2018年2月23日金曜日

つばきファクトリー 3rdシングル発売記念ミニライブ&握手会イベント (2018-02-20)

川崎。クラブチッタ。呂律の回ってねえジジイ。オタクもしくはTKda黒ぶち特有の早口。太ってて禿げてるのが声から分かる。曰く、のむさんは最近、女性人気がスゴいよ。バースデー・イベント行ったらさ、女の子がたくさんいてね。うわすげえなって。男ばっかだったのが、りこりこ。野郎ばっかだったなあ。あとみずほ。みずほも男しかいなかったな。おい、老紳士。男のことを野郎とか総称して何様のつもりなんだ。男を一段下げて、女に媚びてんのか。つうかさ、小野瑞歩さんのことを気安くみずほ呼ばわりすんな。それにつばきの現場に来る奴の大多数が男だろっつうか、Hello! Projectの客層がそうだろ。そりゃ娘。とかになるとだいぶ若い女も観に来てるけどさ。全体としてはあんたみたいないいトシしたジジイが多いだろ。そういう奴らが疎外感なしで居心地よく楽しめる空間を提供してくださっていることをありがたく思わなきゃだめだよ。あんたがフェアリーズに行ったら間違いなく浮くよ。いやオレも現場に行ったことはないけど、コンサートのBlu-rayを観るかぎりじゃあそこのファンは若えのが多いし、あんたが行っても馴染めないよ。一回り、二回り、三回り離れたオレら相手でも真摯に対応してくださって楽しませてくださるHello! Projectのメンバーさんに感謝しなさいよ。

一週間で6回、合計で約35時間も飛行機に乗る海外出張。最後の日は乗り継ぎも含めると24時間くらいかけて日本に帰ってくる。そんで翌日には休みを取って早起きして推しの所属するグループのリリース・パーティを観覧する。パーティ券の販売が始まる11時に川崎のクラブチッタ前に並んでいた50人弱の中にそんな奴がいた。名前を仮にCとしよう。10時半くらいから彼は列に並んでいた。10人以上は後ろにいた呂律ジジイ。列が折り返して距離が近くなったときに前述のベシャリがCの耳に入った。しょうもねえな、と思いながらCは手元の“Last Exit to Brooklyn” (Hubert Selby Jr.) に目を落とした。ヒースロー空港で9.99ポンドだった。パー券の販売は定刻に始まった。買い終えた奴らはつばきファクトリーの3rdシングルの現物を手にしている。そうか、明日が発売日だからもうフィジカルにブツがゲトれるんだな。600円だか750円だかの配送料を払わなくて済む。自分の番が来るまでにCは考える。今んとこオレが予約してるのは52枚なんだけど、そのうちシリアス・イベントの参加シリアルが入っている初回盤は何枚持ってるんだっけ? 分かんねえな。あったとしても2-3枚かもな。今日は二枚とも初回盤にすっか。三つあった窓口の、いちばん右。初回盤を二枚、と女に注文。3,888円。渡す4,000円。女がお釣りを用意する間に、原口あきまさめいた茶髪の青年がCに二枚の券を手渡す。その場で番号を確認するC。一枚目、294番。しょっぺえな。二枚目、2番。え、2番? 思わず原口の顔を見る。良番だと知ってなのか分からないが、頷く原口。さすがに冷静沈着なCも興奮を隠せない。売り場を20メートルくらい離れたところで風に吹かれて手から券が離れる。宙にひらひら舞う。慌てて拾い上げる。

8時間以上のフライトでプレミアム・エコノミーを利用する資格のない、雑魚な職位に就いているC。エコノミー・クラスの長旅は確実に彼の身体にダメージを与えた。一晩寝たくらいで回復できるようじゃ苦労しねえ。立っているだけで腰が痛む。拳で右の腰を叩き、身体を伸ばす。彼が券を入手したのが11時19分。1回目のパーティが16時集合、16時半開始。2回目が18時半集合、19時開始。つまり4時間以上ある。何するかって、そりゃもう事前に決めてある。横浜駅西口。モアーズ。ハングリー・タイガー。11時48分。42番。33番まで呼び出し済み。ダブル・ハンバーグ。これしかねえだろ。440グラム。ここには頻繁には来れないからさ。たくさん食いてえんだよ。それに晩飯は食わないからさ。今日から一週間、抜くんだよ夕食を。別にどっかが悪いとか、医者から指示されてるとかじゃないんだけどさ。堀江昭佳の『血流がすべて整う食べ方』を読んで、そこに書いてあって。やってみることにしたんだ。

1回目 16時半~(集合16時)

左端の、7列目くらい。それが1回目、294番でCが手に入れた場所。女性限定エリア、通称女限は右側にあった。女性は概して身長が低いからさ、前方に行けない番号を持参するジジイは女限の後ろに陣取るんだよね。Cもはじめはそっち側に行ったけど、長身の奴らが固まっているのを見て左を選んだ。クラブチッタは特別だ。いわゆるライブハウス(和製英語)と呼ばれる会場でも見やすさが上位に属する。こんなところで観られるなら、多少ガラの悪い土地でも川崎に来ようってなるわ。アルビ兄さんもこんなことを言っていた:「皆さんのご意見には日頃から目を通している。リリース・イベントの会場としていちばん要望が多いのがクラブチッタと認識している。神奈川の皆さんにはお待たせした。昨年の橋本以来だ」。彼は前説で「ライブハウス」で行われる「ライブ」がこれから始まることを繰り返し強調した。醸成される、普段のショッピング・モールでのシングル販促イベントとは違うんだという特別感。

アルビ兄さんの言った通り、今日のはライブと呼ぶに相応しかった。ライブってのは和製英語で、正しくはコンサートなんだけど。トークやゲームがないのはつばきファクトリーのリリース・パーティでは珍しくないけど、今日に関しては7曲。Cがこれまでに観覧したリリース・パーティでは多くても6曲だった。

