2017年12月9日土曜日

つばきファクトリー 3rdシングル発売記念ミニライブ&握手会イベント (2017-11-25)

7時半すぎに起きてiPhoneでTwitterを開くと元Hello! Projectの真野恵里菜さんがフットボーラーの柴崎岳さんと交際しているというニューズでTLが賑わっていた。久々に、というか自分がリアルタイムで追い始めてからは初めて?(と思ったが里田まいさんがいたか)、Hello! Project出身者が分かりやすいスターとカップルになった。もちろん芸人さんも舞台役者さんも凄いけど(元芸人は凄くない)、言うても無職と紙一重ですやんか。そりゃごく一部の売れっ子さんは別ですよ。変な話、資格も要らないし、どこかに所属していないと名乗れないわけではないからさ。自分は芸人です言うたら芸人やし、役者です言うたら役者。そういう職業なわけで。Hello! Projectにいた人たちがそこまで有名でもない芸人や役者、ましてや一発すら当てた経験のない「元」芸人と結婚しますってなったときにね。うわあそんなの俺にはなれねえわ、俺らとは社会的な階層が違いすぎるっていう、圧倒される部分がないわけ。別にそれが悪いっていうんじゃなくてさ。それはそれでつんくさんがモーニング娘。のいわゆるプラチナ期の楽曲群で描いた恋愛を体現している感じがしてハロプロらしい気もする。今回の真野さんの報道は、Hello! Projectメンバーさんが間違っても我々には手の届かない存在なんだぞっていう現実を明確に突きつけてくれているのがね、いいなって思った。他人様の交際相手にいいも悪いもないんだけどさ。

柴崎岳さんといえば、小片リサさんがお好きなサッカー選手なんだよね(前にイベントの握手で直接お聞きしたことがある)。仮に報道が事実だとして(本人たちのコメントはまだ発表されてない)、これをきっかけにHello! Projectメンバーさんとフットボール選手とのコネクションが生まれるのかな。例えばさ、柴崎選手に一度お会いしてみたいですと小片さんが真野さんにアプローチして、そこでアントラーズの選手も交えた食事会が開かれてさ。当然、小片さん側もHello! Projectの同僚を何人か見繕ってさ。柴崎さんが持ち前のパス回しとゲームメイクでカップルを成立させて…なんて想像しちゃうよね。

DOTAMA×ハハノシキュウの名盤『13月』を聴きながら池袋に向かう。東武百貨店。地下の入り口。今日の販売開始は10時。9時から列を作って、9時45分に会場に移動するとホームページには書いてあった。私が入り口に着いたのが9時55分。その場にいた係員にどこにいればいいのかを聞いたところ、もう列は上の階に行っているので、10時にここに来てくれという答えだった。「10時にここですか?」と念押したところそうだというので「分かりました」と言って10時を待った。10時になってから「ここ」で様子を見ていたんだけど、当の係員たちがエスカレーターで上がってやがる。どうやらここで集まるのではなく屋上の会場に行くのが正解らしい。集合は「ここ」じゃねえじゃねえか馬鹿。まともに日本語が使えねえのかよ。イラっとしたが、すぐに「要らねえ怒りなんて封印」(GK MARYAN)した。彼らのような人たちが真面目に働いてくれているから、私たちはイベントを楽しむことができるのだ。

10時6分に8階のスカイデッキと名付けられた屋上広場の、CD予約列の最後尾についた。ざっと100人強かな。「大体 毎回 いつも同じメンバーと再会」(RIZE, “Why I'm Me”)。おとといお見かけした面々が勢揃いしている。池袋というアクセス良好の大都会、なおかつ広い会場だけあって、半年くらい見ていなかった方々も散見される。小野瑞歩さんを推されているとっつぁん坊や。私が所属する会社の人事部長を少し崩した感じの紳士。長く見ていない人でも特徴の強い見た目であれば覚えているものである。今日の会場はよさそうである。大宮宮原のワック会場と比べて観覧エリアが横に倍くらい広い。10時52分にCD3枚の予約購入を完了し、番号を確認。1回目から順に248、43、308。二部でイルめ(韻)な番号を引いた。この横に広い会場で43番は期待できる。一旦、東武百貨店を出る。成都草堂の後に出来た四川料理店で麻婆豆腐定食を食って、梅酒とアルコール56度の白酒を混ぜたものを飲んだ。白酒、好きだ。ストレートで飲みたい。リハーサルは見なかった。昼飯を優先した。

