2017年8月10日木曜日

HELLO! MEETING/HELLO! GATHERING (2017-08-05)

8時。池袋のコメダ珈琲店でアイス・コーヒー。トースト。ゆで卵。森拓郎さんの『ヤセたければ走るな、食べろ!』で朝にゆで卵を食べることが推奨されていた。実は喫茶店のモーニングってバランスのよい朝食なんじゃないか。同書には肉、魚、卵を中心にタンパク質を最優先して摂れと書いてあった。ゆで卵の他にスクランブル・エッグやオムレツもレコメンドされていたが、なぜか目玉焼きは太りやすい食べ物として触れられていた。理由は書いていなかった気がする。『グランギニョル』のブログ記事を途中まで書く。520円。値上げしたようだ。

10時半。吉祥寺で髪を切る。何もなければあと1-2週間後でもよかった。小野瑞歩さんとの写真撮影が8月19日に控えている。パーマが落ち着く期間を取るため2週間前に美容室に来ることにした。「何か夏らしいことはしましたか?」とHさん(いつも指名している美容師さん)に聞かれる。「バテてましたね」と答える。ここ数日はマシだけど7月はあり得ないくらい蒸し暑かったですからねとHさん。「年寄りになったら夏に死ぬと思うんですよね。耐えられなくなって」というMy Visionを発表すると「もうそこを考えてるんですか」とHさんは笑った。「あとは夏らしいことといえば、スイカを食べたり、カルピスを飲んだりですかね」。

12時半。ピザが食べたくなって、久し振りに「ラ・ベファーナ」。前に来たのはいつだろう。半年前か、一年前か。お昼時はいつも繁盛していて入店待ちの列が出来ていたが、今日は空いている。たまたま何かの巡り合わせでスッと入れたのか、お店の人気が落ちたのか。味は落ちていなかった。客が入ってきたときや注文を厨房に伝える際に店員同士がイタリア語を交えてコミュニケイトしている。こういう店に入ると、「お一人様ご来店です」「いらっしゃいませ」的なことを言っていると見せかけて実は「キモ・オタクが一人で入ってきたぞ」「早く帰らそうぜ」的なことを言っているんじゃないかと想像する。

13時28分。中野サンプラザ前に到着。グッズ列、そこまで並んでいない。ざっと見るかぎり開演までに買えそうだ。暑い中、長時間ならぶのもアレだしグッズは放棄してもいいかなと思っていたが、買うことにした。井川意高さんの『溶ける 大王製紙会長 井川意高の懺悔録』を読みながら待つ。

13時40分。グッズ列の左に、エスタシオンが入場列を作り始める。その前から自然発生的に非公式な列が出来ている。

14時3分。開場。暑い。顔から汗が垂れてくる。iPhoneが熱くなって、電池がおかしくなっている。26%で電源を切り数分後に入れ直したら21%になっていた。

14時24分。席に着いて、宮崎由加さん、小野瑞歩さん、高瀬くるみさんの日替わり写真をアルバムに収める。高瀬さんの日替わりはパンダが扇風機に向かって「ア゛ア゛ア゛~」と言っている絵が描いてある。いいよ。今回のハロコンは高瀬くるみさん、清野桃々姫さん、一岡伶奈さんの日替わり写真がある。4枚だけ買ったコレクション生写真の一枚が小野瑞歩さんだった。

