2019年12月29日日曜日

Juice=Juice 稲場愛香バースデーイベント2019 (2019-12-13)

Jump to 稲場愛香さんが22歳になった日。いや、まだなってないのか。お誕生日はもう少し後だったもんね。何日かは覚えていないけど。今Googleで検索したら12月27日だって。去年もバースデー・イベントは早めにやっていたよね。年末はハロコンのリハーサルがあるからね。忙しいから当日付近にやるのは難しいんだろう。バースデー・イベントと銘打たれた公演に足を運びながら、稲場愛香さんが何歳になられるのかもよく分かっていないっていうね。まあ、そんなもんですよ。お誕生日パーティではない。あくまで演者さんが我々を楽しませてくださる公演の一つだからさ。実際。Hello! Projectのメンバーさんがソロで歌って踊るのを観られる貴重な機会。純粋にお誕生日を祝うというよりは、その側面が大きい。我々がメンバーさんにプレゼントを渡すとかもてなすとか、そういうのが主眼ではないから。

Jump to 肉塊UNO 虎ノ門店、2019年12月22日(日)。Hello! Project支持者つながりの五人で忘年会。そういえば、布面積で思い出したんですけどね。段原瑠々さんがいつも自分は布の少ない衣装をあてがわれるって嘆いていて。彼女はズボンの衣装が多いんですけど、この間、スカートで。そうしたら今回はズボンじゃなくてちゃんとスカートを履かせてもらって…的なことを言っていたんです。ズボンという衣装を着ているのではなく、スカートを脱がされているという認識でいたんだなって。そう思いながらズボンでステージに立っているって考えると、見方が変わってきますよね。

Jump to まだ誕生日が私にとって祝福(blessing)だった頃。二十代前半くらいまでかな。せいぜい。二十代の後半になってくると三十という数字が近づいてくるのがイヤだったのは覚えている。四十が近づいてきた今となっては増えていく年齢は重荷でしかない。呪い(curse)でしかない。迫り来る中高年という現実。どっしり構えられるほどの社会的地位を私は築いていない。年相応ではないんだ、一言で言うと。人生のフェーズが年齢に追いついていない。妻子がいて、一家を余裕で養えるほどの給料があって、という状態にあったら、おそらく自分の年齢の捉え方も違っていただろうと思う。(英語ではblessingとcurseはこのように対比して使う。Blessingだったものが今ではcurseになったというように。覚えておくといいよ。)

Jump to 2018年11月23日(金・祝)。私が稲場愛香さんに心を奪われた日。私がJuice=Juiceで最も支持するメンバーさんが宮崎由加さんではなくなった日。Jump to 2018年12月7日(金)。私が稲場愛香さんにますます心を奪われた日。恐くなった日。私がHello! Projectで最も支持するメンバーさんが小野瑞歩さんではなくなってしまうのではないかと危機感を覚えた日。あの勢いが続いていたら鞍替えしていてもおかしくなかった。それくらいに、ガツンとやられた。

Jump to 私がキライな職場。古い建物。効きすぎた暖房。モワッとした空気。隣の席で電話が鳴っても(あたかも業務に集中しすぎて気付いていないかのような感じで)ほとんど出ない派遣異常中年女性。後ろを通ると獣の臭いがする派遣異常中年女性。いい人で仕事の知識も豊富なんだけどたまに体臭がきつい既婚中年男性。そして、私。そんな愉快な島で私は働いている。愉快じゃねえよ、全然。さらに最悪なのが、週の二日くらいは私のすぐ右に部長が座っている。常に私を監視している格好になる机の向き。全員の距離が近すぎる。西洋人寄りの私のパーソナル・スペースを侵害してくる。気分の悪い職場環境。午後休を取得して抜け出す。

Jump to 終演後のお見送り会。
稲場愛香さん:ありがとー
私:『大人の事情』よかったっす!
稲場愛香さん:よし!(ガッツ・ポーズ)

