2018年8月5日日曜日

つばきファクトリー 4thシングル発売記念ミニライブ&握手会イベント(2018-07-18)

普通に考えて野外でリリース・パーティ巡業をやるべき気温と湿度ではない。おととい7月16日(月・祝)に行われた東京ドーム・ラクーアでのパーティは行くのを断念した。つばきファクトリーを観たい。みずちゃんに会いたい。という以前にこの殺人的な猛暑の中、朝から晩まで外にいるのが人間にとって危ない。最高気温が35度を超え40度に迫ろうかという連日。40度っつったらアレだぞ。私が2009年の5月にインドに行ったとき、日中はそんくらいで。外にいるだけで頭が痛くなってきた。そういう気温。リリース・パーティに行く方も行く方、やる方もやる方だ。やる方ってもちろんつばきファクトリーのメンバーさんじゃなくてさ。アルビ兄さんとか、裏方のことね。いちど決めたイベントを災害でも起きないかぎり取りやめるのは難しいだろう。売上枚数に響くし、会場側やCD屋さんとの関係もあるだろうから。でも災害と言っていいくらいの天候だよ。オタクさんは勝手に倒れるなり死ぬなりすればいいけど、メンバーさんに万一のことがあったら大変でしょう。某有名オタクさんがTwitterに書いたところによるとおとといは谷本安美さんがしんどそうだったようで。私はほぼずっと家にいた。ちょっと外出するだけでも体力を削られた。今日はパスしたくなかった。何せクラブチッタだからさ。室内だし、観やすい箱だし、ハングリー・タイガーが近いし。それに今回を逃すともう私が参加できる日がないんだよね。前のシングルに比べてリリース・パーティが少なくて。

行くと最終的に決めたのは前日だった。グルテン、カゼイン、カフェインの摂取を制限し始めてから約二週間。幸いにも体調は回復基調にある。とはいってもまだ万全とは言いがたくて。それに会社を休まないといけないからさ。今週は月曜日も祝日で休みだったから、今日も休んだらすげー休む人になっちゃうじゃん。別にいいんだけどさ。外せない会議でも入ったら諦めようかと思っていた。ところが幸いにもそういう予定が入らなくて。休んでも支障がなさそうだと判断した。それで三連休明けの7月17日(火)に有休(有給休暇の略し方って有給? 有休?)を取得した。

10時59分、横浜駅西口。モアーズ8階。ハングリー・タイガー。整理番号17番。ダブル・ハンバーグ。サラダ。パンも米もいらないと伝える。値段は変わらないけどいいかと確認され、承諾する。パンはグルテンを含むから避けているのだが、7月12日に読み終えた『甘いもの中毒』(宗田哲男さん)の影響で米の摂取量も減らしている。同書によるとご飯一杯(150g)には角砂糖14個分の糖質がある。肉より炭水化物の方が消化に悪い。酔っぱらいのゲロは炭水化物ばかり。食後一時間の胃を内視鏡で観察すると炭水化物だけが残っている。胃はタンパク質を分解するが炭水化物を分解できない。たしかに肉中心の食生活にしてみるといつもお腹が軽い感じがする。夜を遅めの時間に食べても胃がもたれないし、翌朝にはお腹が空いている。食後はカフェインを含まないハーブ・ティー。Matthew Walkerさんの“Why We Sleep”によるとカフェインが体内で半減するには5-7時間かかる。カフェインでブロックした眠気は消えず蓄積していくので、効き目が切れるとcaffeine crashと呼ばれる猛烈なエネルギー不足と眠気に襲われる。それを散らすためにまたカフェインに依存するという悪循環にはまる。

ハングリー・タイガーの横にあるキレイなトイレで歯を磨いてから(そりゃ一応、みずちゃんと会うんだからさ)東海道本線。川崎駅。クラブチッタへの道はもう迷わない。前方を歩いていた紳士がちゃんと歩けていなくて、たぶんオタクさんだろうなと踏んだら案の定、目的地が同じだった。12時40分、列につく。100人は超えていそうだ。今日は12時半に販売開始、パーティは16時半と19時からの二回。12時50分、列全体が日陰になる。Nassim Nicholas Talebさんの“Fooled by Randomness”を読む。意外と読みやすい。13時24分、地肌に着たシャツを第三ボタンまで開けて縦位置的にはB地区よりも下まで胴体を露出させながら何食わぬ顔で列に並ぶ白髪交じりのスラッとした紳士。13時27分、毛玉だらけのle coq sportifのバックパックに浅倉樹々さんのキーホルダーをぶら下げている紳士。13時39分、CD(コンパクト・ディスク)2枚とパー券を獲得。2,160円。692番と796番。しょっぱい。シャンパンの色した塩水(K DUB SHINE、『最後の猶予』)。ケツが1,500番くらいやろから、真ん中くらいか。最悪ではないが、平凡中の平凡。

