2019年9月19日木曜日

煌 (2019-09-16)

しょっぱい席でした。30列中の26列。通路席ではあったものの、一つ前には背中にだいじょうぶですと印字された(人生が大丈夫そうではない)赤いTシャツ、頭にタオルの約180cmの高年男性。その一つ前にはスキン・ヘッドで約180cmの中年男性。高身長ってのは基本的に生きる上で有利なわけじゃないですか。昔は三高なんて言ってたんでしょ。高学歴、高身長、高収入。身長が(無駄に)高いオタクさんを見る度に、その恵まれた体躯をもうちょっと他のことに活かせなかったのかという思いが湧いてくるのを禁じ得ません。(もっとも私も割と高学歴なんで、それを言うと自分に跳ね返って来ます。)で、その二人のノッポさん(の英語塾)がまた、公演中にはみ出すんです。通路に。エスタシオン係員が注意をしなかったんで、思い切ったポジションを取っていました。ポジショナル・プレーのようにレーンを移動していたんです。フットボールでパスを回す分には前後でレーンが分かれた方が三角形が作れて好都合かもしれませんが(参照:結城康平『欧州サッカーの新解釈。ポジショナルプレーのすべて』)(参照と書きましたが、読まなくていいですこの本は。期待外れでした。文章が下手でした。『モダンサッカーの教科書 イタリア新世代コーチが教える未来のサッカー』を読んだ方がいいです)、コンサートの客席であんまり自分の持ち場にこだわらないポジショニングをされるとね、後ろにいる人の視界が塞がれるわけですよ。二人いたってのがね、痛かったです。私の視界はだいぶ制限されました。しかも私のすぐ前にいた人生が大丈夫そうではない紳士は、四六時中、何か変な動きをしているんですよ。振りコピのような変なぎこちない動きとか、推しジャンのような変なぎこちない跳躍とか。彼は山﨑夢羽さんを応援されているっぽくて、特に彼女が歌っているときは激しかったです。

もっとも研修生発表会では席にはそこまでこだわりません。むしろ研修生発表会で運を使い過ぎたくない。選べるなら運はつばきファクトリーさんで使いたい。アップフロントさんによる席や整理番号の割り当てロジック上、運の総量が決まっているのか不明ですが。9月29日(日)のつばきファクトリーさん札幌公演では昼の整理番号がかなりよかったんです(最前は無理だが2列目には行けそう)。9月29日(日)は小野瑞歩さんのお誕生日という特別な日なので(そうでなければ札幌まで行きません)、あの番号をいただけたのは尚更ありがたかったです。整理番号や席はいいときもあれば悪いときもある。悪いときが今日ですが、いいときも先に控えているのが分かっていたので、今日はこの位置でいいんだという穏やかな気持ちになりました。

出演者さんはたくさんいてはるので、ステージの幅いっぱいまで広がります。ただでさえ後方の席。前述した視界を妨げる要因。全員の歌って踊っている姿はちゃんと確認できませんでした。そのときに視界が開けている部分を観るという感じでした。今回の研修生発表会では、新メンバーの加入が一つの目玉でした。10人くらいいたと思います。10人ちょうどだったかな。私はただでさえ人の名前を覚えるのが得意ではなくて、小説を読んでいても登場人物の名前がなかなか頭に入って来ません。視界が限られていたので、新人さんたちのことはほとんど覚えることが出来ませんでした。ただ、そんな中でも一人、私の印象に残った新人さんがいました。江端妃咲さん。室田瑞希さんぽいなというのが第一印象でした。見ていくにつれ、段原瑠々さんの要素もあるなと。あと少しだけ小野瑞歩さんの要素もあるような気がしました。これはあくまで容姿や雰囲気の話であって、歌唱とかダンスは度外視しています(判断できるほど視認できていません)。江端さんが今後どう化けていくのか、緩く注目していきたいと思います。

BEYOOOOONDSさんの皆さんも参加していたので、下は11歳、上は二十歳くらいの幅広い年代が出演するショーでした。スキルの成長がどうとかの以前に人間としての発育度合いがバラバラな方々が同時にステージに立つと、猿から人間に段々と進化していくさまを描いた図表を見ている感じがして可笑しくなりました(低年齢メンバーさんが猿だと言っているわけではありません)。BEYOOOOONDSさんに関しては、メジャー・デビューした後に研修生発表会に出すなやとは思いますが、単純に、観ることが出来て嬉しかったです。“Go Waist”における最大の見所である里吉うたのさんのエッチな連続キックを見逃してしまったのは悔いが残ります(席にはこだわらないと上に書きましたがこの場面は前方の席から双眼鏡で観たかったです)。BEYOOOOONDSさんは曲がぜんぶ面白い。11月に発売するアルバムが楽しみです。今日は“Go Waist”、『眼鏡の男の子』、『ニッポンのD・N・A!』の三曲をパフォームしてくれました。『眼鏡の男の子』では冒頭の寸劇で台詞に被せて叫ぶ中高年男性が大量にいて、気持ち悪かったです。でも研修生発表会だったらこれはこれでありなのでしょう。Hello! Project支持者の中でも特に人生を捨てた人たちが集結した、オタクさんの終着点のような場所。異常さは開演前から始まっています。いっちゃん! いっちゃん! と叫ぶキチガイ、それに続いて米村姫良々さん等への叫びを繰り出す別のキチガイ。キチガイに贈られる温かい拍手。研修生発表会でしか味わえない、突き抜けた独特のヴァイブス。それが心地よかったです。

