二日連続、午前で切り上げる在宅クソ労働。12:01に来る午前中指定のヤマト便。正確には受け取った直後に見た時刻が12:01だった。配達員さんがインターフォンを鳴らした瞬間は12:00だったかもしれない。近所の店。唐揚げ定食。馬鹿デカいのが売り。約半年振り。思っていたより胃に重い。完食するのがしんどい。ちょっと後悔。横浜駅。平日でも入店待ちが出るほどサテンに人が来るんだな。老婆ども。私が無職だった頃に平日のサテンで専業主婦とおぼしき集団の会話が耳に入りイライラしたのを思い出した。駅から少し離れた上島珈琲店。レーコー。Ethan Wattersさんの“Crazy Like Us”を読む。この本は米田倫康さんの『ブラック精神医療』で知った。米田さんの本は『発達障害のウソ』も読んだが非常に面白かった。昼が重たい唐揚げだったから、何か軽めのものを。野菜が摂れたらいいな、と考えながら横浜駅の付近で夕食の店を物色した結果、なぜかポーク・ステーキの店に入った。マロリー・ポーク・ステーキ。岡野交差点。最近出来たという記事をネットで見、気になっていた。一番小さい高尾山(270g)JPY990。ハイボールJPY390。柔らかくてジューシー。一口一口が味わい深い。塩、コショウ、マスタード、わさび、醤油、柚胡椒、と用意された調味料。一通り試したけど結局は醤油。自分がジャップであることを実感。ココはなかなか。また来たい。カウンター。サッと食ってサッと出て行く感じの店。
桜木町駅。今日は何だか気分が冴えなかったが、夕食を摂ってから気分がよい。あのポーク・ステーキなのか、ハイボールなのか、両方なのか。いいものを身体に入れたという感じがする。よく分からないけどいい肉なんだろう。ハイボールも薄すぎず、好印象。桜木町駅。風は冷たいが半袖teeにLee x Needlesのストーム・ライダーで十分暖かい。ランドマーク・ホール。人だかり。席は決まっておらず整理番号順の入場なので、エスタシオンの案内を聞き逃さないよう、みんなが気を張っている。ファンクラブ・イヴェントにはいない若めの奴や女がちらほら。あいつらは優越感に浸っているかもしれない。えー引くんだけどー、ジジイばっかじゃんココに来てんの。ウチらみたいな若くてお洒落な子が全然いないって。気付いてほしい。君たちが主にジジイが来る場所にいるのは趣味趣向がそのジジイたちと同じだからということに。まだ若くて人生に色んな可能性があるはずなのに既にジジイたちの墓場にたどり着いているということに。
入場前の段階で前方を占めるのはおまいつ連中。新沼希空さんの有名支持者であられるあの紳士はますます老けてもはやお婆ちゃんだ。あの老け込み方にしては不自然に黒々とした髪。白髪染めをしているのだろう。アルビ兄さんは黒のコーディネート。フーディ、ポロ・ラルフ・ローレンのスウェット・パンツ、ナイキのスニーカー。リリース・パーティのヴァイブス。62番という整理番号は思っていたよりもよかった。2列目の、右から二番目の席を取ることが出来た。おまいつが最前中央付近を牛耳る、チケット転売への締め付けが厳しくなった昨今のHello! Project現場から失われていた、懐かしい光景。
開演時刻の19時ちょっと前に後ろを振り返ると、席はほぼ埋まっていた。イヴェントの前に注意事項を読み上げるエスタシオンのリーダー格がいつも言う「本人への思いは、拍手で」云々のくだりがいつも気になる。日本語として変だよね。本人って何だよ。せめて出演者への思いとかだろ。いつも得意げに言ってるけどさ。前説でアルビ兄さん(高見沢さん)はひとしきり注意事項を読み上げた後、そうは言ってもコンサートじゃないんで、リリイベなので、リリイベなりの楽しみ方をしていただければと思いますと言っていた。どういう意味だったのだろう? 多少は羽目を外してもいいぞということ? 6月のアルバム発売時には会場も抑えてあり、オープン・スペースでリリース・パーティを行うつもりだった。来年の春くらいまで今の感染状況が続けばオープン・スペースでのイヴェントもやりたいとのこと。(普通に考えるとオープン・スペースつまり屋外の方が感染リスクは低いので理屈としては変だが、もはやこの馬鹿げた一連のコロナ騒ぎとコロナ対策と称する儀式類は世間体の問題でしかない。その意味では理にかなっている。もはや本気でコロナ自体を恐がっているのは知能が衰えテレビに人生を預けた老人くらいしかいない。)
