2017年1月9日月曜日

Crystal Clear (2017-01-07)

グッズ列に何時間も並ぶ奴ら、アホでしょ。コンサートが2時間なのに、たかだかグッズを買うためにそれ以上の時間を費して列に並ぶなんて、本当まあようやるわ。大体グッズなんてぼったくりもいいところだからね。日替わり写真というA5サイズ(A4の半分)の写真は、メンバーの写真と手書き風に印刷された文字が刷られているだけで500円もする。もっとひどいのはコレクション生写真だよ。どれが出てくるかも分からないLサイズの写真が1枚で500円って何だよ。開けるまで中身が分からないから、何枚か買ったらダブることもあるんだよ。民間じゃあり得ないよ。私なんてね、6枚買って3枚がかぶったこともあるんだ。りこりこ(山岸理子)の写真がね。りこりこもそのときばかりはりこりこりこになってたよ。ニコニコは出来なかったよ。山岸さんの顔って何度か見ていると癖になってくるよね。それはともかく、このコレクション生写真というのがけっこう売り切れるんだ。喜んで買い続ける奴ら、事務所に飼い慣らされすぎでしょ。目を覚ませって。

1月4日は15時半からだったけど、今日は11時からグッズを売っていたらしい。私が入らせてもらうコンサートは18時半から。アホくさいから数枚の写真を購入するために何時間も前から現地に行くなんてことはしなかった。時間を有効活用しないとね。こんな冬に外で何時間も立ち続けるよりはマッサージでも受けておこうと思って、タイ古式マッサージを受けてから中野に向かった。グッズ売場には拍子抜けするほどに人が少なかった。売場に数人の客がいるだけで、列と言えるほどのものはなかった。もちろん、予想していたように日替わりの小片リサ、小野瑞歩は売り切れだったけど、想定内だった。宮崎由加、金澤朋子、牧野真莉愛を買った。このハロコンでは毎回ちがうメンバーの日替わり写真を買うというコンセプトで行こうと思っていた。にも関わらず3日に買った宮崎さんの写真を買ったのは、モーニング娘。石田亜佑美への誕生日お祝いメッセージが書かれているというのをTwitterで知ってね。レア(金澤朋子の口癖)だなと思って。買わざるを得なかった。そう、それで知ったんだけど今日で石田さんが20歳になったらしい。牧野さんの写真にも石田さんへのお祝いが書いてあった。金澤さんのには書いていなかった。

15時47分の時点で売り切れていた日替わり写真は:
・モーニング娘。:石田、加賀、横山
・カントリー・ガールズ:嗣永、梁川
・つばきファクトリー:小片、谷本、小野
・アンジュルム、Juice=Juice、こぶしファクトリー:売り切れなし
だった。売り切れの表示がされていたのが上記のメンバーだが、実際には他にも売り切れていた可能性はある。加賀楓、横山玲奈、小片リサ、小野瑞歩の売り切れはいつものこと。石田亜佑美は今日が誕生日だから。梁川奈々美は何でかなと思ったら昨日(1月6日)が誕生日だったらしい。嗣永桃子はこの2017年の冬ハロコンが最後の出演だから記念に欲しがる人が多いんだろうね。谷本安美の売り切れはこれだという明確な理由が思い当たらないけど、小片さんと小野さん同様、見込んでいたよりも人気があったということかな。

「大体 毎回 いつも同じメンバーと再会」(RIZE, “WHY I'M ME”)

いつでも最前にいるような輩、あれはどういうカラクリなんだ。毎回たまたま最前だけが当選するなんてあり得ないから、お金を使って何らかのルートでチケットを手に入れているのか? 髪を変な色に染めているからまともな職業には就いていなさそうだし、歳も20代前半くらいに見えるから大した給料はもらっていなさそうだ。どこから金を捻出しているんだ。残る可能性としては、イリーガルなビジネスだ。

「外人ぶってるわけじゃないけど 外人と取引してんだよ 分かるだろ インターナショナル・ハスラー 俺の世界は広い しかも高い リスクは怖くない なぜならビビってたら高くは飛べない」 (A-THUG, “Love Life [Remix]”)

「あのー、すみません。近くに友達がいまして、友達と近くで見たくてですね、もしよかったらなんですが…席を替わっていただけないですかね?」
明日やろうはバカやろう』。席替えようはクソ野郎。ゲス野郎。カス野郎。すぐ退場して家に帰ろう。私の近くにいた紳士は二人組のならず者から席の交換を打診され、「同じ列ならいいですよ」と受け入れていた。「いい人でよかった」とならず者の片方が言っていた。何がいい人でよかっただ。バカ。呆れた。盗人猛々しい。むすっとしていたら私にも来た。
「すみません、連番ですか?(隣の人は知り合いですかという意味)」
「いや」
「あのー、友達がですね…」
「ごめんなさい」
「ダメですか?」
「はい」
「そうですか、すみません」
口調が丁重でも騙されない。まず前提として、席の交換は禁止されている。チケットに書いてある自分の席でご覧くださいという注意事項が開演前に流れる。一時期、断れなさそうな人を狙って席の交換を持ちかけて良席に移る輩が多発して問題になった。それを受けてその注意事項が追加されたはずだ。