14時26分。「日替わり写真の小片リサさん終了です」という声が聞こえてくる。席が27列(最後尾が32列)なもんで、グッズ売場に近い。

14時29分。「日替わり写真 山木さん終了です」という声が聞こえてくる。

14時39分。同じ列に「どっこいしょ」と大きな声を出しながら座った紳士が二人いた。

HELLO! MEETING 15時開演

・各グループの紹介映像が出てくる冒頭、右のひな壇。植村あかりさんと宮崎由加さんのいちゃつき。植村さんが後ろから宮崎さんの両手を取って音楽に合わせて上下に腕を動かす。ノリノリの宮崎さん。
・『世界はサマー・パーティ』での山岸理子さん。華奢でか弱そうな彼女が力一杯の笑顔と大きな動きで踊っているのを観ると何かゾクゾクする。
・牧野真莉愛さんの圧倒的な輝き。ステージに多人数がいてもこの一人だけを観ていれば問題ないと思わせる。
・各グループが自分たちの曲を披露し、他のグループがバックダンサーを務めるセグメントはハロコンならではのよい企画だった。
・『就活センセーション』でつばきファクトリーのバックダンサーにモーニング娘。という絵。この曲を踊る牧野真莉愛さんを観られるのはこのハロコン限りだろうと思うとつばき本体よりも牧野さんばかりを観てしまう。そういえばこの曲をつばきファクトリーがスーツ姿でパフォームするのを観るのは、私にとって初めてだった。
・こぶしファクトリーの『シャララ!やれるはずさ』のバックダンサーをやっているときの小野瑞歩さんの弾けんばかりの快活さ。
・岸本ゆめのさんの笑顔とスタイル。
・小片リサさんの優美な身のこなし。
・コンサートを通して、歌い出しで声が出ていない箇所がいくつか。緩慢さを感じる。

・小関舞さんと山木梨沙さんが楽屋で聞き取ったどうでもいい情報を披露するセグメント。佐々木莉佳子さんは背が伸びてきて、電車でつり革に頭がぶつかるようになった。船木結さんは絶対にぶつからないのに屈んでつり革をよける仕草をする。船木さんはこれ以上、背が伸びないとお医者さんから言われている。

・新日本プロレス・ヨシタツ似でお馴染みのつばきオタクさんが最前で飛びまくっていた。27列目からでもよく見えた。この青年、私は最前以外で観たことがない。

・Hello! Projectの正規メンバーに加わった高瀬くるみさん、清野桃々姫さん、一岡伶奈さん、段原瑠々さん、川村文乃さん。自己紹介の後、五人による新曲を披露。高瀬さんと清野さんは「Hello! Projectの新しいセクションで活動することになりました」と言っていた。この「新しいセクション」へのお二人の配属を五月(Hello! Project研修生発表会2017~春の公開実力診断テスト~)に発表しておきながらまだそのセクションの詳細を決めていないなんて本当に場当たりだな。
・上記五名の新曲は、星部ショウさんによる作詞作曲。誤爆、go back、5秒前に戻りたい、と揃った子音が耳に残る。曲調もファンキーでなかなか私の好みな感じ。フックのユニゾンが気持ちいい。

・ハロプロ研修生、緑のチア・リーダー風の衣装。まことさん曰く「『今日から衣装が変わったの?』と研修生たちに聞いたら嬉しそうに『はい』と言っていた」。悪くはないが、おへそを出さないのはハロプロの理念に対する冒涜。今後もし研修生の公演でこれまでのあの衣装が使用されなくなるのだとすると、残念である。

・つばきファクトリーのトーク・セグメント。ヘルニアで様子を見ながらの活動をしている浅倉樹々さんがトークだけに登場。自身の身体について「少しずつ治っています」と言って我々から温かい拍手を受ける。「成長期なんだから骨はしっかり治さないと」とまことさん。
・小片リサさん曰く、ふだん肉はあまり食べない。魚派。先日、北海道でジンギスカンを食べて肉いいかもと思った。でも食べられる肉と食べられない肉がある。叙々苑の焼き肉弁当やA5ランクの肉は食べられる。「舌が肥えてるだけじゃないですか」と突っ込む山木梨沙さん(彼女と小関舞さんがまことさんの司会アシスタントを務めた)。高級なものしか受け付けないと小片さん。岸本ゆめのさんが手を挙げて「私は逆です」。曰く、私はお風呂の扉が7年間壊れっぱなしの家に住んでいる。たまにお母さんが奮発していい肉を買って焼いてくれるわけじゃないですか(「給料日とかね」と浅倉さん)。半分で気持ち悪くなるんです。私が食べている肉はCランクです。Cランクの素敵なお肉。その他に挙がった話としては、小野田紗栞さんは焼き肉屋に行くとタンばかり頼むのだという。

