2019年12月14日土曜日

つばきファクトリー 6thシングル発売記念 ミニライブ&握手会イベント (2019-12-12)

サテンにいる。隣で美容室の店長さんらしき人が、基本給20万円をスタッフに保証したら守られている感が出てしまっているので歩合にしたい的なことをオラついた口調で話し、スタッフらしき二人が聞いている。タバコを吸うために禁煙席から喫煙ゾーンに移動する店長さんをちらっと見たところあごヒゲを生やし上下グレーのスウェット・シャツとスウェット・パンツといういかにも粋がった田舎の若造という風情で、だらしなくダサかった。典型的なドン・キホーテさん愛好家。あとの二人も大概。埼玉だとこんなイモ野郎どもが美容室で働いているのか。先ほどコンビニで受け取った『日本人の給料はなぜこんなに安いのか』(坂口孝則さん)は開かず、私はブレンド・コーヒーを飲み、iPhoneでマリオ・カートをしばらくやってから退店。

鉄道会社によって、次の次の駅を知らせる英語音声が
1.The next stop after XXX will be YYY
の場合と
2.The next stop after XXX is YYY
の場合がある。私としては後者の方が英語としてしっくりくる。1.でも100%間違いではないと思うんだけど、聞く度にモヤモヤする。なぜならxxx駅の次がyyy駅なのは事実として決まっているからだ。Will beだとYYY駅以外になる可能性もあったけど今回はYYY駅になったという含みが出る気がするんだよな。日本語にすると1.はXXX駅の次はYYY駅になります、2.はXXX駅の次はYYY駅ですという具合だ。これで分かってもらえただろうか。2.を採用している副都心線で横浜へ。乗り換えて、川崎。の前に、ハングリー・タイガー。ダブル・ハンバーグ・ステーキのレギュラー・セット。パン・ライスなし(肉に付いているジャガイモ、ミックス・ベジタブル、インゲンだけで十分に糖質が入っている)。食後にホット・コーヒー。2,270円。

クラブ・チッタ。30分くらい並んで13時19分頃にパーティ参加券を手に入れた。一部が369番。もう少しマシな番号をくれ…と念じながら引いた二部が502番。3回中2回で最前をもらえる日もあれば、こういう日もある。私のように各部一枚だけという節度のある買い方をしていればコレが普通。各部何十枚も買うようなおまいつの紳士たちとは財力が違う。平日でも土日でも常に現場にいる彼らは全員ビジネス・オーナーかエンジェル投資家なのかな? せっかく会社を休んでココまで来ているんだ。もう少し買い足してマシな番号をゲトった方がいいんじゃないか。その考えが一瞬あたまをよぎる。列はそこまで長くない。が、やめておく。星乃珈琲店で彦星ブレンド。『日本人の給料はなぜこんなに安いのか』を読み終える。悪くはないが、普通の本。昔の坂口孝則さんの本にあった毒気と文芸性がない。

ハングリー・タイガーの匂いが髪に残っている。気になる(コンビニの後の髪の匂い 気になる 気になる 大好き)。手頃な施設があれば本当にシャワーを浴びたいくらいだった。せっかくおみずちゃんに会うというのに。

①16時集合 16時半開始

新曲『抱きしめられてみたい』の衣装で登場するつばきファクトリーさん。私がインターネットでこの衣装の画像を見たはじめの印象は、どてら?ちゃんちゃんこ?野暮ったい。そして何よりも露出が少なすぎる。お腹もワキもデコルテも出さないで何が衣装かと。実際に観て分かったのは、思ったよりも脚は見せてくださる。下にお召しになっているのが短い短パン(二重表現)なので、そこに注目すべきである。今日のパーティでは二部ともに『抱きしめられてみたい』が披露された。もう片方の『意識高い乙女のジレンマ』はまだお預けのようである。