春恋歌
『私がオバさんになっても』
都会の一人暮らし』(℃-ute)
低温火傷
付き合ってるのに片思い』(Berryz工房)
初恋サンライズ
I Need You ~夜空の観覧車~

衣装は『春恋歌』。17時4分にミニ・コンサートが終わって、11分くらいから握手が始まった。前方左側に車椅子のエリアがあって。まずつばきファクトリーの皆さんがそこに降りていって。そっからステージに上がって、机の向こう側に並ぶ。順番は右から浅倉樹々さん、小片リサさん、岸本ゆめのさん、小野瑞歩さん、新沼希空さん、谷本安美さん、小野田紗栞さん、山岸理子さん、秋山眞緒さん。例によって何を言えばいいのか分からない接触下手のCだったが、初めて人前で披露された『I Need You ~夜空の観覧車~』のダンスが躍動的なのが印象に残ったので、「『観覧車』のダンスが好き」と言うことにした。小野さんだけには、2月22日(木)のディファ有明でのコンサートに伺う旨を伝えたかった。Cはファンクラブ先行で外れたので同公演には行かないつもりだった。個別握手会で小野さんからディファに来るのかを聞かれた。チケットが取れなかったと言ったところ、小野さんはたいそう悲しそうだった。彼女の反応が海外出張中に何度もフラッシュバックしたCはついに耐えられなくなり、チケット・ストリートというサイトに転売クソ野郎が出品した15,000円のチケットを落札したのである。Cを見て「今日もありがとう!」と先制攻撃を食らわす小野瑞歩さんに「ディファ、行く」と伝えるC。つまり彼は17歳のうら若き美少女と手をつなぎ、目を見てイクと言ったのである。オーマイゴッド。こんなことがあっていいのかよ。ジャップはクレイジーだ。自販機で女性の使用済み下着が売られる国だけある。欧米だと逮捕された上に顔と氏名を公表され体内にGPSを埋め込まれるぞ。「『観覧車』のダンスが好き」とCが山岸理子さんに言うのを聞いていた秋山眞緒さんは「あー、ありがとうございます。あれダンスいいですよね」と言った。

2回目 19時~(集合18時半)

“Last Exit to Brooklyn” (Hubert Selby Jr.) を読んでいるCに、上半身に脂肪が集中した常連いわゆるおまいつが声をかける。何番ですか? 2番ですと言って本に戻るC。モジモジしながら小声で何かを言う茶髪の脂肪。自分、9番なんすけど、これと握手券10枚差し上げますんで、交換してもらえませんか? いや、握手は…。ボクはいいっす。あんま興味ないんで。苦手ですか? はい、苦手です。だから、ごめんなさい。本に戻るC。諦めの悪い茶髪の脂肪、モジモジしながら次の一手を繰り出す。それだったらいくらかお支払いしますんで、交換してもらえないですかね…。おもむろに取り出す黒い長財布。無関心を装いながら、内心では1万くらい出してくれないかなと期待するC。パッと見あんま札が入ってねえ。茶髪の脂肪が提示したオファー額、5千円。ボク、クラブチッタでやるのをずっと前から楽しみにしてて…どうしても前に行きたくて、友達が1番を持ってて…一緒に観たくて。よく言うわてめえはいつでも最前にいんだろボケ、転売集団の一員じゃねえかと思いつつも、冷静に考えるC。2番でも9番でも最前には行ける。最前のどの位置に行きたいっていうのはあんまりなかった。だったら悪くないんじゃないか。CD代、メシ代、交通費と、色々お金がかかってるしな。分かりました。頷くC。茶髪の脂肪が差し出す5千円札と9番。Cが差し出す2番。ストリートのディール。おまいつを喜ばせたいわけではなかったが、ダン・アリエリーの本を何冊も読んでいるCは、個人的な感情ではなく利害に基づいて合理的に決断するべきだと分かっていた。

ステージに書いてある番号、左端が6番。Cが獲得した位置は、最前、4番の前。あと2、3人で最前が埋まった。1回目はお前ら声出ていなかったぞ、もっと出来るだろとお決まりの煽りを入れて観客を焚き付けるアルビ兄さん。

低温火傷
独り占め
ハナモヨウ
I Need You ~夜空の観覧車~
『パン屋さんのアルバイト』(スマイレージ)
『恋するエンジェルハート』(美勇伝)
春恋歌

DHA・EPAのサプリメントを日常的に摂取していることでCは脳の性能が向上し、1回目も2回目も、7曲のセットリストを正しく思い出すことが出来た。『パン屋さんのアルバイト』の最中に、新沼希空さんが秋山眞緒さんのお尻を何度も叩くイタズラをして、秋山さんが振り返るときに新沼さんのパイオツのあたりにな、反撃をしていたよ。こういう細かいところは最前付近にいないと気付くのが難しい。『春恋歌』でつばきファクトリー全員が飛ぶムーヴの直前、小野瑞歩さんがニコッと笑って自分を見てくれた、その後も何度か見てくれた、とCは感じた。(実際のところは分からない。)Cのいた左側からは右の舞台袖にいるアルビ兄さんがよく見えた。彼は半分くらいは袖から腕を組んでじっとコンサートを観ていた。何度かスマートフォンで向こうから写真を撮っていた。終演後、「お客さんと一体感のある、いいライブが出来たんじゃないかと思います」と総括するアルビ兄さん。醸し出す雰囲気といい、発言といい、完全にプロデューサーである。

