2017年12月8日金曜日

つばきファクトリー 3rdシングル発売記念ミニライブ&握手会イベント (2017-11-23)

休日だが労働のある日と変わらない時間に起きて、家を出た。寒い上に雨が降っている。傘を持つ手がかじかみ、B地区が勃つ。つばきファクトリーの皆さんもB地区が勃っているんじゃないかな。大丈夫? オジサンは心配だよ。土呂駅という聞いたこともない(とろと読むらしい)駅から10分ほど歩いたところにある、大宮宮原ステラタウンというショッピング・モール。たしか施設のホームページには駅からのシャトルがあると書いてあった気がする。それらしき車は見なかった。時間が早すぎたのかもしれない。CDの予約販売が始まるのが9時半。私が列に並んだのが9時19分。この時点でざっと50人程度。前倒しで販売を始めたようで、9時25分頃から列が進み始めた。売り場の近くにアルビ兄さん。今日はオレンジ×青のシェルをお召しになっている。前の紳士が発する、ケモノの臭い。言うまでもないがおまいつさんがそこら中にいる。私の二つ前に新沼希空さんの有名支持者の紳士。目を合わせないように気を付ける。おまいつ軍団の個々人にはあまり悪い感情はないのだが、あのコミュニティに関わりたくない。私がCD3枚を予約し、優先エリア入場券を手にしたのが9時47分。1部から3部まで順に321番、391番、180番。顔をしかめる。きっつい番号だ。かといって並び直して買い増すことはしない。それをやるとキリがない。与えられた番号を受け入れる。節度のあるファンだから。おまいつっぽくない買い方をしないで普通の買い方をして自分はおまいつじゃないんだぞっていう感じで…。CDの値段が3枚で3,240円。送料が750円もかかる。ちょっと前まで相場は600円だった。750円を払うくらいなら商品は別に送ってもらわなくてもいいくらいなんだが。どうせ何十枚も手にすることになるので。店で受け取るということにして受け取りをすっぽかせば送料は払わないで済むが、さすがにそういうわけにもいかない。

雨天の場合、握手会のみになる場合があるとHello! Projectのホームページには書いてあった。そうなったらつらい。握手だけのためにこんな天候でこんな場所に来ないよ。ほら、ご存知だと思うけど私は楽曲派なので…。接触とかさ、『マジ興味ねぇ』(DJ OASIS feat. K DUB SHINE)んだよ。いや、興味ねぇっていうか、まあ、あるよ興味は。少しだけね。12月24日と2月12日のつばきファクトリーの接触イベントには両方とも申し込んでるし。でもそれはあくまでワイの天使(小野瑞歩さん)が目当てなのであって、それ以外のメンバーさんとの接触はそれほど望んでいないんだよね。もちろん向こうもそれ以上に望んでいないだろうけど。施設内のパン屋さんでアイス・コーヒーを飲んで、ごま団子を食う。イベント会場のそばにあるイトーヨーカドーで買った焼き芋とビールで、軽めの昼飯。11時23分に会場近くに戻ると、雨は95%やんでいた。応援されているチームのJ2降格にもめげずに粛々とステージの準備をするアルビ兄さん。黒いハイキング・パンツにグレー×黒のTHE NORTH FACEのフリース・ジャケットをお召しになっている。フリースの下にはワイン色とネイビーが覗いている。バルセロナかな。たしかに彼のイベント運営の技量はバルセロナ級である(実際にはパリ・サン・ジェルマンのユニフォームだった。ユニフォームの下には同系色の長袖ボーダー柄Tシャツ)。靴紐は蛍光オレンジ。11時34分の時点で並ばずにCDを買えるし優先エリア入場券も売り切れていなさそうだったので、私が9時半前にここに来て並んだ意味はなかった。結果的に。番号も早けりゃ若いってことはなく、ランダムだしね。まあこの結果がはじめから分かればいいんだけどさ、読めないからね。これってさ、一人で何十枚も買う奴がどれだけいるかで左右されるんだよね。いつも大量買いをする小片リサさん推しの有名おまいつが今日はどうやら北海道にいるっぽい。今日は優先エリア入場券が売り切れたという声は最後まで聞かなかったけど、彼が来なかったのがその一因だったと思う。今日は1回目が12時半から。過去の例を見ると11時40分からリハーサルが始まるはずである。皆さんそれを見越してステージが見える位置に立って待機している。11時50分、太陽の光が差してくる。11時53分、エスタシオンとアルビ兄さんが総動員で、雨に濡れたステージを雑巾で拭いている。