信じられないほどのトークのつまらなさ。つばきファクトリーさんを贔屓目で見ている私でさえこう思ったんだから、相当だよ。浅倉樹々さん以外の8名がきのこの山派とたけのこの里派に分かれる。その二つの違いが分からないという秋山眞緒さん。メンバーさんも我々も、マジかよっていう反応。きのこの山はなめらかなビスケットで、たけのこの里はサクサクしたクッキーで…と岸本ゆめのさんらが説明する。理解したのかは不明だがきのこの山派としてステージ左側(下手)に寄る秋山さん。彼女を除く7名は全員、たけのこの里派としてステージ右側(上手)に寄る。そこからすったもんだを経て、最後は4対4に分かれる。声を合わせて困ったなあ的な小芝居をする8人の美女たち。勝負が決まらなかったから樹々ちゃんに決めてもらおうという流れ。なぜかメイドさん風にということで、ワンワン、ニャンニャン、といったいくつかの言葉を浅倉さんが発してから我々にリピートさせる(私はメイド・カフェに行ったことがないから分からないんだけど、こんなのをやるの?)。浅倉さんの判定はたしかきのこの山。ご本人はたけのこの里の方がお好きらしい。この対決内容、その後の浅倉さんの言動。事前に仕込んでいたのは明らかだったが、何をやりたかったのか理解が出来なかった。後から回想していくと少し恐くなってくるくらいだ。たとえばの話、直後にBEYOOOOONDSさんの『きのこたけのこ大戦記』を歌うのであれば理解できた(グループが違うし新曲だから現実には考えにくいが)。もちろんアイドルさんに巧みな話芸を求めるのがお門違いなのは百も承知。しかし今日のrelease party一部のトークはこれまでに記憶がないくらいにひどかった。いや、どうなんだろう。もしかして普段からこんなモンなんだったんだろうか? 洗脳が解けてつまらないトークを愛でることが出来なくなったのだろうか? 私は我に帰った。私はわざわざ会社を休んで、川崎まで来て、これを聞きに来ているのか? セットリストもピンと来なかった。

握手順番

山岸理子さん
小片リサさん
新沼希空さん
谷本安美さん
浅倉樹々さん
小野瑞歩さん
小野田紗栞さん
秋山眞緒さん

小野さんに髪型…可愛いですと言ったらたぶん可愛いですの部分だけが伝わった(そっちの方が本意だが)。おー、と少し驚いた感じの顔をしてからありがとうと返してくださった。

平日のこの時間、そして二日前に池袋でrelease partyをやったばかりというタイミングも関係しているのか、369番だったのに右端付近の6列目くらいに立つことが出来た。後ろ半分はスカスカ。前説のアルビ兄さん(いつもに比べて覇気がなかった。黒の半袖BILLABONG Tシャツに黒のロング・パンツ、NIKE AIRのスニーカー)も、こんな時間なんで広大なスペースがありますと客入りに触れていた。二部はさすがに人が増えるだろうが、もしスペースに余裕があるようであれば後方で跳びまくるのもありかもしれない。

安価で味もまあまあな中華料理店、観行雲。2ちゃんねるのJuice=Juiceの現場で有名(迷惑)なヲタについて語るスレで某メンバーさんのTOとしてテンプレート入りを果たした紳士と夕食。氏はつばきファクトリーさんだと小片リサさんを支持している。さっき食事は済ませたと言っていたのに定食を平らげていた。過剰なインスリン分泌による健康への影響が心配である。私は1,000円の晩酌セット的なやつ。ハイボール、豚モツ炒め、イカゲソの唐揚げ。ハイボールが薄すぎる。少なすぎる。ジュース、もう一杯。一部の様子を見るかぎり少し酔わないと二部も楽しむのは難しそうだ。白酒はありますかとお店の人に聞くと(メニューにはなかった)、一杯だけなら提供できるというのでいただいた(常連さんからどうしても飲みたいという要望を受け一本だけ仕入れていた残りがあったらしい)。五粮醇という銘柄。500円。アルコール45度。食事を共にした紳士が某メンバーさん(TO認定されているのとは別のメンバーさん)の握手券を9万円ぶん購入したという話を聞きながら51,100円の横浜F・マリノス年間チケット(20試合観戦可能)を注文した。自分が分別のある買い物をするまともな人間に思えた。

②18時半集合 19時開始

45度の白酒が私に与えた軽い酔いは、二部のトークで完全に醒めた。コレを面白がるにはあと2ショットは必要だった。相変わらずコントをやりたいのか何をやりたいのか不明瞭な時間だったが、一部に比べて興味深い情報は得られた。お題は、目玉焼きにかけるのは醤油かソースか。岸本ゆめのさんだけがソース派。曰くマヨネーズをかけるけどこの二択だったらソースに当てはまると思った。目玉焼きにさらさらしたものをかけるのがイヤ。その他に分かったこととして、
・秋山眞緒さんは目玉焼きを食べない
・小野瑞歩さんは目玉焼きの白身に切り込みを入れて醤油を染み込ませる
・谷本安美さんは目玉焼きの黄身に醤油を入れる
・浅倉樹々さんの家は目玉焼きにソースをかける
アイドルさんがたまに発する、こういう生活感のある情報が私は大好きだ。何時に寝て何時に起きたとかさ。2月、3月に何回か小野さんと握手させていただくけど、そういう話を聞きたいな。

