2025年5月6日火曜日

LiVS ミニアルバムリリースイベント (2025-04-25)

コンパクト・ディスクのフラ・ゲ日。今日のrelease partyから予約ではなくフィジカルなブツを購入する形になる。LiVSにとって初となる全国流通。記念すべき日。祝福すべきこと。とはいえ今回のEPに採用されているのが一般的なプラスティック・ケース。紙ジャケットだった前作の“Don't Look Back”に比べかさを取る。荷物になる。ナウなヤングである現代っ子の私。もはやコンパクト・ディスクを再生機器に入れて音楽を聴くことはない。Spotifyがすべて。Spotifyにない音楽は存在しないのと同じ。世の中全体がそうなっている。大手メーカーはポータブル・コンパクト・ディスク・プレイヤーの生産から軒並み撤退している。前に池袋のヤマダ電機で探したことがある(当時ストリーミングに解放されていなかったコンパクト・ディスクを聴きたくて)。置いてあるのは語学学習者がターゲットのダッセーの一機種だった。ネットで探してもほぼ皆無。今日、音楽を聴く手段としてコンパクト・ディスクを必要としている人はほぼいない。いるとすれば未だにサブスク(ストリーミング)って何?とか言ってる一部の老紳士くらいである。冗談かと思ったがこういう紳士たちは本当に存在する。(音楽を聴く習慣がないならまだしもアイドル・オタクで、である。)

再生機器は市場から淘汰されつつあるのに、なぜソフトウェアは未だに発売され続けるのか。なぜ我々はそれを買い続けるのか。言うまでもない。特典会商法のアリバイである。表向きにはコンパクト・ディスクを売る(買う)のが目的。あくまで付随する特典/サーヴィス/おまけとしてチェキや写メを撮ったりお喋りをしたりしている。そういうロジックを成立させるための方便としてコンパクト・ディスクは存在している。同じコンパクト・ディスクを一枚、二枚なら記念品として所持してもいいが、何十枚にもなると本当に邪魔でしかない。十枚あれば十倍聴ける/楽しめるわけではないので。コンパクト・ディスクじゃなくて保存の効く食品にしてくれたらどれだけありがたいことか。缶詰め。いずれ来る大地震への備えにもなる。

前から気になっていた酥肉坊(スーローファン)。辛口若鳥の混ぜそば JPY1,080。いつも中国人で混んでいるだけあっておいしい。たまたま空いているタイミングでスルッと入店できた。給仕の紳士に日本語で注文するとなぜか英語でchicken noodleと言ってきた。Yeah, chicken noodleと返す。その後もSpicy OK? と英語で聞いてきた。

コンパクト・ディスクを二回購入。店頭の棚にもブツが並んでいるが、release party参加希望者はそこから取らずにレジで直接注文する。整理番号が48番と32番。うーん、あと一押し。と言いたいところだが三回目は行かない。二回が自分の中で決めた上限。分別、節度のある人間。

前回の池袋よりも入場者が少なかった。やはりあのときは初回。女のコの初めてを観たい紳士たちが多かったのだろう。今日に関しては階段に待機列さえ形成されなかった。集合時間になんとなく会場の近くに溜まって呼び出しを待てば事足りた。

安定の二列目。「この間は勝ち点3ありがとうございました!」とニヤニヤしながら煽ってくる、前にいた浦和レッドダイヤモンズ支持者の紳士。甦ってくる、試合の記憶。私が手を出さずに済んだのは(前に書いたように)LiVSのおかげでストレス耐性が増し、精神的に安定しているからだ。イライラしていたらどうなっていたか分からない。彼は命拾いをした。

LiVSにとって初めてのrelease party巡業。レコード店という普段の現場と異なる環境。普段と違う雰囲気、普段と違うルール(ジャンプ、モッシュ禁止等)。今日で10回中6回目となり、来場者たちの練度が高まっている。最初の新鮮さは薄れた分、安定したノリが出来上がっている。

沈黙は金。黙っておくのが正しいのだろうと思う。でも、あえて書くことにした。最近ミニ・マルコさんの衣装に乗っかるようになったお腹のお肉を見る度、可愛い、愛おしいと私は心から思っている。ちなみに私も2024年の1月に数キロ増えたのだが、そのときトレーナー(ボディ・ビルディングで日本トップ級の実績を出している)に言われたのが洋菓子はやめたほうがいいということ。和菓子はOK。洋菓子と和菓子では含まれる脂質量に圧倒的な差がある。実際、彼も減量期に甘いものが欲しいときは和菓子を食べているそうだ。私は彼にそう言われてからの一年と数ヶ月、洋菓子をほぼ口にしていない。和菓子は食べる(だからといってバクバクは食べないよ)。饅頭、羊羹、団子。カロリーだけじゃなくて脂質を気にする。ストイックな制限をしなくてもこの原則を守るだけで一定の成果は出た。人間の身体は脂肪を貯め込むように出来ているからね。

これから数ヶ月と経ち家にあるコンパクト・ディスクの山が積み上がっていくにつれうんざりしていくのが目に見えているが、最初は物珍しさでコンパクト・ディスクを開封し、中を見る。ディスクを取ったところにダブル・ピースをしているコンニチハクリニックさんの写真。おそらくここは全メンバーさんがランダムで映っているのだろうと思っていたら周囲の紳士たちもコンニチハクリニックさんしか出てこない。特典会でコンニチハクリニックさんにこのことを言うと、自分でも実物を見るまで知らず、びっくりしたという旨のことを言っていた。勝ち取ったんだねというと、勝ち取ったと言っていた。

“業 TO HEAVEN”で前に屈み、頭の横で両手をクルクル回しながら身体を回転させる印象的な振り。前の池袋でのrelease partyで初めて観たときからあのポーズでチェキを撮りたいと思っていた。あのときは特典会でミニ・マルコさんがおでこを出していたので断念した(前に屈むとおでこが見えなくなるので)。本日、撮影を実現できた。これまで撮ってきた中でもオキニ度の高いチェキになった。