握手。1回目同様に車椅子、親子連れ、女性限定エリアの観客、一般エリアの魑魅魍魎という順番。子供が回ってくるのに備えて(子供の高さに合わせて)テーブルに頭を乗せて待機する小野瑞歩さん。女限の握手中、空いた数秒で『春恋歌』に合わせて頭を左右に振る小野瑞歩さん。女限の握手を眺める限り、1回目よりも早そうだなとCは思った。近くからも「早いな」という声が聞こえた。実際に入ってみると、そこまで早くなかった。右から浅倉樹々さん、岸本ゆめのさん、山岸理子さん、秋山眞緒さん、新沼希空さん、小野田紗栞さん、小片リサさん、谷本安美さん、小野瑞歩さん。今度は「ディファ、行きます」で統一することにした。岸本ゆめのさん相手にCが「ディファ行きます」と言ってから一瞬、時間があったので「楽しみにしてます」と続けたところ「楽しみですね、それは」と岸本さんは返した。何か他人事のようでCはちょっと可笑しく感じた。小片リサさんは「お待ちしてます」と返した。小野さんに何を言うかは考えていなかったCだったが、彼女の方から「ディファ!」と声をかけてきた。「チケット取れたんですね」。頷くC。チケットが取れなかったとCが個別握手会で話したのを、小野さんは覚えていたんだ。

2018年2月18日日曜日

Go ahead (2018-02-11)

昼が151番、夜が263番。よくもなく悪くもない。いや、前方の絶景を何度も経験させてもらった今の俺からすると、どっちかというと悪い。そんな番号が印刷されたチケットをカバンに入れ、高くもなく低くもないモチベーションで乗った新幹線。そんな混んでへん。隣は空席のまま。大宮から郡山。金曜日の夜に受けたマッサージの揉み返しによるだるさ。居眠り。ハロコンでは観ているけど、Juice=Juiceの単独公演に俺が入るのは11月20日の日本武道館以来。ライブハウス(和製英語)での公演となると、10月22日まで遡る。感覚が麻痺しているのかもしれないけど、3ヶ月半も空いているとかなり久しぶりな感じがする。行けなくなっていた可能性もあった。上から急に海外出張をぶち込まれたんだ。受け身でいたら今日か明日が出発日になっていた。それは絶対に避けたかった。今日はJuice=Juiceでしょ。で明日(月・祝)は小野瑞歩さんにお会いするために飯田橋に行くからさ。まだチケットも何も買っていない段階なら分かるけどね。もう手元にはチケットと握手券がある。そっちが最優先に決まってんだろ。だから強く主張して、2月13日(火)に出発する日程を勝ち取った。権利ってのは黙っていたら行使できるもんじゃない。時には戦って勝ち取らなきゃいけないんだよ。その原則の生きた教科書こと俺。

12時ちょい前くらいに郡山駅に着いた。そうなるように事前に切符を買っていた。今日は日帰りだし、観光らしい観光はしないけど、メシくらいは現地で食いたいと思ってね。もちろん日替わり写真も買いたかった。小雨が降っていて、埼玉よりも寒かった。向こうじゃ真冬の装いだと日中はちょっと暑いくらいだったんだけど、こっちじゃちょうどいい。駅前の飲食店事情はちょっと残念だったな。商店街では大体のリストランテが閉まっていて、シケていた。定休日なのか、ランチ営業をしていないのか。開いている数少ない店の一つ、「酒菜 刀削麺」に入った。坦々刀削麺の定食を頼む。炒め物にも惹かれたけど、初めて来る店ではまず看板メニューを試さないとね。ラーメン系はね、太るのが気になるけど、まあ夜を抜けばいいかなと。きのう読んだ堀江昭佳さんの『血流がすべて整う食べ方』で夕飯を何日か断つことが推奨されていた。胃に休む時間を与えることで血流がよくなるらしいんだ。つまらない刀削麺だった。麺の太さにあまりランダムさがない。池袋にはかなわない。

12時46分に並んだグッズ列。ぎょうさん行列してはいないが販売員が一人。かなり待つんじゃないかという不安がよぎる。ところがその淑女がてきぱき注文をさばくわさばくわで。客も客で手慣れていて、迷わずサッと注文してサッと支払う。どんどん列が進む。俺の前に20-30人はいたと思うけど、13時2分には買い終えた。宮崎由加さん、宮本佳林さん、高木紗友希さんの日替わり。あとコレクション生写真を二枚。コレ生は梁川奈々美さんの、よりにもよって同じのが二枚だった。考え得る最悪の引きである。こうなるとあらかじめ分かっていれば金澤朋子さんの日替わりでも買っていたといういつもの考えが頭に浮かぶ。が、これが人生なので、しゃあない。一度駅前に戻る。ヨドバシ・カメラ。トイレ。ダイソンの5万円以上する加湿器、格好いい。ヨドバシを出て会場の郡山HIPSHOT JAPANに再び。建国記念日万歳!と叫ぶデモ行進に出くわす。それで今日が建国記念日なのを知った。行進の後ろを付いていく車には「日本会議 福島」と書いてあった。雨は雪に変わっていたが、長くは続かなかった。まあ傘がなくても外で待てるくらいには。会場近くの歩道に50番毎に番号が書かれたコーンが立てられている。自分の該当するところで待たされる。茶髪にウエーブをかけたTASK CO. LTD.(関東でいうエスタシオンの役目)の青年が、傘は持ち込めないので入り口の傘立てに入れろと言いながら俺たちの横を練り歩いている。

昼公演(14時開場、14時半開演)

荷物検査なし。だから開場から開演が30分なんだね。まだ前段に入れる余地はあったが、後段の2列目を確保。前が低身長なので見やすそう。14時11分、まだこれから半分入るから詰めてくれという係員の発言に動揺しどよめくヘッズ。見た感じ7割は入っている感触だった。自分の位置はそうでもなかったけど、前段にいたヘッズはTASKの奴らの呼びかけでガンガン動かされていた。彼らの手際よい誘導がなければコンサートが遅れずに始まることはなかっただろう。言い方も人をイヤにさせる感じではなかった。

