2018年7月6日金曜日

つばきファクトリー 4thシングル発売記念ミニライブ&握手会イベント(2018-06-30)

汚れたバックパックを背負った短髪の紳士が左手に持つボロボロのエッチ本(アイドルお宝系。インターネットの普及で虫の息のはず)を見て、自分の少年時代を思い出した。俺は近所の公園でよくサッカー・ボールの壁打ちをしていたのだが、ある日ゴミ箱いっぱいにポルノ漫画が捨てられていたんだ。当然、拾うわな。子供だったからさ。本の状態はそんなによくなくて、モノによっちゃ派手に破れていた。それでも俺は大事に持ち帰って、机にしまった。もちろん机にしまうだけで終わるはずがないが、詳述は避けよう。俺は今、エロ本を拾った当時の自分と大差ない年齢の少女たちを観るために、武蔵野線で千葉に向かっている。Madlibの“Medicine Show No. 6: Brain Wreck Show”を聴きながら。老紳士の群れが一気に乗ってくる。彼らを観察すると一様にスポーツ新聞や競馬新聞を熱心に読んでいる。赤ペンで何かを書き込んでいる人もいる。異様なヴァイブスをまとう彼らは船橋法典駅で一斉に降りた。検索したところ、中山競馬場があることが分かり、合点した。

平日と同じ6時に設定したiPhoneのアラームで起きて、7時過ぎに家を出た。帰宅も遅くなる。労働と酷似した拘束時間と生活リズム。リリース・パーティに参加するってのはそういうことだ。先週の土日もやっていたけど俺は名古屋にいたから行けんかった。日曜日の会場がね、流山おおたかの森S・C。前に行って気に入った場所だった。後ろ髪を引かれる思いがあったけど、掛け持ちは物理的に不可能だった。Juice=Juiceのコンサートが時間的に真裏な上に名古屋だったんで。チケットを獲得済みのコンサートとリリース・パーティでは当然ながら優先するのは前者。ということで、今日が俺にとってつばきファクトリー4thシングルのリリース・パーティ初参加である。体調はマシになってきている感触がある。先週よりいい。だが家を出る直前に鍵をなくしてイラつく。スペア・キーで施錠する。外に出る。蒸す。首から汗が垂れる。

海浜幕張駅。風が吹いている。爽やかな空気。頬が緩む。イオン・モールまで少し距離があるようで、バスが出ている。160円だったかな。徒歩でも17分らしいけど、CD予約販売の列になるべく早く加わりたかったので、バスを使う。出遅れると最悪の場合、優先入場券が買えなくなることもあり得るから。帰りは歩く。終点がイオン・モールだったので最後まで乗るのかと思っていたけど、途中の停留所で結構な人数が降りている。不安になって降りた。運のよかったことに、その途中のバス停が正解だった。10時6分、列に着く。ざっと100人はいない感じかな。いつもの並び具合。風で売り場の千円札が飛ぶ。慌てて回収する売場の青年。音声チェックでステージ横のスピーカーから流れるフュージョンがうるさい。販売員と顔を近づけないとお互い聞き取れない。通常盤ABCを1枚ずつ。送料700円。3,940円。優先券は1回目、2回目、3回目の各一枚ずつ。番号は261番、257番、208番。平凡中の平凡。でもまあコレでいいやって感じだった。体調はよくなってきているとはいえどこか本調子ではない。今のタイミングで運が回ってきて凄い番号をもらっても、消化しきれない。10時40分頃か優先エリアの外でリハーサルを待つ。はじめは二列目だったが何となく前の二人の間隔が広がって、最前に入れた。何でかなって思ったんだけど、左側の紳士がションベン臭かったのね。Tシャツは黄ばんでるし、トランクスがはみ出ている。もしかするとそれで右側の紳士が離れたのかもしれない。10時55分、アルビ兄さんを観測。今日はオレンジのアルビレックス新潟のユニフォーム。背番号19 KISHO。俺たちをキショ(気色悪い)ってディスってるのかと思たが、矢野貴章さんのことだね。下はベージュのハーフパンツ。青×黒のスニーカー。11時7分、ステージに番号テープを貼るアルビ兄さんとエスタシオン。アルビ兄さん、今日は機嫌がよさそうだ。エゴ・サでもしているのか、スマ・フォを見て笑っている。

