2017年12月27日水曜日

キャメリア ファイッ! vol. 6/サンタday ハッピーメリー クリスマス!! (2017-12-23 and 24)

先攻:5年前の自分 後攻:今の自分

お前マジでだっせえじゃん 推しに覚えてもらって達成感? 変な方向に行っちまったな 目を覚ましやがれこの▒ッチマザファカ 未成年の少女たちとの接触 法律に抵触 する前に手を引け これは俺からの警告だ アイドルたちを気の毒に思わないのか? お前のキモさまるで麻原彰光 加担すんじゃねえよ感情労働 握手 それは少女たちへの搾取 そのにやけ面 漂ってるぜ悪臭

悪臭が漂ってるわけねえよ 俺は毎日ちゃんと身体と髪を洗ってるからな それだけじゃねえ 握手に備えて爪を切る 使う顔パック ハンド・クリーム お肌ぷるぷるだぜ 無修正で中継 そう俺はまるでハロプロ研修生 いちごのベッドで寝てるからな お前なんかよりよっぽど気を使ってるんだよ 『会いたい 会いたい 会いたいな』 分かるか? どうせ妻帯者 になるような人生じゃねえ 俺にはもうこれしかねえ

これしかねえ? それじゃ仕方ねえ なれよ屍 そんな言い訳 俺は聞きたかねえ お前が行くべきはコンサートじゃなくキャバクラ それかインサートするまたぐら つまり風俗 お前の居場所は音楽の現場じゃねえ 俺がお前に売ってるのはケンカだぜ お前が予約したCDは49枚 つまり48のファンよりも一枚上手のキモさだぜ お前を殺して四十九日に墓の前に並べてやるよ

笑わせんな お前のその歌詞 聴かされるこっちの方が恥ずかしい 買ったCDが何枚 それが何だい 枚数が少なかったら正常? 楽曲派ぶってんじゃねえよこの野郎 正直に言ってみろ アイドルとの接触が恐いんだろ? 人と話すスキルがないんだろ? 身だしなみと服装に気を遣って推しと接触するオタク 接触が苦手な自分を正当化する御託をほざくオタク どっちがキモいかは明白だろ

つばきファクトリーFCイベント~キャメリア ファイッ! vol.6 ミニミニ☆クリスマス会3~
2017年12月23日(土) 16時半~

ペンネーム:おいしいポテトオムレツ
つばきファクトリーのメンバーに疑問・質問・ムチャぶりなど:ラップ好きの岸本ゆめのさんにお願いです。メンバーから対戦相手を一人選んで、ラップでバトルしてください。

司会を務めるニレンジャー・川田青澄さんの口から「おいしいポテトオムレツ」という言葉が聞こえたときは、マジかよと思った。何を隠そう、おいしいポテトオムレツとは私なのである。敬愛するダチのハンドル・ネームを(失礼ながら無断で)拝借した。彼がこの場に居合わせていないのが残念だ。しかも岸本ゆめのさんは、彼が上國料萌衣さんと並んで最も強く支持するHello! Projectメンバーさん。彼は19時に始まる次の公演を観るためだけにわざわざ名古屋から新幹線で東京にやってきて、1万円くらいする夜行バスで帰る。モノホンである。

川田さんがおいしいポテトオムレツさんの投稿を読むと、東京総合美容専門学校に集った男性たち(美容とは無縁)から暖かい笑いが起きた。私はホッとした。鼻息荒いシマウマことZEEBRAさんをはじめとする『フリースタイル・ダンジョン』(テレビ朝日)の関係者に感謝。彼らが一般社会にMCバトルを広めてくれていなければ、あれが読まれても場はシラケていただろうし、そもそも読まれなかったかもしれない。「私フリースタイルできないんですよね…」と言いながらも乗り気な岸本ゆめのさん。「え~わたし絶対ヤだ~」と腰が引けるメンバーたち。白羽の矢が立ったのが、小野田紗栞さん。あんまり悪口にならないように、お互いの直してほしいところで、とお題を出す川田さん。

先攻・後攻をどうするか問いかける岸本さん。先攻・後攻の意味が理解できず戸惑う小野田さん。結局、岸本さんが先攻。「声がでかい、くっついてくるのは可愛い、でも可愛さでごまかすな!」的なヴァースだった。しばらく「ヨーヨー」を連呼してから最終的に「ヨーヨー きしもん ヨーヨー」で締める小野田さんが笑いをかっさらう。「呼びかけただけですよね」と突っ込む川田さん。笑いに包まれる会場。「負けた気がするー」と悔しそうな岸本さん。私が投稿したネタが、Hello! Projectの現場で初めて読まれた。記念すべき日となった。