宮本佳林さんの影アナでヴァイブスが高まるフロア。コンサートの始まりは恒例となった感があるダンス。キレがある。迫力ある。風格がある。高木さんのダンスが目を引く。楽しそうにやっている。視界がよく、常に皆さんの膝くらいまで見えた。

段原瑠々さん:るるが郡山に来るのが初めて。プライベートでも来たことがなかった。はじめは郡山という漢字が読めなかった。梁川奈々美ちゃんが教えてくれた。こうやって来て、漢字も読めるようになって、嬉しい。

梁川奈々美さん:私が郡山に来るのは3度目。一年とちょっとぶり。郡山はとても好き。もちろんほかの場所も好きだが、郡山の雰囲気が好き。色んなおいしい食べ物があるし。

梁川さんのおべっかがジェネリックすぎる。具体性に欠ける。俺はあまりよくは思わない。インド料理が好きでインドに行きトルコ料理が好きでトルコにいった俺としては。そりゃどこ行ったってその土地なりの雰囲気はあるし何かしらのおいしい食べ物もあるわ。人が住んでいるかぎり。

宮崎由加さん:つばきファクトリーの小野田紗栞ちゃんと、ハロコンの待つところ(ひな壇のことかな?)で隣になった。話したことがなかったので緊張していたが、向こうから話しかけてくれた。彼女は髪質が佳林と似ている。触りたくなるが、まともに話したこともないのに触るのは変なので我慢して、後で佳林の髪を触った。

段原瑠々さん:つばきファクトリーの秋山眞緒ちゃんはるるのことを好き。「段原さんは今日何時に帰るんですか?」とメールを送ってくる。時間を答えると「そうなんですか」で終わる。 私の仕事の予定を把握している。昨日の仙台でのハロコンでも他の(つばきファクトリーの?)メンバーが「段原さんは今日帰るんですか?」と聞いてきたが「いや段原さんはあした郡山やねん」と先に答えた。(「マネージャーさん?」「マネージャーさんから予定のメールをまおぴんにも送った方がいいのでは」と他メンバー。)

宮本佳林さん、後輩関係のエピソードがないかと話を振られるが特になさそう。高木紗友希さんが話す:ハロコンで円陣を組むとき(フロア側から見て左から)タケちゃん(アンジュルム竹内朱莉さん)、佳林、私(高木さん)という順番だった。タケちゃんと代わってあげなよと周りが私に言ってきた。佳林は強がって「別にいいもん」という感じですましていたが、何かのきっかけで一度はなれて戻るときにちゃっかりタケちゃんの隣を確保していた。そのときに隣にいた別の人と手をつなぐのがイヤなんだと思われたくなかった(だからすぐに代わらなかった)、と宮本さん。

高木紗友希さん:昨日のハロコンで(アンジュルムの)佐々木莉佳子ちゃんが「高木さんのブログ好きっす」と変顔を織り交ぜながら言ってきた。「一つのブログに必ず一つ名言を入れてくる感じが好きっす」って。「馬鹿にしてる?」と聞いたら「馬鹿になんかしてませんよ」。

金澤朋子さん:昨日のハロコンでつばきファクトリーがバレンタインチョコを配っていた。なかなか自分に周ってこないので「なに配ってるの?」とわざとらしく小片リサちゃんに聞いて圧力をかけて、もらった。そうしたら他のつばきファクトリー・メンバーも次々にくれて、たくさんもらった。

高木紗友希さん:今日は「目を合わせても逸らさない系のお客さん」が多かったので、序盤から機嫌がよかった。

宮崎由加さん:今日は朝からいいことがあった。大好きなやなちゃん(梁川奈々美さん)とシュー・クリームを買いに行った。佳林からストレート・アイロンを借りた。コンサートのチケットがソールド・アウトした。「トリプルいいことがあった」。(モーニング娘。『ブレインストーミング』のムーヴを後ろでやるメンバーたち。)

宮本佳林さんは、最初のダンスと三曲、真ん中のトーク、アンコール明けだけの登場だった。彼女がいない状態のJuice=Juiceは、高木紗友希さんのグループだと私は感じた。歌でもダンスでも存在感でも全般において中心となって引っ張っている。宮本さんに次ぐ、もしくは双璧を為すエースと言える。

16時11分、本編(アンコール明け含む)が終わり。握手会では高木さんに日替わりの絵をほめたり梁川奈々美さんに郡山の食べ物は何がおいしいのか聞こうかと思ったが、無理だった。一問一答どころか一問を投げかけるのができるかできないかという速さだった。その上、握手はフロア上段で行われたので待機中のヘッズが騒がしく、会話ができる感じではなかった。高木さんがいい笑顔をくださった。梁川さんには上述の質問をするにはした。彼女は何かを返してくれたが、私はもう次に流れていて聞き取れなかった。コンサート後のおまけ握手としてはこれくらいのスピードがあるべき姿なのかもしれない。最後の宮本さんに、戻ってきてくれてありがとう的なことを申し上げようとしたが、私の力量でこの短時間ではうまく言えなかった。16時20分に会場を出る。

昼公演では運良く観やすい位置を取れたが、全般的に観やすいと言えるほどの会場ではない。悪くはないよ。でも今後、会場が郡山HIP SHOT JAPANであるというのを理由に積極的に足を運ぶことはないだろう。

Juice=Juiceのコンサートを観ているのに、たまにつばきファクトリーのことが頭に浮かんでしまい、完全なる没入とはいかなかった。

夜公演(17時半開場、18時開演)

同伴したナオンを前に抱え、髪の匂いを嗅いでチンポを擦り付けんばかりにくっつきながらJuice=Juiceのコンサートを鑑賞するニヤケ面の青年。ステージ上の演者さんとの落差が激しすぎて萎えちゃわないのかな…。