『しつこい疲れは副腎疲労が原因だった』(本間良子)を読む。昨日、書店でふと手に取ってパラパラめくったらピンと来たんだ。自分が抱えている慢性的なつらさの原因が書かれているような気がした。アドレナル・ファティーグ(副腎疲労)というアナル・ファックのような疾患。たぶんコレだと思うんだよね。通例だとリリース・パーティのリハーサルは本番1回目の50-60分前が目安だが、今日はなかなか始まらない。11時52分に、これからリハーサルをやるとアルビ兄さんが宣言する。そこからしばらくして、つばきファクトリーが右からステージに向かって歩いてくる。私服衣装ではなかった。『デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい』の白い衣装。お辞儀するとき小野瑞歩さんの胸元の影が見える。この衣装はデコルテがシースルーなんだけどお胸と首の間に、柱のように白い生地がある。その柱の位置がメンバーさんによって異なる。小野瑞歩さん、小片リサさん、岸本ゆめのさん、新沼希空さんは真ん中が空いているから屈むと構造的に影が見えやすい。でもこの中だと小野さん以外は屈んでも影になるほどのアレが現時点ではない。おへそは全員隠れているけど、浅倉樹々さんと山岸理子さんはもう少しで見えそうになる、というかちらっと見えているような、見えていないような。見どころの多い衣装だ。披露されたのは『純情cm(センチメートル)』。一曲のみ。この数分のために1時間20分待ったと考えると虚しさもあったが、皆さんの全身を観られたので、ションベンの臭いに耐えながら待った意味はあった。今日の整理番号では部分的にしか見えないだろうから。12時1分、リハーサル終わり。メシを食っておきたかったが、一回目の集合まで時間がないので、終わってからだな。

① 12時10分集合、12時30分開始 261番

番号の呼び出し。12時15分、50番。12時17分、100番。ここからは10番区切り。右端の7列目くらいを確保。12時23分。サムライさんが優先エリア外の右側にいる。太ももの大部分を露出した半ズボンにカーキのシャツをお召しになっているのだが、シャツでズボンが隠れてノーパンに見える。アルビ兄さんの前説。
・梅雨時のつもりで屋根のある会場を予約したが、梅雨が明けた。
・いくら規制がないからといって一曲中ずっとジャンプすればそれは迷惑。ジャンプは節々、節々でしてほしい。
・ココは規制のないゆるい会場。
・特別なスピーカーを二発持ってきた。この間、つばきのリリース・イベントの後にAKBのイベントをやっていた。AKBのファンは声援が大きい。それに負けないようにしてほしい。

1.『デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい
2.『I Need You ~夜空の観覧車~

デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい』はめちゃくちゃええ曲やけど、分かりやすく声を出したり盛り上がったりする感じとはちょっと違うんだよね(少なくとも披露されて日も浅い現段階では)。だからはじめにコレが来たときは、お前ら声出してけとさっきアルビ兄さんが煽って俺らが大声で反応したときの熱量とはちょっと違う空気だった。Juice=Juiceもコンサートで皆さんまだまだ盛り上がる準備できてますかー? 声出せますかー? なぞと言って俺たちを焚きつけた直後に『銀色のテレパシー』をやったりする。最近(20180617)ラジオ日本『爆夜~BAKUNAI』でちゃんさん(宮本佳林さん)がそれを話題に挙げていた。

新曲にちなんだトークを展開するということで、1回目は『デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい』。朝起きたら必ずやることって、何かある? と山岸理子さんがメンバーさんたちに問いかける。小野瑞歩さんが考えるとき、眼球を右に寄せていた。人間は過去のことを考えるときは眼が左に、未来の場合は右に動くはずだけど(たしかアンソニー・ロビンス、『一瞬で自分を変える法』で読んだ)、このとき彼女はどういうことを考えていたのかな。朝の支度の時間、谷本安美さんは平均20分。起きたら1階に降りて(つまり2階建ての一軒家に住んでいるんだな)、顔を洗ってメイクをして髪の毛を整えて家を出る。小野田紗栞さんと新沼希空さんは2時間。そんなにやることはないが、不安だから起きる。私も2時間派、と乗っかる小野瑞歩さん。メイクしたり髪の毛をやったりしていると疲れるから途中で何回か休憩したくなる。そのために2時間前に起きる。