リハーサルが始まったのは12時だった。そもそも11時40分に始まるというのは私の勝手な予想に過ぎないが、おそらく予定よりも遅れたのだろう。後述するように1回目のイベント開始時間が12時半から13時に延期されたからだ。リハーサルでつばきファクトリーの皆さんが登場される度に顔がほころんでしまう。みんな可愛い…。少しずつ大人っぽくなっている。リリース・パーティのショッピング・モール巡りもいいけど、早く本格的な活動をしてほしいな。小野瑞歩さんはグレーにエメラルド・グリーンの線が入ったフード付きスウェットシャツに、ハーフ丈の白黒迷彩パンツ。岸本ゆめのさんはぴたっとしたスウェットシャツとスウェットパンツ。新沼希空さんは黒い(おそらく合成皮革の)ライダース・ジャケット。谷本安美さんはブルゾン。谷本さんはいつもリハーサルでブルゾンを着ている印象がある。とても似合う。『気高く咲き誇れ!』、新曲の『低温火傷』(一番のみ)。打ち合わせをしてまた『低温火傷』(一番のみ)。打ち合わせでゴツンと頭をぶつけて爆笑する小野瑞歩さんと秋山眞緒さん。浅倉樹々さんは『気高く咲き誇れ!』には参加せず、まだ我々が入ることを許されていない優先エリアから見ている。上着を脱いで『低温火傷』に入る浅倉さん。プリント入りの白黒ラグラン・スリーブTシャツ。リハーサルが終わったのが12時20分頃。アルビ兄さんが1回目の開始が13時と言ったが、さらっとしていてあんまりはっきり周知させる言い方ではなかった。エスタシオンまで浸透していなくて、すぐに我々を集合させようとする(本来の集合時間は12時10分)。私の近くにいた紳士が、13時からになったんだと言ってアップフロントのアカウントのtweetが表示されたiPhoneをエスタシオンの紳士に見せていた。エスタシオンは、そうなんですねという感じだった。

1回目 13時~

集合時間はイベント開始の20分前。だから1回目は12時40分。QBハウスの裏が集合場所。12時42分、75番。12時44分、130番。12時45分、155番。ここから5番ごとの呼び出し。12時46分、200番。ここから10番ごとの呼び出し。12時46分、250番。12時48分、350番。300番以降は50番ごとだったかな。321番で入った位置、厳しかった。あまり見えない。メンバーさんの下半身はまったく見えなかった。だから衣装の全容もつかめなかったし、ダンスを楽しむこともできなかった。おそらく今日が初披露となる『低温火傷』の衣装だった。全員がキャスケットをかぶっている。セットリスト。

『低温火傷』
“I'm So Cool!”(Berryz工房)
気高く咲き誇れ!
就活センセーション
『低温火傷』
笑って
初恋サンライズ

就活センセーション』の前に、明日19歳になる山岸理子さんがプロデュースするセグメント。5分。大縄跳びにチャレンジ。今日まで18歳なので、目標は18回。四回くらいやって、たしか数回、15回、数回、19回と最後に成功していた。終わって息が切れるメンバーたち。「トシだからきつい、もう18だから」(発言者は誰だったか…新沼希空さんだったかな)、「15でもきついよ紗栞」(小野田紗栞さん)。何で大縄跳びなんかやらせるんだという感じのメンバーたちに、朝だから身体を温めようと思って、と説明する山岸理子さん。

Berryz工房や℃-uteのクラシックがスピンされてイントロで我々がおーってなるのはつばきファクトリーのrelease partyでは恒例の光景である。“I'm So Cool!”が流れたとき、私もご多分に漏れず声を出したが、曲は知っているもののよく考えたら乗り方が分かっていない。どこで名前を叫ぶとか。私はBerryz工房の現場には2回くらいしか行ったことがないのである。

13時47分、本編が終了。13時50分、「お子様連れのお客様がいらっしゃいましたら別途ご案内しますので申し出てください」とアルビ兄さん。誰も申し出る気配がない。「いらっしゃらないですか?」とアルビ兄さんが念を押す。家族を持つこととは無縁な人だけが揃ったリアルな現場だと感心したが、一人だけいた。さっきまで全体が見えなかったつばきファクトリーの衣装は膝上のミニ丈だった。そういえばメンバーさんが衣装の「マント」に言及する度に言い間違えてしまわないかとヒヤヒヤしました。老婆心ですが…。