・どういうわけかあんまりワクワクできなかった。コンサート経験としては50点(コンサートが50点だったわけではない。あくまで私がどれだけ楽しめたか)。なぜかやたらと足が痛い。左足裏のかかと。一部の負傷者を除きHello! Projectの全員が集結しているにのに、きらびやかさがグループの単独コンサートよりも薄まっているというか、Hello! Projectを一つに繋ぎ合わせる何かが不足しているというか。6回も観るのはきつくないか…。

・チンクエさんのシングルCDが大量に「ご自由にお取りください」と書かれた箱に入れられている様を「これぞチンクエさんお得意の“インスタ映え”する写真だなw」というコメントを添えてTwitterに投稿しようとしたところiPhoneの電池が切れて写真を撮り損ねた。5%の状態から電池を切ったらその直後にはもう電源が入らなくなった。

・泰陽飯店。牛肉と玉ねぎの炒め物。一口目はおいしいと思ったがカップ・ヌードルの味に思えてきた。化学調味料か。

HELLO! GATHERING 18時半開演

・初っぱながダンス部だった。HELLO! MEETINGでは中盤の方だった。ダンスの内容は同じ。佐々木莉佳子さんはレース越しにおへそが見えていた。石田亜佑美さんも。牧野真莉愛さんはヴァイブスもあるし身長が高いから、こういう集団芸でもパッと見で目立つ。

・ダンス以外にも、シャッフル・セグメントも同じだったし、Hello! Projectの新正規メンバーたちが新曲を披露するのも同じだった。MEETING公演とGATHERING公演は完全に異なるコンサートではなく、重なる部分が多かった。それだったら別に無理に二種類にせんで、一種類でいいような気もするが。

シャッフル・セグメントの衣装はメンバーたち自身で選んだとまことさんが説明。昼にはこの説明はなかった。印象に残った何人か。
・勝田里奈さん:アディダス?のワイドな黒トラック・パンツに黒の開襟シャツをタック・イン。この難易度、普通の人が真似したら痛くなりそう。
・田口夏実さん:デニムのショート・パンツ。上にシャツを巻いている。へそ出し。上はぴったりした白い布。Twitterで複数の紳士たちが話題にしていた。
・井上玲音さん:上下に分かれた白。おへそちょい出し。

・Juice=Juiceが『バッチ来い青春!』(こぶしファクトリー)をカバーしていた。間奏でオリジナルでは「かっとばせー、りーおーちゃん!」と我々が叫ぶところ(藤井梨央さんが脱退した今、ここは誰になったのだろう)は植村あかりさんがバッター役だったので「あーりー!」になった。私は追いつけなかった。よくみんな咄嗟に分かるな。
・Juice=Juiceの新曲“Fiesta! Fiesta!”はMEETINGでもGATHERINGでも披露されたが、衣装が違った。こっちのGATHERING公演の赤い衣装がどうやらこの曲の正式な衣装。MEETINGのときは緑っぽい衣装だった。