星乃珈琲店でカフェインレス珈琲(川崎 カフェインレス コーヒーで昨日、調べていた)。本を読む。居眠り。最近、決まって午後にうとうとする。カフェインを断った影響だろうか。15時54分、クラブチッタ前に戻る(16時集合)。どうやら今でもパーティ券は買えるようだ。番号の塊ごとに待機場所が指定されている。501-というのが最後。私の番号ではいい位置は望めない。ガツガツしなくて済むから気楽でいい。と捉えるしかない。15時57分、胸にYOKOHAMA TIRESと印字された青いチェルシーのユニフォームを着用したアルビ兄さん。15時59分、誰か20番台くらい持ってないかなと言いながら通り過ぎるモヒカンのおまいつさん。16時2分、入場が始まる。16時9分、350番。16時11分、500番。リリース・パーティとはいえここはライブハウス(和製英語)なのでドリンク代を払わされる。500円。おみずください。いろはす。世の中には500円でもらえるおみずともらえないおみずがある。16時19分、右端付近、8列目くらいの位置を確保。そんな悪くないな。

リリース・パーティでは普通の服装をすることが多かった最近の私だが、初心を思い出すために小野(瑞)Tシャツをかぶる。気が引き締まる。オタクさんは現場に来たら格好で自分の立場を明確にしろ。16時27分、アルビ兄さんがステージに現れる。チェルシーのユニフォームではなく黒いTシャツ。曰く、つばきファクトリーのツアーは柏に観に行った。皆さん盛り上がっていましたね。それと同じくらいもしくはそれ以上に盛り上がってください。掛け声、拍手、コール、適度なジャンプ。推しジャンは、サビならともかく、Aメロ、Bメロと前の方でずっと飛ばれたらそれは迷惑。そういう行為は後ろの方でお願いします。飛びまくる奴は後ろでやれという指針が公式に出されるのはHello! Projectの現場としては画期的。

つばきファクトリーさん、見覚えのない出で立ち。上はノンスリーブのセーターのような感じ。下は短パンの上にスカート。この衣装の何がスゴいって、みずちゃんと山岸理子さんのアレが。何がとは言わないが…。強烈だった。制御できていない。山岸さんについては写真集や漫画雑誌で周知の通りだがみずちゃんのアレがあそこまでスゴいとは…。特段アレ派ではない私でさえ目を奪われる。みずちゃん・山岸さんのお二人と他のメンバーさんとではワールド・カップとJリーグくらいの差がある。カップだけに。ってコラ。何の話やねん。

1.『デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい
2.『独り占め

山岸理子さんが他のメンバーに問題を出して、答えを当てられたらプレゼントをあげるというゲーム。~から始まる~は? 彼女以外が二人組になって、別々の問題に答える。答えは順番にプーさん、割り箸、ろうそく、そば。問題は最後のだけ正確に覚えている。そから始まる食べ物。

3.『今夜だけ浮かれたかった
4.『キャンパスライフ~生まれてきてよかった~』(℃-ute)
5.『初恋サンライズ
6.『さぼり』(Berryz工房)

Hello! Projectコンサートの告知で、(来るかどうか)よーく、考えてくださいね! と首を傾げて右手の人差し指をこめかみに当てるという柄にもないぶりっこっぽさを発揮してから照れ笑いするみずちゃんが可愛かった。

つばきファクトリーさんのコンサート・ツアーについては小片リサさんが横浜は9月26日…でしたかな? と言ってからメンバーさんや舞台袖の裏方に確認し9月23日と訂正していた。

7.『純情cm(センチメートル)

前にも書いたけどもう少しだけ惑わせてのみずちゃんの声が私は好きで、割と近い位置で(そのとき彼女はステージのこっち側にいたので)その箇所を歌うのを観ることが出来たのが嬉しかった。

17時7分、ミニ・コンサート終わり。CD(コンパクト・ディスク)を1枚買って参加できるパーティで7曲も聴かせてもらえるのはありがたい。ショッピング・モールでやるときは大体6曲。それでも多い。モールの場合はどうやら30分という縛りがあるようなんだ。クラブチッタにその制限はないだろうからね。アルビ兄さんの計らいで一曲増やしてくれているんだと思う。17時11分、エスタシオンさんの剥がし要員12人がステージに仁王立ち。17時12分、つばきファクトリーさんがステージに戻ってくる。年齢順でしょ、と付近のオタクさんが言うのが聞こえる。たしかにそうだ。