番号が番号だったんで、いちばん後ろの位置を取った。まだ前段に潜り込むことも可能だったけど、あえて後ろを選んで。俺は理解(わか)っているんだぞっていう感じで。これが見事に失敗だった。この作戦はさ、後方が空いているときにだけ効果があるんだ。今日みたいに押し込んでいる状況だと、最悪なんだよね。今日はしっぽまで餡が詰まったたい焼きみたいに後ろまでギューギューだった。最初は左にいた黄色Tシャツの青年が、自分が腕を振り回す空間を確保するために俺に密着するくらい左前に出てきて俺の身動きが取れなくなるしよ。身勝手な野郎。俺のチンポを擦り付けたろかと思ったわ。ライブハウス(和製英語)の現場ってのは本当に水物でさ。近くにいる一人のオタク次第で台無しになることもある。観客同士が近いから。しゃあない。

段原瑠々さん:『アレコレしたい!』の可愛いコール(超絶かわいい、〇〇!)があるじゃないですか。一番で高木さんが歌った後にそのコールが入るのを聞いて、可愛いなと思いながら聞いていて、二番るるじゃん!て思って 。そうしたら皆さん二番でやってくださって。嬉しかったけど、恥ずかしかった。こんなにたくさんの人から可愛いと言われることはないので。(可愛いと叫ぶヘッズ。はにかむ段原さん。「よかったですね」と金澤さん。)

高木紗友希さん:このツアーの日替わり写真では楽屋の様子をノン・フィクションでお送りしている。今日の日替わりは自分で描いて天才かと思った(誰かが自身の噂話をしているのを地獄耳で聞きつけた梁川奈々美さんが宮崎由加さんに「…そしたらママ」と話しに行くという絵))。完成した絵を写真に撮ってやなちゃんに送ったところ、やなちゃんは親に送った。梁川さん曰く、親からは1.絵が似ているね、2.(普段だけでなく)楽屋でもしゃべっているのかという二つのコメントをもらった。

宮本佳林さん:日替わり写真に描いた円形はギアを表している。コンパスを使って描いた。鉛筆で下書きをしてからマジックで。時間がかかった。

植村あかりさん:(観客に)泣いている人がいた。何で泣いてるんだ、と思った。今日はブログ長くなる。

宮崎由加さん:(他県から遠征して観に来てくれるファンもいるが)私が石川に住んでいる頃は、他県にライブを見に行くという発想がなかった。きょう観に来てくれた中にはそういう人もいるはず。きっと家で予習・復習をしてくれているのだと思う。

今日のJuice=Juiceは口々に、チケットが売り切れたことの喜びを表していた。高木紗友希望さん曰く、ソールド・アウトになったにも関わらず、見えなくてもいいからチケットを売ってくれと訴えてきた人たちがいた。その要望に応えて当日券が売り出されたらしい。誰の判断か知らねえけど、そのおかげでこっちは苦しい思いをしたんだ。余計なことをしやがって。ライブハウス(和製英語)では人が増えれば増えるほど観づらくなる。当然、売る方からすれば売上金額が増えた方がいいけどさ、鑑賞環境が悪くなるのを喜ぶほどお人よしじゃないよ俺は。向こうの商売が成り立つ程度に空いていてほしい。特に後方なんかさ、ただでさえ観づらいんだからせめて空いていてくれよ。

端っこに柵の台があって、そこに乗っかったら視界はよくなった。けど、体勢がつらかった。コンサートを鑑賞していたというよりは我慢していたに近い。わざわざ埼玉から福島にコレを観に来てんのに、早く終わってくれと散漫な気持ちでやり過ごした。こういうときもあるよ。ちょっとアレを思い出した。いつぞやの西川口Hearts

握手を干して帰ろうかと思った。でもダン・アリエリーさんの本に物事の記憶は締めくくりが大きな割合を占めると書いてあったのを思い出して、踏みとどまった。握手会のために現れたJuice=Juiceさん。間近を通った彼女たちはハッとするくらいマブかった。肌がきれいすぎてビビった。握手は何と俺が一人目。いわゆる鍵開けってのを体験してしまった。高木さんに「日替わり買ったよ」と申し上げて「お、ありがとう!」をいただいたのが唯一の会話。俺の限界。

20時5分の新幹線に乗ろうと思えば乗れそうだった。でも別に帰りを急いでいるわけではないし、このまま帰るのも後味がよくないので、軽めに食っていくことにした。駅前のベトナム料理屋。ネプ・モイという焼酎。ナッツの甘い香りがしてすごく気に入った。家に一本ほしい。今節最大の発見。二つ料理を頼んだが30分たっても出てこない。20時42分の新幹線に乗る必要がある。店員さんに事情を説明し、もうすぐで出来上がるという豚焼肉を包んでもらい、もう片方の焼き鳥をキャンセルさせてもらった。俺の入店時に隣のテーブルにいた淑女が料理の出てくる遅さに文句をつけて、ビールを飲み切っちゃったわよと嫌味っぽくこぼしていた。そんな風に言うたんなや、可愛そうやろと思ってんけど、たしかに提供にかかる時間は遅かった。新幹線で食った豚焼肉は割とおいしかった。

2018年2月7日水曜日

つばきファクトリー 3rdシングル発売記念ミニライブ&握手会イベント (2018-02-04)