「サンタday ハッピーメリー クリスマス!!」
2017年12月24日(日)

「『ヨーヨー さおりん ヨーヨー』と言って入ろうか」
ベルサール飯田橋ファースト。個別握手会の待ち時間。建物内の壁沿いに座って、iPhoneのnotesを見ながら小野瑞歩さんとの会話のプロットを練っていると、近くの紳士が笑いながらお仲間に話していた。彼はこれから小野田紗栞さんとの個別握手会に参加するようだ。私が投稿したメールが握手のネタにまでなっているのは嬉しかった。

個別握手会 小野瑞歩 3部 7枚

「ムチャぶりしていい?」
「はい」
「昨日のイベントで、岸本さんがラップの対決をしたじゃん」
「あー! やる?(私とあなたでという手振り)」
「いや」
「あ、違うの」
「あのメール、書いたの俺なのね」
「え? そうなの?!」
「もし小野さんが対戦していたらどうなっていたか知りたいから、やってみてもらっていい? 岸本さんの直してほしいところで」
「直してほしいところ…ゆめちゃんはYO! ゆめちゃんはYO! ゆめちゃんはYO! ゆめちゃんはYO! …ゆめちゃんの直してほしいところない」
「ない? じゃあ好きなところ」
「好きなところ。ゆめちゃんはYO! ゆめちゃんはYO! 優しいYO! ゆめちゃんはYO! ゆめちゃんはYO! いつも助けてくれるYO! ゆめちゃんはYO! ゆめちゃんはYO! 大好きだYO!」

とろけるかと思った。

Melty Love (Shazna)

私はずっと、アイドルさんは崇拝の対象であるべきだと思ってきました。ですので「会いに行けるアイドル」という、某集団の売り文句を撞着話法だと思ってきました。手が届かないからアイドルなのであって、友達みたいに会えるのはアイドルじゃねえだろっていう。CDに握手券を付けて売る商法は音楽への侮辱だし、握手のためにCDを山のように買うファンも馬鹿だと思ってきました。CDは音源を聴くために買うもの。コンサートやイベントは音楽空間を楽しみに行くもの。円盤に収録されている音源と、ステージ・パフォーマンスがすべてであって、握手なんて余計なんだ。アイドルさんにも余計な負担になるだろう。だって向こうはお人形さんのような美少女たち。こっちは大半が年上の気持ち悪い男性たち。むやみに向き合わせるべきじゃない。Juice=Juiceさんのコンサート後の握手会を放棄して帰ったこともあるくらいです。イヤなら一度と言わずぜんぶ放棄してりゃよかったじゃんって思いますよね。それはそうなんですが、せっかく権利があるんだから行使したいという貧乏性な考えがあって、そこまでは踏み切れませんでした。あとはまあ、何度もやっていると多少は慣れてきて、何かしら言ってみようという欲が出てきたというのもありますね。ただ、公演におまけで付いてくる握手には参加しても、「会いに行く」を目的にするという発想を持ったことはありませんでした。

小野瑞歩さんがすべてを変えてしまいました。つばきファクトリーさんが来年2月にドロップする3rdシングルを、私は今のところ49枚、予約しています。もう少し増えると思います。収録されている音楽を聴くという目的に関して言えば、1枚だけで十分です。その1枚も、mp3にしたらディスクは抜け殻です。結局はmp3があればいいのですから、そもそもディスクは必要ではありません。Amazonでmp3を買えばいいのです。物理的なCDが何枚もあったところで、置き場に困る。かさばるだけです。普通に考えて、おかしい。自分がこうなるとは思っていませんでした。小野瑞歩さんを見るためにリリース・パーティに足を運び、小野瑞歩さんと握手をしてお話をするために盛りだくさん会に申し込んでいたら、この枚数になってしまったのです。今までこんなことはありませんでした。まずリリース・パーティにはほとんど行ったことがありませんでした。時間のあり余っていた無職時代にたまたま近場のサンシャイン(当時は池袋に住んでいた)でやっていたパーティを何回か覗いた程度。Juice=Juiceのメジャー・デビュー日のときは一度だけ握手をしたことはありますが、朝から並んで優先エリア入場券をゲトるなんてことはしたことがありませんでした。ましてや、個別握手会なんて、行きたいと思ったことすらありませんでした。接触に興味がないんで…と言うと音楽ファンのようで格好が付きますが、要は他人とコミュニケイトする技術がとても低いので、逃げていたという面も大きい。今ではその技量が不足しているのを分かった上でも行きたいんです。私がHello! Projectに興味を持って見始めて10年近くたちますが、接触を目的とした催しに参加したのは2017年4月30日が初めてでした。自分はあくまでコンサートとかミュージカルとかの公演が観たいのであって接触には興味がないんだぞっていうスタンスをずっと続けてきました。小野瑞歩さんがそれを崩してしまいました。

