2025年7月23日水曜日

Chemistry LiVE with LiVS TOUR 千葉公演/LiVS in SUMMER 2025 千葉公演 (2025-07-12)

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( #KTCHAN , 『きゃp@い』)

対バン、単独公演、対バン、単独公演。この土日に詰め込まれた四連戦を控え、純粋に楽しみな気持ちにはなれない。何割かは重圧を感じている。自分がやり切れるのかって。楽しみ切れるのかって。しんどくならないのかって。そして月曜にちゃんと出社して働けるのかって。ストーカーとしか言いようがない頻度でミニ・マルコらの集団の現場に顔を出している四月以降の私。たまに心配になることがある。マルコchanがステージに出てくる度に、うわっまたこいつがいるってならないかなって。不気味じゃないかなって。怖くないかなって。私は元来そんなに活動的なタイプではない。無理が効かない。ちゃんと休んで寝ないと持たない。どっちかというとロング・スリーパー。ゴリゴリに現場に通いまくる今の生活が性に合っているかで言えば、おそらく合ってはいない。最近は日中に居眠りをしてしまうことがある。LiVS中心のこの生活が原因のひとつなのは否定しようがない。一般的には遊び疲れということになるのだろう。しかし私には遊んでいるという感覚はまったくない。遊んでいないのだから罪悪感はない。もっとLiVSに行く頻度を減らしてちゃんと働かないと、とは思わない。この集団に落としている金額。いくら高収入の私でも厳しいって。でも無駄遣いとは微塵も思わない。これ以上に価値のあるお金の使い道は今の私にはないからだ。iPhone 14に届く「りそな銀行から高額の出金がありました」というMoneyForwardアプリのプッシュ通知。待ち受け画面のミニ・マルコchan。いや、なんかピースしてとぼけてるけど、あんたが高額な出金の主な原因やねん。好きです。

千葉。仕方なく以外の理由で東京都民が行くことはない場所。東京での公演に比べて電車代と移動時間が余分にかかる。千葉駅前。歩道が広い。セヴン・イレヴンの店内も空間に遊びがある。ホット・コーヒー(R)を飲んで時間調整。そこから数分歩くと会場の千葉LOOK。水商売系のお店ばかりが入居しているビルヂング。橋を渡ると向こうは風俗街。目に飛び込んでくるSMAT X SMATという店名。千葉にお住いの目撃者によるとSMAP X SMAPをもじっており、30年くらい前からあるお店らしい。行ったことあるんですかとすかさず誰かが問い、いや、ないですと氏は首を振っていた。今日の特典会は場所を変えてSMAT X SMATでやるらしい。いや何の特典会やねん(笑)という軽快なトークが、入場待ちの目撃者たちの間で繰り広げられた。

そういえばセヴン・イレヴンの前でコーヒーを飲む前に一度、会場の場所を確認しに行ったんだけど、そのときちょうど出演者とおぼしき女性の集団が千葉LOOKに入ろうとしていた。Finallyのメンバーさんたちだった。遠いねとメンバーさんの誰かが言うのが聞こえてきた。千葉駅からは近かったので、どこから歩いてきたのかは不明である。そう、今日の対バンは相手がFinally。あとLucy。Finallyは個人的に目にするのが三度目。最初がLiVSとのツー・マン(和製英語)、二度目が池袋の対バン。Finallyには好印象を抱いていたし、池袋のときに行きそびれたので今日はAoiチャンの特典会に行きたいと思っていた。

対バンはLucy→Finally→LiVSの順番だった。LiVSの主催なのでトリ。LucyとFinallyは、LiVSさんに呼んでいただいたという立場。LiVS目当ての客は全体の中で一番少なかった気がする。それで主催の面子が保てるのかと思う一方、動員的に格上の集団を呼べたのは成功なのだろう。開演前に目撃者数名で、Lucy支持者の紳士たちと少し歓談させてもらった。どうやらLucyはメンバー七人だったのが一気に抜けて四人になったらしい。特典会は以前までチェキがなく、撮影系は写メしかなくて、毎回JPY20,000くらい使うのにモノが何も残らなかったんですと一人の紳士がおっしゃっていた。あと特典会の列はどのメンバーにも全然並んでいないのに七人のメンバーそれぞれにチェキ・スタッフが配備され、やけに厳格に時間を管理されていたことがあってきつかったという話が可笑しかった。メンバーさん脱退の経緯は分からないが、何の予備知識もなく観た印象としては、四人という人数は非常に観やすかった。全員が容姿端麗な上に衣装の肌面積が広い。全員がワキを見せるのを厭わない。意識の高さを感じた。(やっぱ四人、五人。音楽や、ステージでのパフォーマンスの質を優先するならこれくらいがいいよ。一人一人の見せ場があって。BLUEGOATSも四人だし。一方、特典会の売上を優先するなら人数はもっと多い方がいいよね。)曲は統一感のある真っ直ぐなロック調(私はロックのことは分からないので推測で書いています)。初見でも乗りやすく、目でも耳でも楽しめるステージだった。後日、Spotifyで何度かアルバムを聴いた。Lucyは横浜公演の対バンでも再び登場するらしい。また観るのが楽しみである。