▒▒▒chanを観たい。▒▒▒chanに会いたい。2月12日(月・祝)に個別握手会で彼女とお話をする権利は有している。2月18日(日)のリリース・パーティ(柏の葉)は私が海外出張中なので行けない。2月22日(木)のつばきファクトリー単独コンサートは先行受付で落選しチケットを確保できていない。2月12日を除けば次にいつ▒▒▒chanを間近で見られるかが不透明。となると行くしかない。千葉県。流山おおたかの森S・C。武蔵野線で南流山。そこからつくばエクスプレスで5分。改札を出て右の階段の先に、それらしき人だかり。オタクの森。100人以上は並んでいたかな。いや、数えてへんで。何となくやで。数えていた人はおった。白髪混じりの長髪を後ろで束ねた有名な紳士。待っている俺たちの横を歩きながら何か一人でぶつぶつ言ってたんで、たぶんそういうことやろ。昨日から昼間はそんなに寒くなくてね。Tyler, the Creatorの“Cherry Bomb”とVesselsの“The Great Distraction”という高品質な音楽を聴きながら来たのもあって、上機嫌だったよ俺は。自分の精神状態のよさを感じた。ちょっと危ぶんでいたんだ。というのが今週は仕事で消耗していてね。昨日(土曜)も仕事の夢で目が覚めたし、同僚の結婚パーティ(12,000円)に参加していたもんで完全な休暇とは言いがたかった。月曜日にも重めな仕事が待っていたので、今日は遠出せずにゆっくり静養した方がいいんじゃないかという考えもちょっとあった。リリース・パーティは朝から晩まで拘束されるからさ。体力が要るんだ。今日の俺に、長丁場のイベントを楽しめる気力が残っているのか、心配だった。一方で、▒▒▒chanに会わないと明日からの労働に耐えられないという思いもあってね。葛藤があった。最後に勝ったのは、後者だった。

販売開始は9時半だった。俺は9時39分に、列じゃ最後部な奴らになった。10時半頃にCD3枚の予約を済ませ、3回おこなわれる今日のパーティ券を各1枚ずつ手に入れた。CD1,080円×3+送料600円=3,840円。今日はパーティの開始時間が12時、14時、16時(集合時間は20分前)。1回目の集合は11時40分。まだ1時間以上あるが、この場を離れるわけにはいかない。リハーサルが始まるからだ。1回目の1時間前くらを目安にリハーサルが始まるのが通例である。皆さん勝手が分かっているからまだ入れない優先エリアの外で待機している。俺も2列目についた。ケヤキ広場という会場だったんだけど、ケヤキの木がそびえたっていてね。葉っぱが生えていないのはまだよかったけど、視界をかなり塞いでいた。ただ周りからは、人で見えないよりは木で見えない方がマシだという声がちらほら聞こえた。

成功するまでやり続ければ失敗は存在しない。自己啓発本によくそう書いてある。ケンタッキー・フライド・チキンの創業者、カーネル・サンダースがフライド・チキンのレシピを数々のレストランに売り込んだが、どこも買ってくれない。何百軒目かで商談が成立して、それをきっかけにサンダースは富を築き上げた。とかね。そういう話をよく読んだよ。仕事が大変でちょっと病んでた時期にね。ある本には、おみくじに引ける回数に制限はない。だから大吉が出るまで引け。そうすればお前の運勢は大吉だ、と書いてあった。俺は一度、その通りにしたことがある。たしか5回目くらいで大吉が出たんだ。この話はリリース・パーティの整理番号にも通ずる。ランダムだ。確率の問題だから、CDをたくさん買えば買うほど、いい番号を引ける可能性が高くなる。おみくじの結果が吉だろうが凶だろうが意味はないけど、リリース・パーティの整理番号が20番か200番かでは大きな違いがある。実際、たくさん買ってる奴が多いのね。俺は1枚ずつしか買わなかった。番号は1回目が218番、2回目が144番、3回目が41番だった。最後の41番ってのが複数枚買った人でもあんまり出ていないくらいのいい番号だったらしくてね。俺が参加券をiPhoneで撮影していると一人の紳士が目ざとく寄ってきて、1回目と2回目をもっと若い番号に代えてやるから3回目の41番を交換してくれないかって言ってきた。断った。優先エリアを見ていると、いわゆる女限(女性限定エリア)が広めに取ってあってね。ケヤキの木もあるし、これは相当にいい番号じゃないと後方からの観覧になるだろうなと思っていた。ところが10時39分にエスタシオンが女限を大幅に狭めた。来場者のナオン率はそんなに高くないという判断だね。それでいいんだよ、どんどん狭めろ。近くの紳士が「確実に前より増えてる。知らん顔がいっぱいいる」とつばきファクトリー現場の生き証人のような口ぶりでお仲間に話していたが、俺にとっちゃあんたも知らん顔だよ。二部の参加券が売り切れたという声明が売り場から出される。「娘。の幕張(何やらイベントをやっているらしい)と回すから? 鍵閉め厨が二部に集中した?」などと仮説を発表し合う人たち。