3.『純情cm(センチメートル)
4.『大きな愛でもてなして』(℃-ute)
5.『笑って

6.『今夜だけ浮かれたかった』

『今夜だけ浮かれたかった』、盛り上がるなコレは。まだ披露回数は少ないはずだが、既にヘッズはノリノリだ。

アルビ兄さんによるとこのイオンモール幕張新都心は日本で2番目に大きいイオンモール。あと2回、ミニライブを行いますので観に来ていただければ、とみにで音を揃えて来る。

全員握手は右から順番に:

小片リサさん
新沼希空さん
小野瑞歩さん
岸本ゆめのさん
小野田紗栞さん
谷本安美さん
秋山眞緒さん
山岸理子さん
浅倉樹々さん

皆さんに、衣装可愛いとお伝えした。何となくだが、つばきファクトリーがリリース・パーティの全員握手に臨むときのスタンスが少し変わってきているような気がする。そこまでマジでやり取りをしようとせずに、流してる感じ(俺が避けられているのかもしれないし、強いオタクさん相手だとまた違うのだろうが…)。コレでよいと思う。ちゃんとした会話は個別握手でやればいいんだから。小野瑞歩さんに今日何時に起きたのか伺ったところ、今日は…と考えてから、7時というご回答をいただいた。小野さんが答えていただいたときには私は岸本さんの前にいたので、私の次の人は小野さんと言葉は交わせなかったはず。もし何か話すつもりだったのであれば、申し訳ない。7時に起きたということは、今日のトークを踏まえると家を出たのは9時のはず。今日の集合時間が分かれば、東京都のどの辺にお住まいなのか、当たりは付けられそうな気がする。イヤ、さすがに実行には移さないよ。

13時48分。3Fのフードコート。ティーヌンイオンモール幕張新都心。ロゴに見覚えがある。青山にあるあの店だな。一回、入ったことがある(俺がファッション・オタクだった頃は毎週末、青山や原宿に出かけていた)。ガイヤーンセット1,400円。生ビール480円。計2,030円。悪くない。モール内を歩く。かぞく似顔絵展。子供が書いた親の絵。そういえば私も子供の頃、父親を描いて、どこかに展示されたことがある。描かれる側に行けなかった、選ばれし私たち 迫りくる獣たち…。蔦屋書店(今日のパーティのCD販売店)。『超疲労回復』(松尾伊津香)が気になる。買う。イオンモールにアイドルさんを観に来るだけじゃなく食事を摂り、本を買う。向こうにとっちゃ模範的な客である。

② 15時10分集合、15時30分開始 257番

お前らもっと声出せるんとちゃうか的なことをアルビ兄さんが言うてくるんやろなと思っていたが、予想通りだった。今日はウーファーを持ち込んでいる。ウチらが皆さんの心を震わせる。1回目、とても盛り上がったと思います。けどまだまだ声出せるんじゃないですか? 皆さんの夏は今日から始まったんじゃないですか? つばきファクトリーの夏は今日から始まったんじゃないですか? どんどん語気を強めるアルビ兄さん。彼の応援するアルビレックス新潟の低迷(執筆時点でJ2で22チーム中15位)が嘘かのような元気さである。

番号の呼び出し。15時15分、120番。100番から、さっきは10番ごとだったが今回は5番ごとに呼び出し。

1.『今夜だけ浮かれたかった』
2.『春恋歌

トークは『純情cm(センチメートル)』にかけて、一番純情なメンバーは誰か? というお題。谷本安美さん曰く、一番純情なのは自分。次は山岸理子さんだということで話が収まる。1回目と比べてそんなに話が広がらなかった。

3.『デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい
4.『私がオバさんになっても』
5.『パン屋さんのアルバイト』(スマイレージ)

