2018年6月4日月曜日

初恋 (2018-05-26)

5月18日(金) Day 1
・五日ぶりに帰ってきた日本。つながるGoogle、Twitter、YouTube、LINE、Instagram。自由がこの手に戻ってきた。中国でもVPNでつなげばアクセスできたんだが、息苦しかった。予想していたように私の不在中にLINEメッセージを送ってきたのはMC松島さん、田村芽実さん、Hello! Projectさんのみ。インターネットの主要サービスが使えないのは知っていたが、上海の四川料理が大したことないというのは新発見だった。同じ国とはいえ四川省と上海では離れている。埼玉で本場のお好み焼きを求めるのがちょっと違うのと同じなのかもしれない。京華閣でナスの炒め物、牛肉や羊肉やソーセージや魚丸や椎茸の串焼きを食って、ハイボールを飲む。池袋チャイナ・タウンの味は上海に負けていない。
・東武百貨店のトイレで歯を磨く。18時から歯医者。親知らずの抜歯。右の下。20分くらいで終わった。思ったよりも楽だった。歯茎の切開が必要と目されていたが切らずに済んだようだ。先生がそういう雰囲気のことを手下に言っていた。地元のジム風呂。サウナ、水風呂を往復。昔から痛い痛いとは聞いていたけど、こんなもんか。と思っていたのも束の間、苦しみは麻酔が切れてから訪れた。運動をせずに安静にしてくださいと歯科衛生士さんが言っていたが、この痛みでは仮にやりたくても無理だ。

5月19日(土) Day 2
・痛みでまともに眠れない。歯医者さんで出してもらった鎮痛剤と抗生剤は飲んでいる。口をゆすぐと水が赤くなる。血の塊が出てくる。
・つんくさんが病気になっていなければ作っていたかもしれない曲、DA PUMPさんの“U.S.A.
・夕食。池袋、楊3号店。汁なし担々麺、卵とキクラゲの炒め物。痛みに耐えながら、口の片方でゆっくり噛むから食うのに時間がかかる。いつもありがとうございます。昨日まで仕事で上海にいたんですけど、ここは上海の四川料理店よりおいしいです。ありがとうございます。(iPhone 8で写真を見せながら)ここ分かります? あーこれ! 有名ですよ。あ、有名なんですか。はい。高いよ。高いと言っても日本と同じくらいだけど。ただ外国人向けに手加減してるね。あんまりからくなかった。そうそう。ウチはね、材料がいいよ。中国の店は麺がダメ。中国の麺がダメなの? (中国の店は)アメリカ産だよ。自分たち(中国産)のがもうない。
・昼間はある程度、クスリで散らせていたが夜になってぶり返してきた抜歯跡の痛み。私の場合は土日を挟んでいるが、親知らずを抜いて翌日から会社に普通に出勤してフルタイムで働くのは無理では。これは厳しい。というか、この痛みは月曜までに治まるのか?

5月20日(日) Day 3
・二日たっているが、痛みがそれほど引かない。明日からの一週間は普段にも増してなるべく抑え気味の働き方をせなあかんかもしれん。痛みが完全に引くまではそうせんと持たんわ。親知らずの抜歯そのものは別に痛くなかったんで大したことないやん思ってたんやけど、抜いた後が大変なんやね。

5月21日(月) Day 4
・睡眠に支障が出続けている。痛みが引くまで自宅で仕事をさせてほしいと上司にメール。承諾を得る。こういうのを柔軟に許可してくれる職場環境。ありがたい。どこでもこうはいかないはず。
・口内の痛みが頭痛に発展してきた。
・ハードなゴールデン・ウィーク、慣れない内容とメンバーの上に早朝から夜遅くまで拘束される海外出張、その出張から帰国即親知らず抜歯。身体が限界に達したのかもしれない。
・親知らずを抜いてからの痛みですべてにおいてやる気が出ないが、コレは今は本気を出さずに休めというお告げなので、ここぞとばかりに休むことにする。
・牛豚合挽900グラム分のミート・ソースを作る。
・歯医者さんに電話すると、クスリを追加で出すとのこと。明日、取りに行くことに。

