2024年4月28日日曜日

KissBee 新体制お披露目ライブ (2024-04-22)

皆さん、元気ないんじゃないですかー? なんて優衣チャンが公演中に我々を煽っていたけれど、私に関して言えば本当に元気がなく、ただ弱々しい微笑みを浮かべてやり過ごすしかなかった。ここ数週間。抜けない疲労感。昨日、日曜の朝。うわ、仕事に行かないと…あのメールを送らないと…そして早く上がってKissBeeを観に行かないと…そんな追いつめられたような気持ちで目が覚めた。まだ日曜日だと気付いても安堵はなく、しんどさが消えなかった。私が仕事とKissBeeを同列に並べ、こなさなければならないタスクとして認識していることに気付き、自分で驚いた。KissBeeの公演を楽しみに思えていない。むしろ精神的負担になっている。一日が経過し、多少はマシになったが、公演を存分に楽しめる心身の状態ではなかった。なんでこうなったのか。スケジュール帳の3月を見ると答えが書いてあった。3月中旬に会社の行事で某所に強制連行された。3月15日(金)は4時起きで始発電車。そこから日曜の夕方まで拘束され、翌日から普通に働かないといけなかった。ちなみに潰れたその週末には16日(土)にゆいののの公演、16日(土)と17日(日)にはめいめいの秘密倶楽部が開催されていた。会社による強制連行でそれらを観に行くのが物理的に不可能となった。残念である。でもまあ、横浜F・マリノスのホーム・ゲームと被らなかったからよしとする。会社都合で土日が潰れるとしても年に一度か二度。今の私は平日夜にもフットボールを観に行けている。十分に恵まれている。

「白金高輪 ビリヤニ」で検索して出てきたのがサムラートという店。会場に入る前にココで夕食。私は最近、ビリヤニにハマっている。ハマっているというよりは、ビリヤニに対する探求心が芽生えている。私だけなのかもしれないが、ビリヤニに対する受け止め方には店と客とで温度差がある。特に普段ビリヤニを出していない店がたまに作ると、やたらとプッシュしてくるというか、なんだか鼻息が荒い。私にとっては何がそんなにいいのかよく分からない。(作るのが大変なんだろうというのは何となく察している。)その謎を解明したい。良さを理解できるようになりたい。良いビリヤニと悪いビリヤニを識別できるようになりたい。

私は4月6日(土)からこれを書いている4月28日(日)までの3週間強で7つのビリヤニを食した:
  • タイガー(東十条) ビーフ・ビリヤニ
  • キング・ケバブの2階(東十条) マトン・ビリヤニ
  • サディア・カレー&ビリヤニ・ハウス(十条) チキン・ビリヤニ
  • サルシーナ(新大久保) マトン・ビリヤニ
  • ゴレルシャッド(江戸川区。池袋のイベントで購入)
  • サムラート(白金高輪) チキン・ビリヤニ
  • マルハバ(池袋) マトン・ビリヤニ
ビリヤニ初心者の感想ではあるが、サムラートのビリヤニが一番おいしかった。パッと見、量が物足りなく見えるが、中に肉がゴロゴロ入っている。Very hotにしてもらったらガツンとからい。生ビールに合う。レシートについているクーポンで次は生ビール(小)が貰えるらしい。白金高輪にはめいめいを観に5月24日(金)にまた来る(それも今日と同じ会場)ので、そのときに再訪してもイイかもしれない。チキン・ビリヤニと生ビールでJPY1,600。

会場内のバー・カウンターでジン・トニックを注文すると提供されたのは炭酸が抜け、ぬるい、よく分からない代物だった。何だこのゴミはと思いつつ飲み干し、紙コップを捨て、フロアへ。後ろ半分はだいぶ空いていて、ストレスなく過ごすことが出来た。今日の公演について、私が書くことはほとんど何もない。とにかく気力が不足している。感情が高ぶらない。声を出す気になれない。KissBeeNextという下部組織から二名が昇格し、KissBeeは9人になった。増えた人数を生かし、集団を二つに分けてそれぞれが曲を披露する一幕があった。意外にも初めての試みだったらしい。色々と見所はあったはずなのだが、いかんせん私の心身が整っていなさすぎた。鈴木みゆさんが異常に可愛く、優衣チャンを見ているつもりがついつい鈴木さんに目が行ってしまうことが度々あった。今日の特典会では自撮り写メと動画があるとのこと。普通の写メと、折角なので自撮り写メを撮ることにした。(係員の婦人がスゴく感じよく対応してくれた。)優衣チャンが間近に現れたとき、ウワ…って小さく声が出た。直視するのに戸惑うくらい美しかった。私と面会すると優衣チャンは、久し振りだ! と言って驚いたような顔をしていた。係員の婦人に2ショット写メを撮ってもらい、自撮り写メを私が撮ろうとすると、出来る~? と優衣チャンからの懐疑的な声。最初にiPhoneを構えた位置を見るや否や、低すぎ、低すぎ!(笑)と注意され、撮影後も、低かったら盛れないじゃん!(笑)と叱られた。私は満面の笑みを浮かべながらペコペコと平謝りした。今日こんな笑顔になれたのはコレが初めてだな。心がほぐれた。それだけでココに来た意味はあったのかもしれない。
くたびれたスーツを纏う僕は
久しぶりにちゃんと笑ったな
「良く似合うね」と笑う君を前に
ひとつ 途切れたフィルム
(BLUEGOATS、『フィルムカメラ』)