トークのセクションでは、米村姫良々さんと金光留々さんはタピオカが嫌いという情報を得られました。新人さんをもっとよく知ろう的なクイズで、たしか橋田歩果さんの出題でした。私は特殊なタピオカ・ミルク・ティーの飲み方をしている、それは何でしょうという問いでした。答えはまずミルク・ティーを飲んでタピオカを残してから別の飲み物を入れるというものでした。(追加で入れる飲み物が水や無糖のお茶ということはおそらくないでしょうから、糖分過多です。)金光留々さんは、いいですね。新人さんを除く研修生さんの中では、いちばん私の目に留まりました。ギャルっぽい(この表現は的外れなのかもしれませんが私はオジサンなので分かりません)メイクアップが個性になっています。彼女はデビューの準備が出来つつあるような気がします。もっとも金光さんは既にハロプロ研修生内ユニットというのに選抜されて、ファンクラブ・イヴェントに出演する等、準デビュー的な状態にはありますけどね。このユニットの位置づけはよく分かりませんが、アップフロントさんは彼女を飼い殺しをせず大事に育てていって欲しいです。新人さん全員を並べてのトークではお題がお年玉の使い道でした(もう9月だというのに)。大半の新人さんが貯金と答えていました。橋田歩果さんの答えも貯金でしたが、欲しいものはだいたい買ってもらっているので…と実家の裕福ぶりを窺わせました。家を建てるために貯金しているという豫風瑠乃さんに、いくらくらいすると思うかとまことさんが聞くと、豫風さんは回答に困ってから、100万円くらい? と答えて爆笑をさらっていました。ちなみに、私の隣で観ていたギャンブル依存症の中島さん(仮名)には300万円の借金があります。

いわゆる降臨と称されている、通路への出演者さんの登場は二回ありました。一回目では私の右前の通路にエスタシオンさんの係員さんが立っていたので、彼が邪魔になってその先にいたメンバーさんが見えませんでした。二回目は係員がそこに立たず、降臨者さんがもっと後ろまで来てくれました。すぐ斜め前に岡村美波さんが現れました。最後の曲でした。『SEXY BOY~そよ風に寄り添って~』。目の前に岡村さん。通路を挟んで右はPAエリアだったので、私のために踊ってくれていたような位置でした。間近で笑顔を崩さずに踊る岡村さんを見て、びっくりしました。こんなに可愛かったのかと。それまでのすべての感想が、岡村美波さんめちゃくちゃ可愛いに上書きされました。私は入場前に里吉うたのさんの日替わり写真を買っていました。終演後、会場内のグッズ列に並ぶ欲求を抑えられませんでした。岡村美波さんの日替わり写真を入手しておきたかったからです。将来に化けたときにオレは最初から目を付けていたんだぞっていう感じを出すために、江端妃咲さんの日替わり写真も買いました。

久し振りに池袋の京華閣に入ったら、改装されてキレイになっていました。メニューも少し変わっていたようです。中島さん(仮名)の好物であるナスのニンニク炒めを注文すると香菜(パクチー)を切らしているとのことでしたが、代わりにネギを入れて作ってくれました。香菜(パクチー)が入っていた方がおいしかったと思います。

領収書
中華料理
京華閣
東京都豊島区池袋1-1-4プリモビルB1
TEL 03-3983-5686
2019/09/16(月)
511.生レモンサワー ¥400
571.山ザ酒 ¥0
571-グラス ¥600
ロック ¥0
 2個 @150
73.焼腸 ¥300
 4個 @90
54.羊肉串 ¥360
 2個 @200
55.牛肉串 ¥400
121.蒜香茄子 ¥580
151.香燻鶏 ¥0
151.丸焼き ¥1,280
買上点数 15点
内税売(8%) ¥3,920
外税(8%) ¥313
税抜合計 ¥3,920
合計 ¥4,233
(内消費税 ¥313)
お預り ¥10,250
お釣 ¥6,017
客数 2名
係 係3
担当者 担当者1
レシート番号 000022 19:03
テーブル番号 0006