Jump to 山野ホールに向かう電車で読んだ、有馬岳彦さん(通称サムライ)の裁判レポート。イオンつくばのお店でミニカーを万引きしてからイオンつくば内のイベント・スペースでつばきファクトリーさんのrelease partyを観覧するなんて、出来るか、普通? 普通じゃないのは重々承知だが、それにしても、だ。Donald Goinesさんの小説だと、ヘロインをプッシャー(売人)から買うお金を捻出するために窃盗に走る登場人物がよく出てくる。そういうことなのかな。稲場愛香さんのバースデー・イベントと同じ日に裁判を受けるなんて、さすが、持っている。運命を感じる。稲場さんのイベントを完全に食った(そんとき初めて出会ったブッダ バトルは俺が完全に食った by K DUB SHINEさん)。

参照:一人で行く有馬岳彦(サムライ)被告第一回公判in土浦 | モ娘(狼)板のスレッド |

Jump to 長引く稲場さんの衣装替え。トークでつなぐ上々軍団さん(案外おもしろかった)。ステージに戻った稲場さんによると、衣装にトラブルがあったので時間がかかったのだという。(ところで、この例のような形で使われるトラブルは和製英語だ。副島隆彦さんが『英文法の謎を解く』三部作のどれかで指摘したように、troubleというのは通常、警察沙汰を指す。)そもそもの話、稲場さんは衣装替えなどという野暮なことはしなくてよい。ただ一枚ずつ服を脱いでいけばそれで済むのである。Jump to 2019年8月25日(日)のHello! Projectコンサート。私は確信した。彼女は布の少ない衣装が似合う。もう二十歳を超えているのだから最終的に裸になっても何の問題もない。既存のアイドルの枠をビヨーンと超えてほしいのである。着エロでダンスするBlu-rayをリリースしてほしい。

Jump to 上々軍団さんの前座。客席で赤いペンライトを光らせる、根っからの善人たち。どうやら上々軍団さんのテーマ・カラーが赤らしい。二人組でテーマ・カラーもヘッタクレもあるかよ。いや、それ以前に上々軍団さんがテーマ・カラーを設定するな。Hello! Project支持者は乗っかるな。無視して本(Chuck Palahniukさんの“Invisible Monsters”)を読む私。『仲間』はまだ彼らの音楽活動を面白がる気持ちが私にもあった。あえてふざけてクサい歌を、まったく似つかわしくないオーディエンスに向けて熱唱するというジョークとして受け止めることが出来た。あのシングルにはカップリングにつばきファクトリーさんから数名が参加していて、千円を出して買う冗談としてはよく出来ていた。新作『悪友』にはそのユーモアは見る影もない。つばきファクトリーさんのリリースを11ヶ月も滞らせて(それと因果関係があるかは別として)歌手としての彼らに資源を割いているのが許容しがたい。

Jump to 稲場愛香さんの強い希望で実現したという、ダンス企画。ファンを四名、壇上に上げる。“Fiesta! Fiesta!”。一人、まったく関係のない動きをする紳士。何をやっているんだと突っ込みを受けて、いやあインドネシア体操をやっちゃいました…的なボケをぶっ込む。何度も。私としては昨年と同様、稲場さんが一人で踊るのをじっくりと鑑賞したかった。ファンと一緒に踊るだなんて事故にしかならないんだから、もうやらないでほしい。

Jump to バースデー・イベントの二部(19時45分)が開演し、通路から登場する稲場愛香さん。パッと空気が明るくなる。この人はやっぱり特別だ。本当に華がある。でも、ちょうど一年前の今頃の感覚は私の中から消え去っている。Juice=Juiceの中では稲場さんが一番好き。でもHello! Projectでは小野瑞歩さんが一番好き。その線はしっかりと引けている。それが確認できて、ホッとした。

※Jump toを連発して時系列をシャッフルさせるのはChuck Palahniukさんの“Invisible Monsters”の真似。実験的な小説なのは理解できたが、内容はよく理解できなかった。