5月22日(火) Day 5
・口の中が痛すぎてせっかく寝ても一時間くらいで目が覚めて限界なので与えられたクスリに加えてバファリンを飲むオーバードーズ。規則正しくクスリを飲む、口の中を清潔にする(歯をきちんと磨く)、数時間おきに塩を溶かしたお湯で口をゆすぐ、といったtipsを実践した結果、特に効果はなし。バファリンの追加投入で多少は楽になった。頼れるのはクスリだ。と思い眠るがまた一時間半くらいで目が覚める。初日の晩よりもひどい。
・歯医者さんでは、抜歯の当日は運動と飲酒をやめて安静にするように、とだけ言われていた。それは守った。ネットで検索する限り、入浴(血行がよくなり出血が促進される)も口をよくすすぐ(傷跡に蓋をする血の塊が取れてしまう)のもまずかったらしい。でもそんな説明は受けていない。説明してほしかった。インターネットで検索する限り、これはもしかするとドライソケットという症状かもしれない。だとすると面倒なことになった。やるせなさと怒りがこみ上げる。
・出されたクスリが三日分で、クスリを飲みきった時点で痛みがむしろ強くなっているって何かがおかしくなってるやん。
・歯を抜いてから初期の対応がめちゃくちゃ重要っぽかった。伝達の漏れを防ぐために重要事項をすべて記載した紙を読み上げる形で説明し、その紙を患者(私)に渡すべきだったのではないか。もう遅い。
・一時的に痛みが引いているボーナス・タイムを利用して会社のメールを処理する朝の8時台。
・歯医者。最初のとクスリが違うっぽいのに、受付のナオンが何の説明もしないで済まそうとして来やがる。強さは同じですか? 同じです。前のクスリが効かないくらい痛いんですけど…。クスリに強い・弱いのでコレを飲んでください。…分かりました。

5月23日(水) Day 6
・昨日の昼間は食事中を除けば痛みは軽かったが寝ている最中は相変わらず刺すように痛い。
・痛みが軽くなるどころか、日中は昨日よりも痛い。親知らずというスペシャルな名前が付くだけある。イカレてるよコレは。親知らずの痛みが一生続くか、一生無職になるかを選べと言われたら喜んで無職を選ぶよ。
・突如、16時半から痛みをほとんど感じないボーナス・タイムが訪れた。和食リストランテ華屋与兵衛に駆け込む。しゃぶしゃぶ定食の肉大盛り。痛みに耐えないで純粋に料理を楽しめる食事、天国か…。
・夜中に激痛で目が覚めるのに備えて台所にバファリンを常置しておくことにした。
・先週の金曜日18時20分以降、今日のボーナス・タイムを除けば、寝ている間は常に激痛(つまり眠れない)、朝はバナナが精一杯(口を開けるだけで痛みが走る)、昼間はビーフ・シチュー等の柔らかく煮込んだ料理はまあいけるけどトーストは苦労しながら噛む感じ。患部の逆側で。

5月24日(木) Day 7
・目が覚めるが昨日に比べると痛みは軽く、睡眠の持続時間が長い。バファリンを飲み塩を溶かしたお湯で口をすすぐ午前4時。
・痛さは減少傾向にある。お昼ご飯は少々の痛みで食べられた。回鍋肉とご飯。
・ここ一週間は3時間以上の継続した睡眠をほぼ取れておらず、好きなこと例えば本を読むのもまともに出来ていない。日頃は体調のよさやカフェイン等でごまかしている労働意欲の低さを隠すのが難しい。長期入院を要する病気にでもかかったら労働があまりにも馬鹿馬鹿しくなって退職しそう。
・昨日の夕方から苦痛は軽くなってはいるものの、じんわりとした痛みは続いており、何よりここ一週間の睡眠不足の蓄積によるダメージがある。何かに集中するのは難しい。
・歯医者に電話してまだ痛いんですけどと言ったらこちらはクスリを出すしかできないと言われた。よく分からないが歯を抜いてからやけに冷たい。本来ここはもう少しホスピタリティがある。400円くらいを払って痛み止めを受け取る。多めに出してくださいといったら多めに出していると言われたがこれまでと量が変わらないし、腑に落ちない。
・やりたくもねえ業務に関するクソみてえなSkype会議。資料のここを直せここをこうしろとアグレッシブなアジアのアンチクショウから言われまくる。