秋山眞緒さん
小野田紗栞さん
みずちゃん
浅倉樹々さん
岸本ゆめのさん
谷本安美さん
新沼希空さん
小片リサさん
山岸理子さん

全員握手でまともなやり取りをする技能をいつまでたっても習得できない筋金入りの楽曲派として定評のある私は、全員に楽しかったですと申し上げた。一つ前が早口で色々とまくし立てるオタクさんだったのでちょうどよかったのではないだろうか。ありがとうございます、嬉しいと私のTシャツを見てみずちゃんはおっしゃってくださった。

付近をうろつく。外食のプロとして名高い私が目を付けたのは居酒屋アカマル。ホッピー黒。もつ煮込み(名物として押し出していたが期待外れ)。枝豆(貧相)。おでんの卵、卵、大根(ちゃんとしていた)。焼き鳥3本。2,030円。値段を考えりゃ合格。18時26分、クラブチッタ前に戻る(18時半集合)。17番、18番、と係員の青年が番号を呼び出している。若い番号は入場前に整列させているようだ。18時37分、200番。18時43分、700番。番号が進む度に、前に詰めろ前に詰めろとバカの一つ覚えのように要求してくるエスタシオンさん。ギューギューに詰めたら人が通れなくなるだろうが。オタクさんの方がストリート・スマートだからエスタシオンさんには適度に従いつつ、人が通り抜けられるだけの隙間を開けている。

THE NORTH FACEさんのインナーウェア、DRY。汗が表に出てこない。快適。これを下に着れば、生地の薄いTシャツでもB地区が浮き出る心配がない。今日、初めて着たけど、夏の必需品になりそうだ。

一回目と似たような位置。右端付近、9列目くらい。アルビ兄さん、一回目と同様の注意事項。いつもの調子で私たちを煽る。

1.『純情cm(センチメートル)
2.『青春まんまんなか!

3.『デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい
4.『ハナモヨウ
5.『グルグルJUMP』(モーニング娘。)
6.『ハッピークラッカー』

『デートの日は二度くらいシャワーして出かけたい』はフックに入る前の間が大事なので、ソレをいちいちオイオイオイオイで埋めるのには賛同できない。何でも隙間を埋めればいいもんではない。

『グルグルJUMP』が始まった瞬間に思わず私の顔がほころんだ。モーニング娘。さんの現場で、リアルタイムで観ていたクチだからさ。でも久し振りすぎて、咄嗟に対応できなかった。プリティーとかセクシーとか合いの手を入れるところ。この曲中、左の袖から腕を組んで見つめるアルビ兄さん。イントロのちんちんの勃起を表したようなムーヴでは、浅倉樹々さんがちんちん役だった。こういう最初に聴いたら意味不明だけどコンサートの定番曲に成長していくような変な曲が今のHello! Projectには足りない。『気まぐれプリンセス』なんかも会場が一体になる曲だけど発表された当初は全然そんな感じじゃなかった。つんくさんのマジック。

『グルグルJUMP』で私が浮かべ続けた笑顔は、次の『ハッピークラッカー』で苦笑に変わった。つばきファクトリーさんがついえるまでこの曲がつきまとうことは避けられないだろうつらさ。Hello! Projectに職安のような芸名のあの紳士を持ち込んだ橋本慎さんの大罪。

7.『今夜だけ浮かれたかった

19時36分、メンバーさんがステージに再登場。握手の順番は一回目と同じ。

秋山眞緒さん
小野田紗栞さん
みずちゃん
浅倉樹々さん
岸本ゆめのさん
谷本安美さん
新沼希空さん
小片リサさん
山岸理子さん

次は、いつですかぁ? とみずちゃんが問いかけてくださった。ラジオ(“Hello! SATOYAMA & SATOUMI Club”)でいつも聴かせてくれる、節目節目でうわずるしゃべり方。マイクや電波を通さず、肉声で耳に届けられるとまた格別。一瞬で答えが分からず、でも流れる前に何か言っておきたかった私は、まだ分かんないと咄嗟に言ってしまった。急にボールが来たのでと言った柳沢敦さんの気持ちが分かった。後から考えると、次は8月4日のHello! Projectコンサート、中野サンプラザだったが、後の祭りである。

帰り道、元気がある。バテ感が少ない。静養した後よりも調子がいい実感がある。私がつばきファクトリーさんのリリース・パーティから元気をもらっているのは間違いない。みずちゃんから元気をもらっているのは間違いない。グルテンフリー、カゼインフリー、カフェインレス、糖質制限、タンパク質、ビタミン、ミネラル、Hello! Project。

コレは自分のキモさを自覚した上での告白なので問題ないのだが、翌日はリリース・パーティでみずちゃんが可愛かったなと職場で思い出す度に、実感できるくらいに身体が熱くなって、終日、活力的に労働に取り組めた。