2018年5月11日金曜日

KOBO (2018-05-03)

コンサートの開演時間は15時と18時半だがDVD MAGAZINEの宣伝動画で観たみーたんがあまりにも可愛すぎてその衣装と髪型の日替わり写真を絶対に手にするため朝に家を出る必要があった。6日連続で6時前に目が覚めている。アラーム・クロックなしで。労働者の習慣が身体に染みついている。カラダだけが大人(労働者)になったんじゃない。ブクロのコメダでレーコーのシロップ別添えミルクありモーニングAバターで。520円。愛知県民の一般的な朝食。中野サンプラザ。9時12分。グッズ列じゃモロ最後部な奴ら。物販の開始時間は11時半だが、ざっと80人くらいはいたかな。/早朝からアイドルさんのコンサートのグッズ列に並びつつ週刊少年ジャンプを読む中年の紳士。/いつ頃から並んでるんですか? 7時半です。はやっ。笑い。7時半に来て21人で、8時くらいまでほとんど増えませんでした。/持参した折り畳みの椅子に腰掛ける老人たち。/若いオタク女から代購の注文を取るニヤニヤしたキモジジイ集団。承りますよ。いいんですかあ。じゃあ、日替わりの谷本、井上と、あとコレクション生写真…何枚くらいいけますか? まだぜんぜん枠あまってますよ。10枚はいけます。じゃあ10枚で。/いつからいるんですか? ボク7時半です。最初人少なかったんですけど天気になってからわーって人が集まって来ました。やっぱりー。/今日はじめは21列で。定価でいいやって思って出したら1,1500円になって。笑い。1,500円で10列ジャンプアップに成功した。ラッキー。笑い。/横浜の夜、360番。超クソ番で。定価でって書いたらDMがたくさん来て。オク出した方がいいかなって。笑い。他の方に決まりましたとか返事して。/最近アンジュルムのリリイベ、アルビ兄さんがやってるんだよ。知ってた? オタクルムは全握でゆっくりに慣れてないから無言になっちゃう。笑い。/自撮り棒で自分たちを写真に収めるキモジジイ二人。/スッゲー並んでるよ。笑い。300はいる。一列だいたい50人として。350人くらい? 笑い。/アンジュルム最近Twitterよく更新するじゃん。武道館来てねって書くじゃん。そうしたら行きたくなるじゃん。その日はゼッタイ説明会入れないようにする。/最近ハロプロ好きなんですよって話するとき真野ちゃん効果スゴくない? 向こうから言ってくる。いたんでしょって。そう真野ちゃんの知名度スゴい!/えー本日たいへん気温が高くなっております。水分をこまめに補給し、体調管理にはお気を付けてお並びください。/アタシいま渋谷勤務なんだけどー、会社の福利厚生で行けるジムにエグザイルの人が来てるらしくて。アタシは見ても分からないんだけど、知らないから。エレベーターとかで会うらしい。/本日のチケットをゆずってください。6日の実力診断のチケットも探しています。インドのバックパッカーじみた風貌と服装の有名な紳士。短パン。半袖Tシャツ。バックパック。後ろで束ねた白髪交じりの長髪。/11時42分、建物の中に入る。/りさまる可愛すぎやろ。今回みんなビジュアルいい。おのみずほの可愛さが限界突破しててやばい。お団子かわいすぎやろ。お団子否定派だったのに、これは好き。/窓口6つ。12時9分、購入完了。小野瑞歩さんの日替わり写真1,000円。小野さんの2L写真B 1,000円。DVD MAGAZINE 2,600円。コレクション生写真500円を2枚。コレ生は二枚とも野村みな美さんやった。別種類の。どんな確率やねん。こうやって揃うと後で交換しやすいかもしれない。/たしか坂口孝則さんの『会社の電気はいちいち消すな』にこういうことが書いてあった。微々たる効果しかないコスト削減の施策を会社が従業員に強いる意味とは、コスト削減そのものではなく、コスト削減の意識を彼らに根付かせることであると。私たちが高価な写真を買うために強いられるこの無駄な待ち時間も、アップフロントが私たちを飼い馴らすのに大いに有効である。

