木おやつは来年と言っていたので、年始早々に持って行きたいと思います!
この調子だと、自身の写真集が発売された暁には八木オカズとして売り込みかねない。
ygはゲームのチーム分けで自分のところのメンバーが決まるのを待っている間ヤギ・ポーズをやっていたが全員から無視されていた。

yhuはswgrからイヴェント中にダメ出しされていたようにコメントを振られてから言葉を発するまでの時間が長く、言うこともまとまりがないのだが、この感じは今だけだろうし、可愛らしかった。不慣れというのを差し引いても受け答えや挙動のひとつひとつが他の新メンバーさんより圧倒的に子供っぽい。というか実際に子供。1回目では最初の意気込みをありがとうございましたで締め、終わるんかい的な突っ込みを周りから受けていた。我が家をわがいえと読んでいた。2回目の最初の意気込みで、全力で頑張ります! と普通に言ってしまい、あ、間違えた! と焦り、全力で頑張ルノー! と言い直していた。

ボックスからお題を引いて話していくやつで、tnmtが最近の小さな悩みというのを引いて、
tnmt:悩みないからな〜。アッハッハ〜
ymgs:私amちゃんで悩んでる。さっきも舞台袖で、あなたいつもすべすべねえ〜と言いながらずっと二の腕を触られた
akym:私も。まつ毛なめていい? って聞かれたことがある

2回目は1回目の反省を踏まえて細かく修正を加えていると感じた。たとえば、1回目はクイズで新メンバーさんたちが殆ど答えられなかったが、2回目ではむしろ新メンバーさんたちが率先して最初に答えていた。1回目の終演後、とりあえず最初に新メンバーが何か答えるようにしようというミーティングがあったんじゃないか。たぶんこういうイヴェントはロクにリハーサルはやっていなくて、1回目が事実上のリハーサル。試運転。だからいつも基本的に2回目の方がいいのではないか。かといって2回目だけ観ればよかったかというとそういうわけでもない。フットボールの前半と後半のようなもので、両方を観て初めてその日のイヴェントを語れるのかもしれない。もちろん、片方だけで十分に楽しいに越したことはない、というかそうあるべきなのだが。

リリックの断片から曲名を当てるゲームが、やけに難しかった。メンバーさんも苦戦していた。tnmtがいっさい挙手せず、amちゃんも参加してね〜とswgrさんに言われ、恥ずかしそうにしていた。歌詞の切れ端からksmtが即興で歌を作っていて面白かった。

1回目も2回目も新メンバー4人だけにプレゼントが用意されていた(1回目はninmからのプレゼントだったかな)。2回目ではみかんが贈呈された。自分たちに何も贈られないことに不満の先輩メンバーたちは大ブーイング。mzhちゃんのご立腹ぶりがかなり可愛かった。えこ贔屓や! とakymがswgrを糾弾していた。

2回目の最後、袖に捌ける前にymgsは、みんないいクリスマスを過ごしてね〜(私も男とよろしくヤッてるから〜)と、我々に温かい言葉を贈った。1回目でカッコよくポーズを決めてメリクリと言えという指令を受け、セクシー寄りのポーズを取り、それセクシーじゃんと同僚に突っ込まれていた。自分の武器分かってるな〜とksmtは関心していた。そう、ymgsには今後も自分の武器を思う存分に生かして、グラビアで大活躍してほしい。お願いします。