めっちゃ近くて全員めっちゃ可愛くてめっちゃ楽しかった。魅了されっぱなしだった。近距離で観るリリース・パーティが一番だと再認識した。五曲のミニ・コンサートと各メンバーさんの簡単なコメント。30分程度の簡素な内容でも下手なハロ・コンと比較にならないほど満足できた。つばきファクトリーさんが新曲をパフォームするのを近距離でしっかりと観ることが出来てよかった。コロナ騒ぎになってからハロ・コンばっかでつばきファクトリーさん単独の現場が殆どない。この一回かぎりのリリース・パーティが貴重な機会。渋谷で一時間半くらい並んで、JPY3,900を払って入場券を手に入れるだけの価値はあった。樹々ちゃんと二度くらい目が合って、好きになった。曲中に樹々ちゃんと目が合ったのは初めてかも。本当に可愛いな。でもその後みずほちゃんが三、四回目を合わせてくれて大好きになった。特に『涙のヒロイン降板劇』で二回くらい、数秒間じっと目を合わせてくれた。この曲を初めに聴いたときはさほどピンと来ていなかったが、今日のコレで忘れられない曲になった。衣装は『涙のヒロイン降板劇』。みずほちゃんの身体に対して短パンが結構パツパツでお尻のワレメに食い込んでいて目が離せなかった。どの曲か忘れたけど八木栞さんが斜めにひざまずいて止まるべきどころで、膝を立てず、両足を揃えて正座を少し浮かせたような体勢になっていた。アン・スコが見えるのを気にしたのだろうか。小野田紗栞さんは気にせずにガンガン見せてくれた。ベテランの貫禄。最後の曲は新曲三つの中からヘッズの拍手の大きさで決められた。ほぼ互角に割れたが『約束・連絡・記念日』が最初に脱落。(他の二曲が100、100、だとすると『記念日』が90な感じがすると言う秋山眞緒さん。『記念日』を落とすんじゃなくて『涙のヒロイン降板劇』と『ガラクタDIAMOND』の拍手が多いですねという言い方にした方がええやろ的に苦言を呈する岸本ゆめのさん。)この二曲で再度、拍手による意思表示。拮抗。決められないメンバーさんたち。舞台裏のアルビ兄さん(高見沢さん)に判断を仰ぐ岸本ゆめのさん。アルビ兄さん(高見沢さん)が『ガラクタDIAMOND』に決めた。この曲でもおみずちゃんがしっかり目を合わせてくれて、もっと好きになった。
お見送りではおみずちゃんに指を差されて何かを言われた。メンバーさんが全員ありがとうございます! と常時大きな声で言っていて聞き取れなかったけど、目が合った的なことを言っていたような気がする。おみずちゃんの何人か前、たしか二人目くらいに豫風瑠乃さんがいて、なぜか私を見てピョンピョン飛んで手を振ってくれた。おまいつの誰かと勘違いしたのだろうか? 少し申し訳ない気持ちになった。(彼女はパーティ中、合間のトーク中などに最前の支持者にいちいち反応して構ってあげていた。今のベテラン勢も最初のころは結構こういう感じだったよなと思い出した。)無邪気な瑠乃の姿がしばらく頭から離れなかった。心が痛むから、次からの個別は瑠乃にも少しは入らないといけないかもしれない(本シングルの特典会ではお絵描き会に一枚だけ入った)……。私にはおみずちゃんを最後まで見届けてシーンから身を引くという考えはあるのだが、彼女が退団した数年後のつばきファクトリーさんの個別で豫風券を求めている自分がちょっと想像できて恐い。でも瑠乃は今13歳だ。本家・豫風瑠乃さんこと田村芽実さん(お顔の系統が似ている)の現場を増やすことで瑠乃への興味を散らしていくという、治療法。私は来月、田村さんとめがねさんという方の二人芝居“Equal-イコール-”を三回、観に行く。(治療のために申し込んだわけではない。念のため。)