中野から大久保は中央・総武線で5分だ。ソルマリでスペシャルセット1,150円(f----n' hard core)、ランチビール350円、ネパールチャ(アイス)150円。/何かお探しですか? 小野瑞歩さんが欲しくて。出せるのは、この野村さんの二枚なんですけど。えっと小野瑞歩は…。小野瑞歩はそれだな。部下のような紳士が地面に置いてある小野瑞歩さんの二枚を手渡してくる。いいんですか? ありがとうございます。ストリートのディール成立。私の手札を見て、野村ちゃんとつぶやく部下。Hello! Projectでコレクションものの交換の胴元をやっている紳士は向こうから声をかけてくれるし、部下との分業が出来上がっているし、プロ。/時計台の下にいます。真下にいます。ありがとうございます。一応、発送連絡しておきますね。よく見る兄ちゃん。外れの席をオークションで捌いたのだろう。/開演前、Hubert Selby Jr. “Requiem for a Dream”を読むがお腹いっぱいでオネムになってきた。/デブのオジサンしかいない。Berryz工房上がりか。思い出す。Berryzの現場は二回くらいしか行ったことがないけどさ。こんな感じだった。観に来るのはこんなのばっかなのに青春を懸けて取り組んでくれるこぶしファクトリーとつばきファクトリーには頭が上がらない。/鹿島アントラーズのFW興梠慎三さん風の紳士。/昼は9列目。中央付近。双眼鏡がなくても楽しめるくらいの位置。だったけど、暗雲が立ち込めた。14時53分。ジブさん(ZEEBRA)のクルーじみた名前で知られる有名な紳士が目前の席に着く。長身かつ動きが大きいかつ臭いの三拍子。せめて二つにしてくれよ。ゲームのモードが一気にラッパ我リヤの名盤1stアルバム(“SUPER HARD”)になった。/メンズ・エステでこんなのが来たらさ、俺が嬢だったらイヤだよ。サービス・レベルも自ずと落ちる。密着洗体でも密着の度合いを減らすよ。そりゃ。/もう見事なまでに前が見えない。ステージの中央付近は完全に遮られた。双眼鏡なしでもいいかなと思っていたが、こういう状況なので、彼を視界に入れないようにすべく双眼鏡に頼ることにした。前にも書いたことがあるが、双眼鏡の利点は見たいものを拡大することだけじゃなく、見たくないものを見えないようにすること。ステージの右と左に登場したときの小野瑞歩さんを追い続けた。/全員による『超HAPPY SONG』で始まった。/このツアー名KOBOは、こぶし・つばきの両ファクトリーの工房と、二つのグループの攻防という意味が込められていると広瀬彩海さんが説明する。攻防とかけているのか、グループ同士で対決するセグメントがあった。アーム・レスリング。井上玲音さん対岸本ゆめのさん。井上さんの筋肉を見た岸本さん。細マッチョやないかい! こちとらゴリ・マッチョやで! とムキムキの腕を見せつける。伊達に毎日2リットルのペットボトルを持ち歩いてないですよ! と小野瑞歩さん。勝者、岸本さん。直後、ゼッタイ勝利は譲らんない…とこぶしファクトリーの『闇に抜け駆け』が始まる。/つばきファクトリーがカヴァーする、こぶしファクトリーのワックなサンバもどき。しょうもない曲。箸にも棒にもかからない。リアルな奴らのiPodではかからない。なぜこれを何度も披露するのか分からない。大体、サンバと称するならもっと色んなところを出さないとダメだよ。変な意味じゃなくてさ。ほら本場のやり方をリスペクトしないと失礼でしょ。/こぶしファクトリーが『うるわしのカメリア』をカヴァー。イントロでどよめく会場。