・同じ曲の一番と二番でグループが交代するセグメントがあった。いいアイデアだ。細切れのメドレーのように曲の世界がぶつ切れにならないからだ。

・Hello! Project新正規メンバー五人が曲を披露する前のトーク。川村文乃さんが色んなダンスができるということで「バレエっぽいジャンプ」を披露した。凄い!と感心してから「なんでHello! Projectに入ろうと思ったの?」と聞く山木梨沙さん。唐突な質問に苦笑する川村さん。高知県にいてどういうきっかけでHello! Projectに入ることになったのか、山木さんとしては気になったらしい。川村さん曰く、よさこいの大会に参加したときに、後列に回された。よくない位置だったので悔しくて、次は前に行けるようにとダンスを習い始めた。それでアイドルに興味を持った。高知県の方言はどういう感じ? という話になって、「…やき」と言うんですと川村さんが答える。可愛いと反応する山木さんに小関さん。同じステージには広島弁を武器にしている段原さんがいたのに、方言の話を彼女には振らなかった。この辺がまことさんの限界である。まあ、時間の制約もあったんだろうが。
・この五人だと段原さんがダントツで自信に溢れているし、他の四人を引っ張っている感じがする。
・曲の中で、メールを間違った相手に送ってしまいショックを受ける箇所で、清野桃々姫さんがコミカルな表情を見せる。思わず笑ってしまう。8月11日に配信開始とスクリーンに表示されていた。mp3で聴くのが楽しみだ。
・高瀬くるみさんが、まだ詳しい処遇は未定とはいえHello! Projectの正式メンバーの一人としてハロコンで躍動しているのが、私は嬉しい。誤爆の歌だけじゃなく、シャッフルにも参加していた。

・昼と夜で、まことさんのスーツが違った。昼はカラフルな柄がついていた。夜はグレーのチェック。まことさんのスーツを見て、「お揃いですね」と赤いチェックのロングシャツ的なものを見せる小関舞さん。山木梨沙さんが悔しがって共通点を探し、黒の靴がお揃いです、と靴をまことさんの靴に寄せる。小関さんも黒い靴を履いていたので、私も、と足を近づける。「カントリー劇場ですか」と呆れ気味のまことさん。

・まことさんが最後のサツアイ時にHello!をハレオ…のように噛み、観客からエーイングを受ける。「聞いてるなあ…」と苦笑いを浮かべるまことさん。笑いが起きる。まことさん曰く、ステージ裏の会話を聞いていると「ちょっと太っちゃった」等とメンバーたちは言っている。彼女たちも普通の乙女。皆さんを楽しませるために青春を懸けている。これからも温かく応援してあげてほしい。我々、拍手。

・昼のMEETING公演では一曲目の『初恋サンライズ』にメンバーさんが降臨されて、最後にも降臨があったが、GATHERING公演では最後だけだった。私の席は15列だった。後半ブロックの最前が13列だったので、私の前に二列を挟んで通路をメンバーさんたちがお通りになった。私の左斜め前にお立ち台があって、そこに上國料萌衣さんと牧野真莉愛さんが数分間に渡って、お二人でお立ちになっていた。すげえ…と思った。間近に上國料さんと牧野さんがおられる。顔の小ささと造形の非現実性。『リズムが呼んでいるぞ!』で我々がクラップをしたときに牧野さんが見せた、よく出来ました的な表情と仕草。フィクションがそこで動いている。
・最後の曲は全員での『ドンデンガエシ』。最高。私としてはセット・リストが全体的にMEETING公演よりもしっくりきた(とはいっても前述したように重なる部分も多いのだが)。こっちの方がずっといい。昼の堪能度が50点だったとすると、夜は75点。

・最後は各グループのリーダーたちが一言ずつ発してグループ毎に捌けていった。山岸理子さんは『就活センセーション』の「よろしくお願いいたします」の部分を口ずさんで、これからもつばきファクトリーをお願いします的なことをおっしゃった。和田彩花さんは「なかの、のなかの、なかのさんぷらーざー」と元℃-uteの鈴木愛理さんが作詞作曲した『中野サンプラザの歌』を歌った。譜久村聖さんは「おつかのんでした」と元モーニング娘。鈴木香音さんの決まり文句で締めくくった。どうやら今日が鈴木さんのお誕生日らしい。終演してまもなく、時計を見ると20時17分。

・NHKもさ、やたらと金髪率の高いHello! Project現場の最前常連組とか各グループのおまいつたちの生態に関する調査報告のような、そういう公共性の高い番組を流してくれればこっちも少しは納得して受信料を払えるってもんだよ。

・今日最大の誤算は、中野サンプラザの前でアンジュルムの新曲シングルCDを誰も配っていなかったこと。ただでもらう気満々だった。

・世界が賞賛するニッポンよりも、私が賞賛するHello! Projectの方が尊い。