11時6分に、これからリハーサルをやるとアルビ兄さんが言った。俺らはもう知っている。だからここにいる。アルビ兄さん、ちょっと太った? 元から痩せてはいないけどさ、それにしてもだよ。正月休みで暴飲暴食したのかもしれない。今日の彼は青いスニーカー、NIKE AIRの黒いパンツ、グレーのhoodieの上に黒いアルビレックス新潟のベンチ・コート。時間は見ていないけど、その後だから11時10分くらいかな、つばきファクトリーの皆さんがステージに上がってきた。私の位置からは見えなかったんだけど周囲の様子からするとどうやらエスカレーターで下りてきたらしい。▒▒▒chanはリハーサルでいつも着ている、グレー地にエメラルド・グリーンのストライプが入ったジャージ。下は別の服を着ていることが多いけど、今日はセットアップ。皆さん全体的に色合いが秋冬っぽくて抑えめ。黒とか青っぽい紺とか。谷本安美さんは黒いブルゾンの下にFIGHTERS(北海道日本ハムファイターズ)のTシャツをお召しになっていた。一人一人マイクチェック。年齢順かなと思ったけど、9番が浅倉樹々さんだったので何順だったのかは分からない。▒▒▒chanは6番だった。リハーサル一曲目、知らない曲。おそらく新曲で、『低温火傷』でも『I Need You ~夜空の観覧車~』でもないから、これが『春恋歌』なんだろう。『就活センセーション』のときもそうだったけど、リハーサルで初めて新曲を耳にすると得をした気分だ。曲が終わると、右端で腰が抜けたように座り込んでいるメンバーがいた。浅倉樹々さんだ。独力で立ち上がれず、11時17分に裏方の肩車で右から捌けていった。他のメンバーたちは慣れたもので、浅倉さんの異変に気付くと彼女を取り囲むように立って、彼女を我々から見えなくしていた。浅倉さんが運ばれるまでの間も誰も不安そうな素振りを見せず、むしろ明るくキャッキャ言いながら打ち合わせをしていた。プロである。浅倉さんの穴をどう埋めるかの打ち合わせをしていたんだろうね、長めに話し合っていた。次に『低温火傷』。「心がジリジリしてるの」という浅倉さんの台詞は小片リサさんが代行していた。アルビ兄さんが、今日の参加券が完売したと発表。そして整理番号の呼び出しが終わったら優先エリアを囲っているカラー・バーは撤去すると予告。

1回目 12時~

いい感じの日差しと気温になってきた。左側の女限後ろの位置を取った。前説が始まると数秒で音が途切れた。アルビ兄さんが音響の担当者に「電源? 電圧?」と笑いながら確認し「マイクチェックワンツー マンコチェックワンツー ポリスメンは俺たちに麻薬チェックワンツー」と言った。さすがにマンコから先は嘘やで。漢 a.k.a. GAMIのリリックである。曲名は克明に分からないが最近ドロップされたMIX TAPE, “ON THE WAY”に入っている。マイクが復活したアルビさん曰く、
・この会場に明文化された禁止事項はないが、周りに迷惑をかける行為はすべて禁止。
・この会場は明かりが少ない。日没までに終わらせる必要があるので早めの時間を組み、参加券も少なめにした。
・浅倉樹々さんは体調不良のため、丸一日、欠席する。
・ステージから豆まきをしようと思ったが、日が違うからやめてくれと会場側に言われた。それはごもっとも。豆は買ってあるので握手会でメンバーから手渡す。数には本当に限りがあるのでご了承ください。

今日の売り切れたタイミングを見ると、私もあと30分遅れていたら買えていなかったかもしれない。もし異常な枚数を買うことで有名な金髪の最前おまいつがいたら今日の時間でも俺は買えなかっただろう。彼は最近はリリース・パーティに顔を出さないので、たいへん助かる。ちなみに豆まきで思い出したが、漢 a.k.a. GAMIがまくのはポリスとガンジャだけだ。

2曲やって自己紹介とトーク少し。3曲やってちょっとだけトーク。最後に1曲という構成。

低温火傷
就活センセーション
『春恋歌』
『付き合ってるのに片思い』(Berryz工房)
キャンパスライフ~生まれて来てよかった~』(℃-ute)
初恋サンライズ

・『低温火傷』で浅倉樹々さんだけが立って他のメンバーが取り囲むようにしゃがむ場面では浅倉さんの位置を小片リサさんが代行していた。ただし歌は代行しておらず、岸本ゆめのさんだけの歌唱になっていた。
・岸本ゆめのさん曰く、今日は久しぶりのリリース・パーティ。昨日ハロコンで福岡にいたときに▒▒▒chanが「明日のミニライブ楽しみ~」と言っていた。それを聞いてご自身までとても楽しみになっていた。
・小野田紗栞さん曰く、『春恋歌』を初めてリリース・パーティで披露した。皆さんに好きになってもらえるようにしていきたい。

12時35分くらいにミニ・コンサートが終了。ステージが高いからというアルビ兄さんの判断で、握手会は下で行われた。段差がないので、オタクの列でメンバーが事前に見えない。直前になるまでどういう順番で彼女たちと対面するのかが分からない。だから事前に準備がしづらい。ただでさえに握手におけるコミュニケーションの技術がとても低い私が、8人の美少女たちを相手にうまく立ち回れるわけがない。『フリースタイル・ダンジョン』でR-指定と対戦したときの最後の呂布カルマくらいに「もう全然いいわ、言うことねえわ」という状態だった。順番は、谷本安美さん、小片リサさん、▒▒▒chan、山岸理子さん、小野田紗栞さん、新沼希空さん、岸本ゆめのさん、秋山眞緒さんだった。谷本さんに「今日Tシャツ、ファイターズ?」と申し上げたら「そう、ファイターズ! よくぞお気付きで!」と左手の人差し指をこちらに向けておっしゃった。お目当てであるはずの▒▒▒chanを目の前にしても俺の口からは言葉が出てこなかった。ただ対面して目と目を合わて、笑顔と笑顔を交換できたというだけで嬉しすぎて、咄嗟に言葉を出すのが難しい。そんな俺に▒▒▒chanは「おはよ!」と声をかけてくださった。俺がこんなに可愛い「おはよ!」を人生で受け取ることは後にも先にもない。俺が「おはよう」と返すと「一番前にいた」とおっしゃるので「一番前じゃないよ」と言うと、一瞬ハッとした顔になって考えてから「リハーサルのとき!」。リハーサルは2列目だったけどまあ最前に近いかと思いながら私が頷くと、▒▒▒chanはホッとしたように笑っていた。私が頷いた頃には既に私が山岸さんから小野田さんに移るくらいのタイミングだった。新沼希空さんには「髪の色、似合う」と申し上げたところ「ありがとう」と返してくださったが、いつもの新沼さんに比べてちょっと疲弊している感じがした。

