2022年11月6日日曜日

田中れいなバースデーイベント おつかれいな会11!~2022やし33歳やし誕生日11月やしゾロ目魔閃光やん!ピッコロさーんTrick or Treat~ (2022-10-30)

禿げ散らかした中年スタート・ポイントの誘導を受け、階段で3階。Miyaがバースデー・イベントをやった会場の3倍くらいありそうな客席数。いま検索してみたらMiyaのときのシダックス・カルチャー・ホールは127席。今日の一ツ橋ホールは807席。3倍どころか6倍以上である。それくらい人気に差があるのだろうか? Miyaがどうのというより田中が特別なのだろう。現役Hello! Projectの中でもこの客席数で2公演をきっちり埋められるメンバーさんは限られるだろう。今日が日曜日だというのを差し引いても。エム・ラインのメンバーさんのバースデー・イベントが誕生日ではなく付近の週末に開催されるのは、我々が来場しやすいようにというよりはメンバーさんが彼氏サンと大切な時間を過ごせるようにするための配慮と考えるのが自然だ。エム・ラインの位置づけとしてメンバーさんはいわゆるアイドルとしての第一線からは退いて、ワーク・ライフ・バランスを保ちながらほどほどの活動をやっていく。(それ以上の規模で売る能力もノウハウもアップフロントにはない。)公表するメリットがないからしていないだけで彼氏サンも当然いる。エッチもする。稲場愛香さんもエム・ライン加入が発表された。まなかん パン・パン・パン!(※氏のJuice=Juice最終公演における手拍子。)彼女たちもそれなりの年齢なんだし、君たちも大人なんだからその辺は分かってくれ。そういう暗黙の了解がある。だからエム・ラインのメンバーさんが突然、結婚を発表しても支持者たちは動揺しない。もっとも宮本佳林さんは12月1日の当日にバースデー・イベントをやるようだ。メンバーさんによってスタンスの違いがあるのかもしれない。今日の話しぶりだと田中も場合によっては当日(11月11日)にやる道もあったっぽい。でも仕事上の都合がつかなかったとかで、10月30日か、11月の終わり頃のいつかの二択を会社側から迫られたらしい。宮本さんは6月のリリース・パーティでまだアイドルとして現役のつもりでやっていると言っていた。今日の田中もアイドルだからと言ってトイレに行った話をするかどうか逡巡していた。この話は面白かった。内容としては、カラオケ店で「オレンジ・ジュース」を出すためにトイレに行ったら中にお化けがいた。こわくて部屋に戻ったらそのお化けがトイレから出てきて各部屋のドアをドンドン叩いて回っている。れいなの部屋に近づいてくる。おそらく酔っぱらい。お酒を飲む人は気を付けてほしい。酒を飲んでも飲まれるな。という話。これから何を話すんだろう、どう話が転ぶんだろう、と興味を引きつける力があった。流石。そういえばモーニング娘。の頃の道重さゆみさんとの二人トークはちょっとした漫才級に面白かったもんな。田中一人のトークは抜群に面白かったのに、上々軍団の二人が混ざると途端につまらなくなる。仮にも芸人を称する紳士たちが二名加わってトークのクオリティが落ちるとは普通は考えられない。毎度のことだが、彼らにはうんざりさせられた。上々軍団が出ずっぱりのイベント前半が完全に蛇足。あのゲームの類は上々軍団どころかエスタシオンやスタート・ポイントの奴らが考えているのではないかと思えるくらい酷い。自民党政権の政治と同じ。上々軍団という身内の利権団体に仕事と税金(FC会員が納めたお金)を回すためにこういうイベントになっているとしか思えない。純粋に最高の時間・空間を作ろうとしたらこうなるはずがない。もっとも、五郎と鈴木はちゃんと分けて考える必要がある。五郎はまともだ(たしかに彼のYouTubeは何ひとつ面白くないかもしれないが)。特に二部での五郎はよかった。三人(田中、鈴木、五郎)で大縄跳びをやるというゲームがあったのだが、鈴木に飛ばせる流れを作り、縄を回すのを徐々に速くして無茶なスピードにする。速すぎるだろと鈴木が抗議すると、速くないですよね? と客席に問いかけて拍手を促す。その後も、飛ぶのが疲れるという鈴木に、縄を回すほうが疲れますよね? と問いかけて拍手させる。そのパターンを繰り返す。これは面白かった。一部でドラゴン・ボールに関するクイズ(ある場面における孫悟飯の年齢)を鈴木が読み上げ田中が答えるくだりがあった。田中の回答に対し、俺は違うと思うと言って鈴木が答えを変えさせた。ところが田中が言っていたのが正答だった。とんでもない失態。お前、司会者として最悪だなと五郎が突っ込む。五郎はこういう真っ当な立ち回りが出来るのが評価できる。しかしそれに対し鈴木は「いや、俺がそう思うって言っただけだから」なぞと普通に言い逃れていた。どうも彼はいじられたり突っ込まれたりしてもそれを笑いに変える気がないらしい。