5月25日(金) Day 8
・少しは楽になってきた兆しがあるとは言え、刺すような痛みで夜中に目が覚めてバファリンを飲む生活は変わらない。
・今日も自宅にいさせてもらう。一週間コレが続くとは思わなかった。長くて2-3日だろうと思っていた。
・こっちは痛みを耐えながらまともに眠れもしないで消耗してるんだから仕事上の要求をするんじゃねえ。曲がりなりにもメールに対応しているだけでリスペクトしろくらいの気持ちになってきた。
・家にいると通勤しなくていい分、時間が浮くので、観ていなかったテレビ番組やハロ!ステやDVD、Blu-rayの消化がはかどる。『フリースタイル・ダンジョン』のLick-Gさんが凄すぎる。スキルフルだしエンターテイナーだし。目と耳を奪われた。この番組で初めて般若さんが小さく見えた。モーニング娘。'14 コンサートツアー春~エヴォリューション~[Blu-ray]を観ていると今よりも幼いキソランさん、ダンバランさん、みなみなさん、らっこさん、まなかんさんが出ていて、おーってなる。
・歯医者さんで出してもらったボルタレン25mg。通常は一回一錠だが痛みが強い場合は2錠までなら飲んでもいいと言われた。2錠飲んだところ、明らかにこっちの方が効いている。
・会社のパイセンと仕事のメール交信のついでに親知らずのことを書いたら、彼も経験者だった。聞いてみたら彼は一週間くらいで痛みが治まったらしい。

5月26日(土) Day 9
・5月18日(金)に親知らずを抜いてから初めて断絶のない睡眠を獲得した。7時間くらいかな。画期的。ボルタレン2錠。みーたんが夢に出てきた。会社の後輩だった。いや、誤解しないでくれ。私も分別のある大人だ。彼女が出てくる夢をしょっちゅう見てるんとちゃうで。人生で二回目だ。
・そもそもなぜ親知らずを抜いてもらったかというと、歯が痛くなるときがあって。診てもらったら、親知らずの進出が原因で一つ手前の歯が虫歯になりつつあるらしくて。もう抜かないといけませんねと先生が言ってね。軽い気持ちで受諾したが、こんなにハーコーなつらさが長引くもんだとは思っていなかった。
・どうしても今日までに痛みを完治させたかった。抜歯の予約を入れた時点では大丈夫だろうと高を括っていた。だって一週間以上あるわけで。今日、柏につばきファクトリーのコンサート昼公演を観に行くんだけど、整理番号が10番なんだ。そう。ジャンフランコ・ゾラさん、カルロス・バルデラマさん、フリオ・バルディビエソさんらが背負ってきた10番。滅多に来いひんで。こんなん。心身ともに最高の状態で臨みたいやん。それは叶わなかった。外を出歩けるくらいには回復している。けど、患部を中心に耳や目の周りが何となく痛い感じが続く。正常に眠れたのがせめてもの救いだ。2-3時間以内に目が覚め続けるのが何日も続くと、物事への集中がとにかく散漫になるんだよ。

・今日は13時半開場、14時開演。11時からグッズの販売。日替わり写真を確実にゲトりたかったので10時くらいに着く算段で家を出た。電車でSeth Stephens-Davidowitz, “everybody lies”を読む。7時間睡眠のおかげで本が何とか読めるようにはなっている。痛みはあるが、口を全開にしても大丈夫。前進である。新松戸で降りるはずが、車掌さんの車内放送に呼応してヨンバンセン、ヨンバンセン、ヨンバンセンなぞと大きな声で独り言を発するキチガイさんに気を取られて乗り過ごした。
・10時26分、柏PALOOZA前のグッズ列じゃ最高部な奴らになる。思ったより人が少ない。ざっと30人くらいかな。よく見る鹿島アントラーズ興梠慎三さん風の紳士。タンクトップに大きめのTシャツ、現代的なヘア・スタイル、整えた髭。小綺麗になさっているが間近で見ると白髪混じりだった。そこそこのご年齢なのかもしれない。
・10時46分、エスタシオンの青年が只今44ですと無線で相手に言っている。並んでいるのが44人のようだ。
・10時50分、つばきファクトリーご一行が我々の横を通って会場に入る。こっちも向こうも手を振ったり声を出したりはしない。照れくさそうに顔を伏せる新沼希空さん。他には岸本ゆめのさん、小片リサさん、秋山眞緒さんは視認できたが、数秒の間に全員を把握できなかった。
・11時30分、購入完了。日替わり写真の小野瑞歩さんと浅倉樹々さん。窓口は一つだけど手慣れた姉ちゃんがテキパキ捌いている。
・メシどころを探してさまよう。天然鯛焼きって何だよ。能書きを読むかぎり、どうやら天然水を使っているから天然鯛焼きらしい。柏駅前は、そこそこ栄えているけど興味深い飲食店には恵まれていなさそう。蘭という中華料理店に入る。メニューに本場刀削麺フェアという文言。そのフェア、参加させてもらう。四川麻辣刀削麺880円。悪くはないが大したこともない。おたくの実力はこんなもんなのか? 柏さん。あとハイボールを飲んだ。+100円の濃いめを頼んだのだが、レシートを見ると通常の濃度の料金だったようだ。基準が分からないので実物が濃いめだったのか普通だったのかは知る由がない。
・13時14分、柏PALOOZA前に戻る。患部が朝よりも痛んできた。案内係の青年にドリンク代500円であることを確認。500円玉を念のため二枚、あとチケットをポケットに入れて、コイン・ロッカーにカバンを預ける。暖かい季節になってくるとオタクさんが軽装になり肌を出し生々しいキモさが露わになる。