とは言っても、ルールがすべてではない。ルールというのはあくまで何かを円滑に進めるための手段であって、目的ではない。ルールに例外はあってもいい。私はあらゆる席の交換を例外なく否定するわけではない。たとえばABCと並んでいる座席のAとCが知人同士で、AかCと替わってくれないかBに打診するのはまだ理解が出来る。でも連中は要求がそういうレベルを超えている。私が見てきたかぎりトモダチ作戦(Operation Tomodachi)を使う奴らが移りたがる席というのはいつも今よりも前の列、真ん中寄りの席だ。今は前にいるけど友達と隣になりたいから後ろに移りたいとか、今は真ん中にいるけど端に移りたいという奴らを、一度も見たことがない。他人の良心を逆手に取って、それらしい理由を付けて良席に行きたがるファック・ボーイども。仮に友達の近くに行きたいという言い分が本当だったとする。赤の他人が、あんたがお友達の近くでコンサートを見られるかを気にすると思うのか? 少なくとも私は気にしない。君がトモダチの隣に座れなくても、トモダチが死のうとも私には関係のないことだ。前も書いたけどこれはピクニックじゃねえんだよ。馴れ合うな。

「たとえばここが電車の優先席で目の前に老人がいようと僕はこの席を譲る気はまったくねえぞてめえにはよ」(戦極MC BATTLE第13章 KEN THE 390 vs ハハノシキュウ

会場に入ると、モーニング娘。佐藤優樹が「急性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニアによる療養の為」、アンジュルム相川茉穂が「体調不良のため」欠場するという張り紙があった(前からあった)。開演すると、その二人だけではなく新沼希空も欠場することがまことの口から知らされた。アンジュルムの曲で室田瑞希が誰かと向き合うような振りのとき対面に誰もいなくて不自然だったが、そうかここに相川がいるはずだったのかと合点した。佐藤優樹はステージ・パフォーマンスをしばらくお休みすることが1月6日に発表された。アップフロントプロモーションの代表取締役・西口猛の名前で「休みの期間はひとまず2月下旬としておりますが、1月いっぱいは筋力トレーニングを集中して行い、症状の経過をみながら医師の診断をあおぎ、2月中旬から3月からどう活動していくのかの判断をしたいと考えています」という説明。佐藤本人は「春ツアーは出れるようにがんばりますのでまーちゃんが戻ってくるまで待っていてください!」としている。小野瑞歩は憧れの先輩として佐藤の名前を挙げている。彼女への精神的影響が少し気がかりである。小野瑞歩のためにも無事に復帰してほしい。

宮崎由加がいちばん美しかった。今日の感想を一つだけ言うならばそれに尽きる。今日の彼女の表情は七変化というよりは満足げ。自信と喜びに満ちていた。この冬ハロコンが始まる前、私は小野(瑞)のTシャツを着続けることもやぶさかではなかった。私が今日、選んだのはピンクの宮崎Tシャツである。今日の席はステージに近い。Juice=Juiceが、宮崎由加が、数メートル先まで来る席で小野(瑞)Tシャツを着るのは想像以上の罪悪感を伴う行為であるのを1月3日に痛感した。具体的に何かを言われたりされたりしていないにも関わらず、面と向かって詰問され罵倒されるのと同様の精神的なダメージを受けた。宮崎由加に精神的に屈服させられた。彼女はSM調教師由加といっても言い過ぎではない。

℃-uteがハロコンにいない今、Juice=Juiceからはハロー!プロジェクトを引っ張る集団としての自負が感じられた。伊達に踏んでいない場数。凄みがあった。それに対して、つばきファクトリーはまだJuice=Juiceのような圧が出せていない。サンシャイン噴水広場やTFT HALL 300ではまったく感じなかったが、中野サンプラザになるとまだ存在感が箱に追いついていない。そして、ハロプロ全体のコンサートだと他のグループに押されて、埋もれてしまう。まだまだ脇役。これから伸びていくのが楽しみだ。秋山眞緒の腹筋が凄い。

Juice=Juice『Goal〜明日はあっちだよ〜』からのモーニング娘。『そうじゃない』の流れが最高。まず宮崎由加がいて、宮本佳林がいて、金澤朋子がいて、高木紗友希がいて、ついでに植村あかりもいるというだけで最高なのに、彼女たちが捌けるや否や牧野真莉愛が出てきて彼女のセンター曲が始まるという怒濤の波状攻撃。見ず知らずの他人から良席を奪おうとする輩、「Exit〜出口はあっちだよ〜」。お前らのやっていることは「そうじゃない」。