『パン屋さんのアルバイト』でここまでハチの巣をつついたような大騒ぎになる理由を俺はよく分かっていないのだが、とにかく皆さん飛ぶわ飛ぶわ。この曲への愛を常々語っているKOHHさん似でファッショニスタの青年が前方にいたんだけど、心から楽しんでいるのが伝わってきた。あそこまで人生を楽しめるのが羨ましいくらいだった。(彼は2回目の後に禿げ上がった紳士と何やらお互いの肩に両手を置いて言い合いをしていた。揉めているようにも見えたし、何か励まし合っているようにも見えた。禿げだけに。いずれにしても日差しと相まって限界感のある光景だった。)この2回目は畳みかけてくる感じの、強めなセットリストだった。

6.『純情cm(センチメートル)』

全員握手は右から順番に:

秋山眞緒さん
谷本安美さん
小野田紗栞さん
小野瑞歩さん
山岸理子さん
新沼希空さん
小片リサさん
岸本ゆめのさん
浅倉樹々さん

俺はつばきファクトリーの曲では『春恋歌』が(『就活センセーション』と並んで)最も好きなので、同曲をやってくれたのが嬉しかったと皆さんにお伝えするつもりだった。が、秋山さん谷本さんくらいで面倒くさくなって、残りはお疲れ様でしたと会釈で済ませた。それで全然いい。向こうも暑さで疲れている。皆さん顔の汗が噴き出している。小野さんは、ありがとうございましたと小さめの声で弱い感じの反応だった。大変そうだ。余計な負担を与えずにさっさと流れるべきだ。皆さん、こんな暑い中、オジサン相手に手を握ってくださって、笑顔までくださる。コレで十分すぎる。

自己嫌悪に襲われる。俺はいつまで土日にショッピングモールで美少女たちの手を握るのだろうか? 身の振り方は真剣に考えなければならない。現場には自分の延長線上の40代、50代の紳士たちが大量にいる。自分もそうなっていいのか? すげー禿げ散らかした、妊婦さんのようなお腹の人たちを俺も笑えない。まだ禿げていないだけで、ある程度の節制でデブになっていないだけで、やっていることは彼らと同じだ。自分はもっと若い時点で既に同じ場所にいるんだ。俺はこの間、母親の還暦祝いで両親をサッカーの試合に連れて行った。二人ともとても喜んでくれた。それが正しい時間とお金の使い方ではないのか? 重い気分になってくる。自分の心身が100%ではないからなのか? 急に暑くなって参っているからなのか? 日差しで少し頭痛がするからなのか? そういった要因もあるかもしれない。けどたぶんそれだけじゃない。現場に来る人たちの汚い身なりを見て、昔は単に笑い飛ばせていたけど、最近は他人事ではないと思うようになってきた。馬鹿にしているだけでは済まない。ヴァイッド・ハリルホジッチさんは西野朗さんが選んだベテラン中心の代表メンバーを見て、代表チームというのは社会福祉事業ではないと言った。俺はアイドル現場という社会福祉事業に人生を預け続けていいのだろうか? コンサートやミュージカルはまだしも、リリース・パーティに関しては大の大人が朝から晩まで多大な時間を犠牲にしてこんなことをやっているという現実に耐えるのが難しい。

一体俺は何がしてえんだ このままでどこがいけねんだ とたまに前のこと振り返り反省 昔の罪 繰り返し懺悔
(K DUB SHINE、『オレはオレ』)

1回目、2回目と参加して、現場で笑顔になれるくらい元気が回復はしているのを実感した。でも明日はやめておこう。前橋は遠いし、この調子では身体が持たない。

モール内の倉式珈琲店。席は空いているのに入店待ち数名。1回目の後に通りかかったときは10人以上いた。案内が追い付いていないんだな。『しつこい疲れは副腎疲労が原因だった』にカフェインはやめておけと書いてあったがメニューにdecafのコーヒーはなし。カフェインなしの飲み物は糖分多そう。結局アイスウインナーコーヒーにした。