カメリアの箇所をマグノリアと替えていた。/ナイスガールトレイニー出身の小片リサさん、井上玲音さん、広瀬彩海さんによる『僕らの世代!』。私はナイスガールトレイニーを追ったことはないのだが『僕らの世代!』は野外だか屋上だかで彼女たちが歌っている動画を観たことがある。だからこの曲が始まったときにはじめに思ったのが、YouTubeで観たやつだ! だった。/なあみんな。へそんとこよろしく。という本家・浜浦彩乃さんのお声で始まる『おへその国からこんにちは』。元Hello! Project研修生たちが一堂に会する場で粋な選曲だ。けどな。双眼鏡でちゃんと見てんけど誰一人としておへそを出してへんやないかい。曲のコンセプトを体現せえや。ちゃんとしいや。/井上玲音さんと小野田紗栞さんによる『ね~え?』(松浦亜弥)。/両グループによる『シャララ! やれるはずさ』。昨年夏のハロコンを思い出した。/アンコール後の衣装はグッズのTシャツをアレンジしたものではなく、ちゃんとした衣装だった。白と青のマリン風。おそらく初めて披露された『ひょっこりひょうたん島』。/一位から順に山岸理子さん、浜浦彩乃さん、野村みな美さん、小野瑞歩さん、広瀬彩海さん。浅倉樹々さんが作ったこのランキングは、ルームシェアをしたいメンバー。広瀬さんは、リーダーだから掃除係とかゴミ当番とかを決めて仕切ってくれそう。小野瑞歩さんは笑いのツボが浅いのかいつも笑っているので、一緒にいたら楽しそう。野村みな美さんは料理が得意なので。浜浦彩乃さんはまともにお話をしたことがないので、話してみたい。山岸理子さんはマイペースだから合わせなくてよさそう。理由を言うたびにはいルームシェアしてくださいと言って終わらせる野村みな美さんの雑な司会に笑いが起きる。/トークの度にみんな息が切れている。Juice=Juiceとの差が大きい。Juice=Juiceはもっとハードなセットリストで出ずっぱりでも息が切れない。かつて私はJuice=Juiceを観て℃-uteとの差を感じていた。数年後には新しいグループを観てつばきファクトリーと比べるとまだまだだなと感じるのだろうか。そうなってほしい。

昼公演と夜公演のインターヴァル。キモい中年紳士の博覧会の様相を呈するファミ・マ店内と近辺。ハロコンなんかに比べても来ている人たちの濃さが違う。/宮崎由加さんが原宿のevelynでイベントをやっていたらしい。宮崎さんがデザインした服を買うとチェキが撮れる的な。evelyn入りました? いや厳しいでしょ。今日入ったから余裕っす。笑い。という中年の紳士同士の会話。evelynの袋を脇に置いて時計台の下に座る白髪交じりの老紳士。あれくらいの歳になると子供のためなんだぞっていう感じ、もしくは孫のためなんだぞっていう感じを出すことが出来るから却って買いやすいのかもしれない。実際どうなんだ。飾るのか? 売るのか? 夜の女性にあげるのか?/夜は15列。右側。通路席。/そこ? そう。交換して。やだ。年間のお小遣いが9万円なんだよ。月でしょ。いや年間。月でしょ。いや年間年間。/昼にも観たアントラーズ興梠選手のような紳士。/昼公演では前の紳士が臭かったが、夜は左の紳士が臭いことが決定した。ご愁傷。と思ったところで声をかけられる。すみません。はい。ボクちょうどこのシンメなんですけど。ここに友達がいて。交換しませんか? 視界見てからにしますか。はい。どうですか、あんまり変わんないと思いますが。いいですよ。あ、いいですか? ありがとうございます。ちょっと傘を置いてきたんで。一旦戻ります。はいはい。さっきシンメと言っていたけど一つ前の列だった。14列の8番。前がキチガイとかの罠があるのではないかと危惧したが、杞憂に終わった。こういう席交換は理解できる。隣の紳士が臭かったし、ちょうどよかった。