2021年11月13日土曜日

続・花鳥風月 (2021-10-10)

昨晩の会は解散後、帰り道によっていくつかの小集団に分かれた。私は面接官を角瓶で殴った経験を持つ中島さん、中西香菜さんの元ファンである成金個人事業主(Iさん)の二人と一緒だった。中西香菜さんはHello! Project退団後、有料のブログをやっているらしい。Iさんは登録しないの? しないですよ。あの人から学ぶことがないですから。まあそうだよね。でもあれはスパム・メールと一緒で殆どの人に相手にされなくとも少数でも金づるを掴めればいいんだよね。一人に送るのと百万人に送るので労力は変わらないから。割高であればあるほど、忠実な信者を炙り出せる
。人の推しだった子のやってることをスパム・メール扱いするんですか? とIさんが笑いながら抗議したあたりで名古屋ビーズ・ホテル。また近々会いそうな気がするよね、というようなことを言い合って二人と別れた。

早起き(6時か6時半くらい)して朝風呂。私が予約したプランが朝食付きだった。コレがなかなかよかった。ミネストローネが具沢山。野菜たっぷり。栄養的に嬉しかった。パンも肉まん風の具材やチョコの入ったものがおいしく、思わずお代わりをした。一泊JPY4,500。リピートしたい。楽しかった飲み会の余韻、朝風呂の気持ちよさ、朝食の充実。若干二日酔い気味だが、いい気分。今日もいい一日になる。名古屋駅の逆側。ビック・カメラ前。8時半のバスで大阪へ。あらゆる所持品がHello! Projectで固められた、ハーコーな紳士。バックパックにジャラジャラのバッジ。クラシカルなモーニング娘。オタクという感じ。KOKORO & KARADAのTシャツ。靴下もモーニング娘。さんと何かのコラボ。労働の作業着を流用しているとおぼしきズボン。

新梅田食道街の二階にある居酒屋で昼食。牛ハラミ定食。味は悪くないが量が少なすぎる。物足りない。12時半過ぎに谷町四丁目駅。この谷町はパトロン的な意味のタニマチの語原らしい。モナコというサテンでホーミーたちと合流。Hello! Projectのメンバーさんで異常な回数シコッているが使うメンバーさんは意外と選り好む紳士(以下「████さん」)、小野瑞歩さんでいつでもシコれるように写真集『MIZUH◎』を取り出しやすい本棚の手前に置いていることでお馴染みの譜久村聖さん支持者45歳(以下「D君」)の二名。レーコーとチョコレート・ケーキ。一人の淑女が回している。一階は息苦しいほどだが、化粧室のある二階はガラガラだった。一人では目が届かないから客を入れていないのだろう。夜公演の後にメシを食おうとD君が誘ってくれる。今日は新幹線で帰るつもりだったが、それでは時間がなさそう。バスに方針転換。23時59分大阪発の池袋行き三列シートを予約。JPY7,800。東京から名古屋(夜行)、名古屋から大阪(昼行)と来てまた大阪から東京(夜行)をバスで移動するのは普通に考えてかなりイヤだし避けるべきだが何かイケる感じがした。気力的にも体力的にも。たぶん最近摂っているマルチ・ビタミン(Super Nutrition, Men's Blend, Iron Free)とKSM-66アシュワガンダのおかげだと思う。

NHK大阪ホール。昼公演(14時半〜)、夜公演(18時〜)ともに小野瑞歩さんの所属する花チーム。昨日の名古屋1公演、今日の大阪2公演で私の『続・花鳥風月』ツアーは終わり。重要だったのは何と言っても今日の昼公演。F3列。Fというアルファベットだから後ろなのかと思ったらどうやらFはfrontの略のよう。F1は潰してあったので、実質二列目だった。しかもほぼど真ん中。絶好の位置。全然違った。別の体験。平時のコンサートは席が後ろでも楽しみ方で補える部分が多少はあった。今はどの席でも同じ見方をしなければならない。だから席がよければよいほど楽しいし、悪ければ悪いほどそうでもない。みずほちゃんは最初の方で一、二回、私に向けてニコーッてしてくれた気がする。勘違いかもしれないが、後方席では勘違いをする余地すらない。メンバーさんがすぐ近くにいるという状態、その高揚感があるかないか。天と地の差。

わがまま 気のまま 愛のジョーク』でみずほちゃんが右から左(こちらから見て)の移動時、勢いをつけた状態で誰か(北川莉央さん?)とぶつかって、よろけていた。私はヒヤッとしたが、みずほちゃんはすぐに所定の立ち位置まで行き、何事もなかったかのように笑顔で踊っていた。(公演後、████さんとD君にこのことを話すと二人とも自分の崇拝対象を追いかけるのに夢中で気付いていなかった。オタクらしくていいなと思った。)

昨日の私はヒップを強調した『恋のUFOキャッチャー』のダンスを台無しにする野中美希さんの生地が多すぎるスカートに苦言を呈したが、よく見ると野中さんの腰の動かし方は思い切りがよく下品だったので、許した。この曲における手コキ的なムーヴでは福田真琳さんとそれ以外の三人の手馴れ具合の対比が面白かった。もっとも福田真琳さんは歌においては既に先発メンバーさんに見劣りはしない。新沼希空さんよりも声が出ていた。新沼さんは何かあるのか心配になるレヴェルだった。のか、そもそも彼女はこんなものなのか、私には分からない。