FinallyではとにかくAoiチャンを見てしまう。隣にいた目撃者がペン・ライトを二本所持しており、ご親切にも一本を貸していただいた。それを白く光らせる(Aoiチャンのメンバー・カラーが白)。ペン・ライトを使うのがめっちゃ久し振り。LiVSではペン・ライトを使う慣習はない。BLUEGOATSにもない。Hello! Projectにはペン・ライト文化があったが、ある時期から面倒くさくなってあまり使わなくなっていた。だから本当に数年ぶりかも。Aoiチャンを支持しているというのを明確に行動で示したら、心なしかこれまでよりもさらに目を合わせてくれた気がする。何のときか忘れたけど我々がフロアでしゃがむタイミングがあって、そのときに私が気を抜いて真顔になったとき、私の真顔を真似してきたのにはびっくりした。それで私が笑ったらAoiチャンも笑った。

あ! しーちゃん!(手でcを作りながら)
そう! よく覚えてるね(※チェキの宛名を見るとLiVSとのツー・マンで一度書いただけのc-tekiという表記まで覚えていた)
覚えてるよ。眼鏡が印象的だったから…あれ、今日はまた違う眼鏡だ。この間の池袋でも見つけたけど、(特典会で)会えなかったから
あの時ってさ、(Finallyは)物販が並行だったじゃん。俺ライブ最後まで観てたからさ
そうだよね。同時にやってたから、全部観たい人は難しいよなって思ってた
あのとき俺にタオルを投げてくれたから、それで好きになっちゃった(※すみません、これは失言でした。私が好きなのはミニ・マルコchanだけです)
好きになっちゃった?(笑)
俺、池袋に住んでてさ。あの会場から徒歩15分
え、やば! 池袋ってさ、住みやすいよね?
住みやすいよ
あとちょっと治安が悪い?
治安はいいよ。一度、近所で殺人事件が起きたけど。中国人同士が、銃で。黄色いテープで周囲一帯が封鎖されて。あれはちょっと怖かった
私、▒▒区なんだけど、
▒▒区やば!
▒▒区は自転車の窃盗はよくあるけど、そこまでだから。殺人とかはないから
的な話をした。先日、鈴木MobさんがYouTubeの配信中に中野区に住んでいることがバレてしまいバズッたが、Aoiチャンが当たり前のように住んでいる区を開示してきたことに衝撃を受けた(ここでは念のため伏せてある)。

横浜F・マリノスのチャントに「見せつけろ 横浜を この胸の 誇りを」というのがある。LucyとFinallyという優れた二組を観たことで心に火をつけられ、これがLiVSだ、これがLiVSのフロアだっていうのを全員に見せつけてやるという気持ちになった。スマ・フォは一度も構えず、一枚も、一秒も撮らなかった。ライブを楽しんで盛り上がることに全振りした。今日は少人数だったためいつもミックスが起きる箇所で起きないことが多く、私としては心地よかった。“He Meets”の心の扉に飛び込む箇所でマルコchanと一対一の真顔睨めっこをさせていただくことが出来、それだけで千葉に来てよかったと思えた。マルコchanが堪えられず最後に噴き出していた。

コンニチハクリニックさんが写メで千葉にちなんでチーバ君の顔をしていて、お話しするときもチーバ、チーバと言っていたので、英語でcheebaって言うと大麻のことなんだよ。だからラップの歌詞によくcheebaって出てくるよ。というストリートの知識を授けた。ところでコンニチハクリニックさんには前からどるっちぇへいへい!!がどういう意味なのかを聞きたいなと思っているのだが、毎回、言い出せないまま氏のペースに飲まれ、気付いたら特典会の時間が終わってしまう。(國府田マリ子、『言い出せなくて』)

夜の単独公演は、これまでに私が入ってきたLiVSの公演の中でもトップ級にフロアが激しかった。ケチャでどんどん人が突っ込み、最前という概念そのものがほぼ崩壊している。昼の対バンではチケット代がJPY3,000でフラットだったが、単独公演ではJPY10,000とJPY31,500のチケットを買った人たちが優先入場をしている。それらの高額チケットが意味を成していないのではないか、こんなに最前中央付近がゴチャゴチャになるのを知りつつ万チケを売るのはやめるべきではないのではないかと思うほどだった。今は高額チケットを買う紳士たちの優しさで成立しているが、LiVSがこれから規模を拡大していったら確実に揉めるポイントだろう。金返せとかそういう話になるかも。

この土日は特典会は対バンのときだけに行って、単独公演は終演後すぐに帰ると決めていた。早く帰って休みたいのに加え、特典会は対バンの方がいい。サインが付くし、コンパクト・ディスクを受け取らなくて済むし。帰り道。千葉から近いことに気付き、平井で降車。マサラ・キング。マトン・ビリヤニ定食。カレーはビーフ・ドピアザを選択(+JPY110)。JPY1,650。月に一回は来たい店。帰宅。銭湯でゆっくり。