高速握手の順番は、右から小野瑞歩さん、新沼希空さん、小片リサさん、秋山眞緒さん、谷本安美さん、山岸理子さん、岸本ゆめのさん、小野田紗栞さん、浅倉樹々さん。恐ろしいくらいに言うことが思い浮かばなかった。小野瑞歩さんにさえ、何と言っていいのか分からなかった。後方からの観覧で、メンバーさんの全身やステージで行われている演目の全容すらちゃんと見えない30分を経て放り込まれる(自分から入っている)高速握手は難しい。と言うと、まるでいい位置で見られたら上手く立ち回れていたかのようだが、そういうわけでもない。私の技量不足の言い訳にすぎない。小野さんは私を見ると「久しぶり」と言ってくださった。「楽しかった」という苦し紛れの言葉をひねり出すと「私も楽しかった」と返してくださった。新沼さんは左手で私の右腕をしっかりロックしてくださった。秋山さんには「帽子似合う」と申し上げたところ「あーありがとう」的なことを返してくださった。山岸さんとは「明日(のお誕生日)おめでとう」「ありがとう」という感じだった。小野田さんには「スマイルよかった」とお伝えしたところ、思いっきり強く握ってくださった。浅倉さんは今日からパフォーマンス復帰だったので、復帰おめでとうという意味で「おめでとう」と申し上げたら頷いていた。他のメンバーさんには楽しかったですというテンプレートで済ませた。当然お返事は普通「ありがとうございます」なんだが、小野さんだけは「私も楽しかった」と言ってくれて、会話をしたような感覚を味わわせてくれる。そこが他のメンバーさんと違うところだ。

延々とループする金髪の青年がいないから高速握手列に狂気がない。14時18分、第2部は15分押しとアルビ兄さんからの通達。元の開始予定は15時。14時23分、浅倉樹々さんのサツアイ。メンバーさん退場。

『低温火傷』をリハーサルで2回(short ver.)とrelease party本編で2回聴いたが、今の私の所感としてはワックとまではいかないが平凡な曲という感じだ。路線としては『ハナモヨウ』的な感じかな。この曲をカンバンに半年間release party巡業はきついと感じてしまう。もちろんこれから育っていくのだろうが、『初恋サンライズ』や『就活センセーション』のようなパンチに欠ける。まあ私はもう42枚予約したのだが(この翌日に出た抽選結果で、2月の個別握手が1枚外れたので、この時点での正確な予約数は41枚)。衣装も私はあんまり好きじゃないし、曲のコンセプトとどうつながるのかが見えない。リハーサル衣装の方が百倍よかった。

2回目 15時15分~

アルビ兄さんの前説。新曲『低温火傷』はどうでしたか? と我々に投げかける兄さん。我々の拍手の大きさに、思っていたよりも評判がいいと喜ぶ。額面通りに受け取らないでほしい。少なくとも私の拍手は社交辞令だよ。彼の前説から、橋本慎さん主導で『低温火傷』が今回のトリプルA面のリード・シングルに設定されたことが明かされた。これまでのシングルではリード曲が後から披露されたが、今回は一発目からリード・シングルだと自信に溢れた口調で説明するアルビさん。

よう見えんかった1回目(321番)に輪をかけて番号が悪かった(391番)ので、開き直って優先エリアのいちばん後ろに陣取った。女性エリアの後ろだったのだが、これが思いのほか見やすかった。1回目よりもずっとよく見えた。周りも空いていたので、快適だった。セットリスト。

次々続々』(アンジュルム)
ハナモヨウ
『低温火傷』
笑って
独り占め
『低温火傷』
うるわしのカメリア

独り占め』の後に、プレゼンテッド・バイ・明日19歳になる山岸理子さんの枠。今回はジェスチャー・ゲーム。二つのチームに分かれて、制限時間内にどれだけ当てられるか的なやつだったと思うけど、詳細を覚えていないし、iPhoneのNotesにも残っていない。

一曲目に『次々続々』がスピンされるとヘッズはぶち上がった。この曲は強い。全体的に1回目よりもずっと盛り上がったように感じた。3回まわしのイベントだとどうしても1回目はウォーミング・アップになってしまう。今日に関してはそれだけでなく、1回目に比べてセットリストがよかったと感じた。

高速握手は右から浅倉樹々さん、山岸理子さん、小野田紗栞さん、岸本ゆめのさん、小野瑞歩さん、新沼希空さん、谷本安美さん、秋山眞緒さん、小片リサさん。思い浮かんだ言葉は1回目でほぼ出し切ってしまったので困ったが、セットリストがよかったと感じたのでそれを皆さんに伝えた。皆さん喜んだ反応をくださった。山岸さんは「えー本当?」と疑問形で返してくる感じだった。山岸さんの、手を噛み合わせる意思をまったく感じさせないゆるゆるの握手。小野さんには「セットリスト誰が考えたの?」と聞いたら首を傾げてから、彼女じゃないかなという感じで(私から見て)左の新沼さんの方を向いた。その流れで「セットリストよかったよ」と私は新沼さんにお伝えしたが、彼女は左手をお顔の前で振って「違う」とおっしゃった。私はBattenwearのフリース・ジャケットの上から小野(瑞)Tシャツを着ていたのだが、私の袖を見て小野田さんが「凄いあったかそう」とおっしゃった。フリース・ジャケットはたしかに温かいが、風を通すので上にシェルを羽織らないと十分な防寒性は発揮しない。

