ローソン西武新宿駅北口店 接触レポ
私:(Spotifyの自作プレイ・リスト
essential ctekiを聴きながらコーヒーを飲む。メシアTHEフライ、『鉞-マサカリ-』が流れている。何やら女性が近づいてくる)
女:▒▒▒の方ですか?
私:?(イヤフォンを外す)
女:ゲンムさんですか?
私:違います
そうですって言ったらどうなっていた? まさかのエッチな展開が?(続きを読むには会員登録が必要です)
BLUEGOATSからのLiVS二公演。計三公演のハード・スケジュール。
- BLUEGOATS(新宿Marble)12時半開場、13時開演
- LiVS(下北沢MOSAiC)16時開場、16時半開演
- LiVS(下北沢MOSAiC)19時15分開場、19時45分開演
あんまりこういうことはしたくなかった。疲れるじゃん。東洋医学的に言うと腎が疲弊するじゃん(※)。若くはないんだし(モーニング娘。'17、『
若いんだし!』)。でもこの日を外すと次にBLUEGOATSを観るまでだいぶ間が空きそう。LiVSと重なる。そうなると当然、優先するのはLiVS。BLUEGOATSのツアー初日。千秋楽の8月18日(月)は見事にLiVSのLIQUIDROOM公演と被る。となるとBLUEGOATSのツアーで行けるのは今日だけ。この集団への私の熱量はだいぶ落ちてはいるけど、完全にさようならというわけにはいかない。たまには来ないと。その価値がある。前に観たときにそう思った。
※そういえばさ。ある性に奔放な女性を私はTwitterでフォローしていて。まだ20代半ばなんだけど。最近のツイートを見ると白髪が増えたと書いてあった。セックスのし過ぎて腎が疲弊しているからなんじゃないかと思ってしまった。
今日はコンニチハクリニックさんのお誕生日。二部の公演では生誕企画が行われる。コンニチハクリニックさんにはいつもお世話になっている(シコッているの婉曲表現ではないです。念のため)。圧倒的一位であるミニ・マルコchanに次いで私がチェキを撮る枚数が多いメンバーさん。一回だけ挨拶のつもりで行ったら抜け出せなくなってしまった。お誕生日に何かプレゼントでもあげたいなという気持ちは前からあった。何も買わないまま時間が過ぎて迎えた当日。家を出る前、ちょっと時間があったので久し振りにタッピング瞑想。冒頭で頭に浮かぶアイデア。チャンチーさんにお祝いチェキを書いてもらってコンニチハクリニックさんにプレゼントする。それがいいんじゃないか。BLUEGOATSとLiVSは過去にツー・マン(和製英語)を二度やっている。この二人は前にTwitterで交流していた。
私が初めてBLUEGOATSを観たのが新宿Marbleだった。
2024年2月18日(日)。投げ銭ライブ。そのときと同様、新大久保の淘湘記で高菜毛豆肉沫定食(前はJPY880だった。今はJPY990)を食ってから歩いて会場に向かう。公演中にダイナマイト・マリンさんが言っていたところによるとBLUEGOATSが最も多く立ってきた会場がここなのだという。また、ほんま・かいなさんが新宿生まれということで、思い入れがある土地と会場のようである。かいなさんが新宿という街への思いを語っている最中にフロアの誰かが池袋は?(BLUEGOATSは事務所が池袋にある)と問いかける。池袋は街じゃないと返すかいなさん。
昼夜の二公演。昼はチケット完売。いま検索すると収容人数は150人らしい。既にこの会場では手狭になっているのを実感する。成長して服が入らなくなってきた感じ。英語で言うとoutgrowしている。
2024年2月18日(日)のときの記事を読み返すとよく分かる。この一年と数ヶ月でのBLUEGOATSの急加速、急成長。何から何まで全然違う。打ち出す音楽性が明確になって、フロアのノリが確立して、客がどんどん増えて。メンバーさんの基本給も二万円だったのが五万円になっている。終演後の物販が始まってすぐ、釣り銭がなくなったという場内アナウンス。たくさん用意したんですけどなくなりましたと開き直る三川さん(事務所社長)。売上規模の拡大に追いつき切れていない現場。人が溢れてしまって、終演後にステージで特典会をやるのもちょっと無理があるくらいの動員規模。チェキ券のまとめ出しも不可(複数所持している場合は一枚使う毎に並び直す)。