みーたんが右側にいることが多くて、そこはしまったと思ったけど、臭いから逃れられたし、一つ前に行けたので、後悔はしていない。/アイドル現場にあらわれる頻度よりも身体と頭髪と衣服があらわれる頻度が低そうな紳士たち。/開演前、いっちゃんを連呼するあのキチガイさんのかつての勢いを思い出させる熱量でさくらこちゃんと連続でシャウトを発する紳士。/昼よりもぜんぜん視界がいい! よく見えた。ステージの中央付近が見えるか見えないかでは大きく異なる。/こぶしファクトリーによる『うるわしのカメリア』のイントロでまたもどよめき。お前ら昼公演観とらんのかいと思ったが片方だけの人が多かったのかもしれない。私はエグゼ先々行の恩恵で昼も夜も当選しとるけど、普通に応募しとったらこうはいかなかったかもしれないな。/『僕らの世代!』では小片リサさんが目をひく。ダンスの身のこなし。優美さ。キレ。笑顔。/夜の攻防は、万歩計ダンス対決。両陣営から三人ずつが参加。制限時間内に万歩計のカウント数が多い方が勝ち。マイ万歩計で練習したきた、と山岸理子さん。このために走り込んできた、と谷本安美さん。地元じゃ万歩計の桜子と呼ばれていると和田桜子さん。マイペースで行くと野村みな美さん。ティーンエイジャーの美少女たちの口から発せられるマンポという音声。つばきファクトリーのリリース・パーティで衣装のマントが…と言っていたのがある時期からケープに変わっていたのを思い出した。たしか131対125くらいでこぶしファクトリーが勝ち。山岸さんが10点台で足を引っ張った。秋山眞緒さんだったかな、60点台を叩き出していた。こぶしファクトリーは全員が安定して40数点だった。/夜公演のランキングは井上玲音さんが作成。一位から野村みな美さん、浅倉樹々さん、小野瑞歩さん、浜浦彩乃さん、井上玲音さん。世界が滅亡しても最後まで生き残りそうな人。少食そうな人と食べ物をいつも持ち歩いている人を選んだ。井上さん(ご本人)は、運だけで生き残る。浜浦さんはいつもお菓子を持ち歩いている。小野さんは少食そう。そうですか? と小野さんが意外そうに聞くが話を広げない井上さん。あまり深い仲ではないんだなと雰囲気から伝わってきた。研修生で一緒に活動してきた期間もほとんどない(ゼロ?)しね。昼も浅倉さんはちゃんと話したことがないのに浜浦さんとルームシェアがしたいと言っていたし、ランキングにつばきとこぶしのメンバーを均等に入れるようにという大人からの指示があったんだろう。/夜公演における最大の改善点は、昼に比べて二つ目の衣装の布面積が減らされたことである。昼には全員お腹の露出がほぼゼロだった。それが夜になると和田さん以外は(広瀬さんでさえ。数センチではあったが)お腹の肌を見せてくださる衣装になっていた。おへそは浅倉さんがほんのちょっとだけ見せてくださった。布はどんどん減らしてほしい。/コンサートの途中で広瀬彩海さんがHello! Projectの伝説に残るライブがしたいと言って、伝説に残ったんじゃないかと思います的に終盤で回収してはったけど、こういうのはコンサートの最中に自分たちで言うことと違う思うで。/小野瑞歩さんは自身のラインではないときでもよく口を動かす。コンサート最後の“Big dreams”で彼女をずっと観ていたら、一番では歌詞ではなくゆめの! とかのこっち側のチャントを口ずさんでいた。二番では歌詞を口ずさんでいた。握手で聞いてみたい。自分のラインじゃない歌詞における振る舞いについて。こういうときはこうするって自分なりに決めていることがあるのか。そのときの気分なのか。/何の曲かは忘れたが、膝を上げておちゃらけた動きをするときの小野さんが本当に愛らしくて可愛らしくて。大勢がステージにいても、双眼鏡でこの子だけを追いかけたいと思える人がいるのは幸せなことである。