流山おおたかの森S・C内の高島屋にある惣菜屋で「竜田揚げポテトセット」499円(実際には498円だったか)と、イトーヨーカドーで角ハイボール濃いめ350ml 192円を買って、施設内のベンチに座って、食って飲んだ。空きっ腹に流し込むアルコホールはコス・パがいい。効く。仕上がった。13時42分、会場に戻る。ちょっと気を抜くとすぐに130番あたりが呼ばれている。俺は144番なので、駆ける。

2回目 14時~

右のスピーカー前、4-5列目。

『春恋歌』
愛おしくってごめんね』(カントリー・ガールズ)
低温火傷
就活センセーション
都会の一人暮らし』(℃-ute)
笑って

アルコホールの影響下で臨んだミニ・コンサートは、一味も二味も違った。つばきファクトリーと楽曲の魅力が何倍にも増幅して感じられた。特に『愛おしくってごめんね』が麻薬だった。二番の小野田紗栞さんによる「ごめんなさいね」には食らった。何かすげーやばいものを吸引した感覚だった。UZIもHello! Projectを観ていれば大麻に手を出さずに済んだのではないか。俺は大麻が倫理的にいいのか悪いのかは分からない。お酒やタバコと比べて身体に与える影響や中毒性がどう違うのかも理解していない。俺が知っているのは今の日本では法律に違反しているということ。法律と倫理は必ずしも同じではない(参照:Young Tony Hawk, “DORAGGU”)。サッカーである選手がオフサイドの位置にいたことと、その選手が人間として悪いかどうかは関係がない。ただ法律を犯すと厄介なことになるわけで、実利的な視点では違法な物質は使わなくて済むに越したことはない。俺はお酒とHello! Projectがあればヤクブーツは要らない。

握手。順番は、小野田紗栞さん、山岸理子さん、秋山眞緒さん、谷本安美さん、小片リサさん、新沼希空さん、▒▒▒chan、岸本ゆめのさん。▒▒▒chanが「こっちですよね? 今回は」と右の方を指さして話しかけてくださった。「そう」と頷くと、彼女はニコッと笑っていた。何というか、凄いな…。1回目の人違い疑惑を晴らすかのように、次の握手ではこうやってちゃんと把握しているんだぞっていう感じを出してくる。

1回目の握手会では俺のときには豆がなくなっていたが、2回目では最後の岸本ゆめのさんが手渡してくださった。イトーヨーカドーで角ハイボール濃いめ350ml 192円とハバネロさきいか224円を買った。ヨーカドーの前のベンチでハイボールを飲んで豆とさきいかを食った。アルコホールはそこまで強くは決まらなかった。2回目の前は特別だった。空腹だったから。

流山おおたかの森S・C、ケヤキ広場。ケヤキの木は本当に邪魔だけどさ、それでもこの会場はいいよ。まずステージが高い。その上、観覧エリアはここまでっていう制限がないんだよね。開放感がある。お金を払わずに後ろの方でアルコホールを入れて自由に楽しめそうだ。また来たい。

3回目 16時~

41番で手に入れた位置は、3-4列目、中央。2回目も真ん中ではないとはいえ番号が144番で4-5列目だったので、期待していたほどにはいい位置は取れなかった。アルビ兄さんの煽りで声を出す我々を、すぐ近くのスターバックス・コーヒーからニヤニヤ眺める金髪の青年。それを気にするわけもなく最前ではしゃぐおまいつたち。開演の直前にエスカレーターで下りてくる裏方とメンバーが初めて見えた。

低温火傷
寒いね』(スマイレージ)
就活センセーション
21時までのシンデレラ』(Berryz工房)
ハナモヨウ
『春恋歌』

・岸本ゆめのさん曰く、1回目と2回目の握手で「寒いね」と声をかけてくださる方が多かったが、スマイレージさんの『寒いね』を3回目で披露させていただくんですよと言いたくてうずうずしていた。今は言えるのでスッキリした。

握手会は、秋山眞緒さん、小片リサさん、▒▒▒chan、小野田紗栞さん、岸本ゆめのさん、谷本安美さん、新沼希空さん、山岸理子さんの順番。3回目の本編が終わると、気力がみなぎっているのを感じていた。本当に楽しかった! だから全員に「めっちゃ楽しかった」とお伝えした。秋山さんは「本当? ありがとう 眞緒も楽しかった」と言ってくださった。小片さんは、「嬉しい」と言ってくださった。▒▒▒chanは今日いちばんの笑顔でにこーっとしてくれた。小野田さんは握りが強いからか手を離すときに横に流す感じになるのだが、農作業感がある。芋を掘るような。最後の山岸さんから豆をいただいた。UZIもHello! Projectにハマっていれば、山岸理子さんが手渡してくれる4.5グラムで満足できたかもしれないんだよ。

『春恋歌』、すごく好きだ。リリース・パーティから数日たった今でも、一日に何度もフックがフラッシュバックする。3rd singleの中で一番好きだ。次に『I Need You ~夜空の観覧車~』、その次に橋本慎さんの判断でリード・シングルに選ばれた『低温火傷』。

つばきファクトリーのリリース・パーティを3回観覧し、▒▒▒chanと握手をした結果、労働のストレスと疲労がすべて吹き飛び、明日からを生き抜くのに必要な活力が満たされた。イトーヨーカドーのレジ係たちの前には「今日も笑顔で 元気よく頑張ろう!」と印字されたラミネートされた紙が掲示してあった。今の俺には、そんなスローガンを与えられなくても笑顔で元気よく頑張れるだけの力がみなぎっている。▒▒▒chanに会いに行ってよかった。



君に会いにいこう
きのうよりも 明るい街
君に会いにいこう
シャツのままで 会いにいこう
風になる自転車
長くゆるいスロープ抜け
あふれてる気持ちと名前のない花を持って
(坂本真綾、『君に会いにいこう』)