1回目 13時~

番号の呼び出し。12時33分、40番。12時35分、80番。12時36分、125番。12時39番、250番。優先エリアがおおかた入りきっても後方は割と空いているので、この感じが続くなら3回目ではそこで楽しむのもありだ。

左端付近、ステージよりも少し左、スピーカーの目の前、4列目の位置を取った。アルビ兄さん。今日はアルビレックスのワッペンが縫いつけられた黒のadidasベンチウォーマー、グレー(裏地イエロー)のhoodie、黒いパンツ、青いナイキのスニーカー。「いかなるジャンプ行為も禁止です」という兄さんに、一部の紳士たちが冗談めかしてエーイング。「ダメです、ここは」とアルビさんが強面で突っぱねて、笑いが起きる。そこでちょっと空気が和む。「あれ、何言おうとしてたっけ…」と兄さん。今日は(おとといの)大宮よりもスピーカーが一つ多い。スタッフも気合いが入っている。ジャンプは出来ないが、声で盛り上がってほしいと我々を鼓舞する。彼はアルビ兄さんというだけあってアルビレックス新潟のサポーターらしいけど、サッカーのゴール裏でも応援団長が「声出してくぞお前ら」みたいなのやってるじゃん。群衆をmotivateして盛り立てる技術に関しては通ずる部分があるのかもね。

小野瑞歩さん曰く、この東武百貨店には買い物でよく来る。合間に屋上に来る。小さな子供にも見てもらえるようにしたい。我々から見て右の方にいた通りがかりの子供が手を振ったらしく、ステージのメンバーさんたちは喜んで反応していた。スマイレージが販促イベントをやっていたときも池袋のサンシャインに母親と買い物に来ていたというし、池袋にアクセスがいい場所に住んでいるんだね。前に一度、川越に遊びに行ったとブログに書いていたよね。もしかすると東上線沿いに住んでいるのかな。そうだったら一緒だね、みずほ。何だかよく分からないけど今日は小野瑞歩さんがやたらと可愛い。見とれてしまった。この会場は何とメンバーさんの全身が見える。昨日との差が大きすぎて、驚いた。

今日は、ゲーム等なし、トークも少な目にひたすら曲をパフォームするという構成だった。おとといは各部で二回ずつやっていた『低温火傷』は、一回だった。セットリスト。

“OK YEAH!”(モーニング娘。)
気高く咲き誇れ!
笑って
『低温火傷』
独り占め
うるわしのカメリア
初恋サンライズ

リアルタイムで追って現場でも体験していた曲がスピンされると嬉しい。私の場合は2011年以降の℃-uteと、2010年頃から2014年頃のモーニング娘。“OK YEAH!”(モーニング娘。)に関しては私は道重さゆみさんがいた頃のモーニング娘。現場でチャントを発していたクチなんでね。そりゃ高揚しますわ。