このツアーのチケット販売開始が5月7日(水)の21時。私は12分後に購入。一般の25番(一般の前にVIPチケットがある)。フロアに入った時点で既に6割くらい埋まっている感覚。メンバーさんはあまり見えない。この会場と動員の規模だとダンスを見せるのは無理だね。いわゆる青春パンク路線に舵を切る前のBLUEGOATSだともっとスタンダードなアイドルのようにダンスを見せる意思があったと思う。今のBLUEGOATSはそういう感じじゃない。歌を聴かせる、というより会場全体で一緒に歌うことに特化している。メンバーさんも台に乗ってぐわーってステージから乗り出してくる。パフォーマンスのスタイルそのものを、希求する音楽性とフロアの状態に合わせて変化させている。だからフロア後方にいてもステージ上の何かを見逃している感じがなくて、ストレスはない。ほんま・かいなさんが公演中に何度も両手を帽子のつばのように目の上にやって、フロアの一人一人をくまなく見ようとしているのが可笑しかった。
これは本物の音楽。先日のカス対バンでフェイクな集団をいくつも観てきただけになおさら沁みる。でも何かエンジンがかかり切らない。こういう日もある。自分の体調の問題だろう。こここ最近の急激な気温と湿度の上昇。三日前のLiVS定期公演では感じなかったが、疲れているのは間違いない。
BLUEGOATSを観るのは今年に入って三回目。この頻度だと、いつもYouTubeで観ている人たちだという新鮮な気持ちがまだ残る。現場にはあまり来ていないがYouTubeは毎回観ている。動画によっては繰り返し何度も。ちなみにBLUEGOATS以外だと最近の私がよく観ているチャンネルは
などである。
特典会。チャンチーさん。久し振り。
ワンマンライブぶりだよね? と言ってくれる。そこまで覚えてくれているんだ。私はBLUEGOATSの序列を落として意図的に現場を減らしているので、ちょっと申し訳なくなった。本日がコンニチハクリニックさんのお誕生日で、彼女にプレゼントするためにチェキの宛名とメッセージを書いてほしい旨を伝えると快く協力してくれた。チャンチーさん、ありがとう。前にTwitterでやり取りしてたじゃん。その後、交流はあるの? と聞いたら首を横に振って、ウチ陰キャだから……と言っていた。コンクリはめっちゃ陽キャだよねと私。ね、スゴいよね。
下北沢MOSAiC。LiVS。今日の企画は、雨降って地固まる。一部が「雨降って」。二部が「地固まる」に分割。一部では入場時に配布される雨合羽を我々が着用。二部ではフロアでの我々の立ち位置が固定。こういう企画系の公演は、やけに人が少ないときがある。一部がそうだった。平日の定期公演と同じくらいかそれよりも少なかったかもしれない。企画そのものが原因なのか、何なのか。二列目の左端で観た。雨合羽(本当に防水機能があるのか疑わしいくらいペラッペラ。ちょっと力を入れて引っ張ると敗れる)は通気性が悪く汗をかいた。以前
サウナ・スーツを着用して観る公演があったけどそれに近かった。
この公演のハイライトはとにかくコンニチハクリニックさんの金髪。無予告。登場時にまだ照明が暗い状態でも明らかに様子が違うのが分かった。フロアがざわめいた。めちゃくちゃ似合っている。目を奪われる。
特典会。コンニチハクリニックさん。前の記事で書き忘れていたけど、彼女は先日のトーク・ショウで英会話教室に二年間通っていたと言っていた。この間の特典会でI saw the talk show on Monday on Twitcast, and…と英語で話しかけてみた。すると「ノーノー!」と「アイム・コンニチハクリニック!」の二パターンのごり押しで私が次の一言を発するのを遮ってきた。今日も英語で話すように振ってくるのでHappy Birthday!と言うと「アイム・コンニチハクリニック!」と即答してきた。定番の流れみたいになって可笑しかった。チャンチーさんからのチェキを見せると喜んでくれた。