・こんなにひどい入場案内と誘導は初めて経験した。1番から100番が会場すぐ前に待機させられた。コレは普通だが、その塊のまま会場のドアを抜けて中に入らされる。番号順じゃないのかと誰かが係員に聞いたら、上で順番に呼び出しますんで的なことを言っていた。あいつらが実際にどうしたかっていうと、何の説明もせずいきなり1番から20番のおきゃくさまーって無差別に中に入れやがった。つまり1番だろうが20番だろうがそのときに前方にいた奴から順に中に入った。10番を持っていた私が実際に入ったのは16番目くらいだった。3列目の左寄り。左右の最前に車椅子のスペースがあったので、最前は8人くらいしか立てなかった。それでも番号通りに入っていれば私は2列目に入れたはずだ。2列目と3列目には大きな差がある。何だよコレは。こんなことがあり得るのか。あっていいのか。ふざけんなよ。スキャンダルだ。周りの人たちも怒っている。
・13時38分、そのまま後ろに下がってくれとエスタシオンの係員。もう一度、番号順に入れ直すらしい。サッカーの2004年アジア杯。日本対ヨルダンのPK戦。キッカーが軸足を滑らせる劣悪な芝生状態。宮本恒靖さんの抗議を聞き入れた主審の判断で、途中からサイドが変更された。仕切り直しという点ではそれに匹敵する珍事だった。結果、私は晴れて2列目の右寄りの位置を得た。右寄りは小野瑞歩さんがよく来る位置。公演中に跳ぶであろう有名おまいつさん二人が最前の左寄りにいた。彼らの真後ろを避けられたという点でも好ましい場所だった。後から来たナオンを真横に滑り込ませるふくよかな茶髪紳士。若いデブが女を割り込ませるために場所取りしてた、と2ちゃんねるに書き込む紳士。
・まだロビーに多くのお客様がいるので前にお詰めくださいと案内係のあんちゃんが叫び続ける。開演予定の14時を過ぎている。壊滅的な入場誘導の下手さ。それに加えアップフロントがチケットを売りすぎなんだろう。ライブハウス(和製英語)は構造上ただでさえ見づらいんだから、ギューギューにならない程度のチケット枚数にしないと。後方はちょっとスペースが空くくらいにしないと、観に来た人たちが報われない。コンサートの開始は10分以上、押した。

・こちらから見てやや右寄り、目前のステージでは1番のテープが貼ってある場所。小野瑞歩さんをよく観るためにはこれ以上はない位置だった。前の紳士たちの頭と頭の間から、最前と遜色ないほどのヴューを得られた。『就活センセーション』後半で長くお辞儀をしている最中に右の靴紐を結ぶ小野瑞歩さん。『さぼり』(Berryz工房)では長い間、目配せと笑顔をくださった気がした。公演を通して、視線をくださった感触が何回かあった。
・衣装は本編で二種類。一つ目が花柄。肩の付近が白かった。二つ目が白の上下に青いジャケットのような羽織り物(有線大賞の衣装のリメイクかな?)。アンコール後は二つ目の衣装のスカートだけ残して、上に黒いツアーTシャツ。お腹を出さない、脚もそこまで露出しない控えめな衣服ではあったが、ワキは存分に見せてくださる皆さん。こんな至近距離で、浅倉樹々さんが、山岸理子さんが、小片リサさんが…。目を逸らしちゃいけないでしょ。肝心の小野さんと、あともう一人か二人は肩に追加の布をお付けになっていて、見せてくださらなかった。私はHello! Projectを観るようになってからメンバーさんのお腹とかおへそとかワキとか二の腕とか、元々は特に興味のなかったさまざまな部位へのフェティシズムが芽生えてしまった。どこで歯車が狂ったんだ。
・小片リサさん、浅倉樹々さん、岸本ゆめのさん、新沼希空さんのトーク・セグメント。オーディションにまつわるエピソード。新沼さんはHello! Projectのオーディションでプリキュアになった。やってやってと野次るヘッズ。やらないよ。眉をひそめる新沼さん。エーイング。やらないの? という感じで他のメンバーさんが聞くが、勝間和代さん顔負けの断る力を発揮する新沼さん。フーとかイエーって言えばやると思ってるんだよ。そんなことよりやりたいことがあるんです、と本題に移る小片さん。即興劇を披露する。前の公演で今ここに立っていないメンバーでやったところ好評だった。演技と言えばうちらみたいなところあるからね。ハードル上げちゃった。犯人と女刑事というお題と、各人が台詞に入れなければならない言葉が与えられている。小片さんがけん玉、浅倉さんがチャーリー、岸本さんが豚キムチ、新沼さんがバイキソラン。配役を決めないでいきなり始めるもんだから、グダグダ。芝居の後に、私の名前はチャーリーという簡単すぎる方法でキーワードをねじ込んだ浅倉さんに共演者たちが抗議。私チャーリーって適当に済ませた人、誰、本当に? 樹々そんな適当にやってないもん。的な感じで、以前にDVD MAGAZINE上で勃発した例のビーフのオマージュを見せる小片さんと浅倉さん。
・寸劇を除けばこちらに水を飲む間もないくらいに曲が続く。初めてのコンサート・ツアーだが緩さがない。つばきファクトリーは全員が常に出ずっぱりというわけではなかった。曲によってステージに立つのが2人だったり4人だったりという時間帯がった。とはいってもお化粧や髪型を直したり着替えたり次の確認をしたりで、バタバタしているんだろうけど。

・岸本ゆめのさん:私はBerryz工房さんが好き。よくコンサートのDVDを観ていた。最後のMCで、誰かがタオルやTシャツの宣伝をするのが恒例。自分もしてみたかった。という前置きから、皆さん汗をかいたと思うので風邪をひかないように気を付けてくださいね。そこでタオルやTシャツを売っているので買ってください、という憧れの宣伝をぶち込む。
・浅倉樹々さん:(千葉は山岸理子さんと浅倉樹々さんの地元ということで)普段は別の子のTシャツを着ている人もピンクを着てくれて(笑うメンバーさんたち。思い切り吹き出す小野瑞歩さん)。サイリウムもピンクにしてくれて。嬉しかった。
・小野田紗栞さん:今朝、家を出る前に小学生の頃から好きなアーティストの映像を観た。出演者の皆さんが楽しそうで、癒された。今日は立場が逆じゃないですか。だから皆さんを癒そうと思って。皆さん、今日もさおりの可愛さで癒されてくれましたか?
・小片リサさん:今回のツアーは東京と静岡がない。さおり!とかみずほ!とか小片!コールを(アンコールで)聞きたかった(※今日のアンコールはりこちゃん! ききちゃん! だった)。次は東京・静岡にも行けるように頑張りたい。

・15時49分、終演。頭が痛い。途中からややしんどくなっていた。今日は昼公演だけの観覧(夜公演は外れた)なので、よかった。俺が文句を言わなかったら入場をやり直さなかったかもしれない、とお友達に話す近くの紳士。ありがとう。助かりました。理不尽には誰かが抵抗しないといけない。その誰かになるのは勇気が要る。ローザ・パークスさんのように。全員握手。私が着用していた8×8=51と印字されたハハノシキュウさんのTシャツを見たメンバーさんが口々に、違う、8×8=51? どういう意味なんだろ、等と疑問を投げかけてくださった。いかんせん説明する時間がないし、時間があったとしても難しい。私ごときの身に着けている衣服を観察した上でお言葉をかけていただくと、少し申し訳ない気持ちになる。ハイ・スピードの握手とはいえ、私とHello! Projectのメンバーさんは本来、双方向で交わっちゃいけないんだ。彼女たちとは目を見てのやり取りが発生する関係ではなく、JK見学部屋のキャストさんと客のような関係が望ましい。いや行ったことはないんで、想像だが。柏駅。改札に入ってからのベッカーズ。持ち帰りでレーコーのレギュラー。240円。頭痛がすると無性にアイス・コーヒーを飲みたくなる。逆効果だろ。