ステージに仁王立ちする11人のエスタシオン。高速握手は右から順に谷本安美さん、小野田紗栞さん、新沼希空さん、浅倉樹々さん、秋山真緒さん、山岸理子さん、岸本ゆめのさん、小野瑞歩さん、小片リサさん。小野田さんの強い握り、新沼さんのロック。山岸理子さんには「昨日おめでとう」とお伝えした。お誕生日の前日に「明日おめでとう」、翌日に「昨日おめでとう」と言葉をおかけし、当日には拝見しないというシュールなことをしている。私を見て「あ! ありがとうございます」という感じで身を乗り出す小野さん。本人を目の前にして急に緊張が襲うが「今日かわいいです」という言葉が私の口から発せられた。小野さんはびっくりした感じで文字にするのは難しい音を発されていた。いわゆる「変な声が出た」というのに近いかな。それで左手で口を押さえた。Twitterを見ていると可愛いと言われ慣れているHello! Projectメンバーさんは「そんなことないよぉー」的な返しをしたりするようだが、小野さんは明らかに意表を突かれていた。興奮した。1,080円でミニ・コンサートを楽しんだ上に美少女の手を握り可愛いですと伝えて捕まらない。イルすぎる。お前もやってみろよ。人の握手会を笑うな。人生は一回だぞ。

ちょっと酒を入れたくなったので東武の地下に行ったが、しばらく行かないうちにお酒の売り場は一つ上の階に移っていた。缶ビールの棚を見ていたらお姉さんがスーパードライの小さいのをくれた。BIG WAVE 350mlを買った。スカイデッキに戻って、飲んだ。BIG WAVEの後に飲むとスーパードライのまずさが強調された。ステージ付近に目をやると、アルビ兄さんはベンチウォーマーを脱いでいた。

2回目 15時30分~

3列目のほぼど真ん中、ゼロのほんの少し左。アルビ兄さんが「1回目はお昼ご飯がまだだからお腹が空いているのかと思った。東武百貨店では山形物産展をやっている。お前らがおいしいものを食べたという書き込みは見ている。もっと声を出して行け」(大意)的な演説で我々を煽動する。今日の池袋はサンシャインでもHMVでもアイドルのイベントが開催されているということで、12月15日のスッペシャル・ライブの告知。セットリスト。

笑って
就活センセーション
Just Try!”
『低温火傷』
ハナモヨウ
Be 元気(成せば成るっ!)
初恋サンライズ

この間、甲府CONVICTIONのJuice=Juiceのコンサートでも実感したが、真ん中それもステージに近い位置ってのは特別だ。ど迫力だった。メンバーさんが代わる代わるこちらを見てくる感覚がある。別に私にレスをくれているとかそういう意味じゃなくて、振り付けの構造上、真ん中に視線が来やすい。

就活センセーション』でこけそうになって、笑う小野瑞歩さん。『Be 元気(成せば成るっ!)』では小野さんにソロ・ラインがたくさん与えられていた。この回を前方中央で見られて幸運であった。「季節は冬なのに汗かいてます、私」と岸本ゆめのさん。熱中して歌って踊ると冬でも汗ってかくんだなと思った、と続ける。

高速握手は、右から浅倉樹々さん、小片リサさん、秋山眞緒さん、新沼希空さん、岸本ゆめのさん、小野瑞歩さん、山岸理子さん、谷本安美さん、小野田紗栞さん。気温が少し上がったので私はBattenwearのアノラックパーカを脱いでColumbiaknitのラガー・シャツ姿になっていたのだが、岸本さんが「私もそれに似た服、持ってます。ラガー・シャツ的な」とおっしゃった。小野さんには「『Be 元気』の、ソロがよかった」とお伝えしたところ「本当! ありがとう」と返してくださり、次に流れつつある私に向いて時間を長めに引っ張ってくれた。2回目は模範的な感想を述べたが、もし「瑞歩chanに『低温火傷』しちゃって、いいカナ?」とでも聞いていたらもうブラックリストに入れられていたでしょうね。私は自分の握手を終えるとすぐに退散した。さっきの酒で、尿意が来ていた。トイレに行く道でアルビ兄さんが言及していた山形物産展を通った。おいしそうな食べ物がたくさんあった。コンビーフとかね。買うのはやめておいた。