ミニ・マルコchan。私が着ているリッツのteeを見て、あれ、リッツってなんだっけ…。説明すると、リッツがビスケットで…。そう。塩がかかってて。チョコは…。リンツ? そう、リンツ! 私リンツを高校生のときによく食べてた。その流れで、最近(マルコchanは)ドーナツとか食べてるじゃん。うん。でもまだ大丈夫だね。まだ大丈夫。でもそろそろ気を付けないとやばいかも。わたし昨日ね、友達の誕生日を祝うために銀座でお肉を食べたの。結構高くて…。(ステーキ? と聞く私。)焼肉。なんだっけ……熟成肉の。しかも焼肉のあとにジェラート食べた。的なやり取りをした。
二部公演。入場すると床に紐でマス目状の仕切りが作られている。特に説明はないが、この枠から出るなということだと理解。コンニチハクリニックさんの支持者たちがJPY10,000のチケットを購入し前方を固めている。彼らとコンニチハクリニックさんのための公演。私は無理に前の方のマスを取らず、後ろの方で観ることに。
途中まで企画の趣旨がよく理解できていなかった。ひざまずくことを強いられたときと同じように、何らかの厳しい制約に縛られることで逆説的にその制約がない状態の喜びを再発見するということかと思っていた。しかし終盤に近付くにつれ、ようやく腑に落ちてきた。この公演の肝はルールを守ることではなく、破ることだった。いたずらに破ればいいわけでもなく、誰かが破っているからどさくさに紛れて自分も破るのではなく、そんなルールよりも大切なことがあるんだと気付くこと。ルールを破ってでもオキニにケチャしに行きたいと思えるだけの、内なる情熱を呼び覚ますこと。それがこの公演の本質だった。
公演も後半になるにつれ、持ち場のマスを無視してケチャしに前に突っ込んでいく紳士たちが続出。それを見ても、最初は気乗りしなかった。赤信号みんなで渡れば怖くないの論理で便乗して前に行くのはちょっと違う。でも退場者(自分の位置から離れると退場し上のロビーでしばらく待機していないといけない)が続出し、フロア前方がスカスカになっていくにつれ、マルコchanにこう問いかけられているような気がしてきた。ねえ、動いたらダメですって言われたら私のところに来ないの? あなたの私に対する気持ちはその程度なの? あるタイミングで、勝手に身体が動いた。ここで行かないなら男じゃねえ。単騎で向かう最前中央。マルコchanにケチャ。トントンと肩を叩かれるのを感じる。振り向くとSuzukiさん。退場処分。それは勲章だった。
今日のチェキ撮影を担当したのは初めて見る二人の紳士たち。特にマルコchanを担当していた方は本当に酷かった。お金を取っていい水準ではなかった。二枚出しているのに一枚で終わらせようとするし、出来上がったうちの一枚を見たら右半分が空白になっているし(さすがにそれは撮り直してもらった)。他の紳士にそのことを話すとその方も(特典会の)時間も短かったような……と首を傾げていた。Twitterに流れてきた他の方々のチェキを見ても明らかにうまく撮れていない。往年の光井愛佳さん(モーニング娘。)なら「練習してきたん?」と激詰めしていたであろう。チェキ撮影者としてのササガワさんが恋しくなるレヴェル(シャングリラの対バンを最後に現場で氏の姿を見ない。Twitterアカウントは消え、Instagramアカウントも鍵がかかっているらしい。ちょっと気掛かりである)。コンニチハクリニックさんのお誕生日という記念すべき日にこのような未経験者を雇い、ロクにトレーニングも施さないまま現場に放り出したLiVS運営(Suzukiさん?)の判断は残念である。こっちは一枚撮るのにJPY2,200払っていることを忘れないでほしい。撮り直しになったことでマルコchanと余分に接触が出来、今度はちゃんと撮れているか確認するためにマルコchanがチェキを私のお腹に当ててくれた(温めると早く絵が浮かぶ)ので今回は許す。ただ、イヤな思いをするのが目に見えていたので(それだけが理由じゃないけどね)、特典会に行くのは一部だけにして、二部は公演が終わったらそのまま帰った。