つばきファクトリーFCイベント~キャメリア ファイッ! vol.6 ミニミニ☆クリスマス会3~
2017年12月23日(土) 19時~

12月24日(日)に最初の握手で私がブースに入ると、小野瑞歩さんは手を振りながら「あー! ありがとう! 昨日、見つけました」と言ってくれた。私は危うく映画“8 Mile”でエミネムが決勝で戦った相手のようになるところだった。彼女が指していたのはおそらく19時の公演のことだと思う。というのが、私の席が16時半の回は15列目、19時の回は7列目だったからだ。15列も悪くはなかった。こじんまりした会場だったので。後ろから5列目くらいだったが、双眼鏡を使えばいい画が得られた。もっとも、二列前の紳士が付けていたトナカイのカチューシャによってステージが3割くらい見えなくなったが。とはいえ、7列目の方がよかった。双眼鏡を使わなくてもステージ上のつばきファクトリーを十分に近く感じられたし、前の公演よりもステージ上の熱量が伝わってきた。

クイズにつばきファクトリーが協力して答えるセグメントで、ナマケモノは一週間に一度、木から降りる。それは何のため?という問いがあった。某テレビ番組(『ミリオネア』)を真似て(といっても『ミリオネア』自体がアメリカのパクリだろう)、オーディエンス(四つの選択肢を出して観客が拍手をする)、フィフティー・フィフティー(選択肢が二つに絞られる)、用意されているいくつかの辞書類を30秒間見ることができるというオプションがあった。この問題が出た時点で、最後のオプションを使う権利だけが残っていた。行使するメンバーたち。広辞苑や電子辞書で調べるが、分からない。一般常識の本をめくりながら「これ絶対ちがうよ! 日本の国家予算とか(が載っている)」と怒ったような口調の小野田紗栞さん。最終的には「理子ちゃん、何で週に一度、木から降りるの?」と山岸理子さんに聞くメンバーたち(彼女がナマケモノっぽいということで)。結局、彼女たちがたどり着いたのは「食料(を確保するため)」という回答だった。不正解。ニレンジャー川田さんが正解を発表しようとすると、小野瑞歩さんが手を上げた。彼女はしゃべらずに、一瞬、身をかがめて手で何かが地面に落ちていくようなジェスチャーを見せた。正解はトイレ(排泄)だった。どうやら答えを分かっていた彼女はこう言った。
「そんなのアイドルとして答えられないですよ!」

テーブルに置いてあるにんにくの使い道が分からない

「何だろう、脂身のような…」
「あー、そうですね。脂っこくない脂身のような」
池袋北口の中華料理店「京華閣」で串から外した牛の▒ニスをゆっくりと噛み締める名古屋のダチ。私は彼の感想を聞いて、2016年1月3日に食べたときの食感を思い出した。そんなにおいしいものではなかったので、私は今回は口にしなかった。一度であれば人生経験としてありだ。それにしてもこの店は本当に最高だよ。安くてうまい。アルコホール56度の白酒が頭にガツンと来た状態で唐辛子、花椒、香菜、クミンまみれの絶品料理を味わう愉悦。そこそこ食って、酒はお互い二杯ずつだったかな、それに急須入りの菊花茶も飲んで、合計6,339円だった。ダチのバスの時間があったのでそこまで長居できなかったのもあったけど、それでも安い。

スターダスト(池袋に同名のラブ・ホテルがある)からHello! Projectに流れてきたダチが、はじめに見ていたのはアンジュルムだった。私のTwitterとブログを見たのがきっかけで、つばきファクトリーとJuice=Juiceも観るようになったと言ってくれた。嬉しかった。今ではむしろつばきファクトリーが彼の贔屓集団である。リリース・パーティのために愛知から兵庫に駆け付けるし、1時間強のクリスマス・イベントのために東京まで移動するのである。私はおまいつ軍団(ましてや転売集団)とは距離を置きたいし絶対に彼らと馴れ合うようなことはしたくないが、Hello! Projectを通じてドープな個人とのつながりを持てるのは喜ばしい。

例えばの話、もしHello! ProjectのDVD Magazineで牛肉を食べて部位を当てるゲームがあったとする。牛の▒ニスが出たとする(出るわけないだろ)。小野瑞歩さんは途中で出されるヒントで理解するも、シラを切り通すに違いない。正解を聞いても、▒ニスという言葉を生まれて初めて聞いたような反応を見せるだろう。そうであってほしい。


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