2回目は有名新沼支持者さんともうお一人がループされていたが、後者を見て私の近くにいた人たちがやれ腕毛だのUDGだのとざわめき立っていた。UDGといえばZEEBRAさんである。アーバリアンジム代表。それはUBG。16時20分、3回目は定刻通りに開始するとアルビ兄さんが発表。

3回目 17時30分~

2回目に比べると半分以下の番号(180番)だったが、私が入った時点で優先エリアの目ぼしい位置は埋まっていた。2回目と同様、女性エリア側のいちばん後ろで観た。

『低温火傷』
Just Try!
『低温火傷』

3回目の山岸理子さんによる企画は、制限時間内に山岸さんをどれだけ褒められるかという対決だった。最初、15秒で全員が挑戦。小片リサさんと谷本安美さんが9個で引き分け。二人による決勝戦。20秒。優勝者へのプレゼントは山岸さんに食事をおごってもらえる権利。「叙々苑かな」と谷本さんがおっしゃったのだが(高いご飯というと条件反射のように叙々苑が挙がるのが可愛いですよね)「3,000円以下で」と山岸さんが言うと「結構かぎられる…」と調子が下がった。最初の挑戦では小片リサさんがさすがのマリーシアを発揮し、身体の部位を名詞で連呼していたのだが(「目、口、鼻…」のように)が、決勝では具体的にどこがいいのか言うように山岸さんから注文がついた。谷本さんは、お尻が気持ちいい、脚がきもちいい、ほっぺが気持ちいいといった変態的なフレーズを連呼し、12個で優勝した。

エスタシオンの一人がmol53さんのような見てくれだった。高速握手は右から秋山眞緒さん、新沼希空さん、谷本安美さん、山岸理子さん、小野瑞歩さん、岸本ゆめのさん、小片リサさん、小野田紗栞さん、浅倉樹々さん。全員に「寒いけど風邪ひかないように気を付けてね」と申し上げることにした。新沼さんは「メガネおしゃれですね」とおっしゃった。山岸さんのところで少し停滞して、時間が長かった。握手ラインにてトヨタ生産方式では忌避されるよどみが生まれたのである。「コーナー面白かった」と申し上げたら「本当?」と喜んでいただき、「寒いけど風邪ひかないように気を付けてね」と申し上げたところ頷き、余った時間で私の手を両手で撫で回してくださった。小野さんは「うん。風邪ひかないように気を付けてね」と私の言葉をそのまま繰り返すように返してくださった。今日の彼女はミラーリングと呼ばれる技術を意識して用いているように思う。勉強しているのかな。小野田紗栞さんは相変わらず力強くて素晴らしい握りをくださった。谷本さんは「うん。気を付けないとね」とおっしゃった。

最後のサツアイで小野瑞歩さんは、「一年前の今日は“Just Try!”の初披露だった。一年がたつのは早い。みなさんが支えてくださるおかげで続けられている。これから気持ちをパフォーマンスで返していけるようにしていきたい」という旨のことをおっしゃった。最後のパフォーマンスで返していけるようにのくだりは宮本佳林さんのサンプリングだよね。この間、武道館で観たJuice=Juiceのコンサートで宮本さんの言葉に影響を受けたのかな。

帰りは西川口に寄って、「王府景」という店に初めて入った。イカの香港漁師風炒め800円。ラム串120円を2本。饅頭串100円を1本。ラムと饅頭が激ウマ。あと豚マメ1本。アサヒスーパードライ中瓶。これで計1,770円なんでね、最高ですよね。Release partyは半日は楽しませてくれるし、仮に円盤なしで純粋にイベント+握手代と考えても納得できる。そりゃ各部に何枚も突っ込めばコス・パは変わって来るが、1枚ずつであれば値段的に文句を付ける余地はない。ただし、楽ではない。私は今日、朝9時19分頃に会場に着いて、19時8分にすべてが終了したんだが、完全に労働の拘束時間じゃん。3回まわしのリリ・パをすべて観覧するには朝から晩まで立ちっぱなしでも平気な足腰が必要だ。日頃からたくさん歩き、運動をして体力づくりに励むべきなのである。