もしかすると私でも分かるようなお笑いの基本が分かっていないのではないか? まさかそんなはずはないよね。まさか……。進行役は鈴木なしで五郎だけだったらだいぶマシだったと思う。私はステージを観ながら、鈴木死なないかな……と思ってしまった。実際に死ななくてもいいからステージに出られなくなってくれないかな。薬物で捕まるとか。ヤクブーツでやめろ。田中、鈴木、五郎が三人で遊ぶのを見せられるという虚無の時間。俺は何を観に来ているんだ? という疑問。ヘッズのみんなはこれを楽しいと思っているのか? だとするとある意味、ハーコーすぎる。エム・ラインのバースデー・イベントはいくら土日で来やすいからといってよほど筋金入りのファンではないかぎり来ない方がいいのではないか? ましてや二回とも入るなんて。一部を終えた時点で、私は一部と二部の両方に申し込むという判断をやや後悔した。たしかに田中はワキを惜しみなく丸出しにしてくれた。ワキを双眼鏡で追いたいと思える33歳なんていくらアイドルさんといってもそう滅多にいない。一級品。『ザ☆ピース!』の台詞部分を博多弁で聴けたのも貴重でよかった。だが前半の上々軍団との絡みがきついし、後半のコンサート部分も5曲のみ。モチベーションが高まらない。昨日との落差も大きい。横浜F・マリノス対浦和レッドダイヤモンズ。日産スタジアム。4万6千人の熱狂。身体から抜けないあの感覚。それに対し今日は数百人が静かに観ている。フットボールの現場は徐々に熱狂を取り戻しつつある。アップフロントの現場はいつまで経っても辛気くさい。この温度差。切り替えるのに少し時間を要した。ところが分からないもので、二部は打って変わって楽しめた。第一に、先述したように五郎の活躍で前半が面白かった。第二に、衣装が一部と違っていた。一部ではワキだったが二部ではふとももを大々的にフィーチャーしたスケベ衣装だった。第三に、一部では席が26列だったが、二部では8列だった。体験として全然違った。それに一部ではひとつ前にいた立方体を積み上げたような体型の紳士が無駄に右に傾くのでステージ中央への視界を塞がれていた。一部では周りに双眼鏡を使っている人が多かった。さすがに二部だとその数は一気に減ったが私はそれに構うことなく自分たちのフットボールを貫いた。6倍の双眼鏡だとちょうど田中の全身が収まるくらい。改めて、本当にキレイで可愛かった。なんかもう、惚れ惚れしてしまうというか。来月33歳になる田中をレンズ越しに観ていると、彼女がモーニング娘。に入り立ての頃や、私がモーニング娘。のコンサートで観ていた10年くらい前の映像が脳内に蘇ってきた。その間、田中れいなという存在がまったくブレずに変わっていない。畏敬の念を抱いた。なんか不思議な気分だった。夢の中にいるような。変わらずあの容姿であの歌を聴かせてくれる田中。非現実的だった。今日は一部でゲンナリしたものの、二部で大きく盛り返し、来てよかったという気持ちに変わった。ただね、もっと歌が聴きたかった。5曲は少ないよ。田中の歌が素晴らしいのは言うまでもないんだけど、この曲数では温まりきらないというか。最近Hello! Projectで多くのメンバーさんがやっているようなソロ・コンサートが理想だが、そこまでいかなくともあと1、2曲は歌ってほしかった。今日はラベンダーの『この世に真実の愛が一つだけあるなら』が一曲目だった。オカ・マリさんのコーラスだけを残したトラックが作れなかったので田中コーラス入りバージョンを録り直した。エム・ラインのコンサートで歌える曲を増やすために他にも何曲か同じように録り直したとのこと。『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』は当時、高音を出すのが苦手だったのに高音がすべて自身に割り当てられるので大変だった。でも今歌うと気持ちよかった、的なことを言っていた。そういえば二部に目元の画像だけで誰かを当てるゲームがあって、私に分かる人なのかと不安げな田中に「豫風瑠乃が出ても分からないもんね?」と五郎が聞く。「ヨフール? って誰? グループ?」的なことを田中が言って笑いが起きた。現役のHello! Projectはあまり追っていないんだね。同業者に曲でディスられて、アンサー・ソングで俺はそもそもお前のこと知らねえ的なことを言うドクター・ドレーのような大物感がある。このイベントで発売されたTシャツはなかなかよかった。一部の入場後にグッズ販売列に並んでも開演に間に合わなさそうだったので諦めた(しかもMだかLだかは売り切れたらしい)。e-lineupで注文した。今はもう手元にある。早く田中が出るエム・ラインのコンサートで着たい。終演後、会場前で立ち止まらず駅に向かって歩いてくださーい、とひたすら連呼する、脳を殺さないと出来ない仕事。私なら発狂しそうだ。彼らはロボトミー手術でも受けているのだろうか?