お喋りは有澤一華さんがご担当。ここ大阪が地元。曰く(客席に)同じ匂いのする人がいっぱいいる。子供の頃、串揚げ屋さんでソースの二度漬けをしてしまったことがある。この娘、やったなという目で周囲から見られた。それで学び、以降はしなくなった。二度漬けせずにソースを追加するには食べ物でソースをすくうという方法がある。

会場内のSeattle's Best Coffeeにて、████さん、D君と歓談。ゴール裏で京都サンガさんを観るKPさんに、来シーズンJ1で戦うにあたっての補強ポイントを尋ねたところ、FW、CB、あと荻原さんを残せるか次第で左SBとのことだった。来年、横浜F・マリノスが京都サンガさんをボコボコにやっつけるお祭りを観に行くのが楽しみだ。京都のあの新しいスタジアムにも行ってみたい。D君の支持する水戸ホーリーホックさんが横浜F・マリノスと対戦する日は来るのだろうか?

D君:新メンバーが(ソロ歌唱で)選んでいる曲、全部難しそうじゃないですか? もっと簡単な曲にすればいいのに。『初恋サイダー』とか

D君:メンズ・エステと言いつつ最後まで出来る店もあるんですよ
私:そういえば前、言ってましたよね。新大久保で、外でヤるならJPY4,500で、ホテルでヤるならJPY10,000で、ホテル代の方が高いという
D君:そうなんですよ。あの辺は結構有名みたいで。よく駐車場とかでヤッてる人がいましたよ。あとは手コキとか……
公衆の面前で大声で話すことではないことに気付き、近くの人々に聞こえていないかを気にするD君。

ガラクタDIAMOND』がつばきファクトリーさんによって披露される前にハロ・コンのシャッフルされた集団が何度もやるのはよくないと私は思う。オリジナルの集団が散々パフォームしてあるていど手垢をつけてからやらないと。

昼にあの席をいただいた私にとって夜公演はおまけのようなものだったが、思わぬ喜びがあった。お喋りの担当がみずほちゃんだったのだ。このツアーのお喋りではご当地情報を調べて発表するのがお決まりになっている。大阪出身の秋山まおぴんと岸本ゆめのchanに聞いてきたというみずほちゃん。
  • アメ村。1969年以降アメリカのお洋服を輸入して販売していたことからアメ村と呼ばれるようになった。古着はチャレンジしたことがない。かみこchan(司会の上國料萌衣さん)にコーデしてもらいたい。
  • 箕面。もみじの天ぷら。コンサートの差し入れで岸本ゆめのchanがくれたことがある。私が食べたことがあるのはプレイン味。調べたらきな粉など色んな味がある。秋はもみじがキレイ。パワー・スポットの滝がある。私たちは忙しくて行けないので皆さんに行ってもらって私たちにパワーを分けてほしい。(箕面とみずほちゃんが言ったときのざわつき方や拍手から、観客の地元民率の高さが窺い知れた。)
私が入った三公演でみずほちゃんのお喋りが一番よかった。昨日の名古屋公演は野中美希さんによるつけてみそかけてみその宣伝と商品を贈ってくれた会社へのおべっかで、クソつまらなかった。

私はNHK大阪ホールに来るのは今日が初めてだった。見やすく、いい会場だった。NHKは潰すべきだが。終演直後、エスカレーターに向かう途中でD君と合流。新世界とかの話をしていたのって今の公演の小野さんでしたっけと彼は聞いてきた。驚くべきことに昼公演で有澤さんが話していた内容とゴッチャになっている。いま観たばっかりなのに。

D君:譜久村さんとかもうグッショグショになってましたもん
████さん:下が?
D君:いや……
████さん:下は分からないですもんね

梅田食道街の洋食店、スエヒロさんで████さん、D君と夕食。昼公演後におのみずchanのソロがよかったとtweetしたD君だが、このコンサートに小野さんのソロはない。結局、それは全員曲における北川さんと小野さんのユニゾンであることが判明した。席に着く際に照明に頭をぶつけ、座ってからもモノを落とし、お店を出てからもモノを落とし、手持ちが足りず食事代のJPY1,950を払うために████さんからJPY100を借りるもののお金を卸す場所を見つけられず自販機のお茶で手打ちにしてもらう等、最後までD君の独壇場だった。彼のお誘いで私は夜行バスで帰ることを決意したものの、スエヒロさんを出ると彼はササッとバス乗り場に行ってしまった。21時35分集合らしい。████さんも明日早いんで……という感じでご帰宅され、私は21時過ぎから23時59分まで暇を持て余した。例によって21時を過ぎるとサテンもマクドも店内利用が出来ない。駅の周りをぶらぶら歩き続けていたら疲れてきた。帰りのバス(東京特急ニュースター号)は乗客が少なく、乗務員の紳士に言ったら席を替えさせてくれ、快適だった。どっちにせよ熟睡は出来ないから乗り心地はリボーンと大差なかった。翌朝7時39分、池袋着。まっすぐ帰宅しシャワーだけ浴び、すぐに家で労働開始。17時15分に切り上げ、スーツに着替え、17時半から某社の一次面接。目の回るような生活。