今日は最前おまいつがあんまり最前にいない。握手もルーパーが数名いるにはいるが、常識(常識って何だよ)の範囲内であり、平和な光景である。16時46分時点で、1回目で鍵閉めをしたTeam ℃-ute hoodieの紳士、アーバリアンジムさん、あと二人の計四人が残っていたが、16時50分ちょい前くらいに終わった。谷本安美さんが締めのサツアイを担当されたのだが、最後に「バイバイ、うふふ。バイバイ、ふふ」と笑う仕草が上品で、高貴だった。

3回目 18時~

呼び出し。17時35分、100番。17時37分、200番。308番の私は17時40分に優先エリアに入る。左端の後方に立つ。近くの紳士二人組の会話、「さっきより人が多いな」「ジュースを観てからきてるんだよ」。Juice=Juiceがどこかで何かをやっていたらしいのだが私は把握していない。開演前に流れる『就活センセーション』に合わせてファイヤー、サイバー、タイガー的なアレをふざけて入れている紳士が後ろにいた。「うちら就活生」オレモー!「翼羽ばたかせ」オレモー!という調子であった。面白すぎて、笑いをこらえきれない。『笑って』でも同様のかけ声とうりゃおい、オーレモー!オーレモー!等を挟み込む。『ハナモヨウ』の「また君に」の後にオレモー!を入れてきたのにはさすがにふき出した。彼の悪ふざけのおかげで最後の回に向けて私はいい気分に仕上がった。(もちろん、彼は本番ではそれらのアンダーグラウンドなチャントは入れていなかった。)

アルビ兄さんの前説。関東は12月15日のスッペシャル・ライブが関東では今年最後のリリース・イベント。我々のお約束的なエーイングを受けたアルビさんが「色々あるんです。ハロコンのリハとか、レコ大のリハとか」と真面目に釈明をし、ドッと笑いが起きる。その後、再び我々へのアジテーション。「前も思ったんですけど、皆さん寒いとテンション下がるんですか?」「こんな大きな音を出せるのはここと幕張新都心だけです。スタッフも本気を出すと言っていました。(PA席を見て)出すんだよね?」。セットリスト。

青春まんまんなか!
ハナモヨウ
『低温火傷』
笑って
独り占め
Kiss Me 愛してる
初恋サンライズ

Kiss Me 愛してる』のイントロが始まったときのヘッズの高まり方。この曲の「愛してる」という決めのラインは一番が小野瑞歩さん、二番が小片リサさんがご担当された。『初恋サンライズ』ではサンライズ・ジャンプをしたくてうずうずした。ジャンプ禁止なのでサンライズ・ストレッチ(たしかこう呼ぶらしい。以前に雑誌のインタビューで読んだ記憶がある)で抑えたが、我慢するのが大変だった。

高速握手は右から浅倉樹々さん、山岸理子さん、新沼希空さん、小野瑞歩さん、谷本安美さん、岸本ゆめのさん、小野田紗栞さん、小片リサさん、秋山眞緒さん。小野さんと小片さんに「キスミーの、『愛してる』がよかった」とお伝えした。小野さんは照れくさそうに笑って、小片さんは「イエー!」とおっしゃった。本来なら握手会を最後まで見届けて、メンバーさんのサツアイを聞きたいところだが、私は19時1分でお先に失礼した。また明日も新三郷でrelease partyがある。飯を食ってジム風呂に入って、早めに寝たい。池袋駅北口のカウンター席しかなくて長細い「グレート・インディア」でマトン・マサラとガーリック・ナンを食ってラッシーを飲んだ。いや、おいしいわ。この店に入るのはたしか今年の1月1日以来である。さすがに認知が切れてると思ったが、会計を済ませて「おいしかったです」と言って帰ろうとするとネパール人の店員は「ナガイヒサシブリネ。ドコカイッタ?」と聞いてきた。今日のrelease partyは凄く楽しかった。しかし、また明日も朝から晩まで拘束されるのはきついな正直(誰もお前に行くことを強制していない)。東京近郊に住む人間の贅沢な悩みである。