17時27分。本間良子、『しつこい疲れは副腎疲労が原因だった』読了。原因がつかめない不調やだるさ、取れない疲れは副腎疲労が引き起こしている可能性がある。小麦、砂糖、乳製品、加工食品、カフェインを避け、寝る前のスマフォをやめ、よく寝て、汗をかき、ビタミンB群、タンパク質、野菜・果物を採る。
アドレナル・ファティーグ簡易チェック http://adrenalfatigue.jp/check/

③ 18時10分集合、18時30分開始 208番

18時7分、会場に戻る。日差しが軽くなって、気温も少し下がり、過ごしやすくなっている。18時14分、100番の呼び出し。ここからまた5番刻み。幕張拡声器集団(エスタシオン)、うるせえ。耳栓を持ってきてもよかった。3回の中で一番いい番号だったけど、ついた位置は7-8列の右から2番目と、1回目とほぼ変わらないか少し悪いくらいだった。視界は1回目が最もよかった。

1回目、2回目を経て、自分の心がだいぶほぐれてきた感触があった。音に合わせて身体を揺らし声を出すのが抵抗なく出来た。参加することに対して上述した葛藤はあるが、つばきファクトリーのリリース・パーティではいつも自分の精神的なストレスを除去してもらっている実感がある。

1.『純情cm(センチメートル)
2.“Just Try!

トークは、何だっけ。『今夜だけ浮かれたかった』にちなんでいたはずだけど、覚えていない。

3.『デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい
4.『ハナモヨウ
5.『さぼり』(Berryz工房)

ハナモヨウ』のイントロで観衆は沸いた。単純に好きなのか、久しぶりに聴けて嬉しいのか。

6.『今夜だけ浮かれたかった』

19時4分、ミニ・コンサート終わり。全員握手は右から順番に:

浅倉樹々さん
新沼希空さん
岸本ゆめのさん
小片リサさん
山岸理子さん
小野瑞歩さん
小野田紗栞さん
秋山眞緒さん
谷本安美さん

19時13分、握手から抜ける。1回目、2回目もそうだったが、終了後の挨拶は見届けずに帰る。しかし汗臭かった。夏のリリース・パーティは臭いが違う。

駅前はワックな雰囲気で飲食店には期待できなさそうだったが、上海ドラゴン食堂という名前と刀削麺の看板に引き寄せられて入ってみた。本場中国で修行を積んだ王さんの出勤日に限定販売します。※詳しくはスタッフまで。注文が受領されたので、王さんが出勤している模様である。山西刀削麺。850円。おいしいよ王さん。小麦粉とカフェインを避けよという本を読んだ直後から俺はコーヒーを飲んで刀削麺を食っている。それだけ習慣化しているということだ。

海浜幕張駅からフッドに帰ろうと乗り換え案内で検索したら次の電車が34分後で目を疑った。20時36分まで駅のプラットフォームでTwitterを見る。握手が終わった後の挨拶で、今日は潮風が感じられたと山岸理子さんが言ったらしい。もしイオンモール海浜幕張店のステージからつばきファクトリーに潮風の匂いが分かるのであれば、当然ヘッズのイルな体臭も感知しているはずだ。そんなひどい環境の中、ションベン臭いオジサンにまで笑顔を振りまいて握手してくださる彼女たちは、天使だ。The Voidsの“Virtue”を聴きながら帰途につく。イオンモール幕張新都心 グランドモール1F グランドスクエア、いい会場だった。

小野瑞歩さんがメキメキ成長していると感じた。まず単純に、ハッとするくらいの美人になってきている。次に、歌声がつばきファクトリーの主軸になってきている。『純情cm(センチメートル)』の、もう少しだけ惑わせての箇所で小野さんの声が好き。最後に、笑顔だけじゃなくキリっとしたキメ顔も出来るようになって、表情の幅が広がっている。

疲労感がとてつもない。家に帰り、布団に寝転んだらそのまま起き上がれなかった。やっぱ明日は無理だ。販売開始に間に合わせようと思ったら5時くらいに起きんとあかんし。今後のリリース・パーティは体調を整えながら、楽しめる範囲で参加する。楽しめなかったら行く意味がない。