お酒の効果は消えてしまったが、それでも二部の方が楽しかった。セットリストが圧倒的によかった。まず一曲目が私がつばきファクトリーで一番か二番目に好きなことで知られる『春恋歌』だったし、『私がオバさんになっても』もキックされたし。もう一つの理由は何といっても、いちばん後ろで観たから。私が502番でフロアに入った時点で369番で一部に入ったときよりも1.5倍くらい埋まっていたんで、グッドなポジションをゲトれる可能性は既になくなっていた。まだ空きがあったいちばん後ろの壁沿いを確保。ココなら誰の邪魔になる心配もない。それに来年からHello! Projectのすべての現場でジャンプが禁止される。自由に跳べる最後の機会かもしれない。跳び納め。なおHello! Projectのコンサートで跳ぶことに関しては賛否があるが、跳ぶ行為そのものは骨の健康によいので、別の形で続けるべきである。フットボール・クラブのサポーターとしてゴール裏で跳ぶのもよし、ジムで何らかのトレーニングを行うのもよし。

つばきファクトリーさんをチームに分けてのトーク&握手会の告知。谷本安美さんと新沼希空さんの二人組が、おれらマブダチだろ?というチーム名。私たちとマブダチになりにきてくださいという旨のことを新沼さんがおっしゃるが、正直者だらけのヘッズはほぼ無反応。(反応が)薄っ…と思わず新沼さんは笑っていた。そりゃそうだ。我々が新沼希空さん、谷本安美さんとマブダチになれるわけがない。一般女性のマブダチがいないのは言うまでもないとして、一般男性の友人でさえ多くはないのである。

パーティ本編後に出てきたアルビ兄さんによると、浅倉樹々さんが参加する曲が一部では一曲だったのを二部では二曲に増やしたらしい。私は言われるまでまったく気付かなかったので、唖然とした。たしかに浅倉さんが参加している曲としていない曲があるなくらいには思っていたけど、小野瑞歩さんだけを集中して観ていたので。小野さんがほとんど見えない位置にいるとき以外は他のメンバーさんは間接視野でしか見ていなかった。申し訳ない気持ちになったが、仕方がない。

出過ぎたウェイスト・ラインが丸分かりな上にB地区が浮き出たPSVアイントホーフェンのTシャツで握手列に並ぶ紳士。腹をすぐに引っ込めるのは難しいがせめてB地区は何とかしろや。Tシャツの下に一枚着ろ。それともわざとアイドルさんに見せるためにそうしてんのか。そう考えると私も見せたくなってきたぞ。いや冗談だよ。

握手順番

岸本ゆめのさん
新沼希空さん
小野瑞歩さん
谷本安美さん
秋山眞緒さん
小片リサさん
山岸理子さん
小野田紗栞さん
浅倉樹々さん

春恋歌』嬉しかった(もしくはよかった)と全員にお伝えした。新沼さんはそれなと返してくださった。小野さんは、ね…9人でのパフォーマンスで…と個別握手会のような調子で話し始めてくれたが当然ながらそこで次に流れざるを得なかった。小野さんのご返答で、さっきアルビ兄さんが言っていた浅倉樹々さんが参加したもう一曲が『春恋歌』であったことを私は知った(もう一曲は一部と共通で『抱きしめられてみたい』)。小片さんのありがとうが(もちろんご本人にその意図はないとは思うが)こちらを蔑むような冷淡な感じに聞こえて、そういうの(どういうの?)が好きな人は興奮するんじゃないかと思った。最後の浅倉さんに笑顔でありがとうございますをいただいて出口に向かいながら、私は少しゾッとした。たまたま浅倉さんが参加した曲だったからよかったものの、もし彼女不在の曲について知らずに同じことを言っていたら…。私は単純に好きな曲なので『春恋歌』が嬉しかったのだが、文脈的に9人が揃ったのを観られてよかったという意